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会話AIエージェント開発のエキュメノポリス、シードラウンドにて総額4.5億円の資金調達を実施

教育・小売・医療現場や窓口業務等の労働集約的な対人サービス業をオンライン代行する会話AIエージェントプラットフォームの開発を加速。人と共に進化するAIとの臨場感あふれる会話体験の実現を目指す。

早稲田大学 知覚情報システム研究所の会話AIメディア研究グループが2022年5月に設立した株式会社エキュメノポリス(本社:東京都新宿区、代表取締役:松山洋一、以下「当社」)は、 Beyond Next Ventures株式会社(以下「BNV」)から第三者割当増資を実施しました。また、NEDO認定VCでもあるBNVからの支援を受け、2022年度「シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援(STS)」、総務省/NICT「Beyond 5G 研究開発促進事業・シーズ創出型プログラム」の研究委託先に採択され、エクイティ・助成金を合わせて総額4.5億円の資金調達となります。




[画像1: https://prtimes.jp/i/101029/3/resize/d101029-3-180a2c1135d62d276a55-5.jpg ]

【資金調達の背景】
当社は、人間とAIが協調することで生産性と品質を向上する世界を目指し、教育・小売・医療現場や窓口業務等の労働集約的な対人サービス業をオンライン代行する会話AIエージェントプラットフォームを開発しています。2023年には、プラットフォームをフル活用した第一弾製品として英会話学習支援サービスを展開予定です。

【資金使途】
(1)プラットフォームの開発加速:会話AIエージェントが提供する会話パターンやスキルを拡張するとともに、WebブラウザやVR・AR ゴーグルなど、あらゆるモバイルデバイスで手軽に臨場感あふれる会話体験の実現を目指します。
(2)リサーチャー/エンジニアの採用強化:研究開発を加速するため、対話システムや自然言語処理、デジタルヒューマン、並列分散処理・仮想化等の技術分野、および第二言語習得や応用言語学分野のリサーチャー、エンジニアを積極的に採用してまいります。詳しくは、当社HPの採用ページ(https://www.equ.ai/ja/careers/ - 随時更新)にアクセスください。
(3)市場拡大:当社のすべての事業は国内に留まらず、海外への販売を予定しています。2023年初頭の言語学習支援サービスのリリースを皮切りに、言語の壁を越えたグローバルマーケットへの展開を目指しています。

【会話エージェントプラットフォームについて】
[画像2: https://prtimes.jp/i/101029/3/resize/d101029-3-5572f80c9cbd32fe6f3b-6.jpg ]

対話相手の音声・顔画像などから意図を推定し、対話の状態に合わせて表情やジェスチャーを生成したり、相手の発話の継続・終了の意図を推定して発話被りを低減したりといった、自然に近い会話を実現することができます。相手の会話能力を総合的に判定する機能も実装しています。

また、量子コンピューティング技術も活用することで、高度にパーソナライズされた対話シナリオが自動・半自動で生成され、ユーザはビデオ会議やXRデバイスを通して手軽に会話インタラクションを体験できます。


エキュメノポリス 代表取締役 松山 洋一
[画像3: https://prtimes.jp/i/101029/3/resize/d101029-3-ea805d01f7fa773eb22c-8.jpg ]


「デジタル社会のマーケットは、もとよりグローバル。エキュメノポリスの目指す、惑星規模で人とAIが豊かに共進化するデジタル近未来社会の実現という遠大な目標に共感いただき、当社創業に関わる一連の大学発ベンチャー支援助成・資金調達の累計は、今回のものも含めて創業3ヶ月の時点でおよそ10億円に上ります。これからも機械学習、自然言語処理、第二言語習得、デジタルヒューマン、量子コンピューティング、NFTの研究者・技術者からSF作家まで、新たな仲間との出会いに期待しています。」

Beyond Next Ventures マネージャー 金丸将宏氏
[画像4: https://prtimes.jp/i/101029/3/resize/d101029-3-bbd15447839c0c090abb-9.jpg ]


