桐原書店 NHK語学番組の人気講師、大西泰斗氏、ポール・マクベイ氏による新文法参考書、2冊刊行
[16/10/11]
提供元:PRTIMES
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――「使える英語」を目指す新大学入試に対応
検定教科書や学習参考書の出版を手がける株式会社桐原書店(本社:東京都新宿区 代表:斉藤 智、以下 桐原書店)は、『一億人の英文法』(東進ブックス)、NHK Eテレ「しごとの基礎英語」などで人気の東洋学園大学教授大西泰斗氏と、麗澤大学教授ポール・マクベイ氏を編著者に迎え、「使える英語」を目指す新大学入試に対応した、高校生向けの新しい参考書を刊行する。
□『総合英語FACTBOOK これからの英文法』 2017年春刊行予定
「聞く・読む」から「話す・書く」まで、英語を実用的に使いこなすためのシステムをわかりやすく解説した文法参考書。
□『英語表現 SENSE 伝えるための重要表現』 2017年秋刊行予定
「話す」「書く」に重要な表現を厳選して収録。表現のイメージと感覚を理解することで、スムーズな実用につなげる表現集。
※学校専用教材です。先生を通じてのみご注文をお受けします。
PROFILE
大西泰斗(おおにし ひろと)
筑波大学大学院文芸言語研究科博士課程修了。英語学専攻。オックスフォード大学言語研究所客員研究員を経て、現在東洋学園大学教授。
Paul Chris McVay(ポール・クリス・マクベイ)
オックスフォード大学MA(修士号)を取得後、英国、オーストラリア、スペインで語学教育に携わる。現在麗澤大学教授。
[画像: http://prtimes.jp/i/15744/3/resize/d15744-3-781010-0.jpg ]
◆大西泰斗氏のメッセージ
現在、英語教育の関心は「話すこと・書くことのできる英語力」に向かっています。これまで学校英語教育は、「聞く・読む」に関しては一定の成果を上げてきましたが、特に「話す」については改善の余地を大きく残しています。
今回の2冊は、「聞く・読む」にとどまらない「話す・書く」ための文法・表現力に向けて大きな一歩を踏み出す内容となっています。
◆目前に迫った大学入試の抜本的な改革
2020年度、「大学入試センター試験」(以下、センター試験)に代わる新たな試験、「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」(以下、評価テスト)が実施される予定である。「評価テスト」の大きな特徴は、「知識・技能」を単独で評価するのではなく、「知識・技能」を活用した「思考力・判断力・表現力」を中心に評価することにある。
「英語」においては、社会のグローバル化が進む中で「真に使える英語」を身につけることが重要であるため、「聞く」「読む」能力の評価が中心だった「センター試験」から、「評価テスト」では「話す」「書く」も含めた4技能の評価へと、出題内容が変更される。
文部科学省は、民間の資格・試験との連携も検討している。
従来型の学習では対策が不十分であることは明らかであり、新たなソリューションが求められる。授業での日常学習のみならず、「評価テスト」や民間試験にも対応できる「真に使える英語」を獲得するための最適な学習アプローチ、その方法論を書籍化するのが、『総合英語FACTBOOK』であり、『英語表現 SENSE』である。
◆新学習指導要領の方向性
現在審議中の次期学習指導要領は、2020年度から小学校で順次実施され、高等学校は、2022年度から年次進行での実施となる。中間まとめによると、改訂の大きな方向性は、「学びに向かう力・人間性の涵養」「生きて働く知識・技能の習得」「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成」、つまりは「新しい時代に必要となる資質・能力の育成と学習評価の充実」であり、その理念のもと、各教科の科目内容が検討されている。
高等学校の英語では、現状認識として、生徒の英語力について、特に「話すこと」と「書くこと」の能力や、統合型の言語活動に課題があるとし、発信力の弱さを挙げている。
このことを受け、次期学習指導要領では、「聞くこと」「読むこと」「話すこと」「書くこと」の統合型の科目を核とし、発信能力の育成を強化することによって、思考力・判断力・表現力を高めることを目標に設定している。
今回刊行する2冊は、編著者のメッセージにあるように、まさに英語による発信力を涵養するためのものであり、英語教育の大きな転換を先取りした内容になっている。
◆桐原書店 代表取締役社長 斉藤 智より
