医師限定アンケート 臓器提供の意思表示について
[13/01/09]
提供元:PRTIMES
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臓器提供について「意思表示」をしている医師が30%に及び、一般調査の約3倍となる
医師専門サイトMedPeer(メドピア)に登録する医師(5万5千人以上)を対象に「臓器提供の意思表示をしていますか?」という質問をし、3,077件の回答が寄せられた。
回答者のうち、「意思表示をしている」という回答は30.0%。一般の男女を対象にした調査(*)では11.1%という結果がでており、回答を寄せた医師のほうが、一般調査に比べ意思表示率が高い結果となった。
「意思表示している」と回答した割合を年代別にみると、20代(45.4%)、30代(36.5%)の若い世代のほうが、他の世代に比べて高い値を示している。
*社団法人 日本臓器移植ネットワーク調べ(http://www.jotnw.or.jp/file_lib/pc/press_pdf/2012.7.13pre.pdf)
2013年1月9日
メドピア株式会社
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医師限定アンケート:
臓器提供について「意思表示」をしている医師が30%で、一般調査の約3倍となる
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医師5万5千人以上が参加する医師専用サイト「MedPeer」(メドピア、https://medpeer.jp/)を運営するメドピア株式会社は、会員医師を対象に臓器提供の意志表示についてのアンケートを実施し、以下のとおり、結果を取りまとめました。
医師専門サイトMedPeer調査結果:
「臓器提供の意思表示をしていますか?」(総回答:3,077人)
順位/回答/回答数(人)/占有率
1. 意思表示をしていない/2,153/70.0%
2. 意思表示をしている/924/30.0%
総計 3,077
サマリー:
医師専門サイトMedPeer(メドピア)に登録する医師(5万5千人以上)を対象に「臓器提供の意思表示をしていますか?」という質問をし、3,077件の回答が寄せられた。
回答者のうち、「意思表示をしている」という回答は30.0%。一般の男女を対象にした調査(*)では11.1%という結果がでており、回答を寄せた医師のほうが、一般調査に比べ意思表示率が高い結果となった。
「意思表示している」と回答した割合を年代別にみると、20代(45.4%)、30代(36.5%)の若い世代のほうが、他の世代に比べて高い値を示している。
一方、「意思表示をしていない」という回答が、全体の70.0%を占めた。「決定を先延ばしにしている。(40代、脳神経外科)」「家族とまだ相談していない。(30代、消化器内科)」といった意見がみられる。
持病がある、年齢的な問題などから、「果たして、臓器として使えるのかと疑問(50代、一般内科)」と懸念する声もある。また、臓器提供システムに疑問をもつ意見もあり、誰に移植されるのか解らないと言う点に不安をもつ回答もみられた。
※社団法人 日本臓器移植ネットワーク調べ(http://www.jotnw.or.jp/file_lib/pc/press_pdf/2012.7.13pre.pdf)
▼総合結果
(全体)
臓器提供の「意思表示をしていない」が70%、「意思表示をしている」が30.0%という結果になった。
⇒図参照
(年代別「意思表示している」割合)
「意思表示している」と回答した割合を年代別にみると、20代がトップで45.4%、次に30代(36.5%)、40代(27.3%)と続く。
⇒図参照
回答コメント(回答一部を抜粋)
「意思表示をしている」 924件
・可能ならば全ての臓器を提供するつもりです。(20代、病理)
