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HRSがconichiを買収し、企業の出張宿泊向けペイメントソリューションをさらに強化

ペイメントにフォーカスした事業部門を新たに立ち上げ、ホテルプログラムの効率化を次のレベルへ

企業向け出張ホテルソリューションのエンド・ツー・エンド・テクノロジー・プロバイダーとして世界をリードする HRS は、スタートアップ企業の conichi(正式社名「Hotel Beacons GmbH」)を買収し、そのテクノロジーをHRS のペイメントプロダクトのプラットフォームに統合します。conichi の技術ノウハウにより、HRS は企業ペイメントソリューションを新たなレベルに引き上げます。




2019年9月23日、ドイツ・ケルン - 企業向け出張ホテルソリューションのエンド・ツー・エンド・テクノロジー・プロバイダーとして世界をリードする HRS は、スタートアップ企業の conichi(正式社名「Hotel Beacons GmbH」)を買収し、そのテクノロジーを、HRS のペイメントプロダクトのプラットフォームに統合すると発表しました。2014年にベルリンで創業したこのスタートアップ企業は、これまで独立した会社として運営されてきました。今回 HRS は、conichi の株式全てを取得し、これにより、conichi ブランドと従業員は HRS Group に統合されることになります。

conichi の創設時、共同創業者であるマキシミリアン・ヴァルドマンとフレデリック・ハイツは、ホテルのチェックインとチェックアウトプロセスのデジタル化と効率化に注力しました。二人の先進的なアプローチは、2016年の Business Travel News の Innovative Competition で勝利するなど、グローバルの企業出張業界で大きく注目されました。シーメンスや Telekom、そしてフォルクスワーゲンなどの企業は、conichi のスマートホテルサービスを活用し、出張者のホテル滞在を最適化しています。このアプローチを conichi の根幹とし、近年フロントデスクにおける企業出張に対する、ホテルのチェックイン・チェックアウトプロセスの開発で業界をリードしてきました。これは企業のホテルプログラムとホテルからの双方のニーズに応えるソリューションとなります。

HRSは、今後も conichi のテクノロジーを、チェックイン・チェックアウトプロセスの自動化に活用してまいります。一方 conichi は、企業のペイメントにフォーカスした HRS の新たな事業部門の一部となります。conichi の技術ノウハウにより、HRS は企業ペイメントソリューションを新たなレベルに引き上げます。マックス・ヴァルドマンとフレデリック・ハイツも含め conichi の従業員は、HRS の新たな仲間とともに、データドリブンかつ自動化された次世代のペイメントテクノロジーの開発を行います。HRS は、従来のトランザクションを一変させるような、拡張性がありグローバルに利用されるペイメントソリューションを創造し、コスト削減とプロセスの効率化を提供してまいります。

[画像: https://prtimes.jp/i/44650/3/resize/d44650-3-273169-0.jpg ]

さらに、2019年6月にHRSに入社したニコル・マントウは、ペイメント部門を指揮し、HRS CEO であるトビアス・ラガーの直属となります。マントウは、およそ20年にわたってペイメント業界でキャリアを重ねてきました。HRS への入社以前は、 EVO Payments International にてドイツのマネージングディレクター職に従事し、それ以前はペイメントサービスプロバイダーの ConCardis にてドイツ、オーストリア、スイスの事業戦略、マーケティングおよびセールスを担当していました。


「ペイメント事業は、今までも我々の最も重要な戦略的な柱の一つでした。今回の新たな体制は、出張管理の進化に伴うペイメントソリューションの重要性を強調しながら、この部門の機動力を強化するものとなります。革新的かつ信頼できるペイメントプロセスは、出張者による企業の出張プログラムの利用率を23%高めています。2020年、グローバル経済の不確実性の高まりが予想されるなか、企業に対してこのようなコスト削減機会の提供にまさるソリューションはないと言えるでしょう」と HRS の CEO トビアス・ラガーは述べています。

バーチャルペイメントへのフォーカスなど、HRS のソリューションは統合的サービスを提供するものです。HRS は、あらゆる請求書を、グローバルスケールで収集、監査、照合し、そしてレベル3のデータとしてデジタル化します。
「我々の業界では、これまで不可能なことでした。今後出張者のデータの透明性はさらに高まり、出張プログラムの継続的な最適化が可能となります」 とさらにラガーは述べています。

「今回の買収は、過去数年にわたる conichi チーム全体の確かな実績の証しでもあります。この素晴らしいチームとの日々に感謝するばかりです。我々のHRSが力強く成長し、また、HRS が持つグローバルなリソース、優れたデータ統合、そして現地を知り尽くした専門力をもって、将来にわたりグローバルコーポレートペイメントの自動化の第一線に立っていくことをとても誇りに感じています」 とヴァルドマンは述べています。

ヴァルドマンは、来月ニューヨークで開催される Innovative Conference に登壇し、多国籍企業に向けたHRS の先進のペイメントソリューションを紹介します。

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HRSについて
HRS は、ホテルに特化した出張をシンプル化する支援を行なっており、世界中の企業のトラベルマネージャーならびに出張者からホテルの選択、出張に関係するプロセスに対して高い信頼を得ています。また、専門性を要するホテルとの企業レートの調達ならびに交渉、宿泊やミーティングの際のペーパーレス支払いの最適化や請求書プロセスの自動化なども行なっています。多国籍企業3,000社以上がHRS のGlobal Hotel Solutionsを利用しています。その顧客には、フォーチュン500社に入るGoogle、シーメンス、アリババ、チャイナモバイル、フォルクスワーゲン等が含まれます。HRS はまた、ホテルサプライヤーとも協業し、透明化の推進、企業へのホテル供給プロセスの効率化の支援を行っています。HRSは1972年にドイツのケルンで創立され、現在はベルリン、ロンドン、ミラノ、ムンバイ、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコ、サンパウロ、ソウル、上海、シンガポール、シドニー、東京、ワルシャワなど世界35都市以上のオフィスで展開しており、1,500名以上の従業員で構成されています。企業クライアントと出張者は、HRS の現地マーケットの専門知識とグローバルネットワークを活用することが出来ます。詳細は、https://corporate.hrs.com/jaでご確認ください。


conichi について
conichi のホテルテクノロジーは、そのスマートホテルソリューションで、出張者にシームレスなホテル滞在を提供しています。素早いオンラインチェックイン・チェックアウトや、スマートフォンによる支払い等、単に出張者の満足度向上に資するだけではなく、忙しい出張者の時間を節約しています。2016年、コーポレートホテルテクノロジーをリードする HRS は conichi に1,000万ユーロを投資し、そのテクノロジーを HRS のアプリに統合し、特に出張者の頻繁な出張をより便利にしています。ヨーロッパの数拠点に加え米国にも支社を置いています。
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