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名大発ベンチャー、Photo electron Soulが3.5億円を調達

〜 グローバルシェア50%を目指す 〜

名古屋大学発ベンチャー企業である、株式会社Photo electron Soul(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:鈴木孝征、以下Photo electron Soul)は、第三者割当増資により3.5億円を調達しました。 この調達資金によって、半導体検査装置向け事業の更なる成長に取り組んでいきます。




■Photo electron Soulが取り組む事業
半導体製造の現場では、微細化と多層化の進展によって、既存技術による検査方法では多くの時間を要することが深刻な問題となっています。半導体検査装置メーカー各社は、検査時間を短縮すべく、多額の開発資金を投じ、様々な方法にて試行錯誤を続けていますが、未だ決定的な解決方法はありません。
名古屋大学発ベンチャー企業であるPhoto electron Soulは、独自の革新的な電子ビーム技術によって産業界の課題を根本的に解決すべく、「電子ビーム生成装置」を開発/製造/販売しています。
[画像: https://prtimes.jp/i/40338/5/resize/d40338-5-098096ce3c6c7967c3f1-0.png ]


■資金調達および資金使途
この度、Photo electron Soulは、既存株主である科学技術振興機構などからの第三者割当増資により3.5億円を調達しました。資金使途は主に次の点です。
1. 事業開発
当社は数年後に、半導体検査装置における電子ビーム生成装置のグローバルシェア50%を目指しています。この実現のため、既存顧客に対する製品供給はもちろんのこと、国内外の新規顧客に向けた製品開発および早期の導入に取り組んでいきます。
2. 製品製造
新たに確保した製造拠点をより拡充することで、顧客からの量的要求に応じながら、高品質な製品の供給に取り組んでいきます。
3. 研究開発
当社の強みである電子ビーム生成技術をより高度化・高機能化し、応用範囲を広げながら、更なる競争優位性の構築に取り組んでいきます。


■Photo electron Soulについて
Photo electron Soulは、名古屋大学で30年以上にわたり培われてきた技術を基盤とした、名古屋大学発ベンチャー企業であり、電子ビーム生成技術である「半導体フォトカソード技術」に大きな強みを持つ世界で唯一の企業です。Photo electron Soulは、アカデミアで長年培われた電子ビーム技術をコアに、複数の異なる技術分野を融合させた製品・サービスを創出することで、電子デバイス〜モノづくり〜ライフサイエンスなどの幅広い産業分野に大きな革新を起こしていきます。

■引受先もしくは引受先を運営管理する無限責任組合員
1. 国立研究開発法人 科学技術振興機構
2. i-nest1号有限責任事業組合
3. 東海東京インベストメント株式会社
4. 個人投資家

■会社概要
名称: 株式会社Photo electron Soul
代表者: 代表取締役 鈴木 孝征
所在地:
【本店】名古屋市中区栄3-7-4トーシンサクラビル10F
【管理・製造拠点】 名古屋市千種区千種2-22-8 名古屋医工連携インキュベータ207
【開発拠点】 名古屋市千種区不老町 名古屋大学内
【East Japan Office】 横浜市港北区新横浜3-7-18 日総第18ビル内エキスパートオフィス新横浜723
事業内容: 電子ビーム発生装置及び素子の研究、開発、製造及び販売など
資本金: 1,696,561,000円(資本剰余金含む)
設立: 2015年7月1日
ウェブサイト: http://photoelectronsoul.com/
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