奈良県×早稲田大学による蔵改修プロジェクトが始動!奈良の木を使ったコミュニティ施設『笑屋』とは?
[19/12/23]
提供元:PRTIMES
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学生と住民が協力し、自然の風景を活かしたシンプルで使いやすいコミュニティスペースの完成を目指す
[画像1: https://prtimes.jp/i/50259/4/resize/d50259-4-995660-0.jpg ]
奈良県と早稲田大学が連携
地元住民と学生による「奈良の木」を使った蔵改修プロジェクトが始動
奈良県農林部奈良の木ブランド課と早稲田大学による連携事業『笑屋』が本格始動しました。本事業は早稲田大学と奈良県の包括連携協定に基づく事業の一貫で、早大生と地元住民が話し合いを重ね、奈良県吉野町にある使われなくなった醤油店の蔵を奈良の木を使って改修し、新たなコミュニティ施設『笑屋』を完成させようというものです。
10年目にして初の試み
地元の人々が集まり活用できる、コミュニティ施設の改修
[画像2: https://prtimes.jp/i/50259/4/resize/d50259-4-887566-1.jpg ]
本プロジェクトは、奈良県農林部奈良の木ブランド課と早稲田大学創造理工学部建築学科の古谷誠章(ふるや のぶあき)教授、その研究室で学ぶ早大生による連携事業の一環で2010年度から奈良県産材がより広く使われるように認知度を高め、奈良県の林業振興につなげることを目的に取り組んでいる事業です。これまでにも首都圏を中心に奈良県産材をPRするイベントで奈良の木を使った空間デザインの提案等を行ってきました。10年目となった今回、地元の人々が集まり活用できる、コミュニティの場となるような施設の改修は、プロジェクトが始まって以来の初の試みとのこと。観光などで訪れる人には「奈良の木」の良さを知ってもらう場所に、地元住民にとっては憩いの場となるような施設として活用される予定です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/50259/4/resize/d50259-4-285694-2.jpg ]
学生と地元住民による意見交換ワークショップを開催
「自然の風景を活かしたシンプルで使いやすい施設に」
これまでに地元住民と学生が一堂に会した、県主催のワークショップが3回開催されました。その過程では、蔵から見える自然の風景を活かしたつくりや、高齢者の多い吉野町で、集会所のような場所として活用できるようにと「座りやすく持ち運びしやすい椅子やテーブルにして欲しい」「シンプルで使いやすい施設に」といった、親しみを持ちながらも気兼ねなく利用でき、使い易さを求める意見が多く挙げられました。そして、その意見をもとにイベントやカフェスペースなど多様な用途で使用できるようにと、学生たちがデザインした改修案を作成。さらに、実際の施工方法の提案など、より具体的なイメージが地元住民と学生の間で共有されました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/50259/4/resize/d50259-4-342830-3.jpg ]
吉野材は地域にとって不可欠な存在、木目が緊密で真っすぐな美しい木材
奈良県産の木材、特に吉野材は節が少なく、木目が緊密で真っすぐな美しい木材で、木造住宅の和室やインテリア家具などに高級木材として重宝されています。この特徴は、密植(みっしょく)・多間伐と呼ばれる植林方法で、木を極端に密植した上で、弱い間伐を何度も繰り返すことにより、根元から上部の先端まで太さが一定に育つことによって生み出されます。
このように丁寧に育てられた吉野材に対するこだわりと誇りを持つ地元住民と学生が、熱意を持って協力しあい改修される新しいコミュニティスペース『笑屋』の完成は2020年3月の予定です。
なお、このプロジェクトの様子は奈良県庁「奈良の木ブランド課」が運営するポータルサイト『奈良の木のこと』にて随時発信されますのでお見逃しなく。
奈良の木のこと
URL:http://www3.pref.nara.jp/naranoki/
Facebook:https://www.facebook.com/naranokinokoto/
Twitter:https://twitter.com/naranokinokoto
Instagram:https://www.instagram.com/naranokinokoto/
『笑屋』プロジェクトについて
蔵について
かつて醤油などを販売していた吉野町立野の「島田商店」。
国道169号沿いで目に付きやすい建物。
参加者
・奈良県庁
「奈良の木ブランド課」
・早稲田大学
「創造理工学部建築学科 古谷誠章教授/奈良プロジェクトメンバーの学生」
・吉野町「総合政策課」
・奈良県吉野町上市地区自治協議会
「上市笑転会」
スケジュール
2019 年 7 月 7 日(日)
第 1 回ワークショップ
早稲田大学の学生と吉野町上市地区住民との意見交換会
2019 年 8 月 7 日(水)
第 2 回ワークショップ
早稲田大学の学生によるデザイン提案及び吉野町上市地区住民との意見交換会
2019 年 11 月 18 日(火)
第 3 回ワークショップ
早稲田大学の学生による蔵改修デザインのプレゼンテーション、及び吉野町上市地区住民との意見交換会
2020 年 2 月〜3月:
早稲田大学の学生と同地区住民によるセルフビルドでのリノベーション
これまでの早稲田大学と奈良県庁の取り組みについて
URL:https://www.waseda.jp/inst/weekly/news/2019/11/12/68820/
2017 年 11 月 東京・代官山蔦屋で行われた奈良の木フェア
URL:http://www3.pref.nara.jp/naranoki/magazine/nara_report_tsutaya/
2019 年 1 月 東京・丸の内KITTEで開催された PR イベント
URL:http://www3.pref.nara.jp/naranoki/magazine/nara_report_kitte/
奈良県庁 HP
