AIをグループの共同経営者に!AGI時代に置いていかれないための新しい企業のあり方に挑戦。
[24/05/29]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
AI driven futureに価値のある企業として生き残るためにクリエイティブカンパニーが「新たなクリエイティブの形」を提唱する。
株式会社just on time(本社:東京都渋谷区、代表:マンジョット・ベディ)は、同社を含む関連企業3社全体(以下「JOT'Sグループ」)の共同経営者にAIを置き、2024年6月1日から稼働していくことを発表します。本取り組みの目的は以下です。
■来たるAGI時代に向けてその可能性を過小評価せずにAIフレンドリーな企業体質への本質的な転換を図るため
■生成AIを活用したインプット/アウトプット双方のスピードアップにより経営から営業活動に至るまで全方位的な生産性向上を目指すため
■広範な領域で右脳的思考/左脳的思考の双方からアプローチできるAIの活用により真に課題解決につながるクリエイティブを顧客に提供していくため
ChatGPTを活用する本AIは「Lupo-X」と命名され、CXO(Chief X(エックス) Officer)として、一つのパーソナリティーを持って経営判断や事業立案のプロセスに統合されます。今後はグループ内各社にも専任のAI経営層を置いてAI同士の議論を行うなどし、クリエイティブシンキングのプロセス変革を含む「新しいクリエイティブの形」を創出していきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/40667/4/resize/d40667-4-52c04592065509424bf6-0.png ]
AIの共同経営者とは?
OpenAI社のChatGPTを活用し、グループ企業全体のフィロソフィーのほか事業領域を跨ぐ広範な情報やグローバルトレンドを学習させた生成AIを「Lupo-X」と名付け後述する「CXO」という役割で経営判断や事業立案のプロセスに統合します。生成AIの出力結果を、”AIをツールとして活用した人間の意見・判断”として扱うのではなく、一つのパーソナリティーの意見・判断として取り扱っていきます。一方でハルシネーション等のリスクを経営陣が十分に理解し、その取り扱いに責任を負うことをプロセスとマインドの両面から徹底していきます。専任の管理担当者を置くということではなく、全経営陣が自己の責任領域において適切に管理します。将来的に高度化するAGIに対応する新時代の企業姿勢・経営プロセスの形として継続的に改善を行なっていきます。
CXOとは?
共同経営者となる「Lupo-X」の肩書きであるCXOは『Chief X(エックス) Officer』の略称であり、Xには変数のようにあらゆる役割を設定できるという意味が込められています。AGIが進化する中で、一つのパーソナリティが持つ職業的専門性は一つであるという概念は大きく変わっていくと予想します。CXOは、2025年には年間に生み出される量が180ゼタバイト(1ゼタバイト:1兆ギガバイト)にもなるという膨大なデジタルデータとのコミュニケーションが可能な存在として経営のプロセスに適切な形で関与していく役割を担っていきます。無論CXOは法的な経営責任を負いませんが、「私たちが知らないヒト・コト・モノをつなげていく」ことを役割上の責任として設定しています。一般にAI活用のリスクとされるハルシネーションも、「普通なら人が考えないこと」と捉えればクリエイティブなアイデアの源泉になり得ます。今ある技術的リスクは人が分散して管理しながら、CXOという明示的な立場を与えることによりグループ内で本質的に機能していくことを期待しています。
AIに対して取るべき企業態度
JOT'Sグループでは第3次産業革命の後半でグローバルに大きく差をつけられた日本が、第4次産業革命に突入するこのタイミングでAI/AGIの実力と可能性を過小評価することなく真剣に向き合っていく姿勢を示すことは非常に重要なことであると考えています。AIに仕事を奪われる議論に不安を覚えるのではなく、積極的な活用によって今はまだない新しい仕事や雇用を生み出していける可能性があります。JOT'Sグループとしては、以下の3点の理由から今回のAI活用に臨みました。
■新しいエコシステムへの変革
企業の大小に関わらずAIのメリットを容易に享受できる時代になった中で、スタートアップや中小企業こそ、その恩恵を社内外のエコシステムに如何に上手く組み込んでいくかが求められます。自社内の変化のみならず、そうした新しい企業や経済エコシステムとの結びつきを強めていくためにはAIに拒否反応を持たないAIフレンドリーな企業体質への変革が必須と判断しました。
■クリエイティビティに対するインプットの深化/伸化
本当の意味で課題を解決できる正しいクリエイティブのアウトプットのためには、広範な領域から広く深く知識や知見をインプットしていくことが求められ、この活動とAGIとの相性は非常に良好です。クリエイティブ領域におけるAI活用においては、生成AIを活用したアウトプットは言うまでもなく、インプットプロセスへの一体的な統合が必要不可欠です。
