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バージョン13.0をリリース

業界最先端のDevSecOpsプラットフォームを拡充




[画像: https://prtimes.jp/i/56974/4/resize/d56974-4-165876-0.png ]


DevOpsライフサイクルに対応するオールインワンアプリを提供するGitLab(本社:米サンフランシスコ、読み方:ギットラブ、https://about.gitlab.com/)は本日、バージョン13.0をリリースしました。GitLabの先端DevSevOpsプラットフォームの最新ビルドで、組織の新たな可動的チャレンジに効率的に適用、対応することが可能になった最新版のバージョンです。バージョン13.0は、ロードマップのエピック階層、共同デザイン作業、脆弱性管理など、各サイクルステージの開発、プラニング、アナリティクス、オペレーション、セキュリティに新機能を搭載しています。ボトルネックや無駄な部分を見つけ、各部門のサイロ化を解消し、セキュリティやコンプライアンスを妥協せず、ビジネス価値の創出にフォーカスできます。また、Gitaly Clusterが一般向けにリリースされ、Gitレポジトリストレージ内にウォームレプリカを保持し、ダウンタイムが発生しても稼働が引き継がれるようになったことに加えて、Auto DevOpsが拡張され、Amazon Web Services(AWS)へのデプロイが簡素化されました。

GitLabのエグゼクティブバイスプレジデントを務めるスコット・ウィリアムソン(Scott Williamson)は、次のように述べています。「GitLabは、世界最大の完全リモートワーク型DevOpsソフトウェア企業を、長年の専門知識を活かして運営しています。GitLabが継続的に新しい変更、機能、能力のイタレーションを行い、月次ベースで迅速に製品を改善させることができる秘訣について、お客様からよく質問をもらいます。その答えは簡単で、GitLabを使用しているからです。バージョン13.0のリリースは、現代特有のビジネス課題に効率的かつ確実に対応でき、さらに成熟したエンド・ツー・エンドのDevSecOpsソリューションをお客様に提供するうえで、重要なマイルストーンとなります。」

GitLabは組織がビジネスアジリティ、スピーディーな共同作業、セキュリティとコンプライアンスの適切な遵守を達成できるように、バージョン13.0以降も継続的に、ソースコード管理(SCM)や継続的インテグレーション(CI)も包含した完全にオープンなコアDevOpsプラットフォームをオールインワンのアプリケーションとして拡大させます。また、成長し続けているチャネルパートナーやテクノロジーパートナーのコミュニティと共に、地域を問わず、組織がレジリエンスや対応力、また製品のスピードを向上させられるようにサポートしていきます。

効率性を最適化し、アジリティを達成
多くの企業が対応力の強化や効率化に努めていることから、GitLabは既存のソフトウェア開発プロセスを合理化し、サイロ化されたチームを共通のDevSecOpsプラットフォームに統一させるサポートを提供しています。主に、以下の分野や開発機能に注目しています。

Value Stream Management(バリューストリーム管理):ボトルネックや無駄の迅速な特定をサポートします。Value Stream Analyticsにカスタマイズ機能が搭載され、各組織が自社特有のワークフローに合わせて機能を調整できるようになりました。また、まもなく搭載されるValue Stream Analyticsのステージをフロー図で視覚的に描写する機能も、この作業の簡素化をサポートします。
Requirements Management(要件管理):これはバージョン12.10でリリースされた機能です。今回のリリースでは、ユーザーのアプリケーション特有の要件を作成や管理できるようになりました。GitLabは今後も、要件間のトレーサビリティを加えて、これらの機能を進化させ、完全性やコンプライアンスを視覚的に示すシームレスなワークフローを実現します。
Release Management(リリース管理):リリースマネージャーのビジュアルキューも含めた、シームレスなソフトウェアリリース管理ワークフローによって、全アーティファクトの完全性やトレーサビリティを確保し、コンプライアンスを保証します。
Feature Flags(フィーチャーフラグ):特定の機能性を動的に切り替え、望む影響度をテストすることにより、プログレッシブデリバリーのサイクル時間をさらに短縮することが可能です。今後のリリースでは、フィーチャーフラグに基づくA/Bテストに対応するほか、マージリクエストからフィーチャーフラグを作成する機能や、状況に応じてフィーチャーフラグを絞り込む機能を搭載予定です。


