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大和ネクスト銀行調べ 10年後の平均給与ランキング予想 1位「リモート医療ドクター」2位「ロボットクリエイター」3位「YouTuber」

ポスト平成時代に関する調査2019


大和証券グループ本社が100%出資する銀行で、「預金は、もっと、楽しくなれる。『えらべる預金』」を展開している株式会社大和ネクスト銀行(https://www.bank-daiwa.co.jp/)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中村比呂志)は、平成の次の時代である“ポスト平成時代”の日本社会や生活に関する意識を探るため、2019年3月11日〜3月12日の2日間、全国の20歳〜69歳の男女を対象に、ポスト平成時代に関する調査をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)




[画像: https://prtimes.jp/i/33676/4/resize/d33676-4-296745-9.jpg ]


[調査結果]
■ ポスト平成時代の暮らし ■


ポスト平成時代に頑張りたいこと 1位「貯蓄」2位「健康」、30代男性では「仕事」が1位に

2019年4月30日の天皇陛下退位に伴い、平成時代が幕を閉じます。そこで、全国の20歳〜69歳の男女(全回答者、計1,000名)に、平成の次の時代である“ポスト平成時代”について質問しました。

まず、全回答者(1,000名)に、ポスト平成時代にどのようなことを頑張りたいと思うか聞いたところ、「貯蓄」(46.4%)が最も高く、次いで、「健康」(36.2%)、「仕事」(31.3%)、「趣味」(27.5%)、「家族との関係」(24.1%)となりました。半数近くの人が、貯蓄に意欲を持っていることがわかりました。“人生100年時代”に備え、十分に生活資金を蓄えたいと考える人が多いのではないでしょうか。
性年代別にみると30代男性では「仕事」が48.0%で最も高くなりました。また、20代女性では「美容」(43.0%)や「友人との関係」(32.0%)、30代女性では「貯蓄」(73.0%)、60代女性では「健康」(55.0%)が、それぞれ他の性年代層と比べて高くなりました。性別や年代による、価値観や興味関心の違いが反映された結果といえそうです。


ポスト平成時代に取り組みたい資産形成 「株式投資」が2位
「ポスト平成時代の資産形成に、ロボアドバイザーを利用したい」全体の3割半、40代では4割強に

ポスト平成時代に頑張りたいことの1位が「貯蓄」となりましたが、平成時代である現在は、どのように資産形成を行っている人が多いのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、現在取り組んでいる資産形成を聞いたところ、「円預金」(51.3%)が最も高く、次いで、「貯蓄性のある保険(年金保険、養老保険・一時払終身保険など)」(15.4%)、「株式投資(国内・海外)」(14.8%)、「投資信託(J-REIT含む)」(9.4%)、「外貨預金」(6.8%)となりました。資産形成において円預金を活用している人が多いことがわかりました。

また、ポスト平成時代に取り組みたい資産形成を聞いたところ、「円預金」(30.6%)、「株式投資(国内・海外)」(16.3%)、「貯蓄性のある保険(年金保険、養老保険・一時払終身保険など)」(10.7%)、「外貨預金」(9.4%)、「投資信託(J-REIT含む)」(9.1%)となりました。
男女別にみると、「株式投資(国内・海外)」では男性が21.4%と、女性(11.2%)に比べて10.2ポイント高くなりました。男性の2割以上が株式投資で資産形成に取り組みたいと考えているようです。

資産形成に取り組むにあたって、資産の運用方法などに悩む人も多いと思いますが、ロボットが自分に合った運用方法を提案してくれる“ロボアドバイザー”というシステムがあります。ポスト平成時代の資産形成に、ロボアドバイザーを利用したいと思うか聞いたところ、『利用したい(計)』(「非常に利用したい」「やや利用したい」の合計、以下同じ)は34.8%となりました。
年代別にみると、『利用したい(計)』の割合が高くなったのは20代(40.5%)と40代(41.5%)でした。
また、資産形成への取り組み状況別にみると、『利用したい(計)』の割合は、資産形成に取り組んでいる人では43.5%と、取り組んでいない人(18.3%)に比べて25.2ポイント高くなりました。


