RGP・PwC・インターワイヤード等によるスタディグループ(CCSG)が、組織文化とダイバーシティ、コンプライアンスに関する調査結果を発表
[18/04/05]
提供元:PRTIMES
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リソース・グローバル・プロフェッショナル・ジャパン株式会社(“RGP”、東京都港区、代表取締役;植田比呂志)は、スタディグループCorporate Culture Study Group (“CCSG”)における調査結果を発表した。
CCSGは、RGPとPwCあらた有限責任監査法人が組織文化を研究する目的で共同で設立したスタディーグループであり、下記を含む企業ならびに慶應義塾大学商学部佐藤和教授がディスカッションメンバーとして参加し、研究テーマや調査質問票について議論した:
インターワイヤード株式会社、エーザイ株式会社、川崎重工業株式会社、サイボウズ株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、ヤマハ発動機株式会社(五十音順)
調査は、インターワイヤード株式会社に登録しているモニター会員を対象に、会員が所属する会社の状況について質問、1736名から回答を得た。このうち、データの信頼性が高い1565名分について、佐藤教授、RGP、PwCによる分析チームが統計的な解析を行った。
調査結果の詳細は下記リンクをご参照。
http://www.rgp.com/docs/default-source/japanlibrary/rgp_orgresult_201804.pdf?sfvrsn=4
調査結果の概要
ダイバーシティ、イノベーションそしてコンプライアンス
ダイバーシティ(多様性)が積極的に受け入れられている(多様性インクルージョンが高い)企業は、イノベーションを推進する文化があり、成長性が高い傾向にあることが示された。
多様性インクルージョンの推進には、社員相互間の信頼の高さが非常に重要な役割を果たしているという結果となった。具体的な多様性の推進策とともに、社員間の信頼をどう醸成していくのかが、成功への鍵と言える。
多様性インクルージョンと働き方改革との関係が深いことも示された。つまり、柔軟性の高い働き方の導入なくして、多様な人々を受け入れることはできないと言えるだろう。人事評価制度は、年功序列的なものよりも能力主義・実績主義に基づくものの方が、働き方改革との相性は良いことも示された。
コンプライアンス違反は組織的な違反と個人的な違反とに分けた場合、関係する要因がそれぞれ異なる結果となった。組織のコンプライアンス違反には、利益至上主義、社内論理の優先、ブラックな職場環境の影響が大きく、権力格差が基礎的な要因となることが示された。また、ある種のコンプライアンス違反(機密情報のSNSへの書き込み)は多様性の推進策によって助長される可能性があることが示された。
信頼と権力格差
従業員間の信頼の高さと社内の権力格差の大きさで企業を分類すると、企業の性格が明確になった。ファミリー型企業(信頼が高く、権力格差が大きい)は、多様性インクルージョンが高く、イノベーションも活発だが、組織のコンプライアンスに課題を生じる可能性がやや高い結果となった。
ネットワーク型企業(信頼が高く、権力格差が小さい)は、多様性インクルージョン、イノベーション、さらに組織のコンプライアンスのバランスが良いことが示された。
セミナーのご案内
「データから見える組織文化と多様性、コンプライアンスの関係 〜組織文化の視点から見た多様性、コンプライアンスの推進〜」
日時: 2018年4月25日(水)15:00〜17:00(14:30開場/受付開始)
場所: PwCあらた有限責任監査法人 セミナールーム
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング
(アクセス)https://www.pwc.com/jp/ja/about-us/office/tokyo-otemachi.html
主催: CCSG ( Corporate Culture Study Group)
対象: 経営企画部門、人事部門、コンプライアンス、組織管理にご関心のある方
定員数: 50名(1社2名様までのご参加とさせていただきます。また、お申し込み多数の場合は、抽選とさせて頂きます。)
プログラム: 下記URLご参照
http://www.rgp.com/docs/default-source/japanlibrary/rgp_orgsummary_201804.pdf?sfvrsn=4
参加費: 無料(事前登録制)
