産学連携とオープンイノベーションで科学技術を振興する新会社「epiST株式会社(エピスト)」設立
[19/03/28]
提供元:PRTIMES
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前人工知能学会会長・松原仁氏、セガゲームス社長・松原健二氏をアドバイザリーボードに迎え、産学連携支援事業・投資育成事業を開始
epiST株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:上村崇、以下「当社」)は、AI・データサイエンスに強みを持つ株式会社ALBERT(アルベルト、東京証券取引所マザーズ市場、証券コード:3906)の創業者である上村崇が「産学連携とオープンイノベーションで日本の科学技術を振興する」ことをミッションとして2019年3月に創業いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/42263/3/resize/d42263-3-960698-5.jpg ]
2016年11月に文部科学省を主体に「産学官連携による共同研究強化のためのガイドライン」が取りまとめられ、企業による大学とのオープンイノベーションへの期待は益々高まっています。
そのような中、大学機関において企業との産学連携を推進するためにコーディネーターやURA(University Research Administrator)の強化等が図られていますが、企業のニーズを把握し適切なマッチングを行なうことや、企業と大学双方にメリットのある共同研究を実行する仕組みについては、米国などと比べると遅れをとっているのが現状です。
そこでこの度、当社は、前人工知能学会会長で公立はこだて未来大学副理事長である松原仁氏および株式会社セガゲームス代表取締役社長COOで慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授の松原健二氏をアドバイザリーボードに迎え、産学連携およびオープンイノベーションの促進と、アクセラレーターとして大学発ベンチャーや研究者によるスタートアップに対する投資育成を行なう事業を開始いたします。
当社は、「産学連携支援事業」と「投資育成事業」を両輪で進め、アカデミアの研究成果を一つでも多く実社会に実装することによって、日本の科学技術の振興に寄与してまいります。
■産学連携支援事業
ビジネス(産)が抱える「技術系人材や先端技術に対する知見の不足」とアカデミア(学)が抱える「研究費や物的リソースの不足」というギャップ、アンマッチを解消するために、当社は以下のサービスを提供いたします。
1. 産学連携マッチングプラットフォーム : 企業の技術ニーズを適切に把握し、独自開発したデータベースの中から、共同研究などの連携に相応しい研究室・研究者と企業をマッチングした上で、産学共同プロジェクトの推進を支援します。また、AIによって実行性が高い産学連携パートナーを抽出するマッチングエンジンも準備しています。
2. 先端技術内部化コンサルティング: 研究結果のコアアルゴリズムをシステム化して実装するためのプロジェクトや、サイエンティストを中心とした組織の立ち上げなど、共同研究の成果をビジネスに生かし、企業を発展させる支援を行ないます。
3. サイエンティスト採用支援: 企業が高度な技術を持った即戦力のサイエンティストを採用するため、採用イベントの開催、インターンシップ企画支援、人材紹介、求人・スカウト媒体への掲載など、幅広いサービスを展開します。
4. 産学連携ネットワーキングイベント: 共同研究を望む大学の研究室と先端技術を必要とする企業が一堂に会するネットワーキングイベントを開催します。
5. 産学連携推進メディア: 「産学連携とオープンイノベーションを促進するメディア」 epiST journal (https://journal.epist.jp)を立ち上げ、産学連携やオープンイノベーションに関するタイムリー且つエッジの効いたニュースを独自編集し、配信します。
■投資育成事業
主に、サイエンスに強みを持つ大学発ベンチャーや研究者が中心となって創業した技術系ベンチャーへの投資を行ない、ファンド出資者の企業に加えて、産学連携支援事業で接点のある大学や企業との積極的な連携によるバリューアップを図るベンチャーキャピタルファンドを組成します。また、大学発ベンチャーの創業支援および企業の研究開発部門などが保有する先端技術のカーブアウトやスピンオフの支援により新たな投資機会を独自に創出します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42263/3/resize/d42263-3-140511-2.jpg ]
