【2016年】保育士の就労に関する意識調査
[16/02/04]
提供元:PRTIMES
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保育士さん1000名に聞きました!潜在保育士の復帰をしない理由第1位は「お給料の安さ」
保育士の求人・転職サイト「保育士バンク!」を運営する株式会社ネクストビートが、潜在保育士を対象に就労に関する意識調査を行ったところ、潜在保育士が仕事に復帰をしない一番の理由は「お給料の安さ」ということがわかりました。理想の年収と現在の年収の差は10万円以上乖離しており、その他にも残業時間の多さと職場の人間関係に問題があることがわかりました。
株式会社ネクストビート(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:三原誠司)は、2016年の政府の保育士増加支援施策に際し、保育士の待遇を改善する動きが出てきています。そこで当社が運営する「保育士バンク!」に登録をしている保育士1000名(現役保育士500名/潜在保育士500名)に意識調査を行い、保育士が就労に関してどのような意識をもっているのか調査をしました。共働き家庭の増加などを背景に、保育所が急増しているのに対し、2015年の保育士の有効求人倍率は全国平均2.18、東京都は5.13と保育士不足が深刻化しています。そこで、保育士資格を持ち、以前は就業していたが、現在は辞めてしまった“潜在保育士”500名を対象に行った、復帰をしない理由に関する調査を発表いたします。
潜在保育士の退職理由は1位「お給料」、2位「人間関係」、3位「結婚・出産」
[画像1: http://prtimes.jp/i/16431/5/resize/d16431-5-574353-1.jpg ]
潜在保育士に、まず、「保育士の仕事にやりがいを感じていましたか?」と聞いたところ、91%が「はい」と回答。非常に働きがいを感じていた結果になりました。そこで、なぜ退職したのかを質問すると、23%の人が「お給料が低いため」と答えました。[グラフ1] 僅差で「職場の人間関係」が上がり、女性ばかりの職場で苦労も多い様子が伺えました。また、その他の回答の中で「結婚・出産を機にやめた」という声が多く、3番目に多い理由となりました。「結婚を機に残業などのことを考えると続けられなかった(30代女性)」「自分の保育園では産休がもらえなかった(40代女性)」など、雇用側の福利厚生の問題と、育児をしながら保育士を続けることが難しく退職しているケースが多く見られました。
退職後の職業は1位「主婦・家事手伝い」、2位「パート・アルバイト」3位「契約・派遣社員」
[画像2: http://prtimes.jp/i/16431/5/resize/d16431-5-727325-2.jpg ]
続いて、潜在保育士が退職後にどのような職業についているのか調査をおこないました。
1位が「主婦・家事手伝い」(41%)で、約半数に近い結果となりました。先ほどの退職理由にもあった結婚・出産を機に辞めてそのまま専業主婦になった人や、もともと子供が好きということもあり、自分の子育てに専念したいと感じている人が多いと考察します。続いて多かった「パート・アルバイト」(23%)は、「アルバイトをした方が、保育士の時よりも就業時間が少ないのに、お給料が高くなった」(20 代女性)など、お給料をより良くするために、パートやアルバイトに変更をしたという人の意見が多くみられました。続いて3位は「契約・派遣社員」(12%)が多く、ここでも保育士時代に比べて、お給料が高くなるという理由から、転職をしたという人の意見が多く見られました。[グラフ2]
そこで退職理由となっている、保育士時代のお給料について質問をしたところ、15万円以下が48%、15万〜20万円が48%と同率1位の結果となり、厚生労働省から発信された2013年の全産業の月額平均29万5700円と比べると、約10万円〜15万円程度も下回る結果とっています。この金額からもわかる通り、保育士さん自身が「就労対価と見合う」と感じるお給料が支払われない限り、寿退職や転職は繰り返されると想定します。
何が改善されれば復職できるのか?82%が“お給料の改善”と回答
[画像3: http://prtimes.jp/i/16431/5/resize/d16431-5-218813-3.jpg ]
最後に何が改善されれば、もう一度保育士として復帰できるかと聞いたところ、82%が「お給料」、63%が「就業時間」、33%が「職場の人間関係」という結果になりました。(複数回答可能)[グラフ3]
やはりお給料の改善が1位という結果になり、前述の通り、1番の退職理由となっているボトルネックが解決しない限り、再就職へのハードルは高そうです。また、2位の就業時間の改善に関しては、残業や持ち帰りの仕事が多いことが負担になっていたという声が多く、職場で業務量を軽減する働きかけも重要です。
また、「我が子の行事にも参加出来る様な体制を整えて頂きたい」(40代女性)という声も多く、お給料や業務負担のみならず、子供を持つ母親の保育士でも働ける労働環境を整えることで保育士不足の改善ができる可能性もあると感じました。
潜在保育士を、現役の保育士に
ネクストビート株式会社は、保育士専用転職サービス「保育士バンク!」の運用を通じ、現役保育士・潜在保育士ともに、より良い保育園への就職をご紹介できるよう、日々努力をしてまいります。
▼特設ページ「保育士さん1000人に聞きました!就労に関する意識調査」
http://www.hoikushibank.com/column/2016/02/1000-2016.html