URL:http://www.pref.nara.jp/
奈良県庁・奈良の木ブランド課 HP
http://www.pref.nara.jp/27678.htm
[画像1: https://prtimes.jp/i/50259/4/resize/d50259-4-995660-0.jpg ]
奈良県と早稲田大学が連携
地元住民と学生による「奈良の木」を使った蔵改修プロジェクトが始動
奈良県農林部奈良の木ブランド課と早稲田大学による連携事業『笑屋』が本格始動しました。本事業は早稲田大学と奈良県の包括連携協定に基づく事業の一貫で、早大生と地元住民が話し合いを重ね、奈良県吉野町にある使われなくなった醤油店の蔵を奈良の木を使って改修し、新たなコミュニティ施設『笑屋』を完成させようというものです。
10年目にして初の試み
地元の人々が集まり活用できる、コミュニティ施設の改修
[画像2: https://prtimes.jp/i/50259/4/resize/d50259-4-887566-1.jpg ]
本プロジェクトは、奈良県農林部奈良の木ブランド課と早稲田大学創造理工学部建築学科の古谷誠章(ふるや のぶあき)教授、その研究室で学ぶ早大生による連携事業の一環で2010年度から奈良県産材がより広く使われるように認知度を高め、奈良県の林業振興につなげることを目的に取り組んでいる事業です。これまでにも首都圏を中心に奈良県産材をPRするイベントで奈良の木を使った空間デザインの提案等を行ってきました。10年目となった今回、地元の人々が集まり活用できる、コミュニティの場となるような施設の改修は、プロジェクトが始まって以来の初の試みとのこと。観光などで訪れる人には「奈良の木」の良さを知ってもらう場所に、地元住民にとっては憩いの場となるような施設として活用される予定です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/50259/4/resize/d50259-4-285694-2.jpg ]
学生と地元住民による意見交換ワークショップを開催
「自然の風景を活かしたシンプルで使いやすい施設に」
これまでに地元住民と学生が一堂に会した、県主催のワークショップが3回開催されました。その過程では、蔵から見える自然の風景を活かしたつくりや、高齢者の多い吉野町で、集会所のような場所として活用できるようにと「座りやすく持ち運びしやすい椅子やテーブルにして欲しい」「シンプルで使いやすい施設に」といった、親しみを持ちながらも気兼ねなく利用でき、使い易さを求める意見が多く挙げられました。そして、その意見をもとにイベントやカフェスペースなど多様な用途で使用できるようにと、学生たちがデザインした改修案を作成。さらに、実際の施工方法の提案など、より具体的なイメージが地元住民と学生の間で共有されました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/50259/4/resize/d50259-4-342830-3.jpg ]
吉野材は地域にとって不可欠な存在、木目が緊密で真っすぐな美しい木材
奈良県産の木材、特に吉野材は節が少なく、木目が緊密で真っすぐな美しい木材で、木造住宅の和室やインテリア家具などに高級木材として重宝されています。この特徴は、密植(みっしょく)・多間伐と呼ばれる植林方法で、木を極端に密植した上で、弱い間伐を何度も繰り返すことにより、根元から上部の先端まで太さが一定に育つことによって生み出されます。
このように丁寧に育てられた吉野材に対するこだわりと誇りを持つ地元住民と学生が、熱意を持って協力しあい改修される新しいコミュニティスペース『笑屋』の完成は2020年3月の予定です。
なお、このプロジェクトの様子は奈良県庁「奈良の木ブランド課」が運営するポータルサイト『奈良の木のこと』にて随時発信されますのでお見逃しなく。
奈良の木のこと
URL:http://www3.pref.nara.jp/naranoki/
Facebook:https://www.facebook.com/naranokinokoto/
Twitter:https://twitter.com/naranokinokoto
Instagram:https://www.instagram.com/naranokinokoto/
『笑屋』プロジェクトについて
蔵について
かつて醤油などを販売していた吉野町立野の「島田商店」。
国道169号沿いで目に付きやすい建物。
参加者
・奈良県庁
「奈良の木ブランド課」
・早稲田大学
「創造理工学部建築学科 古谷誠章教授/奈良プロジェクトメンバーの学生」
・吉野町「総合政策課」
・奈良県吉野町上市地区自治協議会
「上市笑転会」
スケジュール
2019 年 7 月 7 日(日)
第 1 回ワークショップ
早稲田大学の学生と吉野町上市地区住民との意見交換会
2019 年 8 月 7 日(水)
第 2 回ワークショップ
早稲田大学の学生によるデザイン提案及び吉野町上市地区住民との意見交換会
2019 年 11 月 18 日(火)
第 3 回ワークショップ
早稲田大学の学生による蔵改修デザインのプレゼンテーション、及び吉野町上市地区住民との意見交換会
2020 年 2 月〜3月:
早稲田大学の学生と同地区住民によるセルフビルドでのリノベーション
これまでの早稲田大学と奈良県庁の取り組みについて
URL:https://www.waseda.jp/inst/weekly/news/2019/11/12/68820/
2017 年 11 月 東京・代官山蔦屋で行われた奈良の木フェア
URL:http://www3.pref.nara.jp/naranoki/magazine/nara_report_tsutaya/
2019 年 1 月 東京・丸の内KITTEで開催された PR イベント
URL:http://www3.pref.nara.jp/naranoki/magazine/nara_report_kitte/
奈良県庁 HP
URL:http://www.pref.nara.jp/
奈良県庁・奈良の木ブランド課 HP
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