「人々が医療の発展に参加できる未来を作る」Activaidが1億円の資金調達
[20/02/26]
提供元:PRTIMES
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Patient Reported Outcomeを用いた医療機関向けサービスの開発を加速
疾患特化型ソーシャルデータプラットフォームを運営するActivaid株式会社(アクティヴェイド、本社:東京都新宿区、代表取締役:長谷部 靖明、以下「Activaid」)は、Archetype Ventures、ジェネシア・ベンチャーズを引受先とする1億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。
当社は「人々が医療の発展に参加できる未来を作る」をミッションに、2018年4月に設立されました。2019年2月からは、第一弾の疾患として炎症性腸疾患に特化した患者向けソーシャルデータプラットフォームを運営し、患者の入力データに基づいた臨床試験マッチング機能の実装や、専門医を招いた患者向けセミナーの実施等を通じて、患者ニーズに応える事業を推進してきました。
今回の資金調達を通じて、これまでの患者向けプロダクトに加え、新たに医療機関向けプロダクトの開発を加速させていきます。具体的には、既に患者によって入力されている症状などのPatient reported outcome(以下「PRO」)を中心としたデータを医療機関と共有することで、QoLの改善や医師患者間のコミュニケーションの促進をサポートするプロダクトとしていく予定です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/45006/4/resize/d45006-4-307211-0.png ]
Activaidでは、今後調達した資金を用いてプロダクト開発のための人員採用を加速していきます。
Activaid 採用ページ:https://www.wantedly.com/companies/company_6196672
疾患特化型ソーシャルデータプラットフォーム「Activaid」について
「Activaid」は、慢性疾患を抱える患者同士がお互いに支え合い、病気を管理することを通じて、慢性疾患に対する新しい治療法の発見に貢献していくためのソーシャルデータプラットフォームです。第一弾として炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎/クローン病)に対して2019年2月よりサービス提供を開始しています。「Activaid」では、利用者がPROを共有、評価することができる仕組みが整っており、創薬研究にとって重要な情報となる患者自身の主観的なデータを蓄積することが可能です。登録者数は順調に増えており、既に39,000件を超えるデータが蓄積されています(2020年2月現在)。
<「Activaid」患者向けプロダクトの概要>
■患者同士を「つなげる」
同じ疾患を持つ患者コミュニティの中で、サポートを得ながら情報交換ができます。
■病気を「見える化する」
医師が診療で重視するポイントに沿った疾患管理や、メンバー同士による情報の参照ができます。
■患者ひとりひとりが医療の発展に「参加する」
新薬開発に必要な情報の提供および臨床試験への参加を通じて、患者自身が直接医療の発展に参加することができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/45006/4/resize/d45006-4-259629-1.png ]
Activaidのビジョンについて
近年、全ゲノム解析の価格低下、Bioinformatics(※1)の発展などめざましい技術の躍進により、疾患を多角的に解析することが可能となってきました。しかし、今後の医療の発展に向けては、テクノロジーのみならず、質、量ともに充実したデータや、治験に参加する被検者の確保が不可欠な状況です。これまでの少数の施設が中心となって研究開発を推進してきた既存のシステムに加え、ひとりひとりが医療の発展に積極的に力を貸すことにより、個別化医療の実現やスピーディな新薬開発を推進することができるようになります。また、GDPR(※2)を始めとしたプライバシーへの意識の高まりから、世界的に透明性を持ったデータの利活用が求められるようになってきました。
私たちは、「人々が医療の発展に参加できる未来を作る」をミッションとして掲げ、患者の日々のニーズに寄り添いながら、人々と研究開発を繋ぐ信頼性の高いプラットフォームを構築し、誰しもが医療の発展に貢献できるような社会づくりを目指します。
(※1)bioinformatics:バイオインフォマティクス。生命情報科学と訳されることもあり、生物学のデータを情報科学の手法によって解析する学問および技術。
(※2)GDPR(General Data Protection Regulation):EU域内の個人情報を保護するための一般データ保護規則。2018年5月25日施行。
Activaidのミッションをより詳しく知りたい方はこちらの動画を御覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Ns_l45Jcp-s
引受先からのコメント
■Archetype Ventures マネージングパートナー 福井 俊平:
人類の発展に対して医療の進化は必要不可欠ですが、その複雑な産業構造やプライバシーの問題からデータやテクノロジーの活用には大きな課題が存在していると認識しています。患者さんを含め産業を構成する各プレイヤーが抱える課題を、多段的に解決するという長谷部さんの挑戦は難易度が高いですが非常に意義深く、その課題解決の道程を共に出来ることを嬉しく思います。
■ジェネシア・ベンチャーズ インベストメント・マネージャー 水谷 航己:
超高額薬の保険適用の是非が議論となり、また、個別化医療の実現に向けてはセキュリティと網羅性を両立させた個人の医療情報に関する最適な管理手法が必要とされる昨今、医療システムを未来形へと打越していくためのイノベーションが求められています。この巨大な社会課題に対して、慢性疾患に悩む患者さんに寄り添いながら解決を目指す長谷部さんのアプローチに共感し、今回、ご一緒させて頂くことに決めました。「人々が医療の発展に参加できる未来を作る」というミッションの達成に向けて、全力で取り組んで参ります!
