ビットコイン上でのトークン発行と送受信 Diamond HandsがShiro Walletのα版をリリース
[23/04/28]
提供元:PRTIMES
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ビットコイン上のスマートコントラクト規格RGB上の先進的取組み
ビットコイン関連事業に特化したテクノロジープロバイダーDiamond Handsは、ビットコイン上のスマートコントラクトプラットフォームとして注目されているRGBプロトコル対応ウォレット「Shiro Wallet」のα版をリリースしました。
RGBプロトコルはライトニングネットワーク上でのトークン利用を実現するために現在急速に開発が進められていますが、今回のShiro Walletのリリースは世界的にも先進的な事例と言えます。
Diamond HandsではRGBプロトコルを利用したビットコイン上のトークン利用やスマートコントラクト機能に注目しており、先日公開した日本市場特化型のライトニング決済ソリューション「DH Pay」への将来的な統合や、ライトニング上のステーブルコイン応用の研究開発などを検討しています。
4月11日に公開されたDH Payに関するリリース(参考)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000119807.html
■ RGBプロトコルについて
RGBはビットコインのブロックチェーンを利用したオフチェーンスマートコントラクトプラットフォームであり、従来のスマートコントラクト技術と比べよりスケーラブルでプライベートなコントラクトが実現出来ることが注目されています。
また、RGBプロトコル上のトークンはビットコイン上のレイヤー2技術「ライトニングネットワーク」上の送受信にも対応可能で、ライトニングの特徴である安価、高速な送金がRGBトークンにも活かせるのが特徴です。
先日RGBのプロトコルスペックが大幅に改善された ver 0.1.0が公開されただけでなく、RGBトークンのライトニング対応にも進捗があり、開発コミュニティも活発化してきています。
なお、RGBプロトコルの基本的な仕組みやビットコイン上のトークン発行全般の概要に関しては、Diamond Handsが今年3月に公開した「ビットコイン上のトークン発行の概要と可能性」レポートをご確認ください。
レポート無料ダウンロード↓
https://docsend.com/view/6i3fvxzgzww5pujd
■Shiro Walletについて
[画像: https://prtimes.jp/i/119807/3/resize/d119807-3-1799a627be572a366c4c-1.jpg ]
今回のRGBプロトコルの研究開発はライトニングスタートアップに特化したベンチャーキャピタル(VC)企業「フルグルジャパン」からの支援を受けて実現しました。
去年10月のフルグルジャパンからのリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000100011.html
Shiro Walletは現状α版としてテストネットで公開されていますが、RGBウォレットの作成、RGB上でのトークン発行、トークンの送受信などの機能をすでに実際に実行することが可能です。
実際に触ってみることで、Client-Side Validationを活用したRGBプロトコルのコントラクトの仕組みをより深く理解できると思います。
Shiro Walletインストール方法解説記事↓
https://spotlight.soy/detail?article_id=lxk5l9av7
Shiro Walletの技術的特徴
Shiro walletはWebサーバー型ウォレットであり、ウォレットの各エンドポイントを呼び出すことがで他サービスとの連携や拡張をシームレスに行えることが特徴です。
今後具体的に想定される応用例として、Shiro walletで発行したアセット(RGB20)とライトニングネットワーク上のBTCとのサブマリンスワップを行うサービスや、BTCを担保としたWrapped RGB20の発行サービスなどのアプリケーションが期待できます。
また、Shiro Walletの開発にはRGBウォレット開発者向けに公開されているrgb-libを採用しています。このライブラリを使うことでRGB特有のクライアントサイドバリデーションを意識することなくウォレットの開発をすることが出来ます。さらに、本来であればRGBでは当事者間で対話的にアセットデータの送信や検証を行う必要がありますが、rgb-libではプロキシサーバーを使うことで非同期的なアセットの送受信を可能にしています。
Shiro Walletのソースコードは全てDiamond Handsの公開Githubレポジトリ上で公開されており、自由に閲覧、利用することができるようになっています。
Shiro Backend
https://github.com/diamondhands-dev/shiro-backend
Shiro Frontend
https://github.com/diamondhands-dev/shiro-frontend
rgb-lib
https://github.com/RGB-Tools/rgb-lib
■今後の展望
Diamond HandsではRGBプロトコルを利用したビットコイン上のトークン発行やスマートコントラクト機能に注目しています。
Shiro Walletは研究開発を兼ねたその第一歩であり、今後RGB上でのステーブルコインの発行とライトニング上での送受信対応、RGBトークンのルーティング運用などの可能性について引き続き研究していく予定です。
■Diamond Handsについて
Diamond Hands(DH)は2021年にライトニングネットワークのルーティング研究とフルノードの運用を目的とするユーザーコミュニティとして立ち上げられました。
その後コミュニティは数百人以上の規模まで拡大し、ルーティング以外にもユーザーや開発者向けの情報発信やイベント運営、リサーチレポートの作成、オープンソース開発など、ビットコインやライトニングに関して総合的に取り組む、国際的にも認知されるグループに成長しています。
また、コミュニティ向けの活動を持続化、強化する狙いも含め、2022年から企業向けのサービスやソリューション提供も進めており、企業としても国内トップのビットコイン専門事業者としてす総合的なプロダクトやソリューション提供を進めています。
コミュニティウェブサイト↓
https://www.diamondhands.community/jp
■運営会社について
Diamond Handsは台湾に拠点を置くKoinup Ltd.により運営されています。
Koinup Ltd.の前身に当たる日本のKoinup合同会社は、日本でビットコイン/ブロックチェーン関連の企業として2015年に設立されており、日本で最も長い歴史と実績を誇るビットコイン関連企業の一つです。
