世代を超えた2人による情報時代の新哲学対話 石田英敬×東浩紀『新記号論 脳とメディアが出会うとき』ついに刊行!
[19/02/28]
提供元:PRTIMES
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発売前からAmazonランキング1位!(現代思想部門)
株式会社ゲンロン(本社:東京都品川区 代表取締役社長:上田洋子)は、東京大学教授の石田英敬氏と、ゲンロン創業者である批評家・東浩紀の共著『新記号論 脳とメディアが出会うとき』を3月4日に刊行いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/34496/5/resize/d34496-5-847813-0.jpg ]
『新記号論 脳とメディアが出会うとき』は、2017年2月から11月にかけて東浩紀を聞き手として行われた石田英敬氏の連続講義(全3回)に、全面的な加筆・修正を行い書籍化したものです。あわせて石田氏による書き下ろしの補論「ハイパーコントロール社会について」(原稿用紙140枚)を収録しました。
講義は記号論という19世紀以来の学問を、現代の情報社会の条件に照らし、最新の脳科学の研究を踏まえてアップデートすることを目的としています。提示される例は動物たちの動きをダイナミックに捉えたクロマニョン人の壁画に始まり、リュミエール兄弟による世界初の映画、画面に触れて操作できるiPadやスマホまでじつに多彩です。スピノザ、フッサール、フロイト、パース、デリダなど、数々の哲学者の理論を踏まえたうえで、従来の記号学を超えた射程を持つ「新記号論」が語られる様子はまさに圧巻。専門用語や固有名詞には詳細な注釈を加え、高度で先端的な議論を理解しやすいかたちにパッケージングしています。構成は、ベストセラー『哲学用語図鑑』の編集・監修を務めた斎藤哲也氏が担当しました。
講義は東京・五反田のイベントスペース「ゲンロンカフェ」で行われ、のべ200人近い聴衆を集めました(インターネット経由の有料視聴者を加えると1000人超)。全3回の講義の模様は、動画配信サービス「Vimeo」で現在も配信しています。書籍版ではカットされたやりとりもすべて収録。書籍の予習・復習にもご活用いただけます。
ゲンロンカフェ on Vimeo「石田英敬『新記号論』シリーズ」
https://vimeo.com/ondemand/genronshinkigou
本書は、株式会社ゲンロンが送る人文書シリーズ「ゲンロン叢書」の第2弾にあたります。第1弾の小松理虔『新復興論』は、第18回大佛次郎論壇賞を受賞し、紀伊國屋じんぶん大賞2019でも4位に選ばれるなど好評を博しています。
今後も東浩紀のエッセイ集『テーマパーク化する地球』(5月刊行予定)、國分功一郎氏、千葉雅也氏、東浩紀による鼎談集(7月刊行予定)、タイの作家プラープダー・ユン氏の『新しい目の旅立ち』(今冬刊行予定)などの続刊を予定しています。ご期待ください。
目次
はじめに 東浩紀
講義 石田英敬+東浩紀
第1講義 記号論と脳科学
メディア論の問い/なぜ記号論は廃れたのか/現代記号論の限界/技術的無意識の時代/
フッサールは速記で考えた/チャンギージーの発見/ヒトはみな同じ文字を書いている/
ドゥアンヌの読書脳/ニューロンリサイクル仮説/一般文字学はなにをすべきか
第2講義 フロイトへの回帰
不思議メモ帳の問題/語表象と対象表象/『夢解釈』読解における新発見/意識はどこにあるのか/
夢のシネマ装置/超自我は聴覚帽の内在化である/人文学の危機/ライプニッツに帰れ/
アンドロイドは電気羊の夢を見る/ドリームデコーディング/夢の危機と夢見る権利
第3講義 書き込みの体制(アウフシュライベジステーム)2000
1 情動と身体――スベテが「伝わる」とき
フロイトとスピノザ/ダマシオ『スピノザを探して』/『神経学的判断力批判』の可能性
2 記号と論理――スベテが「データ」になるとき
記号のピラミッドと逆ピラミッド/パースとデリダ/人工知能の原理/記号接地問題/ふたつの現象学
3 模倣と感染――スベテが「ネットワーク」になるとき
スピノザと模倣/光学モデルの限界/資本主義の四つの柱/なぜ記号論か/六八年革命の評価/
タルドとドゥルーズ=ガタリ/書き込みの体制2000にどう向き合うか
補論 石田英敬
4つの追伸 ハイパーコントロール社会について
文字学 資本主義、権力、そして自由
おわりに 石田英敬
書籍紹介
石田英敬 東浩紀
『新記号論 脳とメディアが出会うとき』(ゲンロン叢書002)
|サイズ|四六版
|ページ数|450ページ
|ISBN コード|978-4-907188-30-6
|定価|2800円+税
|発売日|2019年3月4日
|構成|斎藤哲也
|装幀|水戸部功
|電子版|あり(2019年3月配信予定)
|発行所|株式会社ゲンロン https://genron.co.jp/
|直販サイト|ゲンロンショップ https://genron.co.jp/shop/products/detail/215
|Amazon| https://amzn.to/2IDIbqb
問い合わせ先
株式会社ゲンロン
東京都品川区西五反田1-16-6 イルモンドビル2F