これまでの文法参考書は、いわゆる「受験英語」で必要な知識の網羅性を優先しているため、英語を「話す」、実用で「使う」という英語学習者の真の要望に応えるものはほとんどなく、その学習効果も「理解できても使えない」「訳せても話せない」という非常に限定されたものでした。私たちが提供したかったのは、これで学習すれば英語を話せるようになる、使えるようになるという、まさに「これからの英文法」です。この『FACTBOOK』と『SENSE』というふたつの参考書の刊行が、日本人英語学習者にとって大きな朗報になることを確信しています。
◆商品概要
『総合英語FACTBOOK これからの英文法』(20522-4)
大西泰斗、ポール・マクベイ編著
A5判 352頁(予定) 税込定価1,620円[本体1,500円](予価)
付属品 暗唱文例集・音声データダウンロード・学習アプリ
編著者より
これまでの英語学習が表現力に結実しなかった大きな理由は、そのための必須学習事項 -語順- についての基礎知識が欠けていたからです。本書では、これまでの文法学習項目を忠実に踏襲しつつ、さらに語順解説を加えました。また、文法項目の機械的な羅列を可能な限り避け、学習者の「なぜ」に答える内容になっており、実用に向けての十分な文法システム理解を促すことができます。授業での解説、演習問題を理解・補強するための最適な教材であるといえます。
『英語表現 SENSE 伝えるための重要表現』(20532-3)
A5判 200頁(予定) 税込定価1,188円[本体1,100円](予価)
付属品 音声データダウンロード・学習アプリ
編著者より
「話す」「書く」ためには文法理解だけではなく、表現学習も変わらねばなりません。従来の表現理解は、ほぼ「日本語訳」に留まっており、実用レベルの深い理解が得られているとは言いがたい状況にあります。『総合英語FACTBOOK』に続けて刊行する『英語表現SENSE』では、実用能力の根幹となる重要表現について、一般の辞書のような日本語訳の列挙に終わらない、ニュアンスに至る解説を施します。本書により、より自然な表現の使用が可能になります。これからの英語力とは「聞く・読む」はもちろん、「話す・書くことのできる英語力」です。
■株式会社桐原書店について
本社所在地:東京都新宿区西新宿4-15-3 住友不動産西新宿ビル3号館
代表者:代表取締役 斉藤 智
設立:1967(昭和42)年12月
事業内容:検定教科書や学習参考書などの出版
ウェブサイト:http://www.kirihara.co.jp/
■このお知らせに関するお問い合わせ:
株式会社桐原書店 サポート課
publisher.jp@kirihara.co.jp
検定教科書や学習参考書の出版を手がける株式会社桐原書店(本社:東京都新宿区 代表:斉藤 智、以下 桐原書店)は、『一億人の英文法』(東進ブックス)、NHK Eテレ「しごとの基礎英語」などで人気の東洋学園大学教授大西泰斗氏と、麗澤大学教授ポール・マクベイ氏を編著者に迎え、「使える英語」を目指す新大学入試に対応した、高校生向けの新しい参考書を刊行する。
□『総合英語FACTBOOK これからの英文法』 2017年春刊行予定
「聞く・読む」から「話す・書く」まで、英語を実用的に使いこなすためのシステムをわかりやすく解説した文法参考書。
□『英語表現 SENSE 伝えるための重要表現』 2017年秋刊行予定
「話す」「書く」に重要な表現を厳選して収録。表現のイメージと感覚を理解することで、スムーズな実用につなげる表現集。
※学校専用教材です。先生を通じてのみご注文をお受けします。
PROFILE
大西泰斗(おおにし ひろと)
筑波大学大学院文芸言語研究科博士課程修了。英語学専攻。オックスフォード大学言語研究所客員研究員を経て、現在東洋学園大学教授。
Paul Chris McVay(ポール・クリス・マクベイ)
オックスフォード大学MA(修士号)を取得後、英国、オーストラリア、スペインで語学教育に携わる。現在麗澤大学教授。
[画像: http://prtimes.jp/i/15744/3/resize/d15744-3-781010-0.jpg ]
◆大西泰斗氏のメッセージ
現在、英語教育の関心は「話すこと・書くことのできる英語力」に向かっています。これまで学校英語教育は、「聞く・読む」に関しては一定の成果を上げてきましたが、特に「話す」については改善の余地を大きく残しています。
今回の2冊は、「聞く・読む」にとどまらない「話す・書く」ための文法・表現力に向けて大きな一歩を踏み出す内容となっています。
◆目前に迫った大学入試の抜本的な改革
2020年度、「大学入試センター試験」(以下、センター試験)に代わる新たな試験、「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」(以下、評価テスト)が実施される予定である。「評価テスト」の大きな特徴は、「知識・技能」を単独で評価するのではなく、「知識・技能」を活用した「思考力・判断力・表現力」を中心に評価することにある。
