みる、しる、つどう、おどる!熊本の人々とともに創り上げる新しいパフォーマンス!東京キャラバン in 熊本が開催!
[17/09/26]
提供元:PRTIMES
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ワークショップ10月9日(月・祝)〜13日(金)、参加型パフォーマンス15日(日)に。振付家の近藤良平が熊本の名所を巡る6日間!山鹿灯籠踊り保存会、熊本県太鼓連盟などと共演
〜「東京キャラバン」 が熊本にやってくる! 〜
今年、京都、八王子で開催された「東京キャラバン2017」が、いよいよ熊本でも開催されます。野田秀樹が提唱する「人と人が交わるところに『文化』が生まれる」というコンセプトに賛同した近藤良平や多彩なアーティストが熊本に集い、熊本特有の「文化」や「幸」を感じながら、ともに新しい表現を創作します。熊本では、10月9日(月・祝)〜10月13日(金)にワークショップを熊本各所にて、10月15日(日)に参加型パフォーマンスを、熊本城二の丸広場にて開催します。
「東京キャラバン in 熊本」をまとめるのは、振付家・ダンサー・「コンドルズ」主宰の近藤良平。熊本から出演するのは、山鹿灯籠踊り保存会、熊本県太鼓連盟、熊本県立天草拓心高等学校郷土芸能部等。さらに、熊本めぐり音楽隊(稲田貴貞/テナーサックス、小西英理/アコーディオン、坂口修一郎/トランペット、たむらぱん/シンガーソングライター、チャンキー松本/歌・切り絵作家、南條レオ/パーカッション、ぽん宇都良太郎/ベース、岡田カーヤ/アルトサックス・隊長)など、様々なジャンルのアーティストが集結し熊本城でのパフォーマンスを盛り上げます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27690/3/resize/d27690-3-507401-0.jpg ]
東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に文化的な基盤を創造することを目指しスタートした「東京キャラバン」は、これまで、東京・駒沢、リオデジャネイロ、東北(仙台・相馬)、京都等で数々のパフォーマンスを生み出してきました。その「東京キャラバン」が熊本でさらに進化します。10月9日〜12日のワークショップや15日の参加型パフォーマンスは誰でも参加可能ですので、この機会にぜひ“文化混流”を体感しませんか?(13日のみ非公開)
〜 東京2020とその先の未来へ続く東京キャラバン 〜
東京都及びアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)は、「東京キャラバン in 熊本」を熊本県、熊本市、公益財団法人熊本県立劇場、熊本市現代美術館(公益財団法人熊本市美術文化振興財団)とともに開催します。「東京キャラバン」では、参加者も大切なアーティストと考えています。集結したアーティストと参加者が、一緒に新しいパフォーマンスが生まれる瞬間を体験することで、日本が文化の力でひとつになる大きなムーブメントとなり、東京2020オリンピック・パラリンピックと、その先の未来へと続いていくことを願っています。
「東京キャラバン」の活動に共感いただいた日本全国の44の自治体(道府県、政令指定都市、中核市)の立候補をいただき、今年は、京都、東京・八王子、熊本での開催が決定しました。京都・亀岡では、8月19日(土)、20日(日)にワークショップ、京都・二条城では、9月2日(土)、3日(日)にパフォーマンス、八王子では、9月9日(土)にワークショップ、9月10日(日)にパフォーマンスが実施されました。
みる、しる、つどう、おどる!東京キャラバン in 熊本!
