「Stay Safe 生きろ、KOUBA」ものづくりの聖地 新潟県燕三条地域はピンクストライプでGWの安全確保
[20/04/30]
提供元:PRTIMES
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100超の工場による新潟・燕三条地域の工場見学イベント「燕三条 工場の祭典」2020年開催中止のお知らせ / 三条市 燕市の新型コロナウイルス感染症への取り組み
新潟県燕三条地域およびその周辺地域の企業が一斉に工場を開放し、ものづくりの現場を見学・体験できるイベント「燕三条 工場の祭典」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の影響を鑑み、ご来場の皆様および関係者の健康・安全面を考慮した結果、2020年の開催は見送ることを決定しました。深刻な状況が続いていますが、皆様を元気にお迎えできる日まで、KOUBA(工場・耕場・購場)でも感染の抑制を念頭に対策を進めています。
ただし、5月からは、100を超える各参加KOUBAが「Stay Safe 生きろ、KOUBA」と題したポスターをピンクの「テープ」で斜め45度のストライプに貼ることで今年度の開催中止を発表するとともに、あらためて緊急事態宣言発令下に迎えるゴールデンウィーク期間中の不要不急の外出自粛、安全の確保を呼びかけていきます。また、ものづくりが困難な局面を迎えているのは燕三条地域に限ったことではなく、日本全国、世界各国においても同様です。私たちはものづくりを未来へと繋いでいく前向きな姿勢、その意気込みを喚起するメッセージを掲げ、発信していきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21821/3/resize/d21821-3-889935-0.jpg ]
なお、“開け、工場!”のキャッチフレーズとともに工場を開放してきた「燕三条 工場の祭典」ですが、今年度は燕三条に足を運ぶことが難しい状況下だからこそ、KOUBAの迫力やそこで働く職人の魅力を新たな形で皆様にお伝えすべく、そのあり方を検討しています。燕三条地域は洪水による不作から金属加工業がもたらされ、その技術の発展によって多くの困難を乗り越えてきた歴史を持つ土地です。
「燕三条 工場の祭典」の新たな取組もまた、今回の困難を乗り越える一助となることを目指します。 新たな情報につきましては、公式ホームページやSNSを通じて随時ご案内していきますのでご注目ください。 また、KOUBAの日々の情報はFacebookを中心に発信していきます。オンラインからぜひ応援ください。
「燕三条 工場の祭典」ウェブサイト & SNS
Website. http://kouba-fes.jp
Facebook. https://www.facebook.com/koubafes
Instagram. https://www.instagram.com/koubafes/
Twitter. https://twitter.com/koubafes
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燕三条のKOUBAは苦難を乗り越えるために生まれた。
繰り返される水害を乗り越え生きるため、職人はその手に技を身につけた。
その後も幾度となく訪れた歴史の荒波も、職人はその手でかいくぐってきた。
再び訪れた苦難も、必ずその手に宿る技術で乗り越えられる。
2020年、「燕三条 工場の祭典」は開催を中止する。
工場の祭典を象徴するピンクストライプは、工場で人々を守る
黄色と黒の警告色を、工場の炎の色に置き換えて安全を願うものだ。
いまKOUBAの火が消えても、職人の手に、心に、灯る火は消えやしない。
まずは安全を第一に力を蓄えよう。人々は日常へ戻る日を渇望している。
その日常を道具で支えるのが職人の仕事だ。
今年、「燕三条 工場の祭典」は新しい形でKOUBAと人を繋いでいく。
その炎を絶やすな。生きろ、KOUBA。
燕三条 工場の祭典
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「燕三条 工場の祭典」のデザイン
これまで燕三条地域では、火の赤と金属の黒を象徴し、赤と黒によって金属加工の産地を表現してきました。「燕三条 工場の祭典」では、ロゴやブックレットなどのアートディレクションをクリエイティブユニット「SPREAD」が担当。金属加工時に使用する炉を覗くと炎に含まれる鮮やかな「ピンク」が目を引くこと、工場の素材や工場自体の色には「シルバー」が多く見受けられることから、これまでの「赤と黒」のイメージを「ピンクとシルバー」に更新しました。また、斜め45度の黄色と黒のストライプで表現される立ち入り禁止区域の標識にも着想を得ています。 参加企業は、事前に配布されたピンクの「テープ」とピンクストライプの「段ボール」を使用し、工場の入口から内部、また近隣を含む町の至る所に誘導サインや看板を設置するなど、それぞれが工夫を凝らし、来場者を迎えています。また2016年より、工場の祭典のピンク x シルバーに加え、耕場の祭典は太陽と水をイメージしたピンクxブルー、購場の祭典は愛と経済をイメージしたピンクx黄色のテーマカラーが誕生し、それぞれのKOUBAは各自テーマカラーのTシャツをユニフォームとして着用しています。
