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フェリング・ファーマ、協和発酵キリン共催 夜尿症診療ガイドライン改定メディアセミナー開催

12年ぶりの改定で大きく変わる夜尿症診療

 フェリング・ファーマ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:マーク・ノグル)と協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:花井陳雄)は、この度、12年ぶりに改定された夜尿症診療ガイドラインの発表を受け、コンファレンススクエア M+(丸の内)にて、メディアセミナーを開催しました。本セミナーはフェリング・ファーマと協和発酵キリンが夜尿症の啓発を行う「おねしょ卒業!プロジェクト委員会」の活動の一環として、夜尿症関連メーカー3社の後援をいただき実施したものです。




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 本年7月3日に日本夜尿症学会で発表された新しいガイドラインは、近年のエビデンスに基づく治療方針や海外の状況を加味し、ガイドライン作成委員会によって作成されました。このガイドラインの改定により、これまで専門医中心で行われていた診療が、多くの小児科・小児泌尿器科・内科でも行えるようになりました。この発表を受け、本セミナーでは夜尿症診療に携わる3名の先生方にご登壇いただき、夜尿症の現状と改定されたガイドラインの内容についてご解説いただきました。
 まず始めに関西医科大学小児科学教室主任教授 金子 一成先生より「夜尿症診療の現状とガイドライン改定の意義、今後の期待について」をテーマに、夜尿症の定義からこれまでの治療方法の変遷、現在の受診状況をご解説いただいた上で、ガイドライン改定が求められた背景と今後期待される治療現場での変化についてお話いただきました。金子先生は「子どもの夜尿症は適切な治療で治る病気であるが、放っておいてはなかなか良くならない。小児の健全な発達を妨げないためにもぜひ医療機関の受診を」と呼びかけました。
 次に、順天堂大学医学部附属練馬病院 小児科 先任准教授 大友 義之先生に改定されたガイドラインの内容をご紹介いただき、12年前に作成されたガイドラインとの相違点や今回新たに加えられたポイントなどをご解説いただきました。「新しいガイドラインは有効で、かつ、安全な初期治療を提示した。夜尿症の患児の大半は、この初期治療で解消すると思われ、難治例については専門医が対応していく」と、方針を述べられました。
 更に、自治医科大学小児泌尿器科教授 中井 秀郎先生には「治療の実態と患者のメリット」として、実際に診療現場に立たれる医師としてのご意見や具体的な治療例などをお話いただき、また夜尿症の患者・親御さんが抱える悩みと治療を受けたご感想を映像を通してご紹介いただきました。中井先生は「一人でも多くの方に夜尿はありふれた子どもの症状であり、症状に合わせて様々な治療方法があり病院で治せるという事実を知ってほしい」と語りました。患児の親御さんへのインタビュー映像では、「もっと早く受診すればよかった」「先生からほめてもらえることを子どもが楽しみにしている姿が親として嬉しかった」など治療を通じて感じたことを親御さん自身の言葉で語っていただきました。

■「夜尿症」とは?5歳を過ぎてのおねしょは病気かもしれません
 生まれて2歳ごろまでの子どもは毎晩おねしょをしますが、その頻度は年齢とともに減っていきます。「おねしょ」と「夜尿症」の違いは年齢がポイントです。乳幼児期の夜尿を「おねしょ」といいますが、5〜6歳(小学校入学前後)以降は一般的に「夜尿症」と呼びます。ときどきおねしょをしてしまう程度のお子さまの比率は5歳で約15%、小学校低学年で約10%と減少しますが、小学校高学年でも約5%にみられます。ごくまれに成人まで続くケースもあります*1。有病率は世界で非常に似通っており*2、夜尿症はアレルギー疾患に次いで、2番目に多い慢性小児疾患です*3。しかし、わが国における夜尿症患児約78万人のうち、実際に医療機関を受診している患児は推計で約16万人であり、そのうち治療を受けているのは約4万人にすぎません*4。
*1 河内明宏ほか:夜尿症研究に関する用語について. 夜尿症研究 6:19-22, 2001/*2 Lee SD, Sohn DW, Lee JZ, Park NC, Chung MK. An epidemiological study of enuresis in Korean children. BJU Int. 2000;85:869-873/*3 Hjälmås K, Barnklinikerna, Ostra sjukhuset, Göteborg, Nordisk Medicin [1998, 113(1):13-5, 15] http://europepmc.org/abstract/med/9465701/*4 厚生労働省. 人口動態統計, 2010、赤司俊二ほか. 夜尿症研究 1999; 4: 31-35、赤司俊二ほか. 綜合臨牀 2004; 53: 2161-2162, 社内資料より推計

