自動車用安全システムメーカーのタカタ、 シートベルト着用に関する意識調査発表
[10/11/26]
提供元:PRTIMES
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シートベルト・エアバッグ・チャイルドシートなどの自動車用安全システムを提供する専門メーカー、タカタ株式会社(社長:高田重久 本社:東京都港区、以下タカタ)は、シートベルトの着用率向上と、正しい着用を促すキャンペーンを行うにあたり、全国の20代〜50代の男女800人を対象に、シートベルトの着用に関する意識調査を実施しました。
2010年の“後部座席のシートベルト着用率”は、高速道路では63.7%、一般道では33.1%(2010年JAF、警察庁調べ)という、運転席や助手席に比べて依然低い結果が出ている中、なぜ、義務化されているにもかかわらず、着用率が低いのかを探るべく、シートベルトの着用に関する意識を調査しました。
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〜主な調査結果トピックス〜
・後部座席のシートベルト着用を、一般道ではあまり意識していない人は、46.5%。
・着用しない主な理由は、「窮屈だから」が43.4%、次いで「面倒臭い」が28.6%。
特に女性の方が、窮屈だからと感じている。
・違反罰則内容が強化されたら、96.8%の人が今よりも着用するようにすると回答。
・タクシーの後部座席シートベルト着用アナウンスを聞くと、63.9%の人が着用しようと思う。
・シートベルトの正しい“着用方法”について教わったことのない人の中で、40%の人が興味を
持っている一方で、全く興味がない人は32.8%。
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タカタでは、シートベルトの着用率向上と、正しい着用を促すシートベルトやチャイルドシートの着用啓発活動を実施しています。今後、どのように着用啓発活動を進めていくかを考えるために、アンケート調査を実施しました。
今回の調査から、後部座席のシートベルト着用が義務化されている認知は広まりつつある中、安全への意識がまだまだ低いことが明らかとなり、シートベルト着用に対する意識と行動をさらに高めてもらうことが必要だということを示唆する調査結果となりました。
タカタは、自動車用安全システムを提供する専門メーカーとして、この調査結果を活かした啓発活動、体感キャンペーンを行ってまいります。
クルマのあらゆる乗員と、それを取り巻く社会全体を見据え、タカタの夢である「交通事故の犠牲者がゼロになる日」の実現に向けて、これからも自動車の安全システムを追求し続けてまいります。
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■Q1.高速道路、及び一般道において、後部座席に乗車する際、シートベルトを着用するように意識していますか。(n=800)
後部座席のシートベルト着用を、一般道ではあまり意識していない人は、46.5%。
(e.後部座席に乗車することがないと回答した人を除く)
高速道路よりも一般道での着用意識が低いことがわかった。
また、年代性別にみると、女性より男性の意識が高く、「高速道路でも一般道でも、あまり意識していない人の回答が一番多かったのは、20代女性で23.7%という結果が明らかとなった。
■Q2.着用しようと思わない最も強い理由は何ですか。
(n=339 ※Q1でb・c・dと回答した方のみ回答)
着用しようと思わない理由は、「窮屈に感じるから」「面倒臭いから」が大多数を占める。
20代男性の18.2%が「シートベルトを着用すれば安全」という実感がわいていないことが判明。
また、40代男性の17.9%の人が後部座席は安全だと思っている。
<その他>回答例:今まで習慣がなく、つい忘れてしまうから。(16)/目的地が近いから。(2)/着用しにくい。(3)/周りの目が気になるから。/同乗する人との関係。
■Q3.後部座席のシートベルト着用に関し、今後、違反罰則の内容が厳しくなった場合、着用するようにしますか。(n=339 ※Q1でb・c・dと回答した方のみ回答)
「必ず着用するようにする」「今よりは着用するようにする」と回答した人は、96.8%。
20代においては、男女ともに約50%の人が「今よりは着用するようにする」と回答し、他の年代よりも違反罰則が極端に影響しないことがうかがえる。
■Q4.2009年の後部座席のシートベルト着用率は、高速道路では63.4%、一般道では33.5%という、依然低い状況ですが(JAF、警察庁調べ)、今後、この着用率を上げるには、どのようなことをすれば良いと思いますか。(n=800)
・罰則や監視等の取り締まり強化 294件
・CMや着用についてのキャンペーン展開 234件
・エンジンがかからない、警報、ランプの点滅等の機能搭載 63件
・着用感等の機能の改善 44件
■Q5.家族や友人が後部座席に乗車する際、シートベルトの着用を促していますか。(n=800)
家族や友人が後部座席に乗車する際、56.7%の人はシートベルトの着用を促している。
20代〜30代男女、40代女性の30〜35%が「ほとんど促していない」「促したことはない」と回答。
その一方、40〜50代女性の30%強が「必ず促している」と回答し、全体の割合を引き上げている。
■Q6.タクシーの後部座席シートベルト着用のアナウンスについてどう思いますか。
着用アナウンスを聞くと、63.9%の人がシートベルトを着用しようと思っている。
「着用しようと思う」と回答した人を男女別に見てみると、男性(57.0%)と女性(70.8%)に意識の差が見られる。
■Q7.エアバッグやABS(アンチロック・ブレーキシステム)、自動ブレーキなど、自動車の安全技術は日々向上していますが、シートベルトに関しては、3点式シートベルトが普及し、50年以上経つ今でも、その形状は変わらないままです。シートベルトについて、あなたが欲しいと思う機能や、改善して欲しい点があれば、お教えください。
Q2で着用しない最も強い理由にあがった「窮屈」という点が改善されると、着用率はあがる!?