燕三条 工場の祭典
2013年にスタートした金属加工の産地、新潟県燕三条地域とその周辺地域の工場が一斉に工場を開放し、ものづくりの現場を見学・体験できるイベント。日本を代表する産地で多種多様な製品を産み出しているKOUBA(工場)、米どころとしても有名なこの地で農業に取り組むKOUBA(耕場)、この地でつくられた産品を販売するKOUBA(購場)、3種のKOUBAを巡ることができます。期間中、普段は閉じられている場所を訪れ、職人たちの手仕事を間近に見て、彼らと対話し、ワークショップに参加することができます。2019年は、製品を産み出す「KOUBA(工場)」90社、農業に取り組む「KOUBA(耕場)」11社、そして地元の産品に 触れ購入できる「KOUBA(購場)」12社、全113の工場が参加しました。(8回目となる2020年は、10月1日(木)〜4日(日)の開催を予定していましたが開催を見送ります。)
燕三条地域について
暮らしを支える職人の街:日本の国土さながら、南北に長い新潟県のほぼ中央に位置する燕三条。燕市と三条市の二市からなるこの地域に横たわる、日本で最も長い川である信濃川。万葉の時代から人々に愛された信濃川は肥沃な土地を育て、古くから農耕を支えてきました。この農業を起点に燕三条では工業や商業が発展し、世界有数の「ものづくりのまち」として知られるようになります。
農業から工業へ:江戸時代の和釘づくりが燕三条の転機となります。信濃川とその支流である五十嵐川が合流する三条周辺に暮らす農民が、頻発する洪水に苦しめられていたところ、大官所より和釘製造が副業として推奨され、それが根付いたとされています。やがて越後で新田開発が盛んになると開墾用農機具の製造へと発展。さらに大工道具や包丁などの刃物鍛冶へと転換していきます。一方、江戸時代に鎚起銅器の製法が伝えられた燕は、早くから和釘鍛冶は銅器などの加工業へと移行します。大正時代には洋食器の生産が盛んになり、現在につながる金属加工の一大生産地へと発展をみせました。工業化が進んだいまも、両市には鍛冶や鎚起を始めとする伝統的な技法を受け継ぐ職人が多く活躍します。明治初期、海運が栄えた新潟県は日本一の人口を誇るほど繁栄を見せました。越後平野の中心で河川が合流する三条は物資の集散地として発展し、金物商人が日本全国に燕三条製品を届けるようになります。こうして燕三条の優れた金属製品が日本中へと知れ渡るようになりました。燕三条はいまも、人口比率に対して日本でもっとも社長が多い街といわれます。それは家族経営や数人程度の社員による小規模な企業が、刃物や金属洋食器などの金属製品を中心に多種多様な製品を作り出すからに他なりません。古くから日本の暮らしを支えてきた燕三条の「ものづくり」は農工商により支えられています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21821/3/resize/d21821-3-943500-7.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/21821/3/resize/d21821-3-875898-8.png ]
燕三条エリアの新型コロナウイルス感染症への取り組み
帰省自粛学生へ向けた燕市の応援
燕市への帰省を自粛している新潟県外に住む燕市出身の学生に「燕市産のコシヒカリ5キロ」「みそ」「漬物」「キュウリ」「手作り布マスク」の5点を送る応援をしました。市内有志の厚意で実現したもので、「燕三条 工場の祭典」参加KOUBAも数社協力をしています。(マスクのみ市が事業者から購入しそれ以外は生産者からの寄付)
「学習サポートデスク」を燕市に開設
「家庭学習のやり方や課題でわからないことを詳しく教えてほしい」「集中して学習する場所がほしい」と思っている臨時休校中の中学生へのサポートとして、質問を受け付けたり自主学習の場を提供しています。
「#三条エール飯 お弁当販売プロジェクト」
三条市内の飲食事業者を応援するために、また、市民の皆様に安心して気軽にお食事をしていただくため三条市では市内飲食店等のお弁当を体育文化会館で販売しています。
「さんタクイートサービス」
三条タクシー では、通常は「出前」を行なっていない飲食店の料理を、三条市内の対象エリアに配達料500円で届けています。
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「燕三条 工場の祭典」運営チーム
全体監修:method
アートディレクション&デザイン:SPREAD
撮影:神宮巨樹、古平和弘
プロジェクション:岸本智也
編集:山田泰巨
翻訳:カプラン・ザッカリー
ウェブ制作:株式会社スマイルファーム
プレス:HOW INC.
