ナノストリングは、2023 AGBTにて、超ハイプレックス6,000 遺伝子のRNAシングルセル空間イメージング技術を発表しました。
[23/02/15]
提供元:PRTIMES
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シングルセル空間解析技術を拡充し、6,000のRNAおよび120のタンパク質ターゲットを検出できるCosMx空間分子イメージャーの開発計画を、AGBTのGold Sponsorワークショップにて紹介。
シアトルに本社を置き、ライフサイエンス領域で基礎およびトランスレーショナル研究のための技術を提供する先進企業であるNanoString Technologies, Inc.(以下ナノストリング)は、2023年2月6日、CosMx(TM)空間分子イメージャー(SMI)の最新技術開発計画を発表しました。この内容は、2月6日〜9日にフロリダ州ハリウッドで開催された2023 Advances in Genome Biology and Technology総会で発表され、ナノストリングは、Gold Sponsorワークショップを2月7日に開催いたしました。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/111574/table/3_1_598c57d3e65625533fe53adc04b96a72.jpg ]
[画像1: https://prtimes.jp/i/111574/3/resize/d111574-3-0a5d8217fec4d4bd9f0e-4.png ]
画期的なシングルセル空間解析イメージングプラットフォームCosMx SMIでは現在、形態学的にインタクトな全組織切片において1,000種類以上のRNAターゲットおよび60種類以上のタンパク質ターゲットを視覚化できるハイプレックスイメージングが可能です。Gold Sponsorワークショップでは、RNAで6,000プレックス、タンパク質では120プレックスの解析能力を2023年に実現する製品についてご紹介いたします。かつてない超ハイプレックス技術を用い、遺伝子およびタンパク質の発現をシングルセル・サブセルラーレベルの分解能で視覚化・定量化することにより、RNAでは既存の市販システムよりも12倍以上も多いターゲットの解析が可能となり、これは同様な解析プラットフォームを有する他社の追随を許さない仕様となっています。
またこのワークショップでは、この分野で主導的な役割を果たしている学術研究者により以下に記載するプレゼンテーションも行われます。
・Holger Heyn博士(スペイン、バルセロナのCentre for Genomics Regulationチームリーダー)によるプレゼンテーション「Spatial Cellular Maps of Inflammatory Bowel Disease by Single-Molecule Imaging(シングルセルイメージングによる炎症性腸疾患の空間分子マッピング)」
・Miranda Orr博士(ウェイク・フォレスト大学医学部助教授)によるプレゼンテーション「Spatial Functional and Cellular Characterization of Alzheimer’s Disease in Mouse and Human Brain Tissue(マウスおよびヒト脳組織におけるアルツハイマー病の機能・細胞特性の評価)」
ナノストリングのSVP兼Chief Scientific OfficerであるJoseph Beechem博士は、2月8日のセッションで、6,000 RNAイメージングに関するプレゼンテーション「Path to the holy grail of spatial biology: spatial single cell whole transcriptomes using ultra-high plex spatial molecular imaging(空間生物学の究極の目標達成を目指して:超ハイプレックス空間分子イメージング技術を用いた空間シングルセル全トランスクリプトーム解析)」を行いました。Beechem博士は、次のように述べています。「ナノストリングは、シングルセルイメージング技術をさらに進化させ、組織サンプルからの空間情報獲得の限界に挑戦し続けます。現在提供している1,000プレックスRNAパネルを備えたCosMxは、サンプル当たりで他社品の2倍の情報を獲得でき、細胞タイプとその活性化状態の双方を調べることが可能です。来年の今頃には、6,000プレックスRNAパネルを提供することにより、ヒト生物学における最も重要な経路のほぼすべてをカバーすることが可能となり、この分野のリーダーとしてさらに貢献できる予定です。」
ナノストリングの空間ソリューションについては、顧客によるプレゼンテーション6件を含む、13の抄録に取り上げられました。また総会期間中、CosMx SMI、GeoMxデジタル空間プロファイラー(DSP)、AtoMx™空間バイオインフォマティクスポートフォリオ(SIP)などの空間生物学ソリューションのデモンストレーションが行われました。
柔軟性の高いクラウドベースのバイオインフォマティクスプラットフォームAtoMx SIPは、安全かつスケーラブルなストレージと解析により、研究計画から査読誌への投稿までのワークフローを支援するシステムであり、CosMx SMIプラットフォーム、GeoMxデジタル空間プロファイラーのどちらにも対応可能です。クラウドベースのプラットフォームを用いることにより、コストのかかるバイオインフォマティクス設備に投資する必要がなくなり、空間生物学的解析に要する時間が数日単位から数時間単位に短縮されます。また、設定済みのデータ解析パイプラインを用いるだけでなく、独自のコードを用いてパイプラインをカスタマイズしたり、バイオインフォマティクス業界が開発したオープンソースのツールを用いたりすることもできる柔軟性も備えています。完全自動化空間プロファイラーGeoMx DSPでは、ヒトおよびマウスの全トランスクリプトームの多細胞解析を行うことができ、他の動物種にもカスタマイズ可能です。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/111574/table/3_2_1191af7908eb507bd275c0a2f89a9495.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/111574/3/resize/d111574-3-085a642079115fecc859-0.png ]