Tel 03-6417-9230FAX 03-6417-9231
E-mail yokoyama@genron.co.jp
担当 横山宏介(よこやま・こうすけ)
株式会社ゲンロン(本社:東京都品川区 代表取締役社長:上田洋子)は、東京大学教授の石田英敬氏と、ゲンロン創業者である批評家・東浩紀の共著『新記号論 脳とメディアが出会うとき』を3月4日に刊行いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/34496/5/resize/d34496-5-847813-0.jpg ]
『新記号論 脳とメディアが出会うとき』は、2017年2月から11月にかけて東浩紀を聞き手として行われた石田英敬氏の連続講義(全3回)に、全面的な加筆・修正を行い書籍化したものです。あわせて石田氏による書き下ろしの補論「ハイパーコントロール社会について」(原稿用紙140枚)を収録しました。
講義は記号論という19世紀以来の学問を、現代の情報社会の条件に照らし、最新の脳科学の研究を踏まえてアップデートすることを目的としています。提示される例は動物たちの動きをダイナミックに捉えたクロマニョン人の壁画に始まり、リュミエール兄弟による世界初の映画、画面に触れて操作できるiPadやスマホまでじつに多彩です。スピノザ、フッサール、フロイト、パース、デリダなど、数々の哲学者の理論を踏まえたうえで、従来の記号学を超えた射程を持つ「新記号論」が語られる様子はまさに圧巻。専門用語や固有名詞には詳細な注釈を加え、高度で先端的な議論を理解しやすいかたちにパッケージングしています。構成は、ベストセラー『哲学用語図鑑』の編集・監修を務めた斎藤哲也氏が担当しました。
講義は東京・五反田のイベントスペース「ゲンロンカフェ」で行われ、のべ200人近い聴衆を集めました(インターネット経由の有料視聴者を加えると1000人超)。全3回の講義の模様は、動画配信サービス「Vimeo」で現在も配信しています。書籍版ではカットされたやりとりもすべて収録。書籍の予習・復習にもご活用いただけます。
ゲンロンカフェ on Vimeo「石田英敬『新記号論』シリーズ」
https://vimeo.com/ondemand/genronshinkigou
本書は、株式会社ゲンロンが送る人文書シリーズ「ゲンロン叢書」の第2弾にあたります。第1弾の小松理虔『新復興論』は、第18回大佛次郎論壇賞を受賞し、紀伊國屋じんぶん大賞2019でも4位に選ばれるなど好評を博しています。
今後も東浩紀のエッセイ集『テーマパーク化する地球』(5月刊行予定)、國分功一郎氏、千葉雅也氏、東浩紀による鼎談集(7月刊行予定)、タイの作家プラープダー・ユン氏の『新しい目の旅立ち』(今冬刊行予定)などの続刊を予定しています。ご期待ください。
目次
はじめに 東浩紀
講義 石田英敬+東浩紀
第1講義 記号論と脳科学
メディア論の問い/なぜ記号論は廃れたのか/現代記号論の限界/技術的無意識の時代/
フッサールは速記で考えた/チャンギージーの発見/ヒトはみな同じ文字を書いている/
ドゥアンヌの読書脳/ニューロンリサイクル仮説/一般文字学はなにをすべきか
第2講義 フロイトへの回帰
不思議メモ帳の問題/語表象と対象表象/『夢解釈』読解における新発見/意識はどこにあるのか/
夢のシネマ装置/超自我は聴覚帽の内在化である/人文学の危機/ライプニッツに帰れ/
アンドロイドは電気羊の夢を見る/ドリームデコーディング/夢の危機と夢見る権利
第3講義 書き込みの体制(アウフシュライベジステーム)2000
1 情動と身体――スベテが「伝わる」とき
フロイトとスピノザ/ダマシオ『スピノザを探して』/『神経学的判断力批判』の可能性
2 記号と論理――スベテが「データ」になるとき
記号のピラミッドと逆ピラミッド/パースとデリダ/人工知能の原理/記号接地問題/ふたつの現象学
3 模倣と感染――スベテが「ネットワーク」になるとき
スピノザと模倣/光学モデルの限界/資本主義の四つの柱/なぜ記号論か/六八年革命の評価/
タルドとドゥルーズ=ガタリ/書き込みの体制2000にどう向き合うか
補論 石田英敬
4つの追伸 ハイパーコントロール社会について
文字学 資本主義、権力、そして自由
おわりに 石田英敬
書籍紹介
石田英敬 東浩紀
『新記号論 脳とメディアが出会うとき』(ゲンロン叢書002)
|サイズ|四六版
|ページ数|450ページ
|ISBN コード|978-4-907188-30-6
|定価|2800円+税
|発売日|2019年3月4日
|構成|斎藤哲也
|装幀|水戸部功
|電子版|あり(2019年3月配信予定)
|発行所|株式会社ゲンロン https://genron.co.jp/
|直販サイト|ゲンロンショップ https://genron.co.jp/shop/products/detail/215
|Amazon| https://amzn.to/2IDIbqb
問い合わせ先
株式会社ゲンロン
東京都品川区西五反田1-16-6 イルモンドビル2F
Tel 03-6417-9230FAX 03-6417-9231
E-mail yokoyama@genron.co.jp
担当 横山宏介(よこやま・こうすけ)