Activaid株式会社概要
会社名: Activaid株式会社
代表者: 代表取締役 長谷部 靖明
本社 : 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル32階
URL : https://activaid.me/company
疾患特化型ソーシャルデータプラットフォームを運営するActivaid株式会社(アクティヴェイド、本社:東京都新宿区、代表取締役:長谷部 靖明、以下「Activaid」)は、Archetype Ventures、ジェネシア・ベンチャーズを引受先とする1億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。
当社は「人々が医療の発展に参加できる未来を作る」をミッションに、2018年4月に設立されました。2019年2月からは、第一弾の疾患として炎症性腸疾患に特化した患者向けソーシャルデータプラットフォームを運営し、患者の入力データに基づいた臨床試験マッチング機能の実装や、専門医を招いた患者向けセミナーの実施等を通じて、患者ニーズに応える事業を推進してきました。
今回の資金調達を通じて、これまでの患者向けプロダクトに加え、新たに医療機関向けプロダクトの開発を加速させていきます。具体的には、既に患者によって入力されている症状などのPatient reported outcome(以下「PRO」)を中心としたデータを医療機関と共有することで、QoLの改善や医師患者間のコミュニケーションの促進をサポートするプロダクトとしていく予定です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/45006/4/resize/d45006-4-307211-0.png ]
Activaidでは、今後調達した資金を用いてプロダクト開発のための人員採用を加速していきます。
Activaid 採用ページ:https://www.wantedly.com/companies/company_6196672
疾患特化型ソーシャルデータプラットフォーム「Activaid」について
「Activaid」は、慢性疾患を抱える患者同士がお互いに支え合い、病気を管理することを通じて、慢性疾患に対する新しい治療法の発見に貢献していくためのソーシャルデータプラットフォームです。第一弾として炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎/クローン病)に対して2019年2月よりサービス提供を開始しています。「Activaid」では、利用者がPROを共有、評価することができる仕組みが整っており、創薬研究にとって重要な情報となる患者自身の主観的なデータを蓄積することが可能です。登録者数は順調に増えており、既に39,000件を超えるデータが蓄積されています(2020年2月現在)。
<「Activaid」患者向けプロダクトの概要>
■患者同士を「つなげる」
同じ疾患を持つ患者コミュニティの中で、サポートを得ながら情報交換ができます。
■病気を「見える化する」
医師が診療で重視するポイントに沿った疾患管理や、メンバー同士による情報の参照ができます。
■患者ひとりひとりが医療の発展に「参加する」
新薬開発に必要な情報の提供および臨床試験への参加を通じて、患者自身が直接医療の発展に参加することができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/45006/4/resize/d45006-4-259629-1.png ]
Activaidのビジョンについて
近年、全ゲノム解析の価格低下、Bioinformatics(※1)の発展などめざましい技術の躍進により、疾患を多角的に解析することが可能となってきました。しかし、今後の医療の発展に向けては、テクノロジーのみならず、質、量ともに充実したデータや、治験に参加する被検者の確保が不可欠な状況です。これまでの少数の施設が中心となって研究開発を推進してきた既存のシステムに加え、ひとりひとりが医療の発展に積極的に力を貸すことにより、個別化医療の実現やスピーディな新薬開発を推進することができるようになります。また、GDPR(※2)を始めとしたプライバシーへの意識の高まりから、世界的に透明性を持ったデータの利活用が求められるようになってきました。
私たちは、「人々が医療の発展に参加できる未来を作る」をミッションとして掲げ、患者の日々のニーズに寄り添いながら、人々と研究開発を繋ぐ信頼性の高いプラットフォームを構築し、誰しもが医療の発展に貢献できるような社会づくりを目指します。
(※1)bioinformatics:バイオインフォマティクス。生命情報科学と訳されることもあり、生物学のデータを情報科学の手法によって解析する学問および技術。
(※2)GDPR(General Data Protection Regulation):EU域内の個人情報を保護するための一般データ保護規則。2018年5月25日施行。
Activaidのミッションをより詳しく知りたい方はこちらの動画を御覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Ns_l45Jcp-s
引受先からのコメント
■Archetype Ventures マネージングパートナー 福井 俊平:
人類の発展に対して医療の進化は必要不可欠ですが、その複雑な産業構造やプライバシーの問題からデータやテクノロジーの活用には大きな課題が存在していると認識しています。患者さんを含め産業を構成する各プレイヤーが抱える課題を、多段的に解決するという長谷部さんの挑戦は難易度が高いですが非常に意義深く、その課題解決の道程を共に出来ることを嬉しく思います。
■ジェネシア・ベンチャーズ インベストメント・マネージャー 水谷 航己:
超高額薬の保険適用の是非が議論となり、また、個別化医療の実現に向けてはセキュリティと網羅性を両立させた個人の医療情報に関する最適な管理手法が必要とされる昨今、医療システムを未来形へと打越していくためのイノベーションが求められています。この巨大な社会課題に対して、慢性疾患に悩む患者さんに寄り添いながら解決を目指す長谷部さんのアプローチに共感し、今回、ご一緒させて頂くことに決めました。「人々が医療の発展に参加できる未来を作る」というミッションの達成に向けて、全力で取り組んで参ります!
Activaid株式会社概要
会社名: Activaid株式会社
代表者: 代表取締役 長谷部 靖明
本社 : 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル32階
URL : https://activaid.me/company