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施工の進捗・品質管理が現場完結するクラウドサービスTrimble Connect for HoloLensをリリース

~ HoloLens用3Dモデル運用ツールの提供を開始 ~

2020年7月30日、測量・測位ソリューションの開発・製造・販売を行う株式会社ニコン・トリンブル(本社:東京都大田区、代表取締役兼CEO:丹澤孝)は、現場用Mixed RealityデバイスTrimble XR10を効率的に活用するためのクラウドサービス「Trimble Connect for HoloLens(略称:TCH)」をリリースいたします。米国Trimbleが長年に渡る建築分野で得た経験を基に開発したクラウドサービスで、3D設計データを現場でスムーズに管理・運用が行える機能を多数ご用意しています。




[画像1: https://prtimes.jp/i/15437/5/resize/d15437-5-443934-0.jpg ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/15437/5/resize/d15437-5-880216-11.png ]


【背景】
建築分野において、一貫したBIMモデルの運用・推進が求められるようになっています。「3Dモデルを現場で活用したい!」 という現場担当者の声があるにも関わらず、施工前の図面チェックだけでなく実際の施工への活用は難しいとされてきました。
Trimble XR10とTrimble Connect for HoloLensを用いることにより、BIMデータをクラウド上で自動変換、3Dモデルを現場に配置し、1.設計データと現実空間との比較による干渉チェック2.オンタイムの情報共有3.施工手順の3D表示、そして4.現場と現場、並びに現場とオフィスのコラボレーションなどのサービス利用が可能になり、施工の進捗確認や品質管理等の作業が現場で完結します。

【Trimble Connect for HoloLens概要】
Trimble Connect for HoloLensの特徴として、オフィスで3D設計データをクラウドに上げるとTCHが自動でモデリングデータに変換します。施工現場のTrimble XR10でモデリングデータを現実空間に重ね合わせることによって、作業員のトレーニングを始め、人や機材の導入経路確認、作業の優先順位付け、設計図に従った施工の確認、組立・組込の遠隔指示、タスク管理など施工品質の向上に活用することが可能となります。現場用のツールの特徴は以下の通りです。

1. 設計データと現実空間との比較による干渉チェック

[画像3: https://prtimes.jp/i/15437/5/resize/d15437-5-910328-13.png ]


施工前にTrimble XR10で3Dモデルを見ながら空間把握や課題抽出を行うことができ、手戻りの低減・防止に貢献します。更に鉄骨などの躯体や仕上げ等の建築工事とダクト・配管等の設備工事における現実空間に3Dモデルを重ねて表示することで、相互に干渉しないか等の確認作業が省力化できます。


2. オンタイムの情報共有

[画像4: https://prtimes.jp/i/15437/5/resize/d15437-5-569188-14.png ]


現場で抽出されたタスクをTrimble XR10を通じてクラウドに上げることができます。その際にタスクの期限や詳細の追加、作業員やオフィススタッフの中からメンバーを選択し共有することが可能なため、必要なメンバーにすぐに情報を伝達することができます。これにより無駄な情報のやり取りが削減され、計画に沿ったプロジェクトの推進が可能となります。


3. 施工手順の3D表示

[画像5: https://prtimes.jp/i/15437/5/resize/d15437-5-429481-16.png ]


現場の施工手順を3Dモデル表示することで、施工がスケジュールに沿って進んでいるかを確認することができます。施工手順を段階的にチェックすることでプロジェクトの遅れを回避し、BIMデータ活用のメリットを提供します。


4. 現場と現場、並びに現場とオフィスのコラボレーション

[画像6: https://prtimes.jp/i/15437/5/resize/d15437-5-530620-15.png ]


Trimble XR10同士のコラボレーション機能を用いることで、現場で抽出した問題に対し作業員だけでなくオフィスで働くメンバーに対して情報の共有が行えます。離れた場所にいても現場作業員の操作画面がTrimble XR10を通して視認することが出来るので、手順の確認・指示が効率的に進み、施工計画遅延の回避に貢献します。


【データの管理】
SKP、IFC、RVT、DWG、DXFなど各種CAD形式に対応、またDOC、XLS、PPT、PDF、JPG、PNGなど資料や画像データにも対応しています。プロジェクト毎に施工に関する多くののデータを保管することができ、プロジェクトやタスクのスケジュール管理をすることができます。

※各種データ形式によってTrimble XR10上で表示できるサイズは異なります
※Trimble XR10からのタスク情報アップロードは英数のみ対応
※クラウド上の資料データ表示は英数のみ対応、PDFでの管理を推奨


[画像7: https://prtimes.jp/i/15437/5/resize/d15437-5-375090-10.png ]


【Trimble Connect for Mobile】

[画像8: https://prtimes.jp/i/15437/5/resize/d15437-5-325366-12.png ]

モバイル版のアプリケーションを使用することにより、携帯でも3Dモデルなどの資料の確認・タスクの確認追加が可能です。モバイル版で表示できるQRコードを使用することにより、Trimble XR10からTCHへのQRコードを使ったログインが可能となります。




【Trimble Mixed Realityのプライスメニュー:Trimble XR10クラウドサービスセット発売のお知らせ】
二コン・トリンブルでは5月12日に先行発売したTrimble XR10とTrimble Connect for HoloLensをセットにしたクラウドサービスセットを準備いたしました。セットでの購入で投資の効果も高まり、製品が届いたその日から現場で3Dモデルを活用できます。

【価格】

[画像9: https://prtimes.jp/i/15437/5/resize/d15437-5-810381-19.png ]



【製品URL】
Trimble XR10特設HP: https://www.nikon-trimble.co.jp/TrimbleXR10/

[画像10: https://prtimes.jp/i/15437/5/resize/d15437-5-763699-18.png ]


※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

【株式会社ニコン・トリンブルについて】
株式会社ニコンと米国Trimble Inc.のジョイントベンチャーである株式会社ニコン・トリンブルは、両社のコア技術である測量・測位技術とノウハウを融合させ、GNSS受信機、小型・軽量なトータルステーション、先端的なロボティックトータルステーションを中心に高品質、高精度なソリューションをご提供してまいりました。近年ではTrimbleの最先端建設ICTソリューションや3Dレーザスキャナを国内に導入し、多くの実績を積み上げております。精密農業、地理空間情報、自動運転の分野においても、最先端の技術、ソフトウェア、サービスをご提供しながら、新たな分野開拓の可能性にもチャレンジしております。


【お問い合わせ先】
名称:株式会社ニコン・トリンブル
住所:東京都大田区南蒲田2-16-2
担当者: 春岡/安田
E-mail:bc_info@nikon-trimble.co.jp
ニコン・トリンブル会社HP:https://www.nikon-trimble.co.jp/
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