[画像2: https://prtimes.jp/i/27690/3/resize/d27690-3-773052-1.jpg ]
「熊本にはここ特有の『文化』や『幸』があります。ここで、できる限りその土地と人々に出会い、湧き出てくるモノコトを拾い、交わり、リアルな形を探します。『何が産まれるかわからない』、だが、『それもまた良し』。そんなポジティブな出来事がそこかしこで繰り広げられるでしょう。」
近藤良平・談(振付家・ダンサー・「コンドルズ」主宰)
◆開催概要
熊本の名所を、そこに住まう人々を、文化を“巡る”。伝承と発見の“巡り合い”が熊本城二の丸広場で花開く。
【ワークショップ】
日時・会場:
●2017年10月9日(月・祝)-知- 山鹿市 八千代座前〜さくら湯前 ほか
16:00〜17:00 「練り歩きパフォーマンス」
●2017年10月10日(火)-交- 山鹿市 八千代座
11:00〜14:00 ワークショップ
15:00〜15:50 パフォーマンス
「山鹿灯籠踊り」
●2017年10月11日(水)-鼓- 熊本市 熊本県立熊本かがやきの森支援学校 体育館
16:00〜17:00 「千原太鼓」
●2017年10月12日(木)-動- 天草市 天草市民センター 展示室
14:00〜17:00 「ハイヤ踊り」
●2017年10月13日(金)
熊本市内---創作活動(非公開)
見学・参加:自由
【パフォーマンス】
日時:
●2017年10月15日(日) -結-
10:00〜15:00 公開リハーサル
15:00〜17:00 参加型パフォーマンス
会場: 熊本城二の丸広場(熊本県熊本市中央区本丸1-1)
観覧: 無料、事前予約不要
※日程により出演者は異なります。
※出演者やプログラム内容は予告無く変更になる場合があります。
※10月9日(月・祝)・15日(日)は、雨天の場合、会場及びプログラム内容を変更して実施します。
当日(9日は午後1時、15日は午前8時まで)に東京キャラバンホームページにてお知らせします。
参加アーティスト:
近藤良平、山鹿灯籠踊り保存会、熊本県太鼓連盟、熊本県立天草拓心高等学校郷土芸能部、
熊本めぐり音楽隊(稲田貴貞/テナーサックス、小西英理/アコーディオン、
坂口修一郎/トランペット、たむらぱん/シンガーソングライター、
チャンキー松本/歌・切り絵作家、南條レオ/パーカッション、
ぽん宇都良太郎/ベース、岡田カーヤ/アルトサックス・隊長)ほか
参加クリエイター:
青木兼治(映像)、宮井正樹(写真)
主催:
東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、熊本県、熊本市、
公益財団法人熊本県立劇場、 熊本市現代美術館(公益財団法人熊本市美術文化振興財団)
「東京キャラバン in 熊本」パフォーマー募集!
10 月15日(日)のパフォーマンスに参加したい“パフォーマー”を募集します。
10月9日(月・祝)から13日(金)にかけて、ダンサー・振付家の近藤良平を中心としたキャラバン隊が熊本各地を巡ります。その土地の文化や人、歴史に出会い、音楽や体をつかって交流する移動型の「東京キャラバン in 熊本」は、15日(日)熊本城の二の丸広場でフィナーレを迎えます。15日(日)に実施するパフォーマンスで、何かを見せたい方、聞かせたい方を募集します。ジャンルは問いません。ただし、自身を“パフォーマー”と思う方に限ります。ご興味のある方は、ドシドシご応募ください。新しい出会いを、近藤良平がお待ちしています。
応募方法:代表者名、人数、表現ジャンル、電話番号を明記の上、tokyocaravan@artscouncil-tokyo.jpまでメールでお申し込みください。
応募締切:10月6日(金)17:00
応募条件: 自身をパフォーマーと思う方/13日(金)熊本市内で行うパフォーマンスに向けた創作活動(非公開)及び15日(日)パフォーマンス(公開リハーサル含む)の両日に参加できる方
※お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。
近藤良平さんが熊本の人々と一緒に創作する「東京キャラバン in 熊本」
[画像3: https://prtimes.jp/i/27690/3/resize/d27690-3-168937-2.jpg ]
「熊本では近藤良平さんの力を大いにお借りします。近藤さんは全身でリズムを刻むことのできる打楽器のようなパフォーマーで、まさにこの『東京キャラバン』にはうってつけ。彼を中心にどんな“文化混流”が熊本城で起こるのか?文化とは退屈なものではなく、心を豊かにするもの。『東京キャラバン』とはその土地の皆さんと作る“見世物小屋”です。見世物の基本である “ わくわく ” と “ どきどき ” が生まれる実験の場に、ぜひ“野次馬”としてふるって参加して下さい」