一般お問い合わせ先
「燕三条 工場の祭典」 実行委員会
公益財団法人燕三条地場産業振興センター 燕三条ブランド推進部 企画推進課 内
新潟県三条市須頃1-17
TEL. 0256-35-7811
新潟県燕三条地域およびその周辺地域の企業が一斉に工場を開放し、ものづくりの現場を見学・体験できるイベント「燕三条 工場の祭典」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の影響を鑑み、ご来場の皆様および関係者の健康・安全面を考慮した結果、2020年の開催は見送ることを決定しました。深刻な状況が続いていますが、皆様を元気にお迎えできる日まで、KOUBA(工場・耕場・購場)でも感染の抑制を念頭に対策を進めています。
ただし、5月からは、100を超える各参加KOUBAが「Stay Safe 生きろ、KOUBA」と題したポスターをピンクの「テープ」で斜め45度のストライプに貼ることで今年度の開催中止を発表するとともに、あらためて緊急事態宣言発令下に迎えるゴールデンウィーク期間中の不要不急の外出自粛、安全の確保を呼びかけていきます。また、ものづくりが困難な局面を迎えているのは燕三条地域に限ったことではなく、日本全国、世界各国においても同様です。私たちはものづくりを未来へと繋いでいく前向きな姿勢、その意気込みを喚起するメッセージを掲げ、発信していきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/21821/3/resize/d21821-3-889935-0.jpg ]
なお、“開け、工場!”のキャッチフレーズとともに工場を開放してきた「燕三条 工場の祭典」ですが、今年度は燕三条に足を運ぶことが難しい状況下だからこそ、KOUBAの迫力やそこで働く職人の魅力を新たな形で皆様にお伝えすべく、そのあり方を検討しています。燕三条地域は洪水による不作から金属加工業がもたらされ、その技術の発展によって多くの困難を乗り越えてきた歴史を持つ土地です。
「燕三条 工場の祭典」の新たな取組もまた、今回の困難を乗り越える一助となることを目指します。 新たな情報につきましては、公式ホームページやSNSを通じて随時ご案内していきますのでご注目ください。 また、KOUBAの日々の情報はFacebookを中心に発信していきます。オンラインからぜひ応援ください。
「燕三条 工場の祭典」ウェブサイト & SNS
Website. http://kouba-fes.jp
Facebook. https://www.facebook.com/koubafes
Instagram. https://www.instagram.com/koubafes/
Twitter. https://twitter.com/koubafes
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燕三条のKOUBAは苦難を乗り越えるために生まれた。
繰り返される水害を乗り越え生きるため、職人はその手に技を身につけた。
その後も幾度となく訪れた歴史の荒波も、職人はその手でかいくぐってきた。
再び訪れた苦難も、必ずその手に宿る技術で乗り越えられる。
2020年、「燕三条 工場の祭典」は開催を中止する。
工場の祭典を象徴するピンクストライプは、工場で人々を守る
黄色と黒の警告色を、工場の炎の色に置き換えて安全を願うものだ。
いまKOUBAの火が消えても、職人の手に、心に、灯る火は消えやしない。
まずは安全を第一に力を蓄えよう。人々は日常へ戻る日を渇望している。
その日常を道具で支えるのが職人の仕事だ。
今年、「燕三条 工場の祭典」は新しい形でKOUBAと人を繋いでいく。
その炎を絶やすな。生きろ、KOUBA。
燕三条 工場の祭典
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「燕三条 工場の祭典」のデザイン
これまで燕三条地域では、火の赤と金属の黒を象徴し、赤と黒によって金属加工の産地を表現してきました。「燕三条 工場の祭典」では、ロゴやブックレットなどのアートディレクションをクリエイティブユニット「SPREAD」が担当。金属加工時に使用する炉を覗くと炎に含まれる鮮やかな「ピンク」が目を引くこと、工場の素材や工場自体の色には「シルバー」が多く見受けられることから、これまでの「赤と黒」のイメージを「ピンクとシルバー」に更新しました。また、斜め45度の黄色と黒のストライプで表現される立ち入り禁止区域の標識にも着想を得ています。 参加企業は、事前に配布されたピンクの「テープ」とピンクストライプの「段ボール」を使用し、工場の入口から内部、また近隣を含む町の至る所に誘導サインや看板を設置するなど、それぞれが工夫を凝らし、来場者を迎えています。また2016年より、工場の祭典のピンク x シルバーに加え、耕場の祭典は太陽と水をイメージしたピンクxブルー、購場の祭典は愛と経済をイメージしたピンクx黄色のテーマカラーが誕生し、それぞれのKOUBAは各自テーマカラーのTシャツをユニフォームとして着用しています。
