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アナフィラキシー啓発メディアセミナー食物アレルギー児の母親でモデルの長谷川理恵さんが登壇

〜アレルギー発症のきっかけを振り返り、アドレナリン自己注射薬*を初めて知ったオーストラリアでの経験を明かす〜




マイランEPD合同会社(本社:東京都港区、社長:本田 明彦、以下「マイラン」) は2月21日、入園・入学をテーマに「アナフィラキシー啓発メディアセミナー」を開催しました。食物アレルギーを持つ子どもとその保護者が、4月から安心して園や学校で生活ができるように必要な知識や備えについて、医師・佐藤先生、教職員・廣瀬さん、モデルで食物アレルギー児の母親・長谷川さんが、それぞれの立場から講演しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/16151/3/resize/d16151-3-381368-0.jpg ]

本セミナーではまず、アレルギー専門医である国立病院機構相模原病院の佐藤さくら先生が、「学校生活管理指導表」の説明や、給食で注意すべきことを講演しました。また、食物アレルギーに関わる全ての人を支えるスマホアプリ「マイエピ」を紹介しました。その後、調布市教育委員会 教育部 廣瀬郷様が登壇し、教育現場での適切な対応や教職員の立場からみた保護者に伝えたいポイントを解説。調布市は、2012年12月に粉チーズ入りのチヂミを食べた食物アレルギーによる死亡事故が発生して以来、ガイドラインや学校生活管理指導表の活用により事故防止と緊急対応に積極的に取り組んでいることで知られています。

長谷川理恵さん「園や学校でもアドレナリン自己注射薬の使い方が当たり前に知られていたら安心」
トークセッションでは、長男(小学校1年生)が卵と牛乳のアレルギーを持つ長谷川理恵さんが、食物アレルギー児の母として登壇しました。長男のアレルギーに気が付いたきっかけについて聞かれると、「息子が1歳の時、ヨーグルトを一口食べたら咳が出始め、顔がパンパンに腫れました。また、卵かけごはんを友達から一口もらった時も、すぐに嘔吐し顔がパンパンに腫れ、長男のアレルギーとその原因に気が付きました」と当時を振り返りました。長谷川さんの長男は5歳くらいから、牛乳と卵を少しずつ食べられるようになりました。これに対して佐藤先生は、「乳幼児期(6歳以下)に発症した場合は、8〜9割はよくなると言われているので長谷川さんのお子さまも食べられるようになったのではないか」と補足しました。

入園・入学にまつわる経験について長谷川さんは、3歳の時に長男がオーストラリアの保育園に通い始めた時、お隣の子のヨーグルトを一口食べてしまい、アレルギー反応が出たエピソードを紹介。その時に、園の先生から「アドレナリン自己注射薬は持っていないか?」と聞かれ、アドレナリン自己注射薬の存在を初めて知りました。「息子に何かあったときの為に、家族だけでなく、通っている園や学校の人たちにも、アドレナリン自己注射薬の存在や使い方が当たり前のように知られていたら、もっと安心できると思います」とコメントしました。
また、長谷川さんは2月17日より提供開始となったスマートフォン向けアプリ「マイエピ」を実際に使用した感想を話しました。長谷川さんは、「もっと早く『マイエピ』のようなものがあれば良かった、というのが正直な感想です。アプリ内でレシピをみられることがとても画期的だなと思いました。」とコメント。佐藤先生は、「『マイエピ』にはノート機能もあり、この機能を使えば、いつ、どんな症状が出たのかなどを写真も一緒に記録できるので、必要な情報を正確にわかりやすくお医者さんに共有でき、コミュニケーションが取れます。」と説明しました。
長谷川さんは最後に、「うちの子供の場合、周りに食物アレルギーを持っている友達が多く、アレルギー対応をしてくれるお店の情報や学校での対応、アレルギー症状が発症した際の対応について、都度シェアすることが出来たのがとても心強かったです。このように、周囲の方が食物アレルギーを特別という目でみず、学校側をはじめ多くの方に理解をしてもらえると有難く思います。また、私はヴィーガンのパティシエという立場から、アレルギーの子も、そうでない子も一緒に食べることを楽しめる機会が増えていけばと思います。」とコメントし、会を締めくくりました。
*アドレナリン自己注射薬とは、アナフィラキシーがあらわれたときに使用し、医師の治療を受けるまでの間、症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤です。