「ポスト平成は良い時代になる!」平成生まれの20代では“ポジティブ志向”が“ネガティブ志向”を圧倒

現在、ポスト平成時代に対して、どのようなイメージを持っている人が多いのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、ポスト平成時代が良い時代になると思うか聞いたところ、『そう思う(計)』(「非常にそう思う」「ややそう思う」の合計、以下同じ)は25.5%、『そう思わない(計)』(「全くそう思わない」「あまりそう思わない」の合計、以下同じ)は26.1%で、両者が拮抗する結果となりました。
年代別にみると、20代では『そう思う(計)』が34.5%、『そう思わない(計)』が18.5%でした。若い世代では、ポスト平成時代が良い時代になると考える人が多く、“ポジティブ志向”が“ネガティブ志向”を圧倒しました。
また、資産形成への取り組み状況別にみると、『そう思う(計)』の割合は、資産形成に取り組んでいる人では29.8%と、取り組んでいない人(17.4%)に比べて12.4ポイント高くなりました。資産形成を行っていることが、次の時代を迎える上での安心感につながっていると考えられます。

■ ポスト平成時代の仕事 ■


ポスト平成時代は副業が当たり前? 「10年後は副業・兼業を認める企業が増える」全体の過半数が予想
在宅勤務の部長が活躍? 「10年後はリモートワーク導入企業が増える」30代の約6割が予想
同僚の喜寿(77歳)を祝う会が恒例に? 「10年後は定年制廃止企業が増える」30代の約6割が予想
年中NO残業デーに? 「10年後は残業禁止の企業が増える」20代の半数超が予想

近年、働き方改革による労働環境の見直しが進められていますが、ポスト平成時代には、働き方や職場環境はどのように変化しているのでしょうか。ポスト平成時代開始から約10年後となる、2029年の社会を想定して質問しました。

全回答者(1,000名)に、10年後(2029年)の働き方や職場環境の変化に関する内容を挙げ、そうなっていると思うか聞いたところ、【副業・兼業を認める企業が増えていると思う】では、『そう思う(計)』が56.2%となりました。副業や兼業容認の動きが進むと思う人が多数派という結果でした。

【リモートワークを導入する企業が増えていると思う】では、『そう思う(計)』が52.6%となりました。
年代別にみると、『そう思う(計)』の割合が最も高かったのは30代(59.0%)でした。30代には、家庭での役割が増える人が多いと考えられます。在宅勤務など、オフィスに縛られない働き方を選択できる就業環境が、ワークライフバランスの向上につながると考え、リモートワークの普及を期待している人が多いのではないでしょうか。

【定年制を廃止している企業が増えていると思う】では、『そう思う(計)』が51.7%となりました。
年代別にみると、『そう思う(計)』の割合が最も高かったのはこちらも30代(59.0%)でした。自身が定年を迎える年齢に到達する頃には、定年制は存在しないと予想している30代が多いのではないでしょうか。

【残業を禁止する企業が増えていると思う】では、『そう思う(計)』が44.4%と、半数以下になりました。
年代別にみると、『そう思う(計)』の割合が最も高かったのは20代(51.5%)でした。平成生まれと昭和生まれでは、残業に対する意識差が大きいことが明らかになりました。

【週休三日制の企業が増えていると思う】では、『そう思う(計)』が18.6%でした。近年、週休三日制が一部の企業で導入され話題になりましたが、10年後に多くの企業で導入されると考える人は少ないようです。


10年後の平均給与ランキング予想 1位「リモート医療ドクター」2位「ロボットクリエイター」3位「YouTuber」

社会環境の変化や技術の進歩に伴い、今までになかった新しい職業が次々と登場しています。
全回答者(1,000名)に、最近話題の職業のうち、10年後(2029年)に、平均給与が最も高いと思う職業は何か聞いたところ、1位は「リモート医療ドクター(インターネットを用いて離れた場所にいる患者を診察する医師)」(25.0%)となりました。医師不足を補う存在として注目されているリモート医療ドクターが、10年後に高収入の職業になっていると考える人が多いようです。以降、2位「ロボットクリエイター」(10.4%)、3位「YouTuber」(8.6%)、4位「ブロックチェーンエンジニア(仮想通貨の取引に関わるシステムの技術者)」(7.0%)、5位「VRクリエイター(バーチャルリアリティの映像作品を作る人)」(6.9%)となりました。AI(人工知能)技術の発達に伴う、ロボット産業の成長・拡大を予想し、ロボットクリエイターが高収入になると考える人が増えているのではないでしょうか。


ポスト平成時代に活躍してほしいAIロボ 6位「金融トレーダー」、5位「投資アドバイザー」、TOP4は?