▼「保育士バンク!」保育士・幼稚園教諭の求人、転職、採用サイト。 厚生労働大臣認可のサービスです。
http://www.hoikushibank.com/
保育士の求人・転職サイト「保育士バンク!」を運営する株式会社ネクストビートが、潜在保育士を対象に就労に関する意識調査を行ったところ、潜在保育士が仕事に復帰をしない一番の理由は「お給料の安さ」ということがわかりました。理想の年収と現在の年収の差は10万円以上乖離しており、その他にも残業時間の多さと職場の人間関係に問題があることがわかりました。
株式会社ネクストビート(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:三原誠司)は、2016年の政府の保育士増加支援施策に際し、保育士の待遇を改善する動きが出てきています。そこで当社が運営する「保育士バンク!」に登録をしている保育士1000名(現役保育士500名/潜在保育士500名)に意識調査を行い、保育士が就労に関してどのような意識をもっているのか調査をしました。共働き家庭の増加などを背景に、保育所が急増しているのに対し、2015年の保育士の有効求人倍率は全国平均2.18、東京都は5.13と保育士不足が深刻化しています。そこで、保育士資格を持ち、以前は就業していたが、現在は辞めてしまった“潜在保育士”500名を対象に行った、復帰をしない理由に関する調査を発表いたします。
潜在保育士の退職理由は1位「お給料」、2位「人間関係」、3位「結婚・出産」
[画像1: http://prtimes.jp/i/16431/5/resize/d16431-5-574353-1.jpg ]
潜在保育士に、まず、「保育士の仕事にやりがいを感じていましたか?」と聞いたところ、91%が「はい」と回答。非常に働きがいを感じていた結果になりました。そこで、なぜ退職したのかを質問すると、23%の人が「お給料が低いため」と答えました。[グラフ1] 僅差で「職場の人間関係」が上がり、女性ばかりの職場で苦労も多い様子が伺えました。また、その他の回答の中で「結婚・出産を機にやめた」という声が多く、3番目に多い理由となりました。「結婚を機に残業などのことを考えると続けられなかった(30代女性)」「自分の保育園では産休がもらえなかった(40代女性)」など、雇用側の福利厚生の問題と、育児をしながら保育士を続けることが難しく退職しているケースが多く見られました。
退職後の職業は1位「主婦・家事手伝い」、2位「パート・アルバイト」3位「契約・派遣社員」
[画像2: http://prtimes.jp/i/16431/5/resize/d16431-5-727325-2.jpg ]
続いて、潜在保育士が退職後にどのような職業についているのか調査をおこないました。
1位が「主婦・家事手伝い」(41%)で、約半数に近い結果となりました。先ほどの退職理由にもあった結婚・出産を機に辞めてそのまま専業主婦になった人や、もともと子供が好きということもあり、自分の子育てに専念したいと感じている人が多いと考察します。続いて多かった「パート・アルバイト」(23%)は、「アルバイトをした方が、保育士の時よりも就業時間が少ないのに、お給料が高くなった」(20 代女性)など、お給料をより良くするために、パートやアルバイトに変更をしたという人の意見が多くみられました。続いて3位は「契約・派遣社員」(12%)が多く、ここでも保育士時代に比べて、お給料が高くなるという理由から、転職をしたという人の意見が多く見られました。[グラフ2]
そこで退職理由となっている、保育士時代のお給料について質問をしたところ、15万円以下が48%、15万〜20万円が48%と同率1位の結果となり、厚生労働省から発信された2013年の全産業の月額平均29万5700円と比べると、約10万円〜15万円程度も下回る結果とっています。この金額からもわかる通り、保育士さん自身が「就労対価と見合う」と感じるお給料が支払われない限り、寿退職や転職は繰り返されると想定します。
何が改善されれば復職できるのか?82%が“お給料の改善”と回答
[画像3: http://prtimes.jp/i/16431/5/resize/d16431-5-218813-3.jpg ]
最後に何が改善されれば、もう一度保育士として復帰できるかと聞いたところ、82%が「お給料」、63%が「就業時間」、33%が「職場の人間関係」という結果になりました。(複数回答可能)[グラフ3]
やはりお給料の改善が1位という結果になり、前述の通り、1番の退職理由となっているボトルネックが解決しない限り、再就職へのハードルは高そうです。また、2位の就業時間の改善に関しては、残業や持ち帰りの仕事が多いことが負担になっていたという声が多く、職場で業務量を軽減する働きかけも重要です。
また、「我が子の行事にも参加出来る様な体制を整えて頂きたい」(40代女性)という声も多く、お給料や業務負担のみならず、子供を持つ母親の保育士でも働ける労働環境を整えることで保育士不足の改善ができる可能性もあると感じました。
潜在保育士を、現役の保育士に
ネクストビート株式会社は、保育士専用転職サービス「保育士バンク!」の運用を通じ、現役保育士・潜在保育士ともに、より良い保育園への就職をご紹介できるよう、日々努力をしてまいります。
▼特設ページ「保育士さん1000人に聞きました!就労に関する意識調査」
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▼「保育士バンク!」保育士・幼稚園教諭の求人、転職、採用サイト。 厚生労働大臣認可のサービスです。
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