上村崇について
2003年、早稲田大学卒業。
同年、アクセンチュア株式会社入社、戦略コンサルタントとしての経験を積む。
2005年、AI・データサイエンスをコアとする株式会社ALBERTを創業、
代表取締役社長に就任。2015年、ALBERTの東証マザーズ市場への上場を実現。
ALBERT創業以来、国内の様々な大学・研究機関とのコネクションを構築し、
100名以上のサイエンティスト・AIエンジニアを擁する組織に育てる。
この活動の中で、日本の産学連携における問題意識を抱き、
2019年にepiST株式会社を創業。
[画像3: https://prtimes.jp/i/42263/3/resize/d42263-3-767122-3.jpg ]
松原仁について
1981年、東大理学部情報科学科卒業。
1986年、同大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。
同年通産省工技院電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)入所。
2000年、公立はこだて未来大学教授。
2016年、公立はこだて未来大学副理事長。
人工知能、ゲーム情報学、観光情報学などに興味を持つ。
著書に「AIに心は宿るのか」、「コンピュータ将棋の進歩」、
「鉄腕アトムは実現できるか」、「先を読む頭脳」、「観光情報学入門」など。
前人工知能学会会長、前情報処理学会理事、観光情報学会理事。
株式会社未来シェア代表取締役社長。
松原仁からのコメント
日本の研究者の能力は決して低くないと思っていますが、最近は、研究者が持っている技術をうまく社会に反映させるという点ではスムーズに回っていない状況で、日本の停滞感に繋がっている一つの要因であると感じています。
その背景としては、研究者が持っている技術をどうやって社会に実装していくか、そのためにはどのようにして企業と付き合っていくかという観点において、残念ながら日本の研究者の多くは、ビジネスの仕組みやお金や人の集め方や使い方について不慣れなところがあります。
研究者と企業の間に立ち、双方にとってメリットのある共同研究を推進し、ビジネス的な視点で大学発ベンチャーの立ち上げや育成を支援するといった役割をepiSTには期待して応援していきたいと思います。
[画像4: https://prtimes.jp/i/42263/3/resize/d42263-3-887688-4.jpg ]
松原健二について
1986年、東京大学大学院工学系研究科情報工学専門課程修了。
同年、株式会社日立製作所に入社、メインフレーム、
スーパーコンピュータ等を開発。マサチューセッツ工科大学Sloan大学院へ留学。
1997年、日本オラクル株式会社に入社。
2001年、ゲーム業界のコーエー(現コーエーテクモゲームス)に入社。
2007年に代表取締役社長に就任。テクモとの経営統合や事業合理化、
ソーシャルゲームへの進出を牽引。
2011年、米国Zynga社日本法人社長に就任し、ソーシャルゲーム事業を推進。
2014年、株式会社セガネットワークス(現株式会社セガゲームス)に入社、
2017年より同社代表取締役社長COO。その他、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授、コンピュータエンターテインメント協会理事・技術委員長などを務める。
松原健二からのコメント
これまで産業界とアカデミックの双方にて様々な仕事をしてきたなかで、産学の連携をもっと活性化していけば、優れた研究成果を世の中に役立てることができると感じてきました。そのためには、大学の研究者と企業の事業開発者がそれぞれの立場を理解しあえる良い相手に巡り合う機会を持つことが重要であると思います。
epiSTの理念はまさにその出会いと連携を推し進めることにあり、今後epiSTの活動からアカデミックの研究スピリットと企業のビジネスマインドが結びつき、新たな産業の発展の仕組みを作り出すことを期待しています。
epiSTとは
epiST株式会社(エピスト)は、「産学連携とオープンイノベーションの促進で日本の科学技術を振興する」をミッションとして、2019年3月に創業したアクセラレーターです。
epiSTは、ビジネスとアカデミアにおける課題を解消するための「産学連携支援事業」と技術系ベンチャー企業への投資とバリューアップを図る「投資育成事業」の二つの事業の軸で、アカデミアの技術振興をビジネスサイドから支援してまいります。
詳細は、https://epist.jpをご覧ください。
epiST会社概要