また、今後日本での事業展開の拡大を目指し、現在Diamond Hands単体としての日本での法人化の準備を進めています。
ビットコイン関連事業に特化したテクノロジープロバイダーDiamond Handsは、ビットコイン上のスマートコントラクトプラットフォームとして注目されているRGBプロトコル対応ウォレット「Shiro Wallet」のα版をリリースしました。
RGBプロトコルはライトニングネットワーク上でのトークン利用を実現するために現在急速に開発が進められていますが、今回のShiro Walletのリリースは世界的にも先進的な事例と言えます。
Diamond HandsではRGBプロトコルを利用したビットコイン上のトークン利用やスマートコントラクト機能に注目しており、先日公開した日本市場特化型のライトニング決済ソリューション「DH Pay」への将来的な統合や、ライトニング上のステーブルコイン応用の研究開発などを検討しています。
4月11日に公開されたDH Payに関するリリース(参考)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000119807.html
■ RGBプロトコルについて
RGBはビットコインのブロックチェーンを利用したオフチェーンスマートコントラクトプラットフォームであり、従来のスマートコントラクト技術と比べよりスケーラブルでプライベートなコントラクトが実現出来ることが注目されています。
また、RGBプロトコル上のトークンはビットコイン上のレイヤー2技術「ライトニングネットワーク」上の送受信にも対応可能で、ライトニングの特徴である安価、高速な送金がRGBトークンにも活かせるのが特徴です。
先日RGBのプロトコルスペックが大幅に改善された ver 0.1.0が公開されただけでなく、RGBトークンのライトニング対応にも進捗があり、開発コミュニティも活発化してきています。
なお、RGBプロトコルの基本的な仕組みやビットコイン上のトークン発行全般の概要に関しては、Diamond Handsが今年3月に公開した「ビットコイン上のトークン発行の概要と可能性」レポートをご確認ください。
レポート無料ダウンロード↓
https://docsend.com/view/6i3fvxzgzww5pujd
■Shiro Walletについて
[画像: https://prtimes.jp/i/119807/3/resize/d119807-3-1799a627be572a366c4c-1.jpg ]
今回のRGBプロトコルの研究開発はライトニングスタートアップに特化したベンチャーキャピタル(VC)企業「フルグルジャパン」からの支援を受けて実現しました。
去年10月のフルグルジャパンからのリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000100011.html
Shiro Walletは現状α版としてテストネットで公開されていますが、RGBウォレットの作成、RGB上でのトークン発行、トークンの送受信などの機能をすでに実際に実行することが可能です。
実際に触ってみることで、Client-Side Validationを活用したRGBプロトコルのコントラクトの仕組みをより深く理解できると思います。
Shiro Walletインストール方法解説記事↓
https://spotlight.soy/detail?article_id=lxk5l9av7
Shiro Walletの技術的特徴
Shiro walletはWebサーバー型ウォレットであり、ウォレットの各エンドポイントを呼び出すことがで他サービスとの連携や拡張をシームレスに行えることが特徴です。
今後具体的に想定される応用例として、Shiro walletで発行したアセット(RGB20)とライトニングネットワーク上のBTCとのサブマリンスワップを行うサービスや、BTCを担保としたWrapped RGB20の発行サービスなどのアプリケーションが期待できます。
また、Shiro Walletの開発にはRGBウォレット開発者向けに公開されているrgb-libを採用しています。このライブラリを使うことでRGB特有のクライアントサイドバリデーションを意識することなくウォレットの開発をすることが出来ます。さらに、本来であればRGBでは当事者間で対話的にアセットデータの送信や検証を行う必要がありますが、rgb-libではプロキシサーバーを使うことで非同期的なアセットの送受信を可能にしています。
Shiro Walletのソースコードは全てDiamond Handsの公開Githubレポジトリ上で公開されており、自由に閲覧、利用することができるようになっています。
Shiro Backend
https://github.com/diamondhands-dev/shiro-backend
Shiro Frontend
https://github.com/diamondhands-dev/shiro-frontend
rgb-lib
https://github.com/RGB-Tools/rgb-lib
■今後の展望
Diamond HandsではRGBプロトコルを利用したビットコイン上のトークン発行やスマートコントラクト機能に注目しています。
Shiro Walletは研究開発を兼ねたその第一歩であり、今後RGB上でのステーブルコインの発行とライトニング上での送受信対応、RGBトークンのルーティング運用などの可能性について引き続き研究していく予定です。
■Diamond Handsについて
Diamond Hands(DH)は2021年にライトニングネットワークのルーティング研究とフルノードの運用を目的とするユーザーコミュニティとして立ち上げられました。
その後コミュニティは数百人以上の規模まで拡大し、ルーティング以外にもユーザーや開発者向けの情報発信やイベント運営、リサーチレポートの作成、オープンソース開発など、ビットコインやライトニングに関して総合的に取り組む、国際的にも認知されるグループに成長しています。
また、コミュニティ向けの活動を持続化、強化する狙いも含め、2022年から企業向けのサービスやソリューション提供も進めており、企業としても国内トップのビットコイン専門事業者としてす総合的なプロダクトやソリューション提供を進めています。
コミュニティウェブサイト↓
https://www.diamondhands.community/jp
■運営会社について
Diamond Handsは台湾に拠点を置くKoinup Ltd.により運営されています。
Koinup Ltd.の前身に当たる日本のKoinup合同会社は、日本でビットコイン/ブロックチェーン関連の企業として2015年に設立されており、日本で最も長い歴史と実績を誇るビットコイン関連企業の一つです。
また、今後日本での事業展開の拡大を目指し、現在Diamond Hands単体としての日本での法人化の準備を進めています。