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Unreal Engine 5で照明・光学シミュレーション用のモデルをリアルタイムに視覚化

Lumiceptで作成したデータをUnreal Engine 5上で利用可能とする変換ソフトウェア

株式会社インテグラは、同社製の光シミレーション用ソフトウェア「Lumicept(ルミセプト)」で作成した照明・光学シミュレーション用のモデルを、米Epic Games社が提供する「Unreal Engine 5」上で利用可能とするためのソフトウェア「OmniPort/UE(オムニポート/UE)」をリリース致します。

OmniPort/UEを利用する事により、Lumiceptで作成した照明や光学のシミュレーション用モデルを、Unreal Engine 5を用いてリアルタイムかつ写実的に表示する事が可能になります。

OmniPort/UEはUnreal Engine 5用のプラグインとして提供され、Lumicept用に作成されたモデルの質感や照明が、Unreal Engine 5上において元のものに近く表現されるように変換します。

Unreal Engine 5はPCだけでなく、スマートフォンやタブレット、VRゴーグル等でも動作させる事ができるため、OmniPort/UEを用いる事で、シミュレーション用に作成した高精度なデジタル・ツインを様々な形で活用する道が拓かれます。




■ OmniPort/UEの特徴と利点

1. 照明・光学シミュレーション用のモデル・データをUnreal Engine 5に高精度にインポート
OmniPort/UEにより、Lumiceptで作成した照明・光学シミュレーション用のモデルをUnreal Engine 5にインポートする事が可能になります。インポートの際には、モデルの形状のみならず、Lumiceptで設定された部材や光源の設定がUnreal Engine 5上において、可能な限りLumicept上の設定と等価になるよう変換が行なわれます。

Lumiceptは、実在する部材について測定した反射や透過の特性を表現するBRDFやBTDFの使用が可能な点を特徴の一つとしていますが、それらが使用されていた場合であっても、Unreal Engine 5上において極力近い見映えで再現されるように変換が行なわれます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/36129/5/resize/d36129-5-8b5208eefed2a419e10f-3.png ]

このOmniPort/UEによるUnreal Engine 5へのインポートは、スタンドアローン製品である「Lumicept」で作成したモデル・データだけでなく、仏ダッソー・システムズ社製のCAD「CATIA」用のアドオン製品である「Lumicept/CA」で作成したものについても行う事ができます。このため、CATIAで作成した形状にLumicept/CAが提供する部材や光源の設定を付与したモデルを、Unreal Engine 5上で活用する事が可能になります。

2. リアルタイム・レンダリングにより写実的なモデルをインタラクティブに操作
OmniPort/UEによりUnreal Engine 5用に変換されたモデルは、Unreal Engine 5の有する秒間数十フレームという性能のリアルタイム・レンダリング機能を使用し、ビデオゲームと同等の応答性でウォークスルー等のインタラクティブ操作を行う事が可能となります。

このリアルタイム・レンダリングにおいては、NVIDIA GeForce RTXシリーズ等、ハードウェアによるレイトレーシングをサポートしたグラフィックス・ボードを使用した場合に、従来のグラフィックス・ボードによる反射や透過の表現と比較して、より写実的な表示を行うことができます。

また、OmniPort/UEによる変換はUnreal Engine 5の「Lumen」機能を使用する形で行われるため、光源からの直射光だけでなく、物体の表面が二次的な光源となる間接光も表現されます*1。

変換結果はUnreal Engine 5のエディター上で自由に編集が可能なため、利用者が独自にオブジェクトにインタラクティブな動作を与えたり、効果音を付与する事も可能です。

*1 間接光の表現には制約があり、効果的に動作しない場合があります。

3. 様々なデバイス上で利用可能
OmniPort/UEにより変換されたモデルは、Unreal Engine 5が動作する様々なデバイス上で利用することが可能です。これには、パーソナル・コンピューター、スマートフォンやタブレット、バーチャル・リアリティ用ゴーグル、ゲーム用コンソールが含まれます。

これにより、Lumicept上で作成した照明シミュレーションや光学シミュレーション用のモデルを、これらの多種多様なデバイス上で使用する事が可能になります。例えば、建築物や自動車などの内装の照明シミュレーション用に作成したLumicept用のモデルをUnreal Engine 5上でインタラクティブに操作し、プレゼンテーションするといった活用が考えられます。

■ 製品データ

[表: https://prtimes.jp/data/corp/36129/table/5_1_658d93727259a813bf37889ac4c20c4d.jpg ]


*2 LumiceptもしくはLumicept/CAの年間保守サービスをご利用中の方のみを対象とした提供となります。

■ Unreal Engineについて
Unreal Engine(アンリアル・エンジン)は、米Epic Games社により開発された、高速かつ高品位の表示機構を特徴の一つとするゲーム・エンジンです。Unreal Engineは、元々はビデオゲームの開発を主眼として開発されたものではあるものの、近年、そのリアルタイム性と写実性をゲーム以外の用途に活用する例が増えております。Unreal Engine 5はその最新バージョンとなります。Unreal Engine 5は一定規模の商用製品で利用しない限り、無料でのご利用が可能です。Unreal Engine 5に関する詳しい情報については、下記ウェブサイトをご覧下さい。
https://www.unrealengine.com/ja/unreal-engine-5

■ Lumiceptについて
Lumicept(ルミセプト)は、光学や照明の分野に携わる設計者やエンジニア、研究者の方々のために開発されたハイブリッド光シミュレーション・ソフトウェアです。その強力な三次元光シミュレーション機能は、自動車用のランプやインジケーター、各種照明機器や光学フィルムといった、光が重要な役割を担う製品の開発における非常に有用なツールとして、2013年の登場以来、多くのお客様にご利用頂いております。Lumiceptは、光学シミュレーションとコンピューター・グラフィックスのそれぞれが必要とする能力を兼ね備えるハイブリッド性を特徴としており、光の伝播を分析するのみならず、写実的な画像を生成する事も可能です。Lumiceptに関する詳しい情報については、下記ウェブサイトをご覧下さい。
https://integra.jp/ja/products/lumicept

■ 株式会社インテグラについて
株式会社インテグラ(本社:東京都港区、代表取締役 兵頭 誉志)は、光シミュレーション用ソフトウェア製品の開発と販売、及び関連サービスの提供を行っております。1986年に最初の製品をリリースして以来、このカテゴリーにおけるパイオニアとして、照明や光学に関わるお客様が抱える様々な課題を解決するため、継続的に技術開発と製品の改良に取り組んでおります。現在の主力製品は光シミュレーション用ソフトウェア「Lumicept(ルミセプト)」で、自動車や建築、電気機器、化成品等の業界において、高度な照明/光学シミュレーションを実現するツールとして国内外の多くのお客様にご利用頂いております。株式会社インテグラに関する詳しい情報については、下記ウェブサイトをご覧下さい。
https://integra.jp/ja/

■ 参考用画像
(Lumicept上の元データ。Lumiceptによるレンダリング結果)
[画像2: https://prtimes.jp/i/36129/5/resize/d36129-5-fe00d7da5d43e81d7a52-1.png ]


(OmniPort/UEにより変換されたUnreal Engine 5用のデータ。Unreal Engine 5によるレンダリング結果)
[画像3: https://prtimes.jp/i/36129/5/resize/d36129-5-d40612e5542983f1a178-2.png ]



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