ナノストリングのCosMx空間分子イメージャーの詳細については、当社ウェブサイトhttps://jp.nanostring.com/products/cosmx-spatial-molecular-imager/cosmx-smi-overview/ をご覧ください。
シアトルに本社を置き、ライフサイエンス領域で基礎およびトランスレーショナル研究のための技術を提供する先進企業であるNanoString Technologies, Inc.(以下ナノストリング)は、2023年2月6日、CosMx(TM)空間分子イメージャー(SMI)の最新技術開発計画を発表しました。この内容は、2月6日〜9日にフロリダ州ハリウッドで開催された2023 Advances in Genome Biology and Technology総会で発表され、ナノストリングは、Gold Sponsorワークショップを2月7日に開催いたしました。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/111574/table/3_1_598c57d3e65625533fe53adc04b96a72.jpg ]
[画像1: https://prtimes.jp/i/111574/3/resize/d111574-3-0a5d8217fec4d4bd9f0e-4.png ]
画期的なシングルセル空間解析イメージングプラットフォームCosMx SMIでは現在、形態学的にインタクトな全組織切片において1,000種類以上のRNAターゲットおよび60種類以上のタンパク質ターゲットを視覚化できるハイプレックスイメージングが可能です。Gold Sponsorワークショップでは、RNAで6,000プレックス、タンパク質では120プレックスの解析能力を2023年に実現する製品についてご紹介いたします。かつてない超ハイプレックス技術を用い、遺伝子およびタンパク質の発現をシングルセル・サブセルラーレベルの分解能で視覚化・定量化することにより、RNAでは既存の市販システムよりも12倍以上も多いターゲットの解析が可能となり、これは同様な解析プラットフォームを有する他社の追随を許さない仕様となっています。
またこのワークショップでは、この分野で主導的な役割を果たしている学術研究者により以下に記載するプレゼンテーションも行われます。
・Holger Heyn博士(スペイン、バルセロナのCentre for Genomics Regulationチームリーダー)によるプレゼンテーション「Spatial Cellular Maps of Inflammatory Bowel Disease by Single-Molecule Imaging(シングルセルイメージングによる炎症性腸疾患の空間分子マッピング)」
・Miranda Orr博士(ウェイク・フォレスト大学医学部助教授)によるプレゼンテーション「Spatial Functional and Cellular Characterization of Alzheimer’s Disease in Mouse and Human Brain Tissue(マウスおよびヒト脳組織におけるアルツハイマー病の機能・細胞特性の評価)」
ナノストリングのSVP兼Chief Scientific OfficerであるJoseph Beechem博士は、2月8日のセッションで、6,000 RNAイメージングに関するプレゼンテーション「Path to the holy grail of spatial biology: spatial single cell whole transcriptomes using ultra-high plex spatial molecular imaging(空間生物学の究極の目標達成を目指して:超ハイプレックス空間分子イメージング技術を用いた空間シングルセル全トランスクリプトーム解析)」を行いました。Beechem博士は、次のように述べています。「ナノストリングは、シングルセルイメージング技術をさらに進化させ、組織サンプルからの空間情報獲得の限界に挑戦し続けます。現在提供している1,000プレックスRNAパネルを備えたCosMxは、サンプル当たりで他社品の2倍の情報を獲得でき、細胞タイプとその活性化状態の双方を調べることが可能です。来年の今頃には、6,000プレックスRNAパネルを提供することにより、ヒト生物学における最も重要な経路のほぼすべてをカバーすることが可能となり、この分野のリーダーとしてさらに貢献できる予定です。」
ナノストリングの空間ソリューションについては、顧客によるプレゼンテーション6件を含む、13の抄録に取り上げられました。また総会期間中、CosMx SMI、GeoMxデジタル空間プロファイラー(DSP)、AtoMx™空間バイオインフォマティクスポートフォリオ(SIP)などの空間生物学ソリューションのデモンストレーションが行われました。
柔軟性の高いクラウドベースのバイオインフォマティクスプラットフォームAtoMx SIPは、安全かつスケーラブルなストレージと解析により、研究計画から査読誌への投稿までのワークフローを支援するシステムであり、CosMx SMIプラットフォーム、GeoMxデジタル空間プロファイラーのどちらにも対応可能です。クラウドベースのプラットフォームを用いることにより、コストのかかるバイオインフォマティクス設備に投資する必要がなくなり、空間生物学的解析に要する時間が数日単位から数時間単位に短縮されます。また、設定済みのデータ解析パイプラインを用いるだけでなく、独自のコードを用いてパイプラインをカスタマイズしたり、バイオインフォマティクス業界が開発したオープンソースのツールを用いたりすることもできる柔軟性も備えています。完全自動化空間プロファイラーGeoMx DSPでは、ヒトおよびマウスの全トランスクリプトームの多細胞解析を行うことができ、他の動物種にもカスタマイズ可能です。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/111574/table/3_2_1191af7908eb507bd275c0a2f89a9495.jpg ]
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ナノストリングのCosMx空間分子イメージャーの詳細については、当社ウェブサイトhttps://jp.nanostring.com/products/cosmx-spatial-molecular-imager/cosmx-smi-overview/ をご覧ください。