ヘテロDB、GPUを用いたデータベース高速化技術PG-Stromの販売を開始
[18/04/18]
提供元:PRTIMES
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2018年4月18日、ヘテロDB株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:海外浩平)は、GPUを用いたデータベース高速化技術であるPG-Stromのサブスクリプション製品、および同ソフトウェアを搭載したアプライアンス製品の販売を開始いたします。
ハードウェアの能力を限界まで引き出し、1U/2UラックサーバでDWH水準の処理能力を実現する PG-Strom バージョン 2.0
PG-Stromとは、最も広く使われているオープンソースのリレーショナルデータベースであるPostgreSQL向けに設計された拡張モジュールで、SQLコマンドから自動生成したGPUプログラムをGPUの持つ数千コアと広帯域メモリを用いて並列実行する事で、大量データの集計・解析処理を高速化します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27760/3/resize/d27760-3-514014-0.jpg ]
中核機能の一つSSD-to-GPUダイレクトSQL実行は、NVMe-SSD上のPostgreSQLデータブロックの内容をGPUへ直接ロードし、データがホストシステムに到着するよりも先にGPUでSQLワークロードを実行します。これによりCPUが処理すべきデータ量を数百分の一以下に削減し、I/O中心のワークロードである集計処理や全件探索といったワークロードを効率的に実行する事が可能となります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/27760/3/resize/d27760-3-736136-1.jpg ]
PG-StromはPostgreSQLが公式にサポートする内部APIのみを用いて実装されており、SQL構文やデータ形式なども含め、ユーザやアプリケーションからは標準的なPostgreSQLであるかのように利用できます。クエリの特性を踏まえてオプティマイザがGPUを利用するかどうかを判断するため特別なチューニングや設定は不要であり、またトランザクショナルなデータ形式(行データ)に対しても高速化を行うため、業務系システムと情報系システム間でデータ形式を変更する必要はありません。
シングルノードのPostgreSQLという最も単純な構成に必要かつ十分な処理能力を増強する事で、アプリケーションはよりシンプルな設計が可能となり、また定常的なDB管理作業の省力化にも繋がります。
PG-Stromの実行に最適なアプライアンスモデル
PG-Stromの提供する各種のアクセラレーション機能のプラットフォームとして、最適なハードウェアを選定して予め動作検証を行い、必要なソフトウェアが全てセットアップ済みとなっているアプライアンス製品を同時にリリースします。
[画像3: https://prtimes.jp/i/27760/3/resize/d27760-3-570236-2.jpg ]
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/27760/table/3_1.jpg ]
PG-Stromの主な用途
データウェアハウス・データマート
バッチ・レポーティング処理
ログデータ解析基盤
異常検知システム基盤
統計解析・機械学習基盤
PG-Stromの特長・主要機能
PostgreSQLの一部として動作しクエリおよびデータの完全な互換性を実現
SQLからGPUプログラムを自動生成し、SQLを透過的に高速化
SSD-to-GPUダイレクトSQL実行
インメモリ列指向キャッシュ
GPUメモリストア(gstore_fdw)
PL/CUDAユーザ定義関数
製品一覧
サブスクリプション製品
PG-Strom Enterprise Subscription (1GPU, 1年)
PG-Strom Enterprise Subscription (1GPU, 3年)
アプライアンス製品
HeteroServer GS120-P40
※ サブスクリプション製品は、認定済みハードウェア/ソフトウェア構成での利用が前提となります。
※ 価格は全てオープンプライスとなります
以上
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あらゆる産業のIT基盤であるデータベースにGPUを活用し、処理の高速化を実現したPG-Stromは、GPUの新たな活用領域を切り開いたと言えるでしょう。PG-Stromアプライアンス製品の販売開始によって、データベース上での超高速計算・解析が簡単に活用できるようになることを期待しています。
エヌビディア 日本代表 兼 米国本社副社長 大崎真孝様
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◇本件に関するお問い合わせ先
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/27760/table/3_2.jpg ]
仕様は予告無く変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
ハードウェアの能力を限界まで引き出し、1U/2UラックサーバでDWH水準の処理能力を実現する PG-Strom バージョン 2.0
PG-Stromとは、最も広く使われているオープンソースのリレーショナルデータベースであるPostgreSQL向けに設計された拡張モジュールで、SQLコマンドから自動生成したGPUプログラムをGPUの持つ数千コアと広帯域メモリを用いて並列実行する事で、大量データの集計・解析処理を高速化します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27760/3/resize/d27760-3-514014-0.jpg ]
中核機能の一つSSD-to-GPUダイレクトSQL実行は、NVMe-SSD上のPostgreSQLデータブロックの内容をGPUへ直接ロードし、データがホストシステムに到着するよりも先にGPUでSQLワークロードを実行します。これによりCPUが処理すべきデータ量を数百分の一以下に削減し、I/O中心のワークロードである集計処理や全件探索といったワークロードを効率的に実行する事が可能となります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/27760/3/resize/d27760-3-736136-1.jpg ]
PG-StromはPostgreSQLが公式にサポートする内部APIのみを用いて実装されており、SQL構文やデータ形式なども含め、ユーザやアプリケーションからは標準的なPostgreSQLであるかのように利用できます。クエリの特性を踏まえてオプティマイザがGPUを利用するかどうかを判断するため特別なチューニングや設定は不要であり、またトランザクショナルなデータ形式(行データ)に対しても高速化を行うため、業務系システムと情報系システム間でデータ形式を変更する必要はありません。
シングルノードのPostgreSQLという最も単純な構成に必要かつ十分な処理能力を増強する事で、アプリケーションはよりシンプルな設計が可能となり、また定常的なDB管理作業の省力化にも繋がります。
PG-Stromの実行に最適なアプライアンスモデル
PG-Stromの提供する各種のアクセラレーション機能のプラットフォームとして、最適なハードウェアを選定して予め動作検証を行い、必要なソフトウェアが全てセットアップ済みとなっているアプライアンス製品を同時にリリースします。
[画像3: https://prtimes.jp/i/27760/3/resize/d27760-3-570236-2.jpg ]
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/27760/table/3_1.jpg ]
PG-Stromの主な用途
データウェアハウス・データマート
バッチ・レポーティング処理
ログデータ解析基盤
異常検知システム基盤
統計解析・機械学習基盤
PG-Stromの特長・主要機能
PostgreSQLの一部として動作しクエリおよびデータの完全な互換性を実現
SQLからGPUプログラムを自動生成し、SQLを透過的に高速化
SSD-to-GPUダイレクトSQL実行
インメモリ列指向キャッシュ
GPUメモリストア(gstore_fdw)
PL/CUDAユーザ定義関数
製品一覧
サブスクリプション製品
PG-Strom Enterprise Subscription (1GPU, 1年)
PG-Strom Enterprise Subscription (1GPU, 3年)
アプライアンス製品
HeteroServer GS120-P40
※ サブスクリプション製品は、認定済みハードウェア/ソフトウェア構成での利用が前提となります。
※ 価格は全てオープンプライスとなります
以上
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あらゆる産業のIT基盤であるデータベースにGPUを活用し、処理の高速化を実現したPG-Stromは、GPUの新たな活用領域を切り開いたと言えるでしょう。PG-Stromアプライアンス製品の販売開始によって、データベース上での超高速計算・解析が簡単に活用できるようになることを期待しています。
エヌビディア 日本代表 兼 米国本社副社長 大崎真孝様
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◇本件に関するお問い合わせ先
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/27760/table/3_2.jpg ]
仕様は予告無く変更される場合があります。あらかじめご了承ください。