昭和を代表する国民的作家・横溝正史による時代小説シリーズ復刊『完本 人形佐七捕物帳』(全10巻)刊行のご案内
[19/12/18]
提供元:PRTIMES
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株式会社春陽堂書店(東京都中央区)は、金田一耕助シリーズなどの探偵小説で知られる国民的作家・横溝正史が戦前に執筆を開始し、以後も改作改稿を続けた「人形佐七捕物帳」シリーズを復刊、『完本 人形佐七捕物帳』と題して2019年12月に第一巻を刊行いたします。
「人形佐七捕物帳」は、人形を思わせる色男の岡っ引き、佐七が次々と江戸の事件を解決していく推理劇。「銭形平次」をはじめとする“五大捕物帳”の一つです。横溝が人形佐七を自身の作品に初登場させたのは昭和12年。当時より好評を博し、戦後も幅広い層の人々に親しまれ、これまで数多く映画化、テレビドラマ化がなされてきました。また横溝が生前に格別に愛着を持った作品でもあり、戦中の情報統制下に雑誌連載が禁じられた際も「そのときの身を切るようなつらさを、私はいまでも思い出すことが出来る。」と、作中人物との訣別のつらさを後のエッセイに書き残しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/48069/5/resize/d48069-5-689786-2.png ]
本シリーズは全10巻。近年、研究者たちにより収集、確定された全180篇をすべて収録し、掲載書籍によって異なっていた文章を横溝正史研究第一人者の浜田知明により校訂。全巻の解説は文芸評論家の末國善己、また全巻の巻末には横溝の次女・野本瑠美氏の回想を連載いたします。
第一巻の刊行は2019年12月、以後隔月で刊行してく予定です。
■横溝正史 著『完本 人形佐七捕物帳』(全10巻)概要
造本・体裁:A5判 並製 貼り函入り 平均530頁
定価:本体4500円+税
2019年12月刊行開始、以後隔月1冊刊行予定
【編集委員】浜田知明、本多正一、山口直孝
【全巻校訂・解題】浜田知明
【全巻解説】末國善己
【装幀】クラフト・エヴィング商會(吉田浩美、吉田篤弘)
【協力】二松学舎大学
※巻末に横溝正史次女•野本瑠美氏の回想 「人形佐七は横溝家の天使」を連載
[画像2: https://prtimes.jp/i/48069/5/resize/d48069-5-699839-1.jpg ]
「人形佐七捕物帳」は、人形を思わせる色男の岡っ引き、佐七が次々と江戸の事件を解決していく推理劇。「銭形平次」をはじめとする“五大捕物帳”の一つです。横溝が人形佐七を自身の作品に初登場させたのは昭和12年。当時より好評を博し、戦後も幅広い層の人々に親しまれ、これまで数多く映画化、テレビドラマ化がなされてきました。また横溝が生前に格別に愛着を持った作品でもあり、戦中の情報統制下に雑誌連載が禁じられた際も「そのときの身を切るようなつらさを、私はいまでも思い出すことが出来る。」と、作中人物との訣別のつらさを後のエッセイに書き残しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/48069/5/resize/d48069-5-689786-2.png ]
本シリーズは全10巻。近年、研究者たちにより収集、確定された全180篇をすべて収録し、掲載書籍によって異なっていた文章を横溝正史研究第一人者の浜田知明により校訂。全巻の解説は文芸評論家の末國善己、また全巻の巻末には横溝の次女・野本瑠美氏の回想を連載いたします。
第一巻の刊行は2019年12月、以後隔月で刊行してく予定です。
■横溝正史 著『完本 人形佐七捕物帳』(全10巻)概要
造本・体裁:A5判 並製 貼り函入り 平均530頁
定価:本体4500円+税
2019年12月刊行開始、以後隔月1冊刊行予定
【編集委員】浜田知明、本多正一、山口直孝
【全巻校訂・解題】浜田知明
【全巻解説】末國善己
【装幀】クラフト・エヴィング商會(吉田浩美、吉田篤弘)
【協力】二松学舎大学
※巻末に横溝正史次女•野本瑠美氏の回想 「人形佐七は横溝家の天使」を連載
[画像2: https://prtimes.jp/i/48069/5/resize/d48069-5-699839-1.jpg ]