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福祉現場で活躍する若手を表彰する「社会福祉ヒーローズ」 日本一に、大分県大分市の丹羽信誠さん 栄誉
[24/02/29]
提供元：PRTIMES
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「福祉従事者」と「企業」の協働による障がい者雇用の拡大に挑戦
全国社会福祉法人経営者協議会（東京都千代田区）は、社会福祉の現場の第一線で活躍する若手職員を表彰する、2023年度の「社会福祉ヒーローズ」賞のグランプリを、大分県大分市の障害福祉サービス事業所「ウィンド」に勤務する、就労支援マネージャーの丹羽信誠さん（39歳）に授与しました。
当協議会は、2024年2月27日（火）に、“日本一の福祉ヒーロー”を決める全国大会「社会福祉ヒーローズ トーキョー 2023」を、東京の会場で開催し、受賞者（ファイナリスト）6人によるプレゼンを経て、グランプリである最優秀賞「ベストヒーローズ賞」を決定しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/117711/4/resize/d117711-4-ca2f7cc5a1a56946f0cd-2.jpg ]
6人は、全国各地から集結し、地域での活動や実践している挑戦（介護・保育・障がい者支援等）について、ステージで熱くスピーチしました（写真上）。
選考は、大学教授など有識者6人、学生16人の計22人の投票で行っています。
丹羽さんは、勤務する障害福祉サービス事業所「ウィンド」で、知的障がい者の福祉的就労と一般就労の実践に挑戦しています。
昨日の全国大会での受賞スピーチで、賞の対象年齢が20〜30代であることも踏まえて「39歳になったので最初で最後の挑戦の年でした。これを励みにもっと高みを目指していきたい」と未来への抱負を語り、「今日登壇したメンバーみんな一人ひとりが本当に素敵な福祉現場の体現者であり表現者であると思います。私はいちばん最年長ということですが、（活動そのものは）差はなかった」と年長者らしく謙虚な姿勢で、自分より年下の若手を労いました。
＜グランプリを受賞した丹羽信誠さん （勤務地・所属・活動など）＞
【大分県】社会福祉法人 暁雲福祉会 丹羽信誠（にわしんじょう）
社会福祉法人と企業が協働し、知的障がい者の雇用を創出
大分県の障害福祉サービス事業所「ウィンド」（大分県大分市坂ノ市西2、社会福祉法人暁雲福祉会 運営）で、副施設長を務める丹羽信誠（にわしんじょう）は、知的障がい者の福祉的就労と一般就労の実践に取り組んでいます。
過去に、従来では一般就労が難しいと言われた知的障がい者の雇用に取り組む「キヤノンウィンド株式会社」に福祉専門職として9年間在籍。一人ひとりの障がい特性に着目し、「職域の拡大」「スキルマップの作成による視（み）える化」「合理的配慮の具体化」「障がい特性に配慮した治工具の検討・試作・導入」「アビリンピック（障がい者が技能を競い合う大会）への挑戦」をテーマに、福祉現場と全くフィールドの違う企業担当者と共に協力し合いながら、多くの雇用と就労定着に携わりました。
現在も「就労支援マネージャー」として「ウィンド」で、企業内実習や一般就労を果たした社員たちの就業定着に取り組んでいます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/117711/4/resize/d117711-4-591fc3bcb8a545c3accb-1.jpg ]
常に心がけていることは知的障がいのある社員の「可能性の広がり」と、その可能性を信じて就労支援に関わるチーム全員の「笑顔」です。障がい特性を理解し、社員一人ひとりがどうすればもっとわかりやすく作業を理解し学ぶことができるのかを、「福祉従事者」と「企業」の協働によって考え続けた結果、障がい者が携わることのできる作業数を2種類から約60種類へと拡大。加えて、知的障がい者の平均勤続年数※を超える高い就業定着率を実現しています。
「できるかもしれない」を「できる」に。これまでの現場経験から、障がい者雇用において就職がゴールではなく、「働き続けられる環境を保障し続けること」が大事であると考え、「従来の枠を超えた＜協働＞を目指した福祉」に挑んでいます。
