全国のアウトドアガイドや教育者が集結!Japan Outdoor Leadership Conference2024開催レポート。来年はオホーツク・知床開催が決定
[24/06/29]
提供元:PRTIMES
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6月18日〜20日、3日間にわたり西多摩で開催。北海道から九州まで、全国各地から延べ150名が参加。
最終日は地域住民参加型のシンポジムを開催。西多摩の4市町村の首長が集い、”LNTと地域観光”を軸にアウトドアの未来と地域振興をディスカッションし、大盛況で幕を閉じました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-5b5d9b39641d50a7e733-1.jpg ]
去る、6月18日〜20日、一般社団法人Wilderness Education Association JapanとLeave No Trace Japan共催でJapan Outdoor Leadership Conference2024を開催しました。3日間で延べ約150名が参加し、〈教育・観光・リスクマネジメント〉の3つの観点から、海外ゲストや各スペシャリスト達による講演、西多摩のフィールドを活用したフィールドワークショップ、最終日には、西多摩4市町村の首長をお招きし、”LNTと地域観光”をテーマに地域住民参加型のシンポジウムを開催し、大盛況で幕を閉じました。来年は、知床で開催することが決定しています。
【Japan Outdoor Leadership Conference2024開催概要】
日時:24年6月18日〜20日
場所:青梅市・あきる野市
主催:一般社団法人Wilderness Education Association Japan
共催:特定非営利活動法人 Leave No Trace Japan
URL:https://weaj.jp/12jolc/
[画像2: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-32c8b092eb6701a63c92-2.png ]
DAY1 pickup ”世界のアウトドア産業からのエール”
[画像3: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-f16ab080faa04a98345f-3.jpg ]
アメリカから、野外教育法を確立し普及させたジャック・デュルーリー氏(Leading EDGE, 共同オーナー兼CEO)をお招きし、アメリカでの野外教育の現場や、教育論・教育法を確立するまでに至った、歴史的な背景や、研究・大学などの教育機関の状況、社会的な仕組等の話を伺いました。アウトドアリーダーシップの不屈の名著である「Backcountry Classroom」の著者でもあります。
DAY2 西多摩の自然環境を最大限に活用し、ラフティングを通した”ガイド育成”の課題解決体験等、複数の
ワークショップやLNT award、チャリティーオークション等を開催。
[画像4: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-11b98d8216aee3d65786-5.jpg ]
DAY2 pickup ”アウトドアフィールドからの命のバトン”
[画像5: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-bf559591ea01ea416563-6.jpg ]
2日目のクロストークでは、野外指導者として、教育の立場から岡村泰斗氏(アウトドア エデュケーター)、ガイドの立場から平井琢氏(ラフティング マスターガイド)、現場と医療をつなぐレスキューの立場から八櫛徳二郎氏(減災防災クリエーター)、さらに最終ターミナルである医療の立場から稲垣泰斗氏(救命救急医師)に登壇頂きました。「教育とリスクのバランス」「事前準備」「現場での判断」「状況の安定化」「リスク共有」等々をキーワードに、アウトドアでの事故発生の最小化のポイントや事故発生後の被害拡大抑止のポイントについて熱く語って頂きました。
3DAY pickup ”シンポジウム「西多摩から考える『持続可能なアウトドア』の未来」”
[画像6: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-02d53a9b09d70916ec9d-7.jpg ]
写真左より、多摩大学経営情報学部 松本祐一教授 /青梅市 大勢待利明市長/あきる野市 中嶋博幸市長/奥多摩町 師岡伸公町長/檜原村 吉本昂二村長/Leave No Trace Japan代表理事 岡村泰斗氏