野田秀樹・談(劇作家・演出家・役者)
<東京キャラバン in 熊本 総監修・参加アーティスト>
■野田秀樹(総監修)
1955年長崎県生まれ。劇作家・演出家・役者。2009年より、東京芸術劇場芸術監督に就任。多摩美術大学教授。東京大学在学中に劇団夢の遊眠社を結成。解散後、ロンドンに留学。帰国後、NODA・MAPを設立し、『キル』『オイル』『THE BEE』『エッグ』『足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜』などを発表し高い評価を得る。海外での創作活動や、歌舞伎を手掛ける。2015年より『東京キャラバン』の総監修を務め、「人と人が交わるところに文化が生まれる」をコンセプトとした文化サーカスを日本各地で展開。コンセプトに賛同する多種多様な表現者らと、文化「混流」による独自のパフォーマンスを創作、発表し多くの観客を魅了した。2017年、八月納涼歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』を上演。表現のジャンル、国境を超え、精力的に創作活動を行う。
■近藤良平(振付家・ダンサー・「コンドルズ」主宰)
ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。
第4回朝日舞台芸術賞寺山修司賞受賞。第67回文化庁芸術選奨文部科学大臣賞受賞。TBS系列「情熱大陸」出演。NHK教育「からだであそぼ」内「こんどうさんちのたいそう」、「かもしれないたいそう」、「あさだからだ!」内「こんどうさんとたいそう」、NHK総合「サラリーマンNEO」内「テレビサラリーマン体操」などで振付出演。「AERA」の表紙にもなる。他にも野田秀樹作演出NODA・MAP「パイパー」に振付出演。野田秀樹演出、NODA・MAPの四人芝居「THE BEE」で鮮烈役者デビュー。女子美術大学、立教大学などで非常勤講師としてダンスの指導もしている。愛犬家。
■山鹿灯籠踊り保存会
和紙と糊だけで作られ、室町時代から伝わる伝統工芸品「山鹿灯籠」を頭に掲げ灯をともし、優雅で美しい踊りを披露する「山鹿灯籠踊り」は、九州・熊本県を代表する郷土芸能として広く知られている。設立は昭和32年、現在約40名の会員で活動、踊り手と地方で構成されており、技術の向上と後継者育成に日々努めている。国内外合わせて年間約200回の公演を数え、山鹿市のPR活動に励んでいる。
■熊本県太鼓連盟 チーム熊本(10/15参加)千原太鼓保存会(10/11参加)
チーム熊本は、熊本県太鼓連盟に所属する各団体の指導者の中から15歳〜30歳の若手プレイヤーで構成。県内でのイベントやコンクールに出演するほか、熊本地震後は震災復興支援チャリティーをはじめ、県民に元気と勇気、笑顔を届けようとエネルギッシュに活動中。
千原太鼓保存会は、青少年の「健全育成」と熊本市城西校区に新しい風を起こしたいとの思いで、平成16年9月に創設、今年13周年を迎えた。現在小学1年生から高校3年生30名で活動しており、地域のイベントはもちろん、県内外の祭りにも出演し、活動の場を広げている。今後も地域の伝統文化として、未来に向かって永く継続させていく予定。
■熊本県立天草拓心高等学校郷土芸能部
天草拓心高等学校郷土芸能部は、地元の要請を受けて発足し、今年で21年目を迎える。東京キャラバン in 八王子にも参加し、天草の宝であるハイヤ節で、天草の豊かな自然と文化を表現した。
■熊本めぐり音楽隊
稲田貴貞(テナーサックス)
1976年生まれ。20歳よりサックスをはじめる。2001年10月に結成されたレゲエバンド Risingtones に加入することにより演奏活動が本格化。その後、数多のセッションに参加し、今に至る。所属バンドはExotico De Lago、Frisco、Inayard Meets Yanting Izes、Macka Roots Band、Naoito☆. A、Natsumen、Oiso Rockers、Risingtones、Trial Production、 ホリオカキカク、ミタカッタカBandなど。
小西英理(アコーディオン)
大阪芸術大学卒業、鍵盤奏者、作曲、カリブ音楽好き。2000年演奏活動スタート、 copa salvo結成 、キューバレコーディング決行。Matt sounds ではジャマイカRock steadyアーティストのサポート。参加バンド : copa salvo / 光風 & GREEN MASSIVE / EXOTICO DE LAGO / KARAMUSHI&Super Friends / Matt sounds (piano) / erimori /eribaku / 小西英理ピアノトリオ / CULTIVATOR / OBRIGARRD session / etc.
