【ブラッククローキャピタル】国内ベンチャーキャピタルで初めてとなるPRI署名を実施
[20/11/10]
提供元:PRTIMES
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~PRI署名機関となることによりインパクトフルファンドとしての立ち位置をより明確に~
[画像1: https://prtimes.jp/i/53115/5/resize/d53115-5-303513-0.png ]
(PRI署名機関名簿-ブラッククローキャピタル-URL:https://www.unpri.org/signatory-directory/blackcrow-capital/6685.article)
BlackCrow Capital合同会社(代表:菅原 康之、本社:東京都渋谷区)は、2020年10月19日付にて国内ベンチャーキャピタルで初となるPRI(責任投資原則)への署名を実施したことをお知らせ致します。
当ファンドは、PRI署名機関として責任投資の6つの原則にコミットし、投資事業に取り組んで参ります。
【PRI署名に至った経緯】
<ブラッククローキャピタル代表 Partner :菅原 康之>
当ファンドは、「労働人口減少と高齢化による社会課題をスタートアップのイノベーションで解決する」ことを目指したベンチャーキャピタルファンドです。2019年11月の設立から、当ファンドの存在意義として社会課題解決に軸足を置いた投資活動を行うことをミッションとして掲げています。一方で、社会課題解決に寄与すればNPOでも良いとは考えておらず、投資家としての受託者責任も果たす存在でありたいと考えております。
そのような中でPRI(責任投資原則)のポリシーはまさに当ファンドの考えるポリシーと合致しており、当ファンドの考え方をより多くの人に、よりシンプルに伝えるために、PRIに署名することが最良の手段であると考えたためです。グローバルでは、ESG課題に取り組んでいる企業への投資パフォーマンスの方がESG課題に取り組んでいない企業への投資パフォーマンスより上回っている傾向が証明されつつあったり、国内でもGPIFのESGレポートでは、TOPIX(東証株価指数)よりもESG指標のパフォーマンスが良いことが証明され(※1)、国内の機関