患者さんにとって主治医は、「先生」から「パートナー」へ〜患者さんは自分から積極的に医師とコミュニケーションをとっている〜
[11/04/19]
提供元:PRTIMES
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2011年4月19日
フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社
患者さんにとって主治医は、「先生」から「パートナー」へ
〜患者さんは自分から積極的に医師とコミュニケーションをとっている〜
フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区)の医療専門ユニット「FHヘルスケア(代表:永田 正人)」は、通院治療中の患者さん300人を対象として、患者さんと医師のコミュニケーションに関するインターネット調査を実施しました。
その結果、医師との会話の中で生じた疑問について、70%以上の患者さんは医師にもう一度聞いて確認していることが明らかになりました。また、治療法や薬についての希望や変更も、半数近くの患者さんが医師に積極的に伝えていました。その結果、約85%の患者さんは医師との会話の中で、悩みや疑問を概ね解決できていると答えています。結果概要は次の通りです。
・「医師との会話の中で発生した疑問はどのように解決していますか」という質問に対して、もっとも多かった回答は「主治医にもう一度聞く」の70.3%であった。
・「あなたの治療法・薬について希望/変更を伝えたことはありますか」という質問に対して、「何度もある」「時々ある」と答えた割合は49.0%となり、半数近くの患者さんは医師に積極的に要望を伝えている。
・「医師との会話では、病気や治療法・薬について悩みや疑問は解消できていますか」という質問に対して、「完全に解消できている」「やや解消できている」と答えた割合は84.7%と、医師との会話の中で患者さんは概ね疑問を解決できている。
・診断や治療方針について、説明不足や理解不足の経験をたずねたところ、「あてはまるものはない」がもっとも多く65.0%となった。
・一方、「医師からの説明、診察内容について、メモを取っていますか」という質問に対しては、90.7%が「全く取っていない」「あまり取っていない」と答えた。
今回の調査結果を踏まえ、医師限定のコミュニティサイトを運営するメドピア株式会社代表取締役で、自らも臨床医である石見 陽 氏は次のように述べています。
「限られた診療時間の中で、患者がどの程度疾患を理解し、疑問を解消しているか?という点について、自信を持って答えられない医師は多いと思われる。今回の調査結果により、多くの患者が説明不足の場合は医師の再度の説明を求め、治療法の変更などについても自身の考えを積極的に医師に伝えていることが明らかになり、医師と患者の関係性が建設的な関係に変わってきていることがわかる」
【調査概要】
調査対象 :全国 通院治療中の患者さん(疾患問わず)
有効回答数 : 300サンプル
調査方法 : インターネットリサーチ(楽天リサーチ)
調査日時 : 2011年2月24日(木)〜 2月25日(金)
調査内容 :「病院受診に関する意識調査」
[お問い合わせ先]
フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社
FHヘルスケア
大屋 亜希子、後藤 悦子
東京都中央区晴海1-8-10
晴海トリトンスクエアX 38F
Tel: 03-6204-4355
Fax: 03-6204-4302
Email: akiko.ohya@fleishman.com