現在、様々な業界でAIの導入が進められていますが、全回答者(1,000名)に、ポスト平成時代に、どのような職業のAIロボットが活躍してほしいか聞いたところ、「レジ係」(33.3%)が最も高く、次いで、「配達員」(23.4%)、「タクシー運転手」(16.8%)、「ホテルマン」(15.0%)、「投資アドバイザー」(11.6%)、「金融トレーダー」(11.0%)となりました。現在、買い物をした人が自ら機械にバーコードを読み込ませて会計をするセルフレジの導入が、スーパーマーケットなどの店舗で進められています。セルフレジがさらに高機能になったAIレジは、多くの人にとってイメージしやすいのではないでしょうか。また、配達員については、現在宅配業界で人手不足が問題となっていることから、AIの導入に期待する人が多いと考えられます。

■ ポスト平成時代の社会 ■


ポスト平成時代に実現すると思うこと 1位「完全キャッシュレス化社会」2位「人工光合成」3位「空飛ぶクルマ」
ポスト平成時代は空で交通渋滞発生? 40代男性の4人に1人が「空飛ぶクルマの実用化」を予想

科学の発展により、SF映画に登場するような技術が現実のものとなりつつあります。
全回答者(1,000名)に、ポスト平成時代に実現すると思うのは、どのようなことか聞いたところ、「完全キャッシュレス化社会の実現」(25.4%)が最も高く、次いで、「人工光合成の実現」(19.3%)、「空飛ぶクルマの実用化」(17.1%)、「火星に人類到達」(15.8%)、「自動運転車の普及による運転免許制度の廃止」(14.5%)、「宇宙旅行の一般化」(13.3%)となりました。2020年の東京五輪開催に向けて、キャッシュレス決済の普及が進められています。現金を全く使わない“完全キャッシュレス化社会”の到来はそう遠くないと考える人が増えているのではないでしょうか。
性年代別にみると、40代男性では「空飛ぶクルマの実用化」(26.0%)が最も高くなりました。


10年以内に解決させたい社会問題 1位「老老介護」2位「いじめ」3位「児童虐待」
「ブラック企業問題」は20代女性、「児童虐待」「DV・家庭内暴力」は30代女性に解決を望む人が多い傾向

平成時代には、数々の社会問題が顕在化しましたが、多くの問題が未解決のまま、ポスト平成時代を迎えようとしています。
そこで、全回答者(1,000名)に、10年以内に解決させたいと思う社会問題を聞いたところ、「老老介護」(43.9%)が最も高く、次いで、「いじめ」(37.4%)、「児童虐待・育児放棄」(37.2%)、「ブラック企業問題」(34.0%)、「振り込め詐欺」(30.8%)、「子どもの貧困」(29.1%)となりました。高齢者の介護を、高齢の配偶者やきょうだい、子どもなどが担う「老老介護」では、介護者の負担が大きくなるといわれています。次の時代には、介護の負担軽減を実現しなくてはならないと、切実に考える人が多いのではないでしょうか。
性年代別にみると、60代女性では「老老介護」(72.0%)が7割以上となりました。自らが老老介護の担い手になる可能性が高まるためか、多くの60代女性がこの問題を懸念しているようです。20代女性では「ブラック企業問題」(44.0%)や「過労死」(43.0%)が他の性年代層と比べて高くなりました。20代女性には、労働環境の改善を望む人が多いようです。そのほか、30代女性では「児童虐待・育児放棄」(49.0%)や「DV・家庭内暴力」(38.0%)が他の性年代層より高くなりました。30代女性には、社会が子どもの命や人権を守ることや、家庭という私的な環境で起こる、身体的・精神的・性的暴力など弱い立場への暴力を排除することを、迅速に実現すべきだとする人が多いのではないでしょうか。


10年後に今よりも人口が増えると思う都道府県 映画で注目を浴びた「埼玉県」は5位、1位は?
10年後に今よりも外国人観光客が増えると思う都道府県 1位「東京都」2位「北海道」3位「京都府」