迅速な共同作業と、開発、デザイン、セキュリティ、オペレーションの統一
開発から生産までのソフトウェアのビューを共有することは、共通のビジネス目標や成果に向けたチームの取り組みを一元化することにつながります。GitLabは、エピックやマイルストーンなどにおける共同開発、レポーティング、作業の整理や管理をサポートする既存の機能を強化しています。共同開発やレポーティング関連の新規および今後予定されている機能を以下に紹介します。

ダッシュボード:バージョン13.0では、オペレーション・ダッシュボードのカスタマイズ性が強化され、複数の変数に対応したほか、セキュリティ・ダッシュボードはGitLabを使用していないユーザーにもエクスポートできるようになりました。今後のリリースでは、Kubernetesクラスタもダッシュボードに加え、使用中のクラスタやポッドをすべて一目で確認できるようにします。
Infrastructure as Code(コードとしてのインフラストラクチャ):GitLabの最高品質のソース管理およびCI機能は、コードとしてのインフラストラクチャという手法をGitLabに取り入れているオペレーションチームに支持されています。GitLabは、KubernetesやHashiCorp Terraformと一体化されたエクスペリエンスを増やしていますが、コードに沿って直接インフラストラクチャを定義できる最高のエクスペリエンスを今後も継続的に進化させる予定です。
Design Management(デザイン管理):個人コントリビューターとして製品をデザインしているユーザーを認知するコアにデザイン管理を移動しました。
Alert and Incident Management(アラートとインシデント管理):既存の監視アラートをGitLabにルーティングし、開発活動からのあらゆる情報に基づき、アラートのトリアージやインシデントの解決を行えるようにしたことで、DevOps組織は開発チームとオペレーションチームによる真の共同作業を実現できるようになりました。


エンド・ツー・エンドのセキュリティとコンプライアンス
GitLabはアプリケーションセキュリティをCIに組み込み、セキュリティのシフトレフトを実現することで、ソフトウェア開発ライフサイクルにエンド・ツー・エンドのセキュリティやコンプライアンスの管理を統合しました。これによってリスクも削減されるだけでなく、リソースを重要なビジネスニーズに集中させることができます。GitLabは、静的アプリケーションセキュリティテスト(SAST)、機密情報ファイルの検出、動的アプリケーションセキュリティテスト(DAST)、依存性スキャン、コンテナスキャン、ライセンスコンプライアンススキャンを提供しています。これらのすべて機能が、GitLabの継続的インテグレーション/継続的デリバリー(CI/CD)プラットフォームのサービス「Ultimate」および「Gold」に含まれています。新規および今後予定されているセキュリティおよびコンプライアンス関連機能は、以下の通りです。

Standalone Vulnerabilities(スタンドアロン脆弱性):脆弱性の管理方法を再構築し、さらに確実な将来性を見出すことで、脆弱性やその関連リスクの優先化や管理をサポートします。
Responsible Disclosure(責任ある開示):GitLabが共通脆弱性識別子(CVE)の採番機関(CNA:CVE Numbering Authority)となることで、GitLabユーザーはGitLab自体やGitLab.comでホストされるあらゆるプロジェクトに関して、GitLabからCVEをリクエストできるようになりました。将来的には、CVEをGitLabのUIから直接リクエストできるようにします。
Security Scanning(セキュリティスキャン):さらに幅広くユーザーを取り込むため、バージョン13.0には.NET Framework向けSASTが搭載され、バージョン12.10で初めて搭載されたオフライン環境対応が拡張されると共に、REST API向けDASTスキャンや機密情報ファイルのフルコミット履歴スキャンが加わり、検知能力がさらに強化されました。また、今年中にファズテストに対応する予定です。
Container Network Security(コンテナネットワークセキュリティ):必要最低限の変更(MVC)により、コンテナの振る舞い分析のためのクラウド専用セキュリティソリューションが統合されたことで、ユーザーのKubernetes環境が可視化および保護されます。まもなく登場するリリースで、設定不要で使用可能なネットワークポリシーセットが追加される予定です。
Compliance Management(コンプライアンス管理):コンプライアンス関連フレームワークの設定、規制への順応、また監査報告の標準化のための機能を自動化することができます。それに加え、セキュリティ関連の枠組みを簡素化するために、初期セキュリティポリシーUIに取り組んでいます。
Secrets Management(機密情報ファイルの管理):既存の統合をベースに構築されています。近い将来、サービス全域の機密情報ファイルの保護機能も搭載する予定です。
Okta:OktaのクロスドメインID管理システム(SCIM:System for Cross-domain Identity Management)がGitlab.com グループ向けに統合されたことで、GitLabグループのメンバーシップがGitLabとOkta間で同期されたため、管理時間が削減されます。