お申し込み先: 下記URLよりお申し込みをお願いいたします。
https://www.pwc.com/jp/ja/seminars/a1180425.html
お問い合わせ先: RGPジャパン(株) ディレクター 工代浩司 (koji.kudai@rgp.com )
CCSGは、RGPとPwCあらた有限責任監査法人が組織文化を研究する目的で共同で設立したスタディーグループであり、下記を含む企業ならびに慶應義塾大学商学部佐藤和教授がディスカッションメンバーとして参加し、研究テーマや調査質問票について議論した:
インターワイヤード株式会社、エーザイ株式会社、川崎重工業株式会社、サイボウズ株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、ヤマハ発動機株式会社(五十音順)
調査は、インターワイヤード株式会社に登録しているモニター会員を対象に、会員が所属する会社の状況について質問、1736名から回答を得た。このうち、データの信頼性が高い1565名分について、佐藤教授、RGP、PwCによる分析チームが統計的な解析を行った。
調査結果の詳細は下記リンクをご参照。
http://www.rgp.com/docs/default-source/japanlibrary/rgp_orgresult_201804.pdf?sfvrsn=4
調査結果の概要
ダイバーシティ、イノベーションそしてコンプライアンス
ダイバーシティ(多様性)が積極的に受け入れられている(多様性インクルージョンが高い)企業は、イノベーションを推進する文化があり、成長性が高い傾向にあることが示された。
多様性インクルージョンの推進には、社員相互間の信頼の高さが非常に重要な役割を果たしているという結果となった。具体的な多様性の推進策とともに、社員間の信頼をどう醸成していくのかが、成功への鍵と言える。
多様性インクルージョンと働き方改革との関係が深いことも示された。つまり、柔軟性の高い働き方の導入なくして、多様な人々を受け入れることはできないと言えるだろう。人事評価制度は、年功序列的なものよりも能力主義・実績主義に基づくものの方が、働き方改革との相性は良いことも示された。
コンプライアンス違反は組織的な違反と個人的な違反とに分けた場合、関係する要因がそれぞれ異なる結果となった。組織のコンプライアンス違反には、利益至上主義、社内論理の優先、ブラックな職場環境の影響が大きく、権力格差が基礎的な要因となることが示された。また、ある種のコンプライアンス違反(機密情報のSNSへの書き込み)は多様性の推進策によって助長される可能性があることが示された。
信頼と権力格差
従業員間の信頼の高さと社内の権力格差の大きさで企業を分類すると、企業の性格が明確になった。ファミリー型企業(信頼が高く、権力格差が大きい)は、多様性インクルージョンが高く、イノベーションも活発だが、組織のコンプライアンスに課題を生じる可能性がやや高い結果となった。
ネットワーク型企業(信頼が高く、権力格差が小さい)は、多様性インクルージョン、イノベーション、さらに組織のコンプライアンスのバランスが良いことが示された。
セミナーのご案内
「データから見える組織文化と多様性、コンプライアンスの関係 〜組織文化の視点から見た多様性、コンプライアンスの推進〜」
日時: 2018年4月25日(水)15:00〜17:00(14:30開場/受付開始)
場所: PwCあらた有限責任監査法人 セミナールーム
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング
(アクセス)https://www.pwc.com/jp/ja/about-us/office/tokyo-otemachi.html
主催: CCSG ( Corporate Culture Study Group)
対象: 経営企画部門、人事部門、コンプライアンス、組織管理にご関心のある方
定員数: 50名(1社2名様までのご参加とさせていただきます。また、お申し込み多数の場合は、抽選とさせて頂きます。)
プログラム: 下記URLご参照
http://www.rgp.com/docs/default-source/japanlibrary/rgp_orgsummary_201804.pdf?sfvrsn=4
参加費: 無料(事前登録制)
お申し込み先: 下記URLよりお申し込みをお願いいたします。
https://www.pwc.com/jp/ja/seminars/a1180425.html
お問い合わせ先: RGPジャパン(株) ディレクター 工代浩司 (koji.kudai@rgp.com )