・提供しないと明確に意思表示しています。仕事として提供する人と受ける人の橋渡しには参加しますが、個人的には非親族間の臓器移植に賛成ではありません。(30代、小児外科)
・心臓死後の腎臓提供のみ、意思表示しています。(40代、小児科)
・眼科医なので角膜のみ意思表示しています。(50代、眼科)
・死がかなり身近にある環境で、かつ臓器移植での軽快している患者様を見て来た。ドナーカードは常に携帯し、家族にも意思は伝えてある。(20代、消化器内科器外科)
・学生時代から持っていますが、医師になり、移植後の患者をみて患者QOLが劇的に向上していることを知り、ますます提供の意思を強くしました。(30代、小児科)
・自分がいざだめになった時にはそれで助かる人がいるなら、協力したい。それが自分が医師として、人間として最期に出来る人命救助になると思う。(30代、集中治療科)
・以前はドナーカードを持っていましたが、今は運転免許証に記載しています。(50代、整形外科・スポーツ医学)
・再生医療が確立されるまで臓器移植は必要だと思い、自分も参加しています。(30代、麻酔科)
「意思表示をしていない」 2,153件
・家族の意見を聞かないと決められません。(30代、循環器内科)
・自分のなかでまだ結論がでていないので。(30代、皮膚科)
・この国の臓器移植の仕組みに信頼感がないので提供したくない。(50代、一般内科)
・かつて意思表示をしていたのですが、家族に反対されて撤回してしまいました。(50代、一般外科)
・まだ臓器提供する組織的体制が不十分であるから。(50代、整形外科・スポーツ医学)
・家族との話し合いが必要ですが、このような重たい話を家でする気には、今のところなれません。(50代、呼吸器外科)
・年齢がいっており、持病もあり対象にはならないため。(60代、一般内科)
・親族間以外の臓器提供自体に疑問を持っています。(50代、呼吸器内科)
・まだ実感がわかず自分のことに関してはなにも考えておりません.(40代、一般内科)
・若い人に移植をしてもらいたいという希望がとおれば登録します。(50代、一般内科)
・面倒なので。自分の場合は最終的には家族が決めていいと思っています。(40代、一般内科)
・特に、強い主張を持ってそうしているわけではない。しかし積極的に臓器提供したいわけでもない。(60代、一般外科)
・移植医療というのは過渡的な医療であり、本来あるべき姿ではないと考えています。(50代、一般内科)
・自分の大切な人に提供するのならよいのですが、不特定の誰かに提供するというのは、やはり躊躇してしまいます。(30代、一般外科)
・自分自身が歳をとってきたので、果たして、臓器として使えるのかと疑問に思っています。(50代、一般内科)
※調査方法
□期間:
2012年12月14日(金) 〜 2012年12月20日(木)
□有効回答:
3,077人(回答者はすべて、医師専門サイトMedPeerに会員登録をする医師)
□設問:
医師専用サイト MedPeer内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、MedPeer事務局(運営:メドピア株式会社)より、以下の質問を投げかけました。
□調査フォーム(設問文 抜粋)
2010年に改正臓器移植法が施行され、脳死後の臓器提供数が増加しています。一方で心停止下の臓器提供は減少傾向にあり、臓器提供の全体数は近年ほとんど変わりありません。
社団法人日本臓器移植ネットワークによると日本で臓器提供を待っている方はおよそ13,000人で、それに対して移植を受けられる方は年間およそ300人だそうです。
厚生労働省や各都道府県、日本医師会などが主催となり、10月を臓器移植普及推進月間として普及啓発を行っています。10月16日のグリーンリボンDAY(臓器移植法施行日)では、PRイベントも開催されました。
普及啓発が進められていますが、皆さまは臓器提供の意思表示をしていますか?