燕三条 工場の祭典
2013年にスタートした金属加工の産地、新潟県燕三条地域とその周辺地域の工場が一斉に工場を開放し、ものづくりの現場を見学・体験できるイベント。日本を代表する産地で多種多様な製品を産み出しているKOUBA(工場)、米どころとしても有名なこの地で農業に取り組むKOUBA(耕場)、この地でつくられた産品を販売するKOUBA(購場)、3種のKOUBAを巡ることができます。期間中、普段は閉じられている場所を訪れ、職人たちの手仕事を間近に見て、彼らと対話し、ワークショップに参加することができます。2019年は、製品を産み出す「KOUBA(工場)」90社、農業に取り組む「KOUBA(耕場)」11社、そして地元の産品に 触れ購入できる「KOUBA(購場)」12社、全113の工場が参加しました。(8回目となる2020年は、10月1日(木)〜4日(日)の開催を予定していましたが開催を見送ります。)
燕三条地域について
暮らしを支える職人の街:日本の国土さながら、南北に長い新潟県のほぼ中央に位置する燕三条。燕市と三条市の二市からなるこの地域に横たわる、日本で最も長い川である信濃川。万葉の時代から人々に愛された信濃川は肥沃な土地を育て、古くから農耕を支えてきました。この農業を起点に燕三条では工業や商業が発展し、世界有数の「ものづくりのまち」として知られるようになります。
農業から工業へ:江戸時代の和釘づくりが燕三条の転機となります。信濃川とその支流である五十嵐川が合流する三条周辺に暮らす農民が、頻発する洪水に苦しめられていたところ、大官所より和釘製造が副業として推奨され、それが根付いたとされています。やがて越後で新田開発が盛んになると開墾用農機具の製造へと発展。さらに大工道具や包丁などの刃物鍛冶へと転換していきます。一方、江戸時代に鎚起銅器の製法が伝えられた燕は、早くから和釘鍛冶は銅器などの加工業へと移行します。大正時代には洋食器の生産が盛んになり、現在につながる金属加工の一大生産地へと発展をみせました。工業化が進んだいまも、両市には鍛冶や鎚起を始めとする伝統的な技法を受け継ぐ職人が多く活躍します。明治初期、海運が栄えた新潟県は日本一の人口を誇るほど繁栄を見せました。越後平野の中心で河川が合流する三条は物資の集散地として発展し、金物商人が日本全国に燕三条製品を届けるようになります。こうして燕三条の優れた金属製品が日本中へと知れ渡るようになりました。燕三条はいまも、人口比率に対して日本でもっとも社長が多い街といわれます。それは家族経営や数人程度の社員による小規模な企業が、刃物や金属洋食器などの金属製品を中心に多種多様な製品を作り出すからに他なりません。古くから日本の暮らしを支えてきた燕三条の「ものづくり」は農工商により支えられています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21821/3/resize/d21821-3-943500-7.png ]
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燕三条エリアの新型コロナウイルス感染症への取り組み
帰省自粛学生へ向けた燕市の応援
燕市への帰省を自粛している新潟県外に住む燕市出身の学生に「燕市産のコシヒカリ5キロ」「みそ」「漬物」「キュウリ」「手作り布マスク」の5点を送る応援をしました。市内有志の厚意で実現したもので、「燕三条 工場の祭典」参加KOUBAも数社協力をしています。(マスクのみ市が事業者から購入しそれ以外は生産者からの寄付)
「学習サポートデスク」を燕市に開設
「家庭学習のやり方や課題でわからないことを詳しく教えてほしい」「集中して学習する場所がほしい」と思っている臨時休校中の中学生へのサポートとして、質問を受け付けたり自主学習の場を提供しています。
「#三条エール飯 お弁当販売プロジェクト」
三条市内の飲食事業者を応援するために、また、市民の皆様に安心して気軽にお食事をしていただくため三条市では市内飲食店等のお弁当を体育文化会館で販売しています。
「さんタクイートサービス」
三条タクシー では、通常は「出前」を行なっていない飲食店の料理を、三条市内の対象エリアに配達料500円で届けています。
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「燕三条 工場の祭典」運営チーム
全体監修:method
アートディレクション&デザイン:SPREAD
撮影:神宮巨樹、古平和弘
プロジェクション:岸本智也
編集:山田泰巨
翻訳:カプラン・ザッカリー
ウェブ制作:株式会社スマイルファーム
プレス:HOW INC.
一般お問い合わせ先
「燕三条 工場の祭典」 実行委員会
公益財団法人燕三条地場産業振興センター 燕三条ブランド推進部 企画推進課 内
新潟県三条市須頃1-17
TEL. 0256-35-7811