坂口修一郎(トランペット)
音楽家、プランニング・ディレクター、Double Famous / BAGN Inc.代表。1993年無国籍楽団ダブルフェイマスを結成。音楽活動の一方2004年代官山UNITの設立に参加。2010年より鹿児島でクロスカルチャーな野外イベントGOOD NEIGHBORS JAMBOREEを主宰している。現在はランドスケーププロダクツ内にディレクションカンパニーBAGN Inc.を設立。ジャンルを越境したイベントのプロデュース/ディレクションを多数手がけている。著作として「ぼくらの岡山案内」(岡本仁と共著)がある。
たむらぱん(シンガーソングライター)
田村歩美のソロプロジェクト。作詞・作曲・アレンジはもちろん、アートワークまで手掛けるマルチアーティストである。2008年アルバム「ブタベスト」でメジャーデビュー。SHIBUYA PARCOでの絵の展示会、ロッテ「Fit's」をはじめとした数々のCMでの歌唱、そして『私立恵比寿中学』『豊崎愛生』『松平健』『中川翔子』『剛力彩芽』『DISH//』『でんぱ組.inc』への詩曲提供など多岐にわたる活動でその才能を発揮している。
チャンキー松本(歌・切り絵作家)
1967年香川県生まれ。イラストレーターとして活動しながら、人の正面からの顔をハサミ1本で切り抜く「切り似顔絵」という芸で、テレビ番組「笑っていいとも!」Eテレ「シャキーン!」に出演。浅草奥山風景、大阪水都祭、瀬戸内芸術祭、鳥取藝住祭など各地のイベントに参加。2013年絵本作家として、絵本「ちんどんやちんたろう」でデビュー。他に「たがやせ!どじょうおじさん」「こけしのゆめ」がある。その他「ポンキッキーズ」挿入歌「ピピカソ」の作詞を担当など、さまざなな顔を持つ。東京杉並区在住。
南條レオ(パーカッション)
サンパウロ生まれ東京育ちのマルチミュージシャン。サルサバンド「CENTARL」やアフロビートバンド「KINGDOM☆AFROCKS」等のダンスバンドに所属し、フロアを揺らせてきた。その他、一十三十一、Rickie-G、Pushim、Saigenji、Tony Allen、Joe Bataan等との共演や楽曲提供、CM音楽製作など幅広く活動中。
ぽん宇都良太郎(ベース)
鹿児島県出身。旧九州芸術工科大学にてジャズサークルに所属し、コントラバスを弾き始める。「世界のCMフェスティバル」の専属チンドンバンドにて各地を練り歩く。ラテン音楽に魅了されキューバへ留学。帰国後ラテンバンド「コロリダス」に参加し、日々ベースと遊んでいる。
岡田カーヤ(アルトサックス・隊長)
ライター、編集者、音楽家。街の楽団「Double Famous」ではサックス、アコーディオンなどを担当。旅と日常の間で、人の営み、土地に根ざした食や音楽などの記事を書く。書籍などの企画・編集を行うほか、『翼の王国』『ソトコト』『dancyu』などで執筆。ワインとスープを飲み歩くのが好き。
東京キャラバンとは
国内外で多様なアーティストと出会い、“文化混流”することで生まれ続ける新たな表現
「東京キャラバン」は、東京2020オリンピック・パラリンピックの文化プログラムを先導する東京都のリーディングプロジェクトとして、2015年に始まりました。劇作家・演出家・役者である野田秀樹の発案により、多種多様なアーティストが出会い、“文化混流”することで、新しい表現が生まれるというコンセプトを掲げ、それぞれのジャンルを超えたパフォーマンスを各地で展開しています。2015年の東京・駒沢に始まり、昨年はリオデジャネイロ、東北(仙台・相馬)、六本木にて、東京スカパラダイスオーケストラや宮沢りえ(女優)、津村禮次郎(能楽師)など芸術文化界で活躍する様々な著名人が参加し、それぞれの圧倒的なパフォーマンスで延べ25,000人以上の観覧者を魅了しました。オリンピック・パラリンピックの東京2020公認文化オリンピアードとして本格始動する今年度からはさらに全国各地に出没し、「文化サーカス」を繰り広げていくとともに、国や地域を越えた交流を継続的に図ることで、東京2020大会以降の文化的な基盤を創っていきます。