本社 : 東京都新宿区新宿四丁目3-17 3F
代表者 : 代表取締役社長 上村 崇
創業 : 2019年3月
資本金 : 5,000万円(資本準備金を含む)
ウェブサイト : https://epist.jp
epiST株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:上村崇、以下「当社」)は、AI・データサイエンスに強みを持つ株式会社ALBERT(アルベルト、東京証券取引所マザーズ市場、証券コード:3906)の創業者である上村崇が「産学連携とオープンイノベーションで日本の科学技術を振興する」ことをミッションとして2019年3月に創業いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/42263/3/resize/d42263-3-960698-5.jpg ]
2016年11月に文部科学省を主体に「産学官連携による共同研究強化のためのガイドライン」が取りまとめられ、企業による大学とのオープンイノベーションへの期待は益々高まっています。
そのような中、大学機関において企業との産学連携を推進するためにコーディネーターやURA(University Research Administrator)の強化等が図られていますが、企業のニーズを把握し適切なマッチングを行なうことや、企業と大学双方にメリットのある共同研究を実行する仕組みについては、米国などと比べると遅れをとっているのが現状です。
そこでこの度、当社は、前人工知能学会会長で公立はこだて未来大学副理事長である松原仁氏および株式会社セガゲームス代表取締役社長COOで慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授の松原健二氏をアドバイザリーボードに迎え、産学連携およびオープンイノベーションの促進と、アクセラレーターとして大学発ベンチャーや研究者によるスタートアップに対する投資育成を行なう事業を開始いたします。
当社は、「産学連携支援事業」と「投資育成事業」を両輪で進め、アカデミアの研究成果を一つでも多く実社会に実装することによって、日本の科学技術の振興に寄与してまいります。
■産学連携支援事業
ビジネス(産)が抱える「技術系人材や先端技術に対する知見の不足」とアカデミア(学)が抱える「研究費や物的リソースの不足」というギャップ、アンマッチを解消するために、当社は以下のサービスを提供いたします。
1. 産学連携マッチングプラットフォーム : 企業の技術ニーズを適切に把握し、独自開発したデータベースの中から、共同研究などの連携に相応しい研究室・研究者と企業をマッチングした上で、産学共同プロジェクトの推進を支援します。また、AIによって実行性が高い産学連携パートナーを抽出するマッチングエンジンも準備しています。
2. 先端技術内部化コンサルティング: 研究結果のコアアルゴリズムをシステム化して実装するためのプロジェクトや、サイエンティストを中心とした組織の立ち上げなど、共同研究の成果をビジネスに生かし、企業を発展させる支援を行ないます。
3. サイエンティスト採用支援: 企業が高度な技術を持った即戦力のサイエンティストを採用するため、採用イベントの開催、インターンシップ企画支援、人材紹介、求人・スカウト媒体への掲載など、幅広いサービスを展開します。
4. 産学連携ネットワーキングイベント: 共同研究を望む大学の研究室と先端技術を必要とする企業が一堂に会するネットワーキングイベントを開催します。
5. 産学連携推進メディア: 「産学連携とオープンイノベーションを促進するメディア」 epiST journal (https://journal.epist.jp)を立ち上げ、産学連携やオープンイノベーションに関するタイムリー且つエッジの効いたニュースを独自編集し、配信します。
■投資育成事業
主に、サイエンスに強みを持つ大学発ベンチャーや研究者が中心となって創業した技術系ベンチャーへの投資を行ない、ファンド出資者の企業に加えて、産学連携支援事業で接点のある大学や企業との積極的な連携によるバリューアップを図るベンチャーキャピタルファンドを組成します。また、大学発ベンチャーの創業支援および企業の研究開発部門などが保有する先端技術のカーブアウトやスピンオフの支援により新たな投資機会を独自に創出します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42263/3/resize/d42263-3-140511-2.jpg ]
上村崇について
2003年、早稲田大学卒業。
同年、アクセンチュア株式会社入社、戦略コンサルタントとしての経験を積む。