パートナーコミュニティを通して、顧客のレジリエンスを強化
4月に発表したGitLab Partner Programが拡大されたことにより、GitLabはそのテクノロジーとチャネルのパートナーシップが、GitLab製品と顧客に対して付加価値となり、顧客が変化し続ける環境に対応できるようにサポートするというユニークなポジションにあります。大手クラウドプロバイダー、テクノロジーパートナー、チャネルパートナーが提供するサービスを統合することで、顧客へのGitLabの総合的なサービスが強化されます。それに伴い、顧客は対応力やレジリエンスを全体的に強化することが可能になります。

販売情報
バージョン13.0は、5月22日より発売します。セルフホスト版を更新する場合は、GitLabが自動更新するGitLab.com内のこちら(https://about.gitlab.com/update/)で詳しい手順を確認できます。バージョン13.0の特長や機能の動画はこちら(https://www.youtube.com/watch?v=dStIhTP1ckg&feature=youtu.be)から確認できます。

GitLabの勢い
GitLabは、105か月の間ほとんど連続でリリースを実現して、プラットフォームの継続的なイタレーションにより、DevOpsライフサイクル向けの最先端かつオールインワンのアプリケーションとして高い評価を獲得しています。GitLabコミュニティは、3,000人以上のアクティブなコントリビューター、数百万人のオープンソースユーザー、そして10万以上の組織で構成され、現在も拡大中です。コミュニティの協力の下、顧客ニーズに基づく製品イノベーションを実現しています。GittLabは、65の国や地域に1,280人の従業員を抱えるチームに成長し、前年比116%増の合計1億ドルの年間経常利益を達成しました。

GitLabは先日、Forbesの「2020 list of America’s Best Startups for Employers(2020年度版:従業員にとって最も優れた米国のスタートアップ企業)」のランキングで35位に選ばれ、Inc.の「Best Workplaces of 2020(2020年度版:最も働きやすい職場)」には2年連続で選ばれました。さらに451 Researchの「451ファイアスターター」に認定されたほか、ガートナーの「2020 Gartner Magic Quadrant report for Application Security Testing(2020年版:ガートナーのアプリケーションセキュリティテストに関するマジッククアドラント))」ではニッチプレイヤーに選出。DeveloperWeekの「DEVIESアワード」では、開発プラットフォーム分野におけるベストイノベーション部門とコーディングプラットフォーム分野におけるベストイノベーション部門でアワードを受賞しました。


GitLabについて
GitLabは、DevOpsのライフサイクル全般をカバーするオールインワンのアプリケーションとして、ゼロから構築されたDevOpsプラットフォームです。製品、開発、品質保証、セキュリティおよびオペレーションチームが同一プロジェクト上で同時に作業を行うことを可能にします。DevOpsのライフサイクル全体を通じて、オールインワンのデータストア、UI、許可モデルを提供し、共同作業の効率化と集中的な作業を可能にし、サイクル時間の大幅な削減を実現します。GitLabはオープンソースベースで構築されており、数千人のディベロッパーや数百万人のユーザーから成るコミュニティの力で、DevOpsに絶えず新たなイノベーションをもたらしています。Ticketmaster、Jaguar Land Rover、NASDAQ、Dish Network、Comcastをはじめ、スタートアップから世界的大手企業に至るまで、100,000以上の顧客がGitLabに信頼を寄せ、素早く優れたソフトウェアを作り出しています。GitLabは、65以上の国や地域に1,280人以上の従業員を擁する、世界最大の完全リモートワーク企業です。
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