「起業前のエキュメノポリスチームに初めてお会いした時、これまでの会話エージェントと称するプロダクトとは一線を画する可能性を感じました。ただ、可能性が広いが故、どのような事業から立ち上げるべきか悩ましく、その後弊社主催のアクセラレーションプログラム「BRAVE」で現在の事業プランを核とした「エキュメノポリス」を立ち上げることができ、出資をさせていただけたことを大変うれしく思います。このチームは必ず世界で戦っていけると信じています。」


【株式会社エキュメノポリス(Equmenopolis Inc.)】
「Equmenopolis」という社名は、1960年代に夢想された概念「Ecumenopolis」(あらゆる都市がネットワーク化され、ローカル性とグローバル性が両立する理想的な世界都市)に由来します。当社名の冒頭2文字「Eq」には、 今後人間の共同活動者としてのAIが備えるべき「心の知能(EQ)」が表現されており、Equmenopolisは「共存する電脳世界都市」を意味します。新型コロナウイルス感染症の蔓延にも端を発して出現した新しい社会の局面を前にして、人間とAIが豊かに共存し価値を創造できる社会モデルを提案してまいります。


本社:東京都新宿区西早稲田一丁目22番3号 アントレプレナーシップセンター内
設立:2022年5月2日
代表取締役:松山 洋一
主な事業:会話AIエージェントプラットフォーム開発およびそのアプリケーションの開発
URL:https://www.equ.ai/ja/
主な採択実績

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援(NEDO-STS)「マルチドメイン会話AIエージェントサービスプラットフォームの開発」 2022年度採択 https://www.nedo.go.jp/koubo/CA3_100345.html
総務省/NICT「Beyond 5G 研究開発促進事業・シーズ創出型プログラム」「会話AIエージェントとの高臨場感インタラクション体験実現のためのXR通信基盤の研究開発」2022年度採択 https://www.nict.go.jp/publicity/topics/2022/08/05-1.html
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)SBIRフェーズ1「高度にパーソナライズされた情報空間ガイドAIの開発」2021年度採択
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」「人と共に成長するオンライン語学学習支援AIシステムの開発」 2020年度採択
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム(START)「社会的会話AIを搭載したメディアサービスの事業化」 2019年度採択





【Beyond Next Ventures株式会社】
大学や企業における優れた研究・技術を発掘し、社会への実用化に向けて、研究者や起業家と共に新産業の創出に挑む独立系VC・アクセラレーターです。資金的支援に加え、創業前からの事業化支援やディープテック領域における経営人材の育成など、VCの枠を超えてより強固なエコシステムの構築に注力しています。


本社:東京都中央区日本橋本町3丁目7−2 MFPR日本橋本町ビル 3階
設立:2014年8月12日
社長:伊藤 毅
URL:https://beyondnextventures.com/jp/



【関連する取材記事・プレスリリース】
・PRTIMES「社会的知能を持つ会話AIでSociety 5.0の実現へ 早稲田大学発スタートアップ「エキュメノポリス」設立」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000101029.html
・NewsPicks「【直撃】早大発、英語AIが自然すぎる」 https://newspicks.com/news/7223252/body/
・日本経済新聞「AIで英会話レベルを測定、早大発スタートアップが設立」https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC062L90W2A500C2000000/
・日刊工業新聞「会話の間やリズムを理解する会話型AIを社会実装!早大研究者が創業」https://newswitch.jp/p/31989
・AIsmiley「早稲田大学発スタートアップが会話AIエージェントを開発」https://aismiley.co.jp/ai_news/waseda-college-ai/
・早稲田大学ニュースリリース「英会話能力判定システムを開発」 https://www.waseda.jp/top/news/77513
・早稲田大学ニュースリリース「AIの発話計画を富士通デジタルアニーラで高速に最適化する技術を開発」 https://www.waseda.jp/inst/gcs/news/2022/02/22/1183/

【本リリースに関するお問合せ先】
エキュメノポリス社 広報担当
info@equ.ai
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