カナダで原料炭の共同探鉱契約を締結
[15/04/14]
提供元:PRTIMES
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〜北米で初めての石炭JV調査を開始〜
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、2015年4月8日、カナダの石炭会社であるアルティチュード・リソーシズ社とカナダ・パリセイド地域を対象とした共同探鉱契約を締結しました。JOGMECは、2013年度に石炭の共同探鉱(JV調査)制度を設置し、現在までにオーストラリアで3件のJV調査を展開しています。本件は、オーストラリア以外での初めての案件で、原料炭供給源の多様化に貢献することが期待されます。
カナダ・アルバータ州の西部に位置するパリセイド地域は、原料炭のポテンシャルが高いロッキー山脈の丘陵地帯にあります。
我が国は原料炭輸入量の約5割をオーストラリア、約3割をインドネシアに依存しています。本プロジェクトが開発に繋がれば、我が国への原料炭供給源の多様化に寄与するとともに、我が国の資源セキュリティの観点からも大きな効果が期待されます。
■ プロジェクトの概要
1) 対象地域
対象地域はカルガリーの北西約 350km に位置し、7鉱区(合計約 117km2 )から構成され、過去に行わ れた調査により、石炭層の存在が既に確認されている。対象地域の周辺は、原料炭の操業炭鉱である Cheviot 炭鉱(Teck Coal 社)や Summit Coal 鉱床(Maxim Power 社)等が存在する原料炭の賦存ポテン シャルが高い地域である。
2) 契約内容
JOGMEC は 2 年間で 300 万カナダドルの探鉱費用を負担することで、本プロジェクトの 31.875%の権 益を取得することができる。また、その後 1 年間で 180 万カナダドルの探鉱費を負担した場合、さらに 19.125%(合計 51%)の権益を追加できる。なお、JOGMEC は、本プロジェクトの契約者としての地位や取 得した権益を日本企業にいつでも譲渡できる権利を有する。
3) 調査内容
対象地域では、これまでにアルティチュード・リソーシズ社及びその他の鉱業権者等が 60 孔程度の ボーリングを実施しており、優勢な石炭層の賦存を確認している。対象地域の一部では地表付近で石 炭層が捕捉されており、露天掘りによる開発の可能性も期待される。
■ アルティチュード・リソーシズ社について
アルバータ州で 4 案件の石炭探査を行う石炭探鉱企業で、カルガリーに拠点を置く。2013 年に TSX-V(トロント証券取引所のベンチャー企業部門)に上場している。Elan プロジェクト等、原料炭を中心 に探鉱活動を実施している。
[画像: http://prtimes.jp/i/12624/4/resize/d12624-4-964268-0.jpg ]
→全文を読む
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_000207.html?mid=pr_150414
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、2015年4月8日、カナダの石炭会社であるアルティチュード・リソーシズ社とカナダ・パリセイド地域を対象とした共同探鉱契約を締結しました。JOGMECは、2013年度に石炭の共同探鉱(JV調査)制度を設置し、現在までにオーストラリアで3件のJV調査を展開しています。本件は、オーストラリア以外での初めての案件で、原料炭供給源の多様化に貢献することが期待されます。
カナダ・アルバータ州の西部に位置するパリセイド地域は、原料炭のポテンシャルが高いロッキー山脈の丘陵地帯にあります。
我が国は原料炭輸入量の約5割をオーストラリア、約3割をインドネシアに依存しています。本プロジェクトが開発に繋がれば、我が国への原料炭供給源の多様化に寄与するとともに、我が国の資源セキュリティの観点からも大きな効果が期待されます。
■ プロジェクトの概要
1) 対象地域
対象地域はカルガリーの北西約 350km に位置し、7鉱区(合計約 117km2 )から構成され、過去に行わ れた調査により、石炭層の存在が既に確認されている。対象地域の周辺は、原料炭の操業炭鉱である Cheviot 炭鉱(Teck Coal 社)や Summit Coal 鉱床(Maxim Power 社)等が存在する原料炭の賦存ポテン シャルが高い地域である。
2) 契約内容
JOGMEC は 2 年間で 300 万カナダドルの探鉱費用を負担することで、本プロジェクトの 31.875%の権 益を取得することができる。また、その後 1 年間で 180 万カナダドルの探鉱費を負担した場合、さらに 19.125%(合計 51%)の権益を追加できる。なお、JOGMEC は、本プロジェクトの契約者としての地位や取 得した権益を日本企業にいつでも譲渡できる権利を有する。
3) 調査内容
対象地域では、これまでにアルティチュード・リソーシズ社及びその他の鉱業権者等が 60 孔程度の ボーリングを実施しており、優勢な石炭層の賦存を確認している。対象地域の一部では地表付近で石 炭層が捕捉されており、露天掘りによる開発の可能性も期待される。
■ アルティチュード・リソーシズ社について
アルバータ州で 4 案件の石炭探査を行う石炭探鉱企業で、カルガリーに拠点を置く。2013 年に TSX-V(トロント証券取引所のベンチャー企業部門)に上場している。Elan プロジェクト等、原料炭を中心 に探鉱活動を実施している。
[画像: http://prtimes.jp/i/12624/4/resize/d12624-4-964268-0.jpg ]
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