詳細は、公式Webサイト( http://tokyocaravan.jp/ )にてご覧いただけます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/27690/3/resize/d27690-3-283410-3.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/27690/3/resize/d27690-3-404985-4.jpg ]
「東京キャラバン」が紡ぐ『物語』
「必要なのは、今、2020年に向けての『物語』、そして、その『物語』が2020年を越えても続いていけるような、そんな『物語』を作ることはできないのか?1964年の東京オリンピックには、これで戦後が終わっていくのだ、日本がいよいよ世界に向かって復帰できるのだ、といった確固たる物語があったように思う。今回の東京オリンピックには、今、日本人を動かすべき、そうした大義名分のような『物語』を簡単に見つけることは難しいだろう。ただ、ある程度の大きさの『物語』を積み重ねることで、人々の「気運」を作ることはできる。そして、盛り上がった「気運」の中からしか、壮大な物語は生まれないと思う」
野田秀樹 (「東京キャラバン」構想より)
〜「東京キャラバン」 が熊本にやってくる! 〜
今年、京都、八王子で開催された「東京キャラバン2017」が、いよいよ熊本でも開催されます。野田秀樹が提唱する「人と人が交わるところに『文化』が生まれる」というコンセプトに賛同した近藤良平や多彩なアーティストが熊本に集い、熊本特有の「文化」や「幸」を感じながら、ともに新しい表現を創作します。熊本では、10月9日(月・祝)〜10月13日(金)にワークショップを熊本各所にて、10月15日(日)に参加型パフォーマンスを、熊本城二の丸広場にて開催します。
「東京キャラバン in 熊本」をまとめるのは、振付家・ダンサー・「コンドルズ」主宰の近藤良平。熊本から出演するのは、山鹿灯籠踊り保存会、熊本県太鼓連盟、熊本県立天草拓心高等学校郷土芸能部等。さらに、熊本めぐり音楽隊(稲田貴貞/テナーサックス、小西英理/アコーディオン、坂口修一郎/トランペット、たむらぱん/シンガーソングライター、チャンキー松本/歌・切り絵作家、南條レオ/パーカッション、ぽん宇都良太郎/ベース、岡田カーヤ/アルトサックス・隊長)など、様々なジャンルのアーティストが集結し熊本城でのパフォーマンスを盛り上げます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27690/3/resize/d27690-3-507401-0.jpg ]
東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に文化的な基盤を創造することを目指しスタートした「東京キャラバン」は、これまで、東京・駒沢、リオデジャネイロ、東北(仙台・相馬)、京都等で数々のパフォーマンスを生み出してきました。その「東京キャラバン」が熊本でさらに進化します。10月9日〜12日のワークショップや15日の参加型パフォーマンスは誰でも参加可能ですので、この機会にぜひ“文化混流”を体感しませんか?(13日のみ非公開)
〜 東京2020とその先の未来へ続く東京キャラバン 〜
東京都及びアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)は、「東京キャラバン in 熊本」を熊本県、熊本市、公益財団法人熊本県立劇場、熊本市現代美術館(公益財団法人熊本市美術文化振興財団)とともに開催します。「東京キャラバン」では、参加者も大切なアーティストと考えています。集結したアーティストと参加者が、一緒に新しいパフォーマンスが生まれる瞬間を体験することで、日本が文化の力でひとつになる大きなムーブメントとなり、東京2020オリンピック・パラリンピックと、その先の未来へと続いていくことを願っています。
「東京キャラバン」の活動に共感いただいた日本全国の44の自治体(道府県、政令指定都市、中核市)の立候補をいただき、今年は、京都、東京・八王子、熊本での開催が決定しました。京都・亀岡では、8月19日(土)、20日(日)にワークショップ、京都・二条城では、9月2日(土)、3日(日)にパフォーマンス、八王子では、9月9日(土)にワークショップ、9月10日(日)にパフォーマンスが実施されました。
みる、しる、つどう、おどる!東京キャラバン in 熊本!
