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開催迫る!東日本バッグ工業組合「デジタルブランディングプロジェクト」の集大成 江戸〜明治期の袋物とそれらにインスパイアされた「月」をテーマにクリエイトした袋物【TOKYO嚢物展】

2023年1月27日(金)・28日(土)@銀座伊東屋 B1 Inspiration Hall

 東京都を中心に東日本エリア138社の袋物製造事業者が加盟する東日本バッグ工業組合(事務所:台東区柳橋、理事長:松村由美)では、業界の活性化を目的に、東京都の令和4年度中小企業新戦略支援事業(団体向け)に係る特別支援「デジタル技術活用による業界活性化プロジェクト」※の対象事業に選定された「東日本バッグ工業組合デジタルブランディングプロジェクト」を推進しております。
 そして、本プロジェクトの集大成として、1月27日(金)・28日(土)の2日間、銀座伊東屋 B1「Inspiration Hall」にて、「TOKYO嚢(ふくろ)物展」(https://www.bagmakers.tokyo/exhibition/)を開催します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/113126/3/resize/d113126-3-6d78db533dd8a35f1ef5-0.png ]

 江戸中期の「化粧袋」、江戸後期の「煙草入」(たばこいれ)や明治初期の「早道(はやみち)」といわれる小銭入れ、など、組合が所蔵する江戸から明治期に日常使いされていた袋物のアーカイブ10点を展示いたします。それらにインスパイアされたクリエイティブディレクター・デザイナーの寺内ユミさんが、「月」をテーマに、その満ち欠けをモチーフとした5点をデザインし、職人の高い技術力でバッグに仕上げました。過去と未来の袋物を対比した展示です。
 この他、会場には、本プロジェクトで制作したブランドロゴを表紙にしたコンセプトブックの展示や、バッグづくりの様子を映像に収めたコンセプトムービーの上映など、江戸から続くものづくりの一つである袋物産業の「技」や「粋」だけでなく、併せて未来への可能性も感じていただく展覧会です。会期終了後、展覧会の模様や展示コンテンツはデジタルアーカイブ化され、オンラインミュージアムに収蔵・公開されます。
※2023年2月下旬に同専用サイトにて公開予定。
※会期中は、寺内ユミさん(クリエイティブディレクター・デザイナー)、新谷誠(展覧会ディレクター)の両名が在廊いたします。

東日本バッグ工業組合デジタルブランディングプロジェクト
東日本バッグ工業組合と(株)博報堂とのコンソーシアムが、「業界全体のブランディング化」「デジタル技術を用いた情報発信力の強化」を柱に、伝統ある東京のものづくりの一角を為す袋物業界全体の活性化に取り組むプロジェクトです。

※東京都の令和4年度中小企業新戦略支援事業(団体向け)に係る特別支援「デジタル技術活用による業界活性化プロジェクト」とは
この事業は、各業界における中小企業組合等や中小企業グループが団結して取り組む業界の活性化に向けた取り組みに対し、東京都が人的・財政的支援をすることで、業界等の発展を図るとともに、組合員企業やグループ傘下の企業経営力の向上を図っていく事業です。また、ポストコロナを見据えて、デジタル技術等を活用した新たな手法による団体等の業界活性化の取組を選定し、実施に向けて包括的に支援する特別支援「デジタル技術活用による業界活性化プロジェクト」として実施されています。

★東日本バッグ工業組合「デジタルブランディングプロジェクト」【TOKYO嚢物展】開催概要★
■日時:2023年1月27日(金)・28日(土)10:30〜18:00
■会場:銀座伊東屋 B1 Inspiration Hall(東京都中央区銀座2丁目7-15)
■内容:東日本バッグ工業組合所蔵の江戸〜明治期の袋物10点と、それらにインスパイアされた寺内ユミ氏による「月」をテーマにした5点のデザインを職人が高い技術力でバッグに仕上げ、これらを対比した展示。
■詳細:https://www.bagmakers.tokyo/exhibition/
■展覧会タイトル・キャッチコピー・趣旨:

BAG MAKERS TOKYO PRESENTATION
【TOKYO嚢物展】

嚢物は、時を超える。今日をときめかせる。
東京のバッグ、革小物づくりのルーツである江戸末期の嚢 (袋) 物。
その一つひとつが江戸の暮らしと、職人たちの優れた技を伝えてくれます。
【TOKYO 嚢物展】は大切に保存されてきた貴重なアーカイブ展示と、
江戸の嚢物にインスパイアされたクリエイターの作品を並列展示した展覧会です。
クリエイターの感性を精緻な技術で仕上げたのは【BAG MAKERS TOKYO】。
伝統を守り新しい革新に挑む、東日本バッグ工業組合のプロジェクトです。
嚢物がつなげる江戸と現代、時を超えて出会ったバッグの世界を感じてください。