■スピードとバリエーション
生成AIの使い方としては一般的になりつつありますが、事業や企画の立案を行う際の素案作成や壁打ちにおいて生産性を大幅にアップすることができることをこの1年間で実感しました。例として、従来10人が対応して10日かかっていた作業をAIは数分で行うことができます。数回の試行は必要になったとしても、正しい方向に精度と速度を上げていくことができます。また、一部の条件を変化させたバリエーションを短時間で多数生み出すこともできます。
JOT'Sグループについて
JOT'Sグループは、インド出身のクリエイティブディレクターとして日本を拠点にグローバルで活動するマンジョット・ベディが代表を務める以下3法人で構成されます。3社とも、本質を捉えた課題を解決するクリエイティビティと、独自のレスポンシブルブランディング理論を柱として事業展開を行なっています。
・日本企業のグローバルブランドビルディングをサポートする、株式会社just on time
https://jots.jp/
・日本の地域の可能性を広げるクリエイティブ戦略を提供する、株式会社next is east(本社:山形県米沢市)
https://nextiseast.jp/
・日本が抱える介護の課題をクリエイティブで解決していく、一般社団法人KAiGO PRiDE(本社:東京都渋谷区)
https://kaigopride.jp/
JOT'Sグループでは2019年からグローバルのテクニカルカンパニーで勤務経験を持つエンジニアを採用し、クリエイティブシンキングへのテクノロジー統合とグループ全体のリテラシー強化を実施。ChatGPTの登場以後はクリエイティブカンパニーにおける生成AIの活用についてトライアルを行ってきました。
今後は、グループ横断的に対応する「Lupo-X」のほか、各社ごとの事業領域に特化したAIを用意し、AI同士での議論なども行なっていく予定です。
マンジョット・ベディ プロフィール
株式会社just on time 代表取締役社長/株式会社next is east 代表取締役/一般社団法人KAiGO PRiDE 代表理事
エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター/フィルムディレクター/カメラマン
インド・ニューデリー生まれ。外交官の父の仕事で、2歳より世界各地を巡り、17歳で来日。30年間の広告業界での豊富な経験の中で、伊勢神宮をはじめとする日本の魅力発信を担う一方で、トヨタ自動車/レクサスなど、数多くの日本企業のアウトバウンド施策に携わる。経営者視点でクリエイティブ戦略を立案するグローバルブランディングのプロフェッショナル。同時に、地域創生や起業家教育にも携わると共に、介護の魅力発信プロジェクト「KAiGO PRiDE」を全国に展開する。
株式会社just on time(本社:東京都渋谷区、代表:マンジョット・ベディ)は、同社を含む関連企業3社全体(以下「JOT'Sグループ」)の共同経営者にAIを置き、2024年6月1日から稼働していくことを発表します。本取り組みの目的は以下です。
■来たるAGI時代に向けてその可能性を過小評価せずにAIフレンドリーな企業体質への本質的な転換を図るため
■生成AIを活用したインプット/アウトプット双方のスピードアップにより経営から営業活動に至るまで全方位的な生産性向上を目指すため
■広範な領域で右脳的思考/左脳的思考の双方からアプローチできるAIの活用により真に課題解決につながるクリエイティブを顧客に提供していくため
ChatGPTを活用する本AIは「Lupo-X」と命名され、CXO(Chief X(エックス) Officer)として、一つのパーソナリティーを持って経営判断や事業立案のプロセスに統合されます。今後はグループ内各社にも専任のAI経営層を置いてAI同士の議論を行うなどし、クリエイティブシンキングのプロセス変革を含む「新しいクリエイティブの形」を創出していきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/40667/4/resize/d40667-4-52c04592065509424bf6-0.png ]
AIの共同経営者とは?
OpenAI社のChatGPTを活用し、グループ企業全体のフィロソフィーのほか事業領域を跨ぐ広範な情報やグローバルトレンドを学習させた生成AIを「Lupo-X」と名付け後述する「CXO」という役割で経営判断や事業立案のプロセスに統合します。生成AIの出力結果を、”AIをツールとして活用した人間の意見・判断”として扱うのではなく、一つのパーソナリティーの意見・判断として取り扱っていきます。一方でハルシネーション等のリスクを経営陣が十分に理解し、その取り扱いに責任を負うことをプロセスとマインドの両面から徹底していきます。専任の管理担当者を置くということではなく、全経営陣が自己の責任領域において適切に管理します。将来的に高度化するAGIに対応する新時代の企業姿勢・経営プロセスの形として継続的に改善を行なっていきます。
CXOとは?
