松本健一「アジア共同体形成」に関する連続セミナー 第7回(総括) 「海岸線と日本人のアイデンティティー」
[13/06/24]
提供元:PRTIMES
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“海岸線”をキーワードに、日本人のアイデンティティーを読み解き、領土問題に焦点を当てる試み
一般財団法人アジア総合研究機構(東京・代表理事:栗原智仁)は、7月31日(水)18時30分より、新宿アイランドタワー4階 麗澤大学東京研究センターにて、「松本健一『アジア共同体形成』に関する連続セミナー」の第7回を開催する。
第7回目のテーマは、「海岸線と日本人のアイデンティティー」。
海洋問題研究家の山田 吉彦(東海大学教授)をゲストに迎え、財団理事長の成相 修、同・評議員議長の松本 健一の3名による鼎談形式で、“海岸線”をキーワードに、日本人のアイデンティティーを読み解き、領土問題に焦点を当てる。
一般財団法人アジア総合研究機構(栗原財団)では、政治、経済、歴史、国際関係、安全保障等の視点から、「アジア共同体形成」の可能性を探る鼎談形式の連続セミナーを昨年10月より計6回開催してまいりました。
第7回目となる今回は、過去6回のセミナーの総括として、日本人のアイデンティティーについて“海岸線”をキーワードに読み解いていくとともに、隣国との領土問題について焦点を当てます。
当財団評議員議長・松本健一が著作である『海岸線の歴史』および『海岸線は語る』(いずれもミシマ社刊)において指摘しているように、日本は四方を海に囲まれた島嶼国家であり、その複雑な海岸線の総距離は、日本の25倍の国土面積を有する米国の1.5倍、また26倍の国土面積を有する中国の2倍以上に達しており、領土問題を考える上で“海岸線”を知ることは必須のファクターとなります。
また、松本健一は両著作において、古来より「海やまのあひだ」(折口信夫)で生きてきた日本人のアイデンティティーが、明治維新以降のウェスタン・インパクトによりどのように変化してきたのか、さらには、東日本大震災を経験した現在、どのような方向へ向かおうとしているか、向かうべきなのか、を“海岸線”を切り口に深く考察しております。
今回は、ゲストとして国内屈指の海洋問題研究家である山田吉彦・東海大学海洋学部教授をお招きし、さらに本年6月に当財団の理事長に就任した成相修・麗澤大学経済学部教授と共に、「海岸線と日本人のアイデンティティー」をテーマとして、当財団が主催した「アジア共同体形成」に関するセミナーを総括していく予定です。
<第7回 開催概要>
日 時: 2013年 7月 31日 (水) 18:30 〜 20:30 (受付開始18:00)
場 所: 麗澤大学東京研究センター
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階 4104号室
(地図: http://www.shinjuku-i-land.com/access.html)
参加費: 一般: 3,000円
学生: 1,000円 (学生証呈示)
※参加費は、当日受付にて承ります。
お申込み: info@kfasia.jp (アジア総合研究機構 事務局)宛に「お名前」を明記しeメールにてお申込みいただくか、下記の専用受付フォームからお申し込み願います。
<専用受付フォーム>
http://enqmaker.jp/member/index.php?id=93919825
申込締切: 2013年 7月 30日 (火)
<パネリスト・プロフィール>
松本 健一 (まつもと けんいち): 1946年生まれ。思想家・作家・評論家。日本近現代史・思想、アジア文化論等をテーマに執筆・評論活動を続ける。1968年東京大学経済学部卒。1983年中国日本語研修センター教授、1989年京都精華大学人文学部教授を経て、現在は麗澤大学教授。東日本国際大学客員教授。また、一般財団法人アジア総合研究機構(栗原財団)評議員議長。著書は、1995年にアジア・太平洋賞大賞を受賞した『近代アジア精神史の試み』(中央公論社、1994年)、2005年に司馬遼太郎賞、毎日出版文化賞を受賞した『評伝北一輝(全5巻)』(岩波書店、2004年)をはじめとして多数。
成相 修 (なりあい おさむ): 1948年生まれ。経済学者。経済政策、国際経済学、移行経済論等を専門とする。1972年東京大学経済学部にて経済学士取得。1973年東京大学経済学部にて経営学士取得。1973年経済企画庁に入庁。OECD事務局エコノミスト、JICA専門家(ブルネイ駐在)、財団法人世界平和研究所主任研究員、麗澤大学外国語学部教授を歴任。現在、麗澤大学経済学部教授、麗澤大学大学院国際経済研究科教授および麗澤オープンカレッジ長。一般財団法人アジア総合研究機構(栗原財団)理事長。主要著作として『中央アジア諸国の開発戦略』(勁草書房、2000年)、『Exploring the Japanese Economy』(麗澤大学出版会、2005年)がある。