昨年、Leave No Trace Japanと国内の自治体として初めて地域連携協定を結んだ青梅市、あきる野市のほか、奥多摩町、檜原村の西多摩4市町村の首長が集まり、「LNT×地域振興」を軸に、持続可能なアウトドアの未来をディスカッションしました。西多摩地域に共通する魅力は、何と言っても豊かな自然。都心より約60分でアクセスできる西多摩地域は、多摩川最大の支流があることから豊かな水と森に恵まれ、アユ釣りやトレッキング、サイクリング、キャンプ等のアウトドアアクティビティ。山岳耐久レースのハセツネや青梅マラソン、御岳カップ等の多種多様なアウトドアスポーツ大会の実施等、また最近では、JR青梅線にて、地域住民・事業者を巻き込みながら、沿線に点在する空き家をホテルの部屋として改修し、沿線全体を一つのホテルに見立てる”沿線まるごとホテル”等、地域活性化の様々な取組を行っています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-b98f363e2308ec62aa01-8.jpg ]
観光推進をしていく一方で、課題となっていたのが、「観光客によるゴミ問題」。バーベキューのゴミが放置され、焚火跡が残ったままなど、早急な課題解決が求められています。昨年、Leave No Trace Japanと包括連携協定を結んだ青梅市では、市職員への環境倫理教育や、学生とのディスカッション、今年の4月にはバーベキューユーザーが集まる青梅市釜の淵公園に、LNTのキャッチコピーでもある『今残さないことで未来に残す』と7原則を掲載した看板を設置し、環境リテラシーに対する教育と、場作りの両軸で課題解決に取り組んでいます。
シンポジウムは、地域住民の皆様にも開放し、大盛況で幕を閉じました。
2025年は、オホーツク・知床で開催が決定!
[画像8: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-e47fbad7e4d11e730e33-9.jpg ]
来年は、北海道アドベンチャートラベル協議会が主幹となり、オホーツク・知床で開催することが決定しました。世界90か国以上で導入されている、Leave No Traceですが、中でも義務教育に取り入れられ、”全国民がLeave No Traceの教育を受けている”唯一の国、アイルランドのLeave No Traceからもゲストを呼ぶ予定です。(調整中)
【Japan Outdoor Leadership Conference2025開催概要】
日時:25年6月17日〜19日
場所:オホーツク・知床
最終日は地域住民参加型のシンポジムを開催。西多摩の4市町村の首長が集い、”LNTと地域観光”を軸にアウトドアの未来と地域振興をディスカッションし、大盛況で幕を閉じました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-5b5d9b39641d50a7e733-1.jpg ]
去る、6月18日〜20日、一般社団法人Wilderness Education Association JapanとLeave No Trace Japan共催でJapan Outdoor Leadership Conference2024を開催しました。3日間で延べ約150名が参加し、〈教育・観光・リスクマネジメント〉の3つの観点から、海外ゲストや各スペシャリスト達による講演、西多摩のフィールドを活用したフィールドワークショップ、最終日には、西多摩4市町村の首長をお招きし、”LNTと地域観光”をテーマに地域住民参加型のシンポジウムを開催し、大盛況で幕を閉じました。来年は、知床で開催することが決定しています。
【Japan Outdoor Leadership Conference2024開催概要】
日時:24年6月18日〜20日
場所:青梅市・あきる野市
主催:一般社団法人Wilderness Education Association Japan
共催:特定非営利活動法人 Leave No Trace Japan
URL:https://weaj.jp/12jolc/
[画像2: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-32c8b092eb6701a63c92-2.png ]
DAY1 pickup ”世界のアウトドア産業からのエール”
[画像3: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-f16ab080faa04a98345f-3.jpg ]