大分県の受賞者は今回で2人目、グランプリ受賞者は今回が初です。
※厚生労働省の「平成30年度障害者雇用実態調査」によると、知的障がい者の平均勤続年数は7年5カ月
日本一の“福祉ヒーロー”を決める全国大会「社会福祉ヒーローズ トーキョー 2023」
「社会福祉ヒーローズ」は2018年に創設した賞で、介護や保育、障がい者支援などに従事する20〜30代の若手職員を対象にしています。「社会福祉の甲子園」として、「福祉の世界を変える意欲と実績のある若手」を基準に、これまで34人を表彰しています。
6回目を迎える今回は、全国から58人の応募があり、1都3県（東京、愛知、兵庫、大分）の6人に、2023年度の「社会福祉ヒーローズ」賞を授与しています。今回の全国大会では、その6人から、グランプリである最優秀賞「ベストヒーローズ賞」に丹羽信誠さんを選出しました。
また今年度から新たに、魅力的な福祉活動に取り組む学生を表彰する「社会福祉学生ヒーローズ賞」を設けました。対象者は、高校や大学、専門学校の団体やサークルで活動する方々です。2023年度は、全国23団体から応募があり、受賞5団体※を表彰しています。
※受賞5団体（東京、大阪、長野、香川、沖縄）について：http://www.shafuku-heros.com/news/gakuseiheros-2023/
【企画背景】 クリエイティブな福祉の魅力を若者に発信！
日本が慢性的な人手不足に陥る中、福祉業界も深刻で、例えば介護の現場では2040年に約69万人※もの人材が不足すると言われています。
一方で、“誰一人取り残さない”をスローガンに掲げているSDGsの中で、福祉業界が果たす役割はますます期待されており、実際の現場には福祉業界に大いに魅力を感じ、躍動する若手がたくさんいます。
全国経営協は、明るい業界を築くべく、「社会福祉法人における離職率10%以下」を2025年度までの目標に掲げています。全国で活躍する若手挑戦者の“ヒーロー”を通じて、現場で働く職員と、さらに未来の福祉を担う学生に目標や奮起を与えることができればと願っています。
※厚生労働省の「第８期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」（2021.7発表）
全国社会福祉法人経営者協議会（東京都千代田区）は、社会福祉の現場の第一線で活躍する若手職員を表彰する、2023年度の「社会福祉ヒーローズ」賞のグランプリを、大分県大分市の障害福祉サービス事業所「ウィンド」に勤務する、就労支援マネージャーの丹羽信誠さん（39歳）に授与しました。
当協議会は、2024年2月27日（火）に、“日本一の福祉ヒーロー”を決める全国大会「社会福祉ヒーローズ トーキョー 2023」を、東京の会場で開催し、受賞者（ファイナリスト）6人によるプレゼンを経て、グランプリである最優秀賞「ベストヒーローズ賞」を決定しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/117711/4/resize/d117711-4-ca2f7cc5a1a56946f0cd-2.jpg ]
6人は、全国各地から集結し、地域での活動や実践している挑戦（介護・保育・障がい者支援等）について、ステージで熱くスピーチしました（写真上）。
選考は、大学教授など有識者6人、学生16人の計22人の投票で行っています。
丹羽さんは、勤務する障害福祉サービス事業所「ウィンド」で、知的障がい者の福祉的就労と一般就労の実践に挑戦しています。
昨日の全国大会での受賞スピーチで、賞の対象年齢が20〜30代であることも踏まえて「39歳になったので最初で最後の挑戦の年でした。これを励みにもっと高みを目指していきたい」と未来への抱負を語り、「今日登壇したメンバーみんな一人ひとりが本当に素敵な福祉現場の体現者であり表現者であると思います。私はいちばん最年長ということですが、（活動そのものは）差はなかった」と年長者らしく謙虚な姿勢で、自分より年下の若手を労いました。
＜グランプリを受賞した丹羽信誠さん （勤務地・所属・活動など）＞
【大分県】社会福祉法人 暁雲福祉会 丹羽信誠（にわしんじょう）
社会福祉法人と企業が協働し、知的障がい者の雇用を創出
