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51ヵ国に拠点をもつ世界最大級のエグゼクティブ・サーチ会社 ハイドリック・アンド・ストラグルズ 企業のパフォーマンス向上を支援する 新たなダイバーシティ&インクルージョン・プラクティスを開始

 世界最大級のエグゼクティブ・サーチ会社 Heidrick & Struggles(ハイドリック・アンド・ストラグルズ、本社:アメリカ合衆国 シカゴ、CEO:Krishnan Rajagopalan)は、新たに設置されたダイバーシティ&インクルージョン(D&I)※支援を日本でも始動します。この新たな取り組みでは、エグゼクティブサーチ&コンサルティングに豊富な経験を持つ、Heidrick & Strugglesのコンサルタントを世界各地から結集し、人材の採用、リーダーシップの評価と育成、組織変革などの包括的・統合的なサービス提供を通じ、多様かつインクルーシブなリーダーシップチームや組織の構築を支援しています。
※ダイバーシティ&インクルージョン:性別、年齢、障がい、国籍などの外面の属性や、ライフスタイル、職歴、価値観などの内面の属性にかかわらず、それぞれの個を尊重し、認め合い、良いところを活かすこと



 Heidrick & Strugglesの社長兼最高経営責任者、クリシュナン・ラジャゴパランは「今日のリーダーはいつの時代にも増して、多様な視点・経験・背景を持つ経営者からの意見を求める、機敏で、反応が速く、インクルーシブな人物であることが求められています」と述べました。「COVID-19が大流行する中で、組織全体にわたり、多様な意見とインクルーシブなリーダーシップを持つことの重要さは、強調しきれないほどです。当社が新たに始動するD&Iプラクティスは、多様で優秀な人材の採用・育成における当社コンサルタントの専門知識と、インクルーシブなリーダーシップチームや職場文化の創造における当社の豊富な経験とを融合させ、危機的な状況においても、将来的にも、組織が劇的な変化を生み出し、パフォーマンスを向上させられるよう支援します」。

 Heidrick & Strugglesが最近行った世界的調査では、北米、ヨーロッパ、オーストラリアの公開企業や民間企業の経営幹部が、事業成功への貢献など、組織のD&Iへの取り組みをどのように見ているかを調査しました。この調査では具体的に、企業がD&I目標をどれほど明確に定義して伝え、戦略と結びつけ、業績への貢献度を評価し、インクルーシブな文化を創造しているかを調査しました。調査対象となった412人のうち、D&Iの取り組みが企業の事業成功に大きく貢献していると答えた経営幹部は22%にとどまりましたが、あるグループの回答者は、より大きな貢献を目にしていると回答しています。この回答者のサブセットは、自らの組織がダイバーシティとインクルージョンの両方を明確に定義し、それらを事業戦略に結びつけ、財務ベースでD&Iの取り組みを評価していると回答しました。特筆すべき点として、彼らの企業では、他の調査対象企業よりも5年間の収益複合年間成長率(CAGR)が62%高くなっていました。

 日本法人代表パートナーの飯沼 綾は「ダイバーシティ&インクルージョンは今日、グローバル化の進んだ日本市場においても非常に重要な経営指標の一つとなっています。その一方で、文化的・社会的背景からD&Iを導入しパフォーマンス向上に結びつけていくことは容易でないことを、多くの企業が体験をもって実感しています。今回、当社の顧客企業のパフォーマンスを加速させるために、より広範な人材戦略や事業戦略の中にD&Iイニシアチブを育成するお手伝いのできる『D&Iプラクティス』の設立を大変嬉しく思います。当社が行った調査からもわかるように、多様で包摂性のある労働力が業績の大幅な向上につながるにもかかわらず、D&Iを有効に活用し成果を上げている企業はまだ少ないのが現状です。我々Heidrick & Strugglesは世界最大級のエグゼクティブ・サーチ会社として、日本市場においてD&I導入支援を行うことを通じ、企業のパフォーマンス向上に貢献してまいります」とコメントしています。

 「企業は今、かつてない難題に直面しています。だからこそD&Iの取り組みを、可視的な形で善を推進する力とし、最終的には自社の事業に影響を与えるものとしなければなりません」と、Heidrick & StrugglesのD&Iプラクティスマネージングパートナー、リンドン・テイラーは述べています。「私たちの経験からしますと、D&Iの定義や戦略は10年前よりもはるかに普及しているものの、ほとんどの企業では、組織を根本的に転向させるために必要な幅広い変化の取り組みにはまだ遠いと思われます。真の変革を推進するためには、企業、特に経営幹部級のリーダーは、ダイバーシティとインクルージョンを事業戦略と明確に関連付け、インクルーシブなリーダーシップ行動をモデル化しなければなりません」。

 市場において独自のポジションを確立したHeidrick & StrugglesのD&Iプラクティスは、企業が多様なリーダーを惹きつけるためのエグゼクティブサーチ能力と、多様かつ優秀な人材を育成・維持しインクルーシブな職場文化を創造する豊富なコンサルティング経験とデータに基づいたアプローチとを融合しています。当社のD&Iプラクティスは、すべての主要な商業セクターにまたがる幅広いコンサルタントネットワークを活かし、D&I目標を戦略的なビジネス成果に結びつけようとする企業を支援します。D&Iプラクティスの担当者は、リンドン・テイラー、ジェニファー・フロック(パートナー、ヨーロッパD&Iプラクティスコンサルティングリード)、クリスチャン・ガロファロ(パートナー、南北アメリカD&Iプラクティス・コンサルティングリード)が担当しています。

 Heidrick & Strugglesは新たなD&Iプラクティスに加え、取締役会の多様化を支援するコミットメントである「取締役会メンバーの多様性誓約」と、多様な経営幹部を育成し、より広範な業務上の役割と企業の役員サービスに備えるために設計された見習いプログラムで「ディレクター・インスティテュート」を通じ、トップのダイバーシティとインクルージョンをさらに促進するための取り組みに引き続き注力して参ります。

■Heidrick & Struggles(ハイドリック・アンド・ストラグルズ)
 1953年に米国シカゴで設立した、世界最大級のエグゼクティブ・サーチ会社です。経営トップおよび経営幹部の採用を支援するエグゼクティブ・サーチ、経営幹部を対象とした評価、能力開発、外部候補者とのベンチマーキングを行うリーダーシップ・コンサルティング、経営理念や企業戦略に合致した企業文化形成を支援するアドバイザリーなど、多様なサービスを提供しています。顧客は1兆円企業、多国籍企業、中堅企業、そして政府機関など、多岐に渡っています。

《ハイドリック・アンド・ストラグルズ ジャパン合同会社 会社概要》
設立 :1992年に日本オフィスを開設 (アメリカ本社 1953年設立)
所在地 :〒105-6238 東京都港区愛宕2丁目5番1号 愛宕グリーンヒルズ 森タワー 25階
日本法人代表パートナー:飯沼 綾
事業内容 :エグゼクティブ サーチ
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