[画像2: https://prtimes.jp/i/27690/3/resize/d27690-3-773052-1.jpg ]
「熊本にはここ特有の『文化』や『幸』があります。ここで、できる限りその土地と人々に出会い、湧き出てくるモノコトを拾い、交わり、リアルな形を探します。『何が産まれるかわからない』、だが、『それもまた良し』。そんなポジティブな出来事がそこかしこで繰り広げられるでしょう。」
近藤良平・談(振付家・ダンサー・「コンドルズ」主宰)
◆開催概要
熊本の名所を、そこに住まう人々を、文化を“巡る”。伝承と発見の“巡り合い”が熊本城二の丸広場で花開く。
【ワークショップ】
日時・会場:
●2017年10月9日(月・祝)-知- 山鹿市 八千代座前〜さくら湯前 ほか
16:00〜17:00 「練り歩きパフォーマンス」
●2017年10月10日(火)-交- 山鹿市 八千代座
11:00〜14:00 ワークショップ
15:00〜15:50 パフォーマンス
「山鹿灯籠踊り」
●2017年10月11日(水)-鼓- 熊本市 熊本県立熊本かがやきの森支援学校 体育館
16:00〜17:00 「千原太鼓」
●2017年10月12日(木)-動- 天草市 天草市民センター 展示室
14:00〜17:00 「ハイヤ踊り」
●2017年10月13日(金)
熊本市内---創作活動(非公開)
見学・参加:自由
【パフォーマンス】
日時:
●2017年10月15日(日) -結-
10:00〜15:00 公開リハーサル
15:00〜17:00 参加型パフォーマンス
会場: 熊本城二の丸広場(熊本県熊本市中央区本丸1-1)
観覧: 無料、事前予約不要
※日程により出演者は異なります。
※出演者やプログラム内容は予告無く変更になる場合があります。
※10月9日(月・祝)・15日(日)は、雨天の場合、会場及びプログラム内容を変更して実施します。
当日(9日は午後1時、15日は午前8時まで)に東京キャラバンホームページにてお知らせします。
参加アーティスト:
近藤良平、山鹿灯籠踊り保存会、熊本県太鼓連盟、熊本県立天草拓心高等学校郷土芸能部、
熊本めぐり音楽隊(稲田貴貞/テナーサックス、小西英理/アコーディオン、
坂口修一郎/トランペット、たむらぱん/シンガーソングライター、
チャンキー松本/歌・切り絵作家、南條レオ/パーカッション、
ぽん宇都良太郎/ベース、岡田カーヤ/アルトサックス・隊長)ほか
参加クリエイター:
青木兼治(映像)、宮井正樹(写真)
主催:
東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、熊本県、熊本市、
公益財団法人熊本県立劇場、 熊本市現代美術館(公益財団法人熊本市美術文化振興財団)
「東京キャラバン in 熊本」パフォーマー募集!
10 月15日(日)のパフォーマンスに参加したい“パフォーマー”を募集します。
10月9日(月・祝)から13日(金)にかけて、ダンサー・振付家の近藤良平を中心としたキャラバン隊が熊本各地を巡ります。その土地の文化や人、歴史に出会い、音楽や体をつかって交流する移動型の「東京キャラバン in 熊本」は、15日(日)熊本城の二の丸広場でフィナーレを迎えます。15日(日)に実施するパフォーマンスで、何かを見せたい方、聞かせたい方を募集します。ジャンルは問いません。ただし、自身を“パフォーマー”と思う方に限ります。ご興味のある方は、ドシドシご応募ください。新しい出会いを、近藤良平がお待ちしています。
応募方法:代表者名、人数、表現ジャンル、電話番号を明記の上、tokyocaravan@artscouncil-tokyo.jpまでメールでお申し込みください。
応募締切:10月6日(金)17:00
応募条件: 自身をパフォーマーと思う方/13日(金)熊本市内で行うパフォーマンスに向けた創作活動(非公開)及び15日(日)パフォーマンス(公開リハーサル含む)の両日に参加できる方
※お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。
近藤良平さんが熊本の人々と一緒に創作する「東京キャラバン in 熊本」
[画像3: https://prtimes.jp/i/27690/3/resize/d27690-3-168937-2.jpg ]
「熊本では近藤良平さんの力を大いにお借りします。近藤さんは全身でリズムを刻むことのできる打楽器のようなパフォーマーで、まさにこの『東京キャラバン』にはうってつけ。彼を中心にどんな“文化混流”が熊本城で起こるのか?文化とは退屈なものではなく、心を豊かにするもの。『東京キャラバン』とはその土地の皆さんと作る“見世物小屋”です。見世物の基本である “ わくわく ” と “ どきどき ” が生まれる実験の場に、ぜひ“野次馬”としてふるって参加して下さい」