以下の選択肢から当てはまるものをお選びいただき、その理由と、意思表示をされている方はその方法をコメントにご記入ください。
なお、意思表示の方法は主にインターネットによる意思登録、保険証・運転免許証の意思表示欄への記入、意思表示カードやシールへの記入があります。
1.意思表示をしている
2. 意思表示をしていない
【本件に関するお問い合わせ先】
メドピア株式会社 経営企画室 TEL:03-6805-0345 / e-Mail:info@medpeer.co.jp
プレスリリース一覧 http://medpeer.co.jp/press/post.html
【記事掲載に際してのお願い】
・「医師専用サイトMedPeer調べ」、であることの明記をお願い致します。
・web上での引用に際しましては、https://medpeer.jpへのリンクをお願い致します。
以上
医師専門サイトMedPeer(メドピア)に登録する医師(5万5千人以上)を対象に「臓器提供の意思表示をしていますか?」という質問をし、3,077件の回答が寄せられた。
回答者のうち、「意思表示をしている」という回答は30.0%。一般の男女を対象にした調査(*)では11.1%という結果がでており、回答を寄せた医師のほうが、一般調査に比べ意思表示率が高い結果となった。
「意思表示している」と回答した割合を年代別にみると、20代(45.4%)、30代(36.5%)の若い世代のほうが、他の世代に比べて高い値を示している。
*社団法人 日本臓器移植ネットワーク調べ(http://www.jotnw.or.jp/file_lib/pc/press_pdf/2012.7.13pre.pdf)
2013年1月9日
メドピア株式会社
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医師限定アンケート:
臓器提供について「意思表示」をしている医師が30%で、一般調査の約3倍となる
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医師5万5千人以上が参加する医師専用サイト「MedPeer」(メドピア、https://medpeer.jp/)を運営するメドピア株式会社は、会員医師を対象に臓器提供の意志表示についてのアンケートを実施し、以下のとおり、結果を取りまとめました。
医師専門サイトMedPeer調査結果:
「臓器提供の意思表示をしていますか?」(総回答:3,077人)
順位/回答/回答数(人)/占有率
1. 意思表示をしていない/2,153/70.0%
2. 意思表示をしている/924/30.0%
総計 3,077
サマリー:
医師専門サイトMedPeer(メドピア)に登録する医師(5万5千人以上)を対象に「臓器提供の意思表示をしていますか?」という質問をし、3,077件の回答が寄せられた。
回答者のうち、「意思表示をしている」という回答は30.0%。一般の男女を対象にした調査(*)では11.1%という結果がでており、回答を寄せた医師のほうが、一般調査に比べ意思表示率が高い結果となった。
「意思表示している」と回答した割合を年代別にみると、20代(45.4%)、30代(36.5%)の若い世代のほうが、他の世代に比べて高い値を示している。
一方、「意思表示をしていない」という回答が、全体の70.0%を占めた。「決定を先延ばしにしている。(40代、脳神経外科)」「家族とまだ相談していない。(30代、消化器内科)」といった意見がみられる。
持病がある、年齢的な問題などから、「果たして、臓器として使えるのかと疑問(50代、一般内科)」と懸念する声もある。また、臓器提供システムに疑問をもつ意見もあり、誰に移植されるのか解らないと言う点に不安をもつ回答もみられた。
※社団法人 日本臓器移植ネットワーク調べ(http://www.jotnw.or.jp/file_lib/pc/press_pdf/2012.7.13pre.pdf)
▼総合結果
(全体)
臓器提供の「意思表示をしていない」が70%、「意思表示をしている」が30.0%という結果になった。
⇒図参照
(年代別「意思表示している」割合)
「意思表示している」と回答した割合を年代別にみると、20代がトップで45.4%、次に30代(36.5%)、40代(27.3%)と続く。
⇒図参照
回答コメント(回答一部を抜粋)
「意思表示をしている」 924件
・可能ならば全ての臓器を提供するつもりです。(20代、病理)
・提供しないと明確に意思表示しています。仕事として提供する人と受ける人の橋渡しには参加しますが、個人的には非親族間の臓器移植に賛成ではありません。(30代、小児外科)