共同経営者となる「Lupo-X」の肩書きであるCXOは『Chief X(エックス) Officer』の略称であり、Xには変数のようにあらゆる役割を設定できるという意味が込められています。AGIが進化する中で、一つのパーソナリティが持つ職業的専門性は一つであるという概念は大きく変わっていくと予想します。CXOは、2025年には年間に生み出される量が180ゼタバイト(1ゼタバイト:1兆ギガバイト)にもなるという膨大なデジタルデータとのコミュニケーションが可能な存在として経営のプロセスに適切な形で関与していく役割を担っていきます。無論CXOは法的な経営責任を負いませんが、「私たちが知らないヒト・コト・モノをつなげていく」ことを役割上の責任として設定しています。一般にAI活用のリスクとされるハルシネーションも、「普通なら人が考えないこと」と捉えればクリエイティブなアイデアの源泉になり得ます。今ある技術的リスクは人が分散して管理しながら、CXOという明示的な立場を与えることによりグループ内で本質的に機能していくことを期待しています。
AIに対して取るべき企業態度
JOT'Sグループでは第3次産業革命の後半でグローバルに大きく差をつけられた日本が、第4次産業革命に突入するこのタイミングでAI/AGIの実力と可能性を過小評価することなく真剣に向き合っていく姿勢を示すことは非常に重要なことであると考えています。AIに仕事を奪われる議論に不安を覚えるのではなく、積極的な活用によって今はまだない新しい仕事や雇用を生み出していける可能性があります。JOT'Sグループとしては、以下の3点の理由から今回のAI活用に臨みました。
■新しいエコシステムへの変革
企業の大小に関わらずAIのメリットを容易に享受できる時代になった中で、スタートアップや中小企業こそ、その恩恵を社内外のエコシステムに如何に上手く組み込んでいくかが求められます。自社内の変化のみならず、そうした新しい企業や経済エコシステムとの結びつきを強めていくためにはAIに拒否反応を持たないAIフレンドリーな企業体質への変革が必須と判断しました。
■クリエイティビティに対するインプットの深化/伸化
本当の意味で課題を解決できる正しいクリエイティブのアウトプットのためには、広範な領域から広く深く知識や知見をインプットしていくことが求められ、この活動とAGIとの相性は非常に良好です。クリエイティブ領域におけるAI活用においては、生成AIを活用したアウトプットは言うまでもなく、インプットプロセスへの一体的な統合が必要不可欠です。
■スピードとバリエーション
生成AIの使い方としては一般的になりつつありますが、事業や企画の立案を行う際の素案作成や壁打ちにおいて生産性を大幅にアップすることができることをこの1年間で実感しました。例として、従来10人が対応して10日かかっていた作業をAIは数分で行うことができます。数回の試行は必要になったとしても、正しい方向に精度と速度を上げていくことができます。また、一部の条件を変化させたバリエーションを短時間で多数生み出すこともできます。
JOT'Sグループについて
JOT'Sグループは、インド出身のクリエイティブディレクターとして日本を拠点にグローバルで活動するマンジョット・ベディが代表を務める以下3法人で構成されます。3社とも、本質を捉えた課題を解決するクリエイティビティと、独自のレスポンシブルブランディング理論を柱として事業展開を行なっています。
・日本企業のグローバルブランドビルディングをサポートする、株式会社just on time
https://jots.jp/
・日本の地域の可能性を広げるクリエイティブ戦略を提供する、株式会社next is east(本社:山形県米沢市)
https://nextiseast.jp/
・日本が抱える介護の課題をクリエイティブで解決していく、一般社団法人KAiGO PRiDE(本社:東京都渋谷区)
https://kaigopride.jp/
JOT'Sグループでは2019年からグローバルのテクニカルカンパニーで勤務経験を持つエンジニアを採用し、クリエイティブシンキングへのテクノロジー統合とグループ全体のリテラシー強化を実施。ChatGPTの登場以後はクリエイティブカンパニーにおける生成AIの活用についてトライアルを行ってきました。
今後は、グループ横断的に対応する「Lupo-X」のほか、各社ごとの事業領域に特化したAIを用意し、AI同士での議論なども行なっていく予定です。
マンジョット・ベディ プロフィール
株式会社just on time 代表取締役社長/株式会社next is east 代表取締役/一般社団法人KAiGO PRiDE 代表理事
エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター/フィルムディレクター/カメラマン
インド・ニューデリー生まれ。外交官の父の仕事で、2歳より世界各地を巡り、17歳で来日。30年間の広告業界での豊富な経験の中で、伊勢神宮をはじめとする日本の魅力発信を担う一方で、トヨタ自動車/レクサスなど、数多くの日本企業のアウトバウンド施策に携わる。経営者視点でクリエイティブ戦略を立案するグローバルブランディングのプロフェッショナル。同時に、地域創生や起業家教育にも携わると共に、介護の魅力発信プロジェクト「KAiGO PRiDE」を全国に展開する。