<セミナーの様子>

[画像2: https://prtimes.jp/i/16151/3/resize/d16151-3-204745-1.png ]


■アナフィラキシー啓発メディアセミナー概要
日時 : 2020年2月21日(金) 13:00〜14:00
会場 : ベルサール東京日本橋 (東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー)
主催 : マイランEPD合同会社

<参考情報>
■スマートフォン向けアプリ「マイエピ」とは
「マイエピ」は、アレルギーやアナフィラキシーに関する医学的に正しい情報を提供するほか、アナフィラキシー補助治療剤(アドレナリン自己注射薬:エピペン)の適正使用を促進する国内初のアプリです(患者さん・ご家族向けページ限定)。医学的な正確性を担保するため、アレルギー専門医である国立病院機構相模原病院の佐藤さくら先生が監修しました。
【アプリケーション概要】
アプリ名:
 マイエピ
公開日:
 2020年2月17日
対応プラットフォーム:
 iOS/Android
ご利用方法:
 スマートフォンでApp StoreまたはGoogle Playにアクセスし「マイエピ」を検索するか、
 下記のアドレスにアクセスしてダウンロードしてください。

App Store:
 https://itunes.apple.com/jp/app/id1493874335?mt=8
Google Play:
 http://play.google.com/store/apps/details?id=com.mylan.myepi

詳細はこちらのリリースをご確認ください:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000016151.html

監修の佐藤先生コメント
アナフィラキシーは、重症化すると死に至る可能性もある一刻を争う病態です。特に食物や蜂毒のアナフィラキシーでは、自宅や学校、外出先での食事や野外での作業中などに発現します。一度でもアナフィラキシーを発現したことがある方や、少量のアレルゲン摂取で強いアレルギー症状が誘発される方などは、事前に医師にご相談しておくと良いでしょう。一方で、アナフィラキシー補助治療剤を携帯していたにも関わらず、未使用のまま病院へ搬送されてくる場合もあり、治療薬に対する正しい理解の普及も大切です。「マイエピ」を通じて患者さまやご家族の方がアナフィラキシーについて正しい知識を持ち、使用期限内の治療薬を日頃から携帯できるようになることで、アナフィラキシー治療に貢献できることを期待します。

■アナフィラキシーとは
アナフィラキシーとは、アレルギーの原因物質に触れる、あるいは食べたり飲んだりした後に、数分から数時間以内に複数の臓器や全身にあらわれる激しい急性(即時型)のアレルギー反応です。アナフィラキシーによって血圧の低下や意識障害などを引き起こし、ショック状態に至ることがあり(アナフィラキシー・ショック)、場合によっては、生命を脅かすことがあります。

【マイラン製薬株式会社およびマイラン EPD 合同会社について】
マイラン製薬株式会社およびマイランEPD合同会社は、グローバル医薬品企業マイランの日本法人です。
マイラン製薬株式会社はジェネリック医薬品のリーディングカンパニーとして、マイラン EPD 合同会社は消化器系、呼吸器系、感染症領域、ウイメンズヘルスの領域を中心に事業を展開しています。詳しくはホームページをご覧ください。www.mylan.co.jp
マイランは、グローバル医薬品企業として 70 億の人々に高品質な医薬品をお届けするというミッションのもと、ヘルスケア分野で新しいスタンダードを確立することに取り組んでいます。7,500 以上の製品ポートフォリオを有し、抗レトロウイルス医薬品は世界中で HIV/AIDS 患者さんの約 40%に使用されています。165以上の国と地域で製品を販売し、世界有数の原薬製造会社でもあります。世界中で 35,000 人以上の社員が「健康でより良い世界を創る」ために尽力しています。
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