社会起業家ディヴィド・グリーン講演会「心の資本主義:Empathic Capitalism」
[16/06/27]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
B.O.P.(最貧困層)に先進国並みの医療を届ける仕組みを創った社会起業家が来日、講演会と対話を行います。
B.O.P.(最貧困層)の人々に先進国並みの医療を届ける仕組みを作った社会起業家ディヴィド・グリーン。受益者は北米、南米、アフリカ諸国、南アジアに5億人を超えます。
一般社団法人アショカ・ジャパン(東京都渋谷区、代表理事・渡邊奈々)は、.O.P.(最貧困層)の人々に先進国並みの医療を届ける仕組みを作った社会起業家ディヴィド・グリーン(2001年選出アショカ・フェロー)を招き、講演会を開催いたします。
[画像1: http://prtimes.jp/i/16100/3/resize/d16100-3-922051-0.jpg ]
世界人口の大半を占める貧困層に適切な医療が届けられない現状に対し、「心の資本主義:Empathic Capitalism」を提唱するグリーンは、1992年、Aurolab(オーロラブ)社を起業し、先進国並みの医療を、BOP(Bottom of the Pyramid)人口、つまり世界人口の90%に当たる極端に貧しい人たちに届けるスキームの開発に取り組みました。具体的には、インドをはじめとする途上国の失明の最大の原因である白内障を患う人たちに先進国並みの外科手術を先進国の2%程度の治療費で提供する仕組みです。インド政府が彼らに提供する無償の医療サービスは驚くほど低いレベルで、ほとんどの人たちが、まともな医療や薬品の恩恵にあずかることが出来ません。
寄付と政府に頼っている限り、問題の解決はないと判断したグリーンは、具体的な値段設定として患者の収入に応じて設定する三段階の手術費用システムを導入。約半分の患者が「無償」、35%が「実費の3分の2」、約18%が「実費を上回る値段」を支払います。オーロラブ社が提携したインドのアラヴィンド眼科病院は4000床を持ち、安価な眼内レンズの開発により年間22万ほどの手術を行う世界最大の眼科病院となりました。病院には35%〜40%の利益がもたらされ、寄付に頼らない独立経営が成り立っています。このモデルには,高収入の患者の贅沢な部屋の入院料金、症例を増やすための外科医師による無償の手術などいくつかのイノヴェーションによって成り立っています。
このモデルを導入した眼科病院はインドの他に、ノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス氏がグリーンに依頼して実現した、バングラデシュに8軒、ネパールやケニア、南米のエルサルバドルやガテマラ、エジプト、メキシコなどに渡り、これまでに白内障手術を受けた最貧困層の患者数は、世界で5億人に達しています。
[画像2: http://prtimes.jp/i/16100/3/resize/d16100-3-784382-1.jpg ]
さらに1998年には、オーロラブ社で眼科外科手術用のナイロンの縫糸と眼科用縫い針の製造を開始,価格破壊も実現した他、2003年には、安価で優れた質の最新式デジタル補聴器の生産を始めました。補聴器の価格は,欧米と同じ質の高い製品の販売額を、約10分の1にすることを実現しました。2016年現在、米国、カナダ、メキシコ、テマラ、グアドミニカ共和国、パラグアイ、ナイジェリア、南アフリカ、インドなどが市場であり、さらなる拡大を続けています。
今回の4年ぶりとなる日本での公演は最新の活動報告のほか、これまでの取り組みとそのインパクトについて紹介してもらいます。フロアとの対話も行われるので、ぜひ奮ってご参加ください。
日時:201年7月11日(月)19:00-21:00(開場:18:30)
会場:公益財団法人日本財団内会議室(受付は1階となります)
住所:東京都港区赤坂1丁目2番2号日本財団ビル
アクセス方法:http://www.nippon-foundation.or.jp/who/about/access/
募集人数:110名(先着順)
参加費 : ¥3000 *当日現金で受け付けます。
イベント詳細:http://japan.ashoka.org/node/2589