野田秀樹・談(劇作家・演出家・役者)
<東京キャラバン in 熊本 総監修・参加アーティスト>
■野田秀樹(総監修)
1955年長崎県生まれ。劇作家・演出家・役者。2009年より、東京芸術劇場芸術監督に就任。多摩美術大学教授。東京大学在学中に劇団夢の遊眠社を結成。解散後、ロンドンに留学。帰国後、NODA・MAPを設立し、『キル』『オイル』『THE BEE』『エッグ』『足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜』などを発表し高い評価を得る。海外での創作活動や、歌舞伎を手掛ける。2015年より『東京キャラバン』の総監修を務め、「人と人が交わるところに文化が生まれる」をコンセプトとした文化サーカスを日本各地で展開。コンセプトに賛同する多種多様な表現者らと、文化「混流」による独自のパフォーマンスを創作、発表し多くの観客を魅了した。2017年、八月納涼歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』を上演。表現のジャンル、国境を超え、精力的に創作活動を行う。
■近藤良平(振付家・ダンサー・「コンドルズ」主宰)
ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。
第4回朝日舞台芸術賞寺山修司賞受賞。第67回文化庁芸術選奨文部科学大臣賞受賞。TBS系列「情熱大陸」出演。NHK教育「からだであそぼ」内「こんどうさんちのたいそう」、「かもしれないたいそう」、「あさだからだ!」内「こんどうさんとたいそう」、NHK総合「サラリーマンNEO」内「テレビサラリーマン体操」などで振付出演。「AERA」の表紙にもなる。他にも野田秀樹作演出NODA・MAP「パイパー」に振付出演。野田秀樹演出、NODA・MAPの四人芝居「THE BEE」で鮮烈役者デビュー。女子美術大学、立教大学などで非常勤講師としてダンスの指導もしている。愛犬家。
■山鹿灯籠踊り保存会
和紙と糊だけで作られ、室町時代から伝わる伝統工芸品「山鹿灯籠」を頭に掲げ灯をともし、優雅で美しい踊りを披露する「山鹿灯籠踊り」は、九州・熊本県を代表する郷土芸能として広く知られている。設立は昭和32年、現在約40名の会員で活動、踊り手と地方で構成されており、技術の向上と後継者育成に日々努めている。国内外合わせて年間約200回の公演を数え、山鹿市のPR活動に励んでいる。
■熊本県太鼓連盟 チーム熊本(10/15参加)千原太鼓保存会(10/11参加)
チーム熊本は、熊本県太鼓連盟に所属する各団体の指導者の中から15歳〜30歳の若手プレイヤーで構成。県内でのイベントやコンクールに出演するほか、熊本地震後は震災復興支援チャリティーをはじめ、県民に元気と勇気、笑顔を届けようとエネルギッシュに活動中。
千原太鼓保存会は、青少年の「健全育成」と熊本市城西校区に新しい風を起こしたいとの思いで、平成16年9月に創設、今年13周年を迎えた。現在小学1年生から高校3年生30名で活動しており、地域のイベントはもちろん、県内外の祭りにも出演し、活動の場を広げている。今後も地域の伝統文化として、未来に向かって永く継続させていく予定。
■熊本県立天草拓心高等学校郷土芸能部
天草拓心高等学校郷土芸能部は、地元の要請を受けて発足し、今年で21年目を迎える。東京キャラバン in 八王子にも参加し、天草の宝であるハイヤ節で、天草の豊かな自然と文化を表現した。
■熊本めぐり音楽隊
稲田貴貞(テナーサックス)
1976年生まれ。20歳よりサックスをはじめる。2001年10月に結成されたレゲエバンド Risingtones に加入することにより演奏活動が本格化。その後、数多のセッションに参加し、今に至る。所属バンドはExotico De Lago、Frisco、Inayard Meets Yanting Izes、Macka Roots Band、Naoito☆. A、Natsumen、Oiso Rockers、Risingtones、Trial Production、 ホリオカキカク、ミタカッタカBandなど。
小西英理(アコーディオン)
大阪芸術大学卒業、鍵盤奏者、作曲、カリブ音楽好き。2000年演奏活動スタート、 copa salvo結成 、キューバレコーディング決行。Matt sounds ではジャマイカRock steadyアーティストのサポート。参加バンド : copa salvo / 光風 & GREEN MASSIVE / EXOTICO DE LAGO / KARAMUSHI&Super Friends / Matt sounds (piano) / erimori /eribaku / 小西英理ピアノトリオ / CULTIVATOR / OBRIGARRD session / etc.
