脱石油100%「CO2プラスチック」第2弾 〜土に・地球に・自然に還る〜 地球の未来にやさしい生分解性プラスチック「CO2ポリ乳酸」誕生
[19/06/11]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
東大発ベンチャー 株式会社CO2資源化研究所(本社 東京都港区 代表取締役/農学博士 湯川英明)は、世界で初めてCO2からの乳酸生成の技術確立に成功しました。
この技術に関する基本特許は近日登録されることから、生分解性プラスチック「CO2ポリ乳酸」の早期工業化へ向け注力します。
プラスチックは、石油由来が主流であり、一部バイオマス(とうもろこし、サトウキビ等)からの生産が行われています。これに対し当社は、CO2を原料とするプラスチックの開発を進めています。この「CO2ポリ乳酸」は、先に発表したCO2ポリエチレンに続く、脱石油100%「CO2プラスチック」第2弾です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/45163/3/resize/d45163-3-445363-0.jpg ]
ポリ乳酸とは、石油由来プラスチックの代替品として食品トレー、外食産業でのディスポーザル食器等一般消費者向けの商品として期待されている生分解性プラスチックです。現在原料のほとんどが、とうもろこしです。
「CO2ポリ乳酸」は、100%脱石油で、究極のサスティナブル原料であるCO2から製造するもので、各方面から期待されています。
なお、CO2を原料とするプラスチックをはじめとする当社化学品群は、CO2を食べて育つ「UCDI水素菌」より製造します。
バイオジェット燃料製造特許 http://www.co2.co.jp/pdf/20190227_UCDI_release.pdf
「CO2ポリエチレン」製造特許 http://www.co2.co.jp/pdf/20190530_UCDI_release.pdf
■期待されているポリ乳酸の用途
食品トレー(惣菜、鮮魚、精肉用等)、食器(リターナブル食器、簡易食器具)、パソコン・携帯端末等の筐体 包装資材(エアーパッキング等)、インキ・接着剤、土木資材、繊維・不織布製品、事務用品・雑貨 他
【会社概要】
社 名 :株式会社 CO2 資源化研究所 http://www.co2.co.jp
設 立 :2015年8月12日
資本金/資本準備金:1億6,290万円
本 社 :東京都港区芝5-13-15芝三田森ビル6階
研究拠点 :本郷リサーチセンター 東京都文京区弥生2-11-16東京大学工学部12号館4階
事業分野 :当社は、CO2(二酸化炭素)を栄養源として、24 時間で 1 個体が 1600 万個に増殖する「UCDI水素菌」を核に、革新的なバイオ技術を高度に利用し、研究開発と産業化を進めています。
(1)Biofeeds(水産養殖などの飼料用動物性たんぱく素材)(2)高機能プロテイン (3)バイオジェット燃料 (4)化学品(生分解性プラスチック等)の4事業分野において食糧問題解決と脱石油社会の実現に向けて、研究開発と産業化を進めています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/45163/3/resize/d45163-3-800772-1.jpg ]
経営陣:代表取締役社長 湯川 英明 取締役 湯川 智子
執行役員 前田 浩 執行役員 別府 節子
顧 問:最高顧問 兒玉 徹 (東京大学名誉教授)
特別顧問 永井 和夫(東京工業大学名誉教授)
高瀬 光徳(元 森永乳業株式会社常務取締役)
芳賀 正明(元 日本航空株式会社常務取締役)
Science Adviser, F. Blaine Metting, Jr., Ph.D.
Consultant in Microbial Biotechnology & Carbon Sequestration
Business Strategy Advisor, Dr.Alain Vertès
Managing Director at NxR Biotechnologies