山田 吉彦 (やまだ よしひこ): 1962年生まれ。経済学者。日本の海洋問題研究を専門とする。学習院大学経済学部を卒業後、東洋信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)勤務を経て、1991年から日本財団(日本船舶振興会)に勤務する傍ら、多摩大学大学院修士課程を経て埼玉大学大学院経済科学研究科博士課程修了。2008年に東海大学准教授。2009年教授東海大学海洋学部教授に就任。著作として『海賊、マラッカの風の中で』(ペンネーム大橋郁)、『海賊の掟』、『日本の国境』等がある。
<本連続セミナーのこれまでの開催履歴>
第1回:2012年10月 「安全保障と経済協力」(ゲスト:西原 正、原 洋之介)
第2回:2012年12月 「東アジア共同体形成:中国の関わり方」(ゲスト:渡辺 利夫、高木 誠一郎)
第3回:2012年1月 「アジア共同体形成にむけて:域内内需と中国経済」(ゲスト:成相 修、柯 隆)
第4回:2012年2月 「ミャンマーにとってのアジア共同体:東アジアと南アジアの橋渡し役」(ゲスト:工藤 年博、ラウ・シン・イー)
第5回:2012年3月 「成長するインド:アジア共同体との連携と影響力」(ゲスト:石川 好、渡辺 喜宏)
第6回:2012年4月 「アジア共同体と日中韓:経済、政治、安全保障」(ゲスト:仙谷 由人、近藤 健彦)
<一般財団法人アジア総合研究機構 概要>
名称:一般財団法人アジア総合研究機構 (栗原財団) (Kurihara Foundation)
会長(代表理事):栗原 智仁
理事長:成相 修
本部所在地:〒192-0904 東京都八王子市明神町2-26-4 アーバンプラザ602
TEL: 042-649-8332 FAX: 042-649-8238
設立年月日:平成24年(2012年)2月6日
公式ウェブサイト:http://kfasia.jp/
設立主旨:独立した公平な立場から日本とアジア諸国との友好関係の促進を目的として、国際会議・シンポジウム・セミナーの開催、アジア諸国から日本への留学生に対する助成、多方面の技術交流・支援、日本の発展に寄与するプロジェクトの構築等を実施すること。
一般財団法人アジア総合研究機構(東京・代表理事:栗原智仁)は、7月31日(水)18時30分より、新宿アイランドタワー4階 麗澤大学東京研究センターにて、「松本健一『アジア共同体形成』に関する連続セミナー」の第7回を開催する。
第7回目のテーマは、「海岸線と日本人のアイデンティティー」。
海洋問題研究家の山田 吉彦(東海大学教授)をゲストに迎え、財団理事長の成相 修、同・評議員議長の松本 健一の3名による鼎談形式で、“海岸線”をキーワードに、日本人のアイデンティティーを読み解き、領土問題に焦点を当てる。
一般財団法人アジア総合研究機構(栗原財団)では、政治、経済、歴史、国際関係、安全保障等の視点から、「アジア共同体形成」の可能性を探る鼎談形式の連続セミナーを昨年10月より計6回開催してまいりました。
第7回目となる今回は、過去6回のセミナーの総括として、日本人のアイデンティティーについて“海岸線”をキーワードに読み解いていくとともに、隣国との領土問題について焦点を当てます。
当財団評議員議長・松本健一が著作である『海岸線の歴史』および『海岸線は語る』(いずれもミシマ社刊)において指摘しているように、日本は四方を海に囲まれた島嶼国家であり、その複雑な海岸線の総距離は、日本の25倍の国土面積を有する米国の1.5倍、また26倍の国土面積を有する中国の2倍以上に達しており、領土問題を考える上で“海岸線”を知ることは必須のファクターとなります。
また、松本健一は両著作において、古来より「海やまのあひだ」(折口信夫)で生きてきた日本人のアイデンティティーが、明治維新以降のウェスタン・インパクトによりどのように変化してきたのか、さらには、東日本大震災を経験した現在、どのような方向へ向かおうとしているか、向かうべきなのか、を“海岸線”を切り口に深く考察しております。
今回は、ゲストとして国内屈指の海洋問題研究家である山田吉彦・東海大学海洋学部教授をお招きし、さらに本年6月に当財団の理事長に就任した成相修・麗澤大学経済学部教授と共に、「海岸線と日本人のアイデンティティー」をテーマとして、当財団が主催した「アジア共同体形成」に関するセミナーを総括していく予定です。