ポスト平成時代には、観光立国や地方創生に向けた変化がどの地域で起きるのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、10年後に今よりも人口が増えると思う都道府県を聞いたところ、「東京都」(54.5%)がダントツとなり、「北海道」(6.9%)、「神奈川県」(6.5%)が続きました。現在の人口は、東京都への一極集中状態となっていますが、10年後はさらに東京都の人口が増えると考えている人が多いようです。また、映画『翔んで埼玉』のヒットで注目された「埼玉県」(4.6%)は5位となりました。

10年後に今よりも外国人観光客が増えると思う都道府県を聞いたところ、「東京都」(26.7%)が最も高く、次いで、「北海道」(19.2%)、「京都府」(18.4%)となりました。都会の魅力と伝統文化を堪能でき、交通の便もよい東京都がトップとなりました。また、大自然を満喫できる北海道や、歴史的な建造物が数多く残る京都府への観光客が増えると考える人も少なくないようです。

10年後に今よりも発展していると思う都道府県を聞いたところ、「東京都」(34.0%)が最も高く、次いで、「北海道」(10.9%)、「大阪府」(9.0%)となりました。日本の政治・経済・文化の中心地である東京都を挙げる人が多い結果となりました。また、北海道新幹線の札幌延伸などに期待してか、北海道が2位となりました。

■ ポスト平成時代のエンタメ・スポーツ ■


ポスト平成時代の芸能界を背負って立つ若手俳優 「菅田将暉さん」がダントツ
ポスト平成時代のお笑い界を背負って立つ若手お笑い芸人 1位は平成生まれの「霜降り明星」
ポスト平成時代のスポーツ界を背負って立つ若手アスリート 1位「大谷翔平さん」

ポスト平成時代に、エンタメ界やスポーツ界で活躍していると思う有名人について聞きました。

全回答者(1,000名)に、ポスト平成時代の芸能界を背負って立つと思う、若手俳優を聞いたところ、「菅田将暉さん」(179件)がダントツ、2位は「新田真剣佑さん」(21件)、3位は同数で「小栗旬さん」「松坂桃李さん」(どちらも17件)、5位は「福士蒼汰さん」(13件)となりました。ドラマで教師役を熱演した菅田将暉さんが、次の時代に芸能界を背負って立つ存在になると期待する人が多いようです。

ポスト平成時代のお笑い界を背負って立つと思う、若手お笑い芸人を聞いたところ、1位は「霜降り明星」(105件)、2位は「和牛」(50件)、3位は「千鳥」(46件)、4位は「ミキ」(25件)、5位「粗品さん(霜降り明星)」(24件)となりました。2018年末のM-1グランプリで、史上最年少の優勝者となった霜降り明星に注目している人が多い結果となりました。

ポスト平成時代のスポーツ界を背負って立つと思う、若手アスリートを聞いたところ、1位は「大谷翔平さん」(125件)、2位は「大坂なおみさん」(77件)、3位は「羽生結弦さん」(59件)、4位は「紀平梨花さん」(43件)、5位は「張本智和さん」(39件)となりました。2018年にアメリカメジャーリーグのア・リーグ新人王に選ばれた大谷翔平さんがトップとなりました。


ポスト平成時代の音楽界を背負って立つアイドルグループ 1位「King & Prince」2位「乃木坂46」
ポスト平成時代に政界でも活躍していそうな芸能人 3位「DAIGOさん」、2位「小泉孝太郎さん」、1位は?

ポスト平成時代の音楽界を背負って立つと思う、アイドルグループを聞いたところ、1位は「King & Prince」(97件)、2位は「乃木坂46」(59件)、3位は「AKB48」(49件)、4位は「欅坂46」(36件)、5位は「嵐」(30件)となりました。2018年にCDデビューした「King & Prince」を推す人が多い結果でした。
男女別にみると、男性回答の1位は「乃木坂46」(33件)、女性回答の1位は「King & Prince」(80件)でした。

ポスト平成時代に政治の世界でも活躍していそうな芸能人を聞いたところ、1位は「櫻井翔さん」(27件)、2位は「小泉孝太郎さん」(21件)、3位は「DAIGOさん」(15件)、4位は「田村淳さん」(14件)、5位は「坂上忍さん」「辰巳琢郎さん」(どちらも13件)となりました。ニュースキャスターとしても活躍している櫻井翔さんが、政治家になりそうだと予想する人が多いようです。
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