「英語」においては、社会のグローバル化が進む中で「真に使える英語」を身につけることが重要であるため、「聞く」「読む」能力の評価が中心だった「センター試験」から、「評価テスト」では「話す」「書く」も含めた4技能の評価へと、出題内容が変更される。
文部科学省は、民間の資格・試験との連携も検討している。
従来型の学習では対策が不十分であることは明らかであり、新たなソリューションが求められる。授業での日常学習のみならず、「評価テスト」や民間試験にも対応できる「真に使える英語」を獲得するための最適な学習アプローチ、その方法論を書籍化するのが、『総合英語FACTBOOK』であり、『英語表現 SENSE』である。
◆新学習指導要領の方向性
現在審議中の次期学習指導要領は、2020年度から小学校で順次実施され、高等学校は、2022年度から年次進行での実施となる。中間まとめによると、改訂の大きな方向性は、「学びに向かう力・人間性の涵養」「生きて働く知識・技能の習得」「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成」、つまりは「新しい時代に必要となる資質・能力の育成と学習評価の充実」であり、その理念のもと、各教科の科目内容が検討されている。
高等学校の英語では、現状認識として、生徒の英語力について、特に「話すこと」と「書くこと」の能力や、統合型の言語活動に課題があるとし、発信力の弱さを挙げている。
このことを受け、次期学習指導要領では、「聞くこと」「読むこと」「話すこと」「書くこと」の統合型の科目を核とし、発信能力の育成を強化することによって、思考力・判断力・表現力を高めることを目標に設定している。
今回刊行する2冊は、編著者のメッセージにあるように、まさに英語による発信力を涵養するためのものであり、英語教育の大きな転換を先取りした内容になっている。
◆桐原書店 代表取締役社長 斉藤 智より
これまでの文法参考書は、いわゆる「受験英語」で必要な知識の網羅性を優先しているため、英語を「話す」、実用で「使う」という英語学習者の真の要望に応えるものはほとんどなく、その学習効果も「理解できても使えない」「訳せても話せない」という非常に限定されたものでした。私たちが提供したかったのは、これで学習すれば英語を話せるようになる、使えるようになるという、まさに「これからの英文法」です。この『FACTBOOK』と『SENSE』というふたつの参考書の刊行が、日本人英語学習者にとって大きな朗報になることを確信しています。
◆商品概要
『総合英語FACTBOOK これからの英文法』(20522-4)
大西泰斗、ポール・マクベイ編著
A5判 352頁(予定) 税込定価1,620円[本体1,500円](予価)
付属品 暗唱文例集・音声データダウンロード・学習アプリ
編著者より
これまでの英語学習が表現力に結実しなかった大きな理由は、そのための必須学習事項 -語順- についての基礎知識が欠けていたからです。本書では、これまでの文法学習項目を忠実に踏襲しつつ、さらに語順解説を加えました。また、文法項目の機械的な羅列を可能な限り避け、学習者の「なぜ」に答える内容になっており、実用に向けての十分な文法システム理解を促すことができます。授業での解説、演習問題を理解・補強するための最適な教材であるといえます。
『英語表現 SENSE 伝えるための重要表現』(20532-3)
A5判 200頁(予定) 税込定価1,188円[本体1,100円](予価)
付属品 音声データダウンロード・学習アプリ
編著者より
「話す」「書く」ためには文法理解だけではなく、表現学習も変わらねばなりません。従来の表現理解は、ほぼ「日本語訳」に留まっており、実用レベルの深い理解が得られているとは言いがたい状況にあります。『総合英語FACTBOOK』に続けて刊行する『英語表現SENSE』では、実用能力の根幹となる重要表現について、一般の辞書のような日本語訳の列挙に終わらない、ニュアンスに至る解説を施します。本書により、より自然な表現の使用が可能になります。これからの英語力とは「聞く・読む」はもちろん、「話す・書くことのできる英語力」です。
■株式会社桐原書店について
本社所在地:東京都新宿区西新宿4-15-3 住友不動産西新宿ビル3号館
代表者:代表取締役 斉藤 智
設立:1967(昭和42)年12月
事業内容:検定教科書や学習参考書などの出版
ウェブサイト:http://www.kirihara.co.jp/
■このお知らせに関するお問い合わせ:
株式会社桐原書店 サポート課
publisher.jp@kirihara.co.jp