アメリカから、野外教育法を確立し普及させたジャック・デュルーリー氏(Leading EDGE, 共同オーナー兼CEO)をお招きし、アメリカでの野外教育の現場や、教育論・教育法を確立するまでに至った、歴史的な背景や、研究・大学などの教育機関の状況、社会的な仕組等の話を伺いました。アウトドアリーダーシップの不屈の名著である「Backcountry Classroom」の著者でもあります。
DAY2 西多摩の自然環境を最大限に活用し、ラフティングを通した”ガイド育成”の課題解決体験等、複数の
ワークショップやLNT award、チャリティーオークション等を開催。
[画像4: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-11b98d8216aee3d65786-5.jpg ]
DAY2 pickup ”アウトドアフィールドからの命のバトン”
[画像5: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-bf559591ea01ea416563-6.jpg ]
2日目のクロストークでは、野外指導者として、教育の立場から岡村泰斗氏(アウトドア エデュケーター)、ガイドの立場から平井琢氏(ラフティング マスターガイド)、現場と医療をつなぐレスキューの立場から八櫛徳二郎氏(減災防災クリエーター)、さらに最終ターミナルである医療の立場から稲垣泰斗氏(救命救急医師)に登壇頂きました。「教育とリスクのバランス」「事前準備」「現場での判断」「状況の安定化」「リスク共有」等々をキーワードに、アウトドアでの事故発生の最小化のポイントや事故発生後の被害拡大抑止のポイントについて熱く語って頂きました。
3DAY pickup ”シンポジウム「西多摩から考える『持続可能なアウトドア』の未来」”
[画像6: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-02d53a9b09d70916ec9d-7.jpg ]
写真左より、多摩大学経営情報学部 松本祐一教授 /青梅市 大勢待利明市長/あきる野市 中嶋博幸市長/奥多摩町 師岡伸公町長/檜原村 吉本昂二村長/Leave No Trace Japan代表理事 岡村泰斗氏
昨年、Leave No Trace Japanと国内の自治体として初めて地域連携協定を結んだ青梅市、あきる野市のほか、奥多摩町、檜原村の西多摩4市町村の首長が集まり、「LNT×地域振興」を軸に、持続可能なアウトドアの未来をディスカッションしました。西多摩地域に共通する魅力は、何と言っても豊かな自然。都心より約60分でアクセスできる西多摩地域は、多摩川最大の支流があることから豊かな水と森に恵まれ、アユ釣りやトレッキング、サイクリング、キャンプ等のアウトドアアクティビティ。山岳耐久レースのハセツネや青梅マラソン、御岳カップ等の多種多様なアウトドアスポーツ大会の実施等、また最近では、JR青梅線にて、地域住民・事業者を巻き込みながら、沿線に点在する空き家をホテルの部屋として改修し、沿線全体を一つのホテルに見立てる”沿線まるごとホテル”等、地域活性化の様々な取組を行っています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-b98f363e2308ec62aa01-8.jpg ]
観光推進をしていく一方で、課題となっていたのが、「観光客によるゴミ問題」。バーベキューのゴミが放置され、焚火跡が残ったままなど、早急な課題解決が求められています。昨年、Leave No Trace Japanと包括連携協定を結んだ青梅市では、市職員への環境倫理教育や、学生とのディスカッション、今年の4月にはバーベキューユーザーが集まる青梅市釜の淵公園に、LNTのキャッチコピーでもある『今残さないことで未来に残す』と7原則を掲載した看板を設置し、環境リテラシーに対する教育と、場作りの両軸で課題解決に取り組んでいます。
シンポジウムは、地域住民の皆様にも開放し、大盛況で幕を閉じました。
2025年は、オホーツク・知床で開催が決定!
[画像8: https://prtimes.jp/i/83659/3/resize/d83659-3-e47fbad7e4d11e730e33-9.jpg ]
来年は、北海道アドベンチャートラベル協議会が主幹となり、オホーツク・知床で開催することが決定しました。世界90か国以上で導入されている、Leave No Traceですが、中でも義務教育に取り入れられ、”全国民がLeave No Traceの教育を受けている”唯一の国、アイルランドのLeave No Traceからもゲストを呼ぶ予定です。(調整中)
【Japan Outdoor Leadership Conference2025開催概要】
日時:25年6月17日〜19日
場所:オホーツク・知床