2005年、AI・データサイエンスをコアとする株式会社ALBERTを創業、
代表取締役社長に就任。2015年、ALBERTの東証マザーズ市場への上場を実現。
ALBERT創業以来、国内の様々な大学・研究機関とのコネクションを構築し、
100名以上のサイエンティスト・AIエンジニアを擁する組織に育てる。
この活動の中で、日本の産学連携における問題意識を抱き、
2019年にepiST株式会社を創業。
[画像3: https://prtimes.jp/i/42263/3/resize/d42263-3-767122-3.jpg ]
松原仁について
1981年、東大理学部情報科学科卒業。
1986年、同大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。
同年通産省工技院電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)入所。
2000年、公立はこだて未来大学教授。
2016年、公立はこだて未来大学副理事長。
人工知能、ゲーム情報学、観光情報学などに興味を持つ。
著書に「AIに心は宿るのか」、「コンピュータ将棋の進歩」、
「鉄腕アトムは実現できるか」、「先を読む頭脳」、「観光情報学入門」など。
前人工知能学会会長、前情報処理学会理事、観光情報学会理事。
株式会社未来シェア代表取締役社長。
松原仁からのコメント
日本の研究者の能力は決して低くないと思っていますが、最近は、研究者が持っている技術をうまく社会に反映させるという点ではスムーズに回っていない状況で、日本の停滞感に繋がっている一つの要因であると感じています。
その背景としては、研究者が持っている技術をどうやって社会に実装していくか、そのためにはどのようにして企業と付き合っていくかという観点において、残念ながら日本の研究者の多くは、ビジネスの仕組みやお金や人の集め方や使い方について不慣れなところがあります。
研究者と企業の間に立ち、双方にとってメリットのある共同研究を推進し、ビジネス的な視点で大学発ベンチャーの立ち上げや育成を支援するといった役割をepiSTには期待して応援していきたいと思います。
[画像4: https://prtimes.jp/i/42263/3/resize/d42263-3-887688-4.jpg ]
松原健二について
1986年、東京大学大学院工学系研究科情報工学専門課程修了。
同年、株式会社日立製作所に入社、メインフレーム、
スーパーコンピュータ等を開発。マサチューセッツ工科大学Sloan大学院へ留学。
1997年、日本オラクル株式会社に入社。
2001年、ゲーム業界のコーエー(現コーエーテクモゲームス)に入社。
2007年に代表取締役社長に就任。テクモとの経営統合や事業合理化、
ソーシャルゲームへの進出を牽引。
2011年、米国Zynga社日本法人社長に就任し、ソーシャルゲーム事業を推進。
2014年、株式会社セガネットワークス(現株式会社セガゲームス)に入社、
2017年より同社代表取締役社長COO。その他、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授、コンピュータエンターテインメント協会理事・技術委員長などを務める。
松原健二からのコメント
これまで産業界とアカデミックの双方にて様々な仕事をしてきたなかで、産学の連携をもっと活性化していけば、優れた研究成果を世の中に役立てることができると感じてきました。そのためには、大学の研究者と企業の事業開発者がそれぞれの立場を理解しあえる良い相手に巡り合う機会を持つことが重要であると思います。
epiSTの理念はまさにその出会いと連携を推し進めることにあり、今後epiSTの活動からアカデミックの研究スピリットと企業のビジネスマインドが結びつき、新たな産業の発展の仕組みを作り出すことを期待しています。
epiSTとは
epiST株式会社(エピスト)は、「産学連携とオープンイノベーションの促進で日本の科学技術を振興する」をミッションとして、2019年3月に創業したアクセラレーターです。
epiSTは、ビジネスとアカデミアにおける課題を解消するための「産学連携支援事業」と技術系ベンチャー企業への投資とバリューアップを図る「投資育成事業」の二つの事業の軸で、アカデミアの技術振興をビジネスサイドから支援してまいります。
詳細は、https://epist.jpをご覧ください。
epiST会社概要
本社 : 東京都新宿区新宿四丁目3-17 3F
代表者 : 代表取締役社長 上村 崇
創業 : 2019年3月
資本金 : 5,000万円(資本準備金を含む)
ウェブサイト : https://epist.jp