大分県の障害福祉サービス事業所「ウィンド」（大分県大分市坂ノ市西2、社会福祉法人暁雲福祉会 運営）で、副施設長を務める丹羽信誠（にわしんじょう）は、知的障がい者の福祉的就労と一般就労の実践に取り組んでいます。
過去に、従来では一般就労が難しいと言われた知的障がい者の雇用に取り組む「キヤノンウィンド株式会社」に福祉専門職として9年間在籍。一人ひとりの障がい特性に着目し、「職域の拡大」「スキルマップの作成による視（み）える化」「合理的配慮の具体化」「障がい特性に配慮した治工具の検討・試作・導入」「アビリンピック（障がい者が技能を競い合う大会）への挑戦」をテーマに、福祉現場と全くフィールドの違う企業担当者と共に協力し合いながら、多くの雇用と就労定着に携わりました。
現在も「就労支援マネージャー」として「ウィンド」で、企業内実習や一般就労を果たした社員たちの就業定着に取り組んでいます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/117711/4/resize/d117711-4-591fc3bcb8a545c3accb-1.jpg ]
常に心がけていることは知的障がいのある社員の「可能性の広がり」と、その可能性を信じて就労支援に関わるチーム全員の「笑顔」です。障がい特性を理解し、社員一人ひとりがどうすればもっとわかりやすく作業を理解し学ぶことができるのかを、「福祉従事者」と「企業」の協働によって考え続けた結果、障がい者が携わることのできる作業数を2種類から約60種類へと拡大。加えて、知的障がい者の平均勤続年数※を超える高い就業定着率を実現しています。
「できるかもしれない」を「できる」に。これまでの現場経験から、障がい者雇用において就職がゴールではなく、「働き続けられる環境を保障し続けること」が大事であると考え、「従来の枠を超えた＜協働＞を目指した福祉」に挑んでいます。
大分県の受賞者は今回で2人目、グランプリ受賞者は今回が初です。
※厚生労働省の「平成30年度障害者雇用実態調査」によると、知的障がい者の平均勤続年数は7年5カ月
日本一の“福祉ヒーロー”を決める全国大会「社会福祉ヒーローズ トーキョー 2023」
「社会福祉ヒーローズ」は2018年に創設した賞で、介護や保育、障がい者支援などに従事する20〜30代の若手職員を対象にしています。「社会福祉の甲子園」として、「福祉の世界を変える意欲と実績のある若手」を基準に、これまで34人を表彰しています。
6回目を迎える今回は、全国から58人の応募があり、1都3県（東京、愛知、兵庫、大分）の6人に、2023年度の「社会福祉ヒーローズ」賞を授与しています。今回の全国大会では、その6人から、グランプリである最優秀賞「ベストヒーローズ賞」に丹羽信誠さんを選出しました。
また今年度から新たに、魅力的な福祉活動に取り組む学生を表彰する「社会福祉学生ヒーローズ賞」を設けました。対象者は、高校や大学、専門学校の団体やサークルで活動する方々です。2023年度は、全国23団体から応募があり、受賞5団体※を表彰しています。
※受賞5団体（東京、大阪、長野、香川、沖縄）について：http://www.shafuku-heros.com/news/gakuseiheros-2023/
【企画背景】 クリエイティブな福祉の魅力を若者に発信！
日本が慢性的な人手不足に陥る中、福祉業界も深刻で、例えば介護の現場では2040年に約69万人※もの人材が不足すると言われています。
一方で、“誰一人取り残さない”をスローガンに掲げているSDGsの中で、福祉業界が果たす役割はますます期待されており、実際の現場には福祉業界に大いに魅力を感じ、躍動する若手がたくさんいます。
全国経営協は、明るい業界を築くべく、「社会福祉法人における離職率10%以下」を2025年度までの目標に掲げています。全国で活躍する若手挑戦者の“ヒーロー”を通じて、現場で働く職員と、さらに未来の福祉を担う学生に目標や奮起を与えることができればと願っています。
※厚生労働省の「第８期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」（2021.7発表）
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