・心臓死後の腎臓提供のみ、意思表示しています。(40代、小児科)
・眼科医なので角膜のみ意思表示しています。(50代、眼科)
・死がかなり身近にある環境で、かつ臓器移植での軽快している患者様を見て来た。ドナーカードは常に携帯し、家族にも意思は伝えてある。(20代、消化器内科器外科)
・学生時代から持っていますが、医師になり、移植後の患者をみて患者QOLが劇的に向上していることを知り、ますます提供の意思を強くしました。(30代、小児科)
・自分がいざだめになった時にはそれで助かる人がいるなら、協力したい。それが自分が医師として、人間として最期に出来る人命救助になると思う。(30代、集中治療科)
・以前はドナーカードを持っていましたが、今は運転免許証に記載しています。(50代、整形外科・スポーツ医学)
・再生医療が確立されるまで臓器移植は必要だと思い、自分も参加しています。(30代、麻酔科)
「意思表示をしていない」 2,153件
・家族の意見を聞かないと決められません。(30代、循環器内科)
・自分のなかでまだ結論がでていないので。(30代、皮膚科)
・この国の臓器移植の仕組みに信頼感がないので提供したくない。(50代、一般内科)
・かつて意思表示をしていたのですが、家族に反対されて撤回してしまいました。(50代、一般外科)
・まだ臓器提供する組織的体制が不十分であるから。(50代、整形外科・スポーツ医学)
・家族との話し合いが必要ですが、このような重たい話を家でする気には、今のところなれません。(50代、呼吸器外科)
・年齢がいっており、持病もあり対象にはならないため。(60代、一般内科)
・親族間以外の臓器提供自体に疑問を持っています。(50代、呼吸器内科)
・まだ実感がわかず自分のことに関してはなにも考えておりません.(40代、一般内科)
・若い人に移植をしてもらいたいという希望がとおれば登録します。(50代、一般内科)
・面倒なので。自分の場合は最終的には家族が決めていいと思っています。(40代、一般内科)
・特に、強い主張を持ってそうしているわけではない。しかし積極的に臓器提供したいわけでもない。(60代、一般外科)
・移植医療というのは過渡的な医療であり、本来あるべき姿ではないと考えています。(50代、一般内科)
・自分の大切な人に提供するのならよいのですが、不特定の誰かに提供するというのは、やはり躊躇してしまいます。(30代、一般外科)
・自分自身が歳をとってきたので、果たして、臓器として使えるのかと疑問に思っています。(50代、一般内科)
※調査方法
□期間:
2012年12月14日(金) 〜 2012年12月20日(木)
□有効回答:
3,077人(回答者はすべて、医師専門サイトMedPeerに会員登録をする医師)
□設問:
医師専用サイト MedPeer内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、MedPeer事務局(運営:メドピア株式会社)より、以下の質問を投げかけました。
□調査フォーム(設問文 抜粋)
2010年に改正臓器移植法が施行され、脳死後の臓器提供数が増加しています。一方で心停止下の臓器提供は減少傾向にあり、臓器提供の全体数は近年ほとんど変わりありません。
社団法人日本臓器移植ネットワークによると日本で臓器提供を待っている方はおよそ13,000人で、それに対して移植を受けられる方は年間およそ300人だそうです。
厚生労働省や各都道府県、日本医師会などが主催となり、10月を臓器移植普及推進月間として普及啓発を行っています。10月16日のグリーンリボンDAY(臓器移植法施行日)では、PRイベントも開催されました。
普及啓発が進められていますが、皆さまは臓器提供の意思表示をしていますか?
以下の選択肢から当てはまるものをお選びいただき、その理由と、意思表示をされている方はその方法をコメントにご記入ください。
なお、意思表示の方法は主にインターネットによる意思登録、保険証・運転免許証の意思表示欄への記入、意思表示カードやシールへの記入があります。
1.意思表示をしている
2. 意思表示をしていない
【本件に関するお問い合わせ先】
メドピア株式会社 経営企画室 TEL:03-6805-0345 / e-Mail:info@medpeer.co.jp
プレスリリース一覧 http://medpeer.co.jp/press/post.html
【記事掲載に際してのお願い】
・「医師専用サイトMedPeer調べ」、であることの明記をお願い致します。
・web上での引用に際しましては、https://medpeer.jpへのリンクをお願い致します。
以上