坂口修一郎(トランペット)
音楽家、プランニング・ディレクター、Double Famous / BAGN Inc.代表。1993年無国籍楽団ダブルフェイマスを結成。音楽活動の一方2004年代官山UNITの設立に参加。2010年より鹿児島でクロスカルチャーな野外イベントGOOD NEIGHBORS JAMBOREEを主宰している。現在はランドスケーププロダクツ内にディレクションカンパニーBAGN Inc.を設立。ジャンルを越境したイベントのプロデュース/ディレクションを多数手がけている。著作として「ぼくらの岡山案内」(岡本仁と共著)がある。
たむらぱん(シンガーソングライター)
田村歩美のソロプロジェクト。作詞・作曲・アレンジはもちろん、アートワークまで手掛けるマルチアーティストである。2008年アルバム「ブタベスト」でメジャーデビュー。SHIBUYA PARCOでの絵の展示会、ロッテ「Fit's」をはじめとした数々のCMでの歌唱、そして『私立恵比寿中学』『豊崎愛生』『松平健』『中川翔子』『剛力彩芽』『DISH//』『でんぱ組.inc』への詩曲提供など多岐にわたる活動でその才能を発揮している。
チャンキー松本(歌・切り絵作家)
1967年香川県生まれ。イラストレーターとして活動しながら、人の正面からの顔をハサミ1本で切り抜く「切り似顔絵」という芸で、テレビ番組「笑っていいとも!」Eテレ「シャキーン!」に出演。浅草奥山風景、大阪水都祭、瀬戸内芸術祭、鳥取藝住祭など各地のイベントに参加。2013年絵本作家として、絵本「ちんどんやちんたろう」でデビュー。他に「たがやせ!どじょうおじさん」「こけしのゆめ」がある。その他「ポンキッキーズ」挿入歌「ピピカソ」の作詞を担当など、さまざなな顔を持つ。東京杉並区在住。
南條レオ(パーカッション)
サンパウロ生まれ東京育ちのマルチミュージシャン。サルサバンド「CENTARL」やアフロビートバンド「KINGDOM☆AFROCKS」等のダンスバンドに所属し、フロアを揺らせてきた。その他、一十三十一、Rickie-G、Pushim、Saigenji、Tony Allen、Joe Bataan等との共演や楽曲提供、CM音楽製作など幅広く活動中。
ぽん宇都良太郎(ベース)
鹿児島県出身。旧九州芸術工科大学にてジャズサークルに所属し、コントラバスを弾き始める。「世界のCMフェスティバル」の専属チンドンバンドにて各地を練り歩く。ラテン音楽に魅了されキューバへ留学。帰国後ラテンバンド「コロリダス」に参加し、日々ベースと遊んでいる。
岡田カーヤ(アルトサックス・隊長)
ライター、編集者、音楽家。街の楽団「Double Famous」ではサックス、アコーディオンなどを担当。旅と日常の間で、人の営み、土地に根ざした食や音楽などの記事を書く。書籍などの企画・編集を行うほか、『翼の王国』『ソトコト』『dancyu』などで執筆。ワインとスープを飲み歩くのが好き。
東京キャラバンとは
国内外で多様なアーティストと出会い、“文化混流”することで生まれ続ける新たな表現
「東京キャラバン」は、東京2020オリンピック・パラリンピックの文化プログラムを先導する東京都のリーディングプロジェクトとして、2015年に始まりました。劇作家・演出家・役者である野田秀樹の発案により、多種多様なアーティストが出会い、“文化混流”することで、新しい表現が生まれるというコンセプトを掲げ、それぞれのジャンルを超えたパフォーマンスを各地で展開しています。2015年の東京・駒沢に始まり、昨年はリオデジャネイロ、東北(仙台・相馬)、六本木にて、東京スカパラダイスオーケストラや宮沢りえ(女優)、津村禮次郎(能楽師)など芸術文化界で活躍する様々な著名人が参加し、それぞれの圧倒的なパフォーマンスで延べ25,000人以上の観覧者を魅了しました。オリンピック・パラリンピックの東京2020公認文化オリンピアードとして本格始動する今年度からはさらに全国各地に出没し、「文化サーカス」を繰り広げていくとともに、国や地域を越えた交流を継続的に図ることで、東京2020大会以降の文化的な基盤を創っていきます。
詳細は、公式Webサイト( http://tokyocaravan.jp/ )にてご覧いただけます。
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「東京キャラバン」が紡ぐ『物語』
「必要なのは、今、2020年に向けての『物語』、そして、その『物語』が2020年を越えても続いていけるような、そんな『物語』を作ることはできないのか?1964年の東京オリンピックには、これで戦後が終わっていくのだ、日本がいよいよ世界に向かって復帰できるのだ、といった確固たる物語があったように思う。今回の東京オリンピックには、今、日本人を動かすべき、そうした大義名分のような『物語』を簡単に見つけることは難しいだろう。ただ、ある程度の大きさの『物語』を積み重ねることで、人々の「気運」を作ることはできる。そして、盛り上がった「気運」の中からしか、壮大な物語は生まれないと思う」
野田秀樹 (「東京キャラバン」構想より)