<第7回 開催概要>
日 時: 2013年 7月 31日 (水) 18:30 〜 20:30 (受付開始18:00)
場 所: 麗澤大学東京研究センター
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階 4104号室
(地図: http://www.shinjuku-i-land.com/access.html)
参加費: 一般: 3,000円
学生: 1,000円 (学生証呈示)
※参加費は、当日受付にて承ります。
お申込み: info@kfasia.jp (アジア総合研究機構 事務局)宛に「お名前」を明記しeメールにてお申込みいただくか、下記の専用受付フォームからお申し込み願います。
<専用受付フォーム>
http://enqmaker.jp/member/index.php?id=93919825
申込締切: 2013年 7月 30日 (火)
<パネリスト・プロフィール>
松本 健一 (まつもと けんいち): 1946年生まれ。思想家・作家・評論家。日本近現代史・思想、アジア文化論等をテーマに執筆・評論活動を続ける。1968年東京大学経済学部卒。1983年中国日本語研修センター教授、1989年京都精華大学人文学部教授を経て、現在は麗澤大学教授。東日本国際大学客員教授。また、一般財団法人アジア総合研究機構(栗原財団)評議員議長。著書は、1995年にアジア・太平洋賞大賞を受賞した『近代アジア精神史の試み』(中央公論社、1994年)、2005年に司馬遼太郎賞、毎日出版文化賞を受賞した『評伝北一輝(全5巻)』(岩波書店、2004年)をはじめとして多数。
成相 修 (なりあい おさむ): 1948年生まれ。経済学者。経済政策、国際経済学、移行経済論等を専門とする。1972年東京大学経済学部にて経済学士取得。1973年東京大学経済学部にて経営学士取得。1973年経済企画庁に入庁。OECD事務局エコノミスト、JICA専門家(ブルネイ駐在)、財団法人世界平和研究所主任研究員、麗澤大学外国語学部教授を歴任。現在、麗澤大学経済学部教授、麗澤大学大学院国際経済研究科教授および麗澤オープンカレッジ長。一般財団法人アジア総合研究機構(栗原財団)理事長。主要著作として『中央アジア諸国の開発戦略』(勁草書房、2000年)、『Exploring the Japanese Economy』(麗澤大学出版会、2005年)がある。
山田 吉彦 (やまだ よしひこ): 1962年生まれ。経済学者。日本の海洋問題研究を専門とする。学習院大学経済学部を卒業後、東洋信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)勤務を経て、1991年から日本財団(日本船舶振興会)に勤務する傍ら、多摩大学大学院修士課程を経て埼玉大学大学院経済科学研究科博士課程修了。2008年に東海大学准教授。2009年教授東海大学海洋学部教授に就任。著作として『海賊、マラッカの風の中で』(ペンネーム大橋郁)、『海賊の掟』、『日本の国境』等がある。
<本連続セミナーのこれまでの開催履歴>
第1回:2012年10月 「安全保障と経済協力」(ゲスト:西原 正、原 洋之介)
第2回:2012年12月 「東アジア共同体形成:中国の関わり方」(ゲスト:渡辺 利夫、高木 誠一郎)
第3回:2012年1月 「アジア共同体形成にむけて:域内内需と中国経済」(ゲスト:成相 修、柯 隆)
第4回:2012年2月 「ミャンマーにとってのアジア共同体:東アジアと南アジアの橋渡し役」(ゲスト:工藤 年博、ラウ・シン・イー)
第5回:2012年3月 「成長するインド:アジア共同体との連携と影響力」(ゲスト:石川 好、渡辺 喜宏)
第6回:2012年4月 「アジア共同体と日中韓:経済、政治、安全保障」(ゲスト:仙谷 由人、近藤 健彦)
<一般財団法人アジア総合研究機構 概要>
名称:一般財団法人アジア総合研究機構 (栗原財団) (Kurihara Foundation)
会長(代表理事):栗原 智仁
理事長:成相 修
本部所在地:〒192-0904 東京都八王子市明神町2-26-4 アーバンプラザ602
TEL: 042-649-8332 FAX: 042-649-8238
設立年月日:平成24年(2012年)2月6日
公式ウェブサイト:http://kfasia.jp/
設立主旨:独立した公平な立場から日本とアジア諸国との友好関係の促進を目的として、国際会議・シンポジウム・セミナーの開催、アジア諸国から日本への留学生に対する助成、多方面の技術交流・支援、日本の発展に寄与するプロジェクトの構築等を実施すること。