産業用リモートセンシングサービスを提供するスカイマティクス社へ出資
[24/02/29]
提供元:PRTIMES
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福井コンピュータホールディングス株式会社は、IFAC合同会社(本社:福井県福井市、代表社員:福井コンピュータホールディングス株式会社 職務執行者:橋本彰)と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「IFAC投資事業有限責任組合」を通じ、産業用リモートセンシングサービスを企画・開発・販売する株式会社スカイマティクス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:渡邉善太郎、以下「スカイマティクス社」)へ出資を行いましたので、お知らせいたします。
1. 出資先企業について
スカイマティクス社は、 2016年設立の産業用リモートセンシングサービスの企画・開発・販売を行うテクノロジースタートアップです。主な取扱品目として、衛星やドローンなどリモートセンシングデバイスで取得される地理空間情報×時系列情報を、処理解析する独自システム「時空間解析プラットフォーム」をベースに、クラウド型ドローン測量サービス『くみき』を開発・販売しております。くみきは、ドローンで撮影したデータから自動的に三次元点群データ等の地形データを生成し、測量業務と現地調査業務を圧倒的に効率化する純国産サービスであり、既に約20業種・3万件を超える現場で利用され、特にi-Constructionへの対応やBIM/CIM原則適用により三次元データの生成と活用ニーズが高まっている建設業界における需要が急拡大しております。
2. 今後の取り組み
現在、スカイマティクス社の主力製品である「くみき」の利用者が増える中で、くみきで生成した三次元点群データを、当社子会社の福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役CEO:杉田直)が開発・販売するCADシステムにインポートし、設計図の作成や点群データの処理を行う建設会社が増加しております。
今回の出資を通して双方のシステム連携を進め、3D点群データの生成から編集・活用までのワンストップサービスを実現することで、建設DX及びi-Constructionの推進に取り組んでまいります。加えて、当社子会社の福井コンピュータスマート株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役CEO:柏木保宏)では、スカイマティクス社と「くみき」の販売店契約を締結し、双方の製品拡販につなげてまいります。
また、今後3社が連携することで新規事業領域の開拓を進め、各社の技術と販売網を生かしたソリューションの展開を図ってまいります。
3. スカイマティクス社について
[表: https://prtimes.jp/data/corp/121830/table/3_1_5342e9920a2173929b9372f87acae87d.jpg ]
4. IFAC投資事業有限責任組合について
当社グループでは、建築物の?朽化や高齢化・技術者不足といった建設業界における長期的課題に対応すべく、新たな領域への進出や技術面における研究開発にも積極的に取り組んでおります。当組合では、当社グループの事業領域と関連性の高いスタートアップ等を対象に、出資による資金提供、技術やノウハウの共有、ビジネスパートナーシップの構築など図り、相互に成長を促進していくことを目指しております。
以上