・圧迫感の解消・改善 225件
・素早く・簡単に着用できる 84件
・デザイン性の向上(カラー・柄・素材) 46件
・取り外し自動機能搭載 45件
・着用しないと警告音や警告ランプでお知らせする 25件
・エアバッグ内蔵機能搭載 4件
■Q8.これまでに、シートベルトの正しい“着用方法”を教えてもらったり、学んだりした経験がありますか。
「興味はあるけれど、教わった経験がない人」は、40.0%いる一方で、32.8%の人は、シートベルトに対して依然「興味も体験もまったくない」ことが判明。
40〜50代女性の45〜50%の人が、興味はあるけれど、教わった経験がない」と回答したことから、シートベルトの着用方法対する興味関心がもっとも強いことがわかった。
【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:20〜59歳男女
回収サンプル数:800(性年代均等割付 各100サンプル)
調査期間:2010年10月30日〜31日
調査方法:インターネット調査(ネット調査会社の登録モニター活用)
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、必ず「タカタ調べ」と明記下さい。
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<取材可能素材>
・ロールオーバーシミュレーター(横転体験車)
・エアバッグを内蔵した最新シートベルト「エアベルト」紹介
・シートベルト製造工場見学
<参考資料> 社会貢献活動の取り組みにいて
タカタは、創業以来の夢である「交通事故の犠牲者がゼロになる日」が来ることを願って、さまざまな社会貢献活動を積極的に行っています。
官公庁などが実施する交通安全イベントに参加し、ロールオーバーシミュレーターや、シートベルトコンビンサー(シートベルト体験機)を用いた衝突疑似体験を通じて、シートベルトを着用することの大切さを伝える活動を行っています。
また、産婦人科医や小児科医、妊産婦などを対象にチャイルドシートの正しい使い方を伝え、予防医学の一環としてチャイルドシートを使うことの大切さや重要性を伝える活動を行っています。
今後も、シートベルトやチャイルドシート着用率向上の一助になればと考え、活動を続けてまいります。
■会社概要
・会社名: タカタ株式会社
・創業: 1933年
・本社住所: 東京都港区赤坂2-12-31
・代表者: 代表取締役社長 高田重久
・資本金: 41,862百万円(2010年3月時点)
・連結売上高: 350,914百万円(2009年4月〜2010年3月)
・従業員: 31,154人(2010年3月時点) ※連結ベース
・グローバル生産拠点: 日本・アジア・欧州・米州で、17カ国 46工場(2010年9月時点)
・事業内容: シートベルト、エアバッグ、ステアリング・ホイール、トリム、チャイルドシート等の製造販売
【お客様からの商品に関するお問い合わせ】
・チャイルドシート:0120-70-5441 (タカタ株式会社 CRS事業部)
受付時間:10時〜17時 (祝祭日除く月〜金曜日)
・フルハーネス・ローダウンスロープ:0749-28-9220 (タカタサービス株式会社)
受付時間:10時〜17時 (祝祭日除く月〜金曜日)
・その他:03-3582-1293 (タカタ株式会社 広報室)
受付時間:10時〜17時 (祝祭日除く月〜金曜日)
ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご承知ください。