※この展覧会の模様を3Dカメラで撮影し、デジタルアーカイブ化されてオンラインミュージアムに収蔵する予定です。

■展覧会テーマ:

【嚢と月】

江戸の粋は、今日のわたしたちに何をくれるのだろう。
嚢・Fukuro。
江戸の人々が持つ装身具を嚢物という。
煙草入れ、巾着袋、入れるものに合わせて作られた自由な形。
機能だけではない。手にする姿が粋か、否か。
その想いに職人たちのものづくりの技が応えてきた。

月・Tsuki。
姿を変えて私たちの日々に愉しみをくれる。
十五夜、月見酒、その満ち欠けを愛でる気持ちは江戸の風情。
今日も季節を愉しむ気持ちを私たちにくれる。

嚢が月と出会った。
江戸の嚢物に込められた職人たちの技と
新しいクリエイティビティが出会った。
姿を変える月のように、未来へしなやかな可能性を
感じさせるBagが生まれた。

■起用デザイナー:
寺内ユミ
Terauchi Design Office Co., Ltd.代表
クリエイティブディレクター・デザイナー
[画像2: https://prtimes.jp/i/113126/3/resize/d113126-3-04b3d76b9c43571dad78-1.png ]

インテリアデザインオフィス、インテリアショップでの企画経験を経て1998 年に独立し、Terauchi Design Office Co., Ltd.を設立。 デザイン・ディレクション業務及び現代美術の領域での活動に従事。アイデンティティ確立のための一貫的で多面的なクリエイティブワークを得意とする。自然や情景、日本の美意識を大切にした本質を捉えたプロダクトを発信している。グッドデザイン賞、Red Dot Design Awardなど多数受賞。2022年、アートブック 「There I sense something」を出版し、第25回日本自費出版文化賞“大賞”受賞。佐賀県唐津市に新しい工芸の魅力を伝えるギャラリー“TOKIWAGI”を開設。

■展覧会ディレクター:
新谷 誠(あらや まこと)
JOGO株式会社 代表取締役
[画像3: https://prtimes.jp/i/113126/3/resize/d113126-3-9567fd7139bf9aafe8dc-2.png ]

ファッションをはじめとするブランディングの企画プロデュース会社JOGO(株)の代表取締役企画ディレクター。
伊藤忠ファッションシステム(株)で企画プロデューサーとして活躍し2016年に独立し同社を設立。
主な仕事として、「Jクオリティ」のブランディングに関する業務(2016年〜2021年)、東京都の「TOKYO FASHION AWARD」の受賞者選定からパリでのショールーム実施までの運営コーディネイト業務(2017年〜2018年)、「TOKYO KNIT」の商品開発のコンサル、コラボデザイナーの起用、展示会出展(2019年度はPITTI uomo展と東京凱旋展、2020年度〜2022年度は総合展示会)の企画構成、運営管理まで全体の企画コーディネイトを担当。

【東日本バッグ工業組合 団体概要】
団体名:東日本バッグ工業組合(https://ejb.or.jp
住 所:東京都台東区柳橋2-16-14 バッグ会館2階
理事長:松村由美
概 要:明治33年(1900年)に設立された東京嚢物製造業組合にルーツを持ち、昭和50年に東日本袋物工業組合として法人格を取得。
平成17年に東日本ハンドバッグ工業組合に名称変更を経て、令和3年6月に現在の名称である東日本バッグ工業組合に名称変更を行った。
東日本エリアの袋物製造業者にて構成されており、加盟企業は現在138社。
国・東京都・台東区・墨田区と連携・補助を受けながら各種展覧会への出展、催事などのイベント関連事業のほか、皮革再計量、特許・意匠に関する情報の提供、デメリットカード・シールの無償配布、割引給油カードの取り扱い等の経営にかかわる情報・サービス等の提供を実施。
また、機関誌の発行や支部会の実施(新型コロナウイルスの影響で休止中)、名簿の作成等、業界内の親睦を深める各種事業を展開している。

◎東日本バッグ工業組合 理事長 松村 由美(まつむら よしみ)
 【有限会社清川商店 代表取締役】(東京都墨田区)


[画像4: https://prtimes.jp/i/113126/3/resize/d113126-3-2f75040b1af8658c53b7-4.jpg ]

福岡県出身。
大手運輸会社営業職を経て1989年にバッグメーカー有限会社 清川商店(1960年創業)に入社。2006年、42才で代表取締役に就任すると同時に、若手職人を起用したオリジナルブランド「azzuni」(アッズーニ)を立ち上げる。
2020年に東日本バッグ工業組合理事長に就任。現在2期3年目。
組合主導による催事企画・展覧会の実施等、新たな取り組みを積極的に行い、業界の活性化に尽力。
2021年より業界全体のボトムアップを図るべく、本ブランディングプロジェクトに着手。
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