イベントチラシデータはダウンロードできます:http://prtimes.jp/a/?f=d16100-20160627-5152.pdf
B.O.P.(最貧困層)の人々に先進国並みの医療を届ける仕組みを作った社会起業家ディヴィド・グリーン。受益者は北米、南米、アフリカ諸国、南アジアに5億人を超えます。
一般社団法人アショカ・ジャパン(東京都渋谷区、代表理事・渡邊奈々)は、.O.P.(最貧困層)の人々に先進国並みの医療を届ける仕組みを作った社会起業家ディヴィド・グリーン(2001年選出アショカ・フェロー)を招き、講演会を開催いたします。
[画像1: http://prtimes.jp/i/16100/3/resize/d16100-3-922051-0.jpg ]
世界人口の大半を占める貧困層に適切な医療が届けられない現状に対し、「心の資本主義:Empathic Capitalism」を提唱するグリーンは、1992年、Aurolab(オーロラブ)社を起業し、先進国並みの医療を、BOP(Bottom of the Pyramid)人口、つまり世界人口の90%に当たる極端に貧しい人たちに届けるスキームの開発に取り組みました。具体的には、インドをはじめとする途上国の失明の最大の原因である白内障を患う人たちに先進国並みの外科手術を先進国の2%程度の治療費で提供する仕組みです。インド政府が彼らに提供する無償の医療サービスは驚くほど低いレベルで、ほとんどの人たちが、まともな医療や薬品の恩恵にあずかることが出来ません。
寄付と政府に頼っている限り、問題の解決はないと判断したグリーンは、具体的な値段設定として患者の収入に応じて設定する三段階の手術費用システムを導入。約半分の患者が「無償」、35%が「実費の3分の2」、約18%が「実費を上回る値段」を支払います。オーロラブ社が提携したインドのアラヴィンド眼科病院は4000床を持ち、安価な眼内レンズの開発により年間22万ほどの手術を行う世界最大の眼科病院となりました。病院には35%〜40%の利益がもたらされ、寄付に頼らない独立経営が成り立っています。このモデルには,高収入の患者の贅沢な部屋の入院料金、症例を増やすための外科医師による無償の手術などいくつかのイノヴェーションによって成り立っています。
このモデルを導入した眼科病院はインドの他に、ノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス氏がグリーンに依頼して実現した、バングラデシュに8軒、ネパールやケニア、南米のエルサルバドルやガテマラ、エジプト、メキシコなどに渡り、これまでに白内障手術を受けた最貧困層の患者数は、世界で5億人に達しています。
[画像2: http://prtimes.jp/i/16100/3/resize/d16100-3-784382-1.jpg ]
さらに1998年には、オーロラブ社で眼科外科手術用のナイロンの縫糸と眼科用縫い針の製造を開始,価格破壊も実現した他、2003年には、安価で優れた質の最新式デジタル補聴器の生産を始めました。補聴器の価格は,欧米と同じ質の高い製品の販売額を、約10分の1にすることを実現しました。2016年現在、米国、カナダ、メキシコ、テマラ、グアドミニカ共和国、パラグアイ、ナイジェリア、南アフリカ、インドなどが市場であり、さらなる拡大を続けています。
今回の4年ぶりとなる日本での公演は最新の活動報告のほか、これまでの取り組みとそのインパクトについて紹介してもらいます。フロアとの対話も行われるので、ぜひ奮ってご参加ください。
日時:201年7月11日(月)19:00-21:00(開場:18:30)
会場:公益財団法人日本財団内会議室(受付は1階となります)
住所:東京都港区赤坂1丁目2番2号日本財団ビル
アクセス方法:http://www.nippon-foundation.or.jp/who/about/access/
募集人数:110名(先着順)
参加費 : ¥3000 *当日現金で受け付けます。
イベント詳細:http://japan.ashoka.org/node/2589
イベントチラシデータはダウンロードできます:http://prtimes.jp/a/?f=d16100-20160627-5152.pdf