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京都大学医学部附属病院の臨床研究「婦人科がん患者に対するモバイルアプリケーションを用いたがんヘルスケア管理のFeasibility Study」にアプリ「ANBAI」が採用されました

婦人科がん患者のQOLの維持・改善を目指し、日常的なヘルスケアデータを収集・活用

株式会社DUMSCO(本社:東京都港区、代表:西池 成資、以下、当社)が提供する、スマートフォンのカメラを用いたストレス測定アプリ「ANBAI」が、京都大学大学院医学研究科 婦人科学・産科学教室(以下、京大婦人科産科)が行う研究「婦人科がん患者に対するモバイルアプリケーションを用いたがんヘルスケア管理のFeasibility Study」(以下、本研究)に採用されました。




当社は、2013年より提供している、300万ダウンロードを達成したストレス測定アプリ「ストレススキャン」の技術とデータを活用し、企業などにおいて、1人1人がスマートフォンでストレスを測定して客観的に自分の体調を把握するとともに、組織的な体調のモニタリングを可能にするサービス「ANBAI」(https://anbai.app/)を開発・提供してまいりました。

今回、京大婦人科産科が実施する婦人科がん患者を対象にした本研究において、患者の日常的な生活習慣を評価・観察する目的で、心拍変動や歩数、睡眠といったデータを記録・収拾するためにANBAIが活用されることになりました。

■ 本研究の概要
近年、がん治療成績の向上にあわせて、「がん治療」のみに注目するのではなく、がん患者が診断を受けてから、長期間に渡る治療やその後の生活にいたるまで、がんとともに送る生活が精神的・社会的に充実するようにサポートする「がんサバイバーシップ」が求められています。

「がんサバイバーシップ」の取り組みにおいては、従来では病院を受診した際の診察や問診、検査といった情報のみでは、患者の日常の生活習慣を評価することが難しいという課題がありましたが、ICTの普及に伴い、スマートフォンアプリを活用することで患者の日常生活における健康データを効率的に収集・評価することが可能となってきています。

こうした背景から、本研究は、婦人科がん患者を対象に、スマートフォンを活用して様々なデータを収集し、患者の予後管理に実際にデータを活用しながら、QOL(Quality of Life:生活の質)の評価をはじめとしたデータ活用の可能性について検討し、がんサバイバーシップに関する今後の発展に寄与することを目指します。本研究においては、ANBAIは患者の日々のストレスや日常生活の評価のために、自律神経測定(心拍変動)のデータや歩数、睡眠データなどの健康データ収集に活用されます。

■ 本研究の体制について
本研究は、京大婦人科産科の万代昌紀教授・山口建講師を中心とし、婦人科診療に携わる医師や婦人科腫瘍研究室からなる研究チームで実施されています。研究対象者は、京都大学医学部附属病院の産科婦人科で診断、治療、経過観察を行う18歳以上の婦人科がん患者の中から、同意を得られた50名を研究対象者としています。このフィージビリティスタディの終了後は、対象者を拡大してより大規模な研究を実施する予定です。

■ ANBAIの採用にあたり万代昌紀教授からのコメント
京大産科婦人科は今まで多くの婦人科がんを扱い、難しい疾患にも対応してきました。婦人科がんは比較的若くに発症するため、病気を治すことだけではなく、いかに日常生活の質(QOL)を維持、向上できるかが重要です。最近、良く用いられているヘルスケアアプリは、日常生活を把握するうえで大変便利です。DUMSCOが提供するANBAIは、スマートフォンのカメラを用いて心拍変動を検出してストレスなどの貴重なデータを収集できる秀逸で素晴らしいアプリです。がんヘルスケア管理にANBAIを用いることで、婦人科がん患者のストレス状態を管理し、細かなケアができることが期待されます。また、ストレスとがんとの関係が明らかとなり、学術的にも大きな意味があると考えています。

■ ANBAIについて

[画像1: https://prtimes.jp/i/45932/3/resize/d45932-3-498585-0.png ]



ANBAI ( https://anbai.app )は、スマートフォンのカメラを用いて脈拍や心拍変動といったバイタルデータなどを測定し、ストレスや体調を数値で見える化するアプリです。ウェアラブルデバイスなどを用いずに、自律神経(心拍変動)や、歩数・睡眠といった重要なヘルスケアデータを日常的に記録できます。
健康経営を推進する企業をはじめとし、大学、医療機関やスポーツチームといったさまざまな組織向けに、アプリとユーザー管理やデータの確認も行えるダッシュボードを提供しています。

【ANBAIの特徴】

[画像2: https://prtimes.jp/i/45932/3/resize/d45932-3-615108-1.png ]




スマートフォンのカメラで脈拍の変化をセンシングし、心拍変動解析(HRV)という手法で自律神経活動(ストレス等)の測定を可能にします
自律神経の測定に加えて、睡眠時間や歩数といったライフログのシームレスな収集が可能です
管理用のダッシュボードを通じて、自組織のユーザー管理やデータの確認が簡単にできます



当社は、「人々が活力的・生産的な日々を送れる社会をデータの力で実現する」ために、これまでも医療機関や大学等の研究に協力してまいりました。ANBAIは、人々の健康に関する非常に有用なデータを簡単に、低コストで集められるプラットフォームとして評価していただいており、今後も本研究のような課題を抱える研究に対して全力でサポートさせていただきます。

■ 会社概要
会社名: 株式会社DUMSCO
代表者: 西池 成資
所在地: 東京都港区
設立: 2010年5月
事業: ピープルアナリティクス事業
認証等: プライバシーマーク取得

■ 本リリースの問い合わせ
・サービスご利用・トライアル等について
 サービス公式サイト ( https://anbai.app )からお問い合わせください

・その他のお問い合わせについて
 株式会社DUMSCO
  info@dumsco.com(担当:木下)
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