■夜尿症はなぜ起こるのか?その原因


夜間多尿:夜間の抗利尿ホルモンの分泌が不十分なため、就寝中に尿の生成が増加し夜間多尿となり、尿量が夜間の機能的膀胱容量を超えてしまうことにより夜尿が生じる。夜尿症の中で、これが最多の原因と考えられている。
就寝中の膀胱容量低下:就寝中は日中覚醒時に比較して膀胱容量が約1.5倍〜2倍程度に増大することが知られているが、覚醒時と比べて膀胱容量が増大しないことや、反対に縮小することにより、就寝中に産生される尿を膀胱内に貯めておくことができずに夜尿が生じる。

上記のいずれか、または両方が組み合わさり、さらに尿意による覚醒ができない場合に夜尿症となる。

■夜尿症は治る!治療の方法と結果
 夜尿症は生活指導、薬物療法、アラーム療法などの治療を行うことで、自然経過よりも約3倍治癒率を高めることができます。小学校低学年で生活指導などから夜尿症初期診療を開始することで、宿泊行事の増える小学校高学年までに夜尿を卒業させることも可能となります。
<治療方法>


生活習慣の見直し・・・夜尿症治療の基本は、生活改善に取り組むこと。約2〜3割が生活改善の実施のみで夜尿しなくなる、と言われるほど重要。
アラーム療法・・・寝る前にお子さんのパンツに小さなセンサーをつけることで、尿でパンツが濡れるとアラームが鳴る条件づけ訓練法。
薬物療法・・・抗利尿ホルモン薬デスモプレシン(内服薬/点鼻薬)、抗コリン薬(内服薬/テープ薬)、三環系抗うつ薬(内服薬)などを用いる。


■おねしょ卒業!プロジェクトについて〜夜尿症啓発の取組み
動画による啓発
 「おねしょ卒業!プロジェクト」では、 2月10日(水)よりWeb限定動画『ママには言えない、おねしょの悩み。』を公開いたしました。本動画は、おねしょの悩みをもつ子どもとその悩みを知った母親の体験を紹介した内容となっており、動画を通じてより多くの人に夜尿症で悩む子どもたちの声を届け、関心を持っていただくきっかけとなるよう制作いたしました。おねしょ卒業!プロジェクト/おねしょドットコムの公式YouTubeサイト( https://youtu.be/kBAi_vjF7r0 )よりご覧いただけます。動画の再生回数は公開から約5ヶ月で246万回以上を達成しており*(7月17日時点)、現在でも継続的に再生回数を伸ばしております。
*Facebook上での再生回数を含む

医療施設検索ページの設置
 「おねしょ卒業!プロジェクト」WEBサイト内には、夜尿症に悩む患児とその保護者が夜尿症の診療を行っている医療施設を手軽に検索できるよう、医療施設検索ページ( http://onesho.com/patient/clinic/ )を設けております。「どこのお医者さんに相談すればよいのかわからない」「できればかかりつけ医で診てもらいたい」という方でも、こちらから「おねしょの相談」ができる近隣の医療施設を調べ、気軽に相談することができます。
[画像3: http://prtimes.jp/i/17573/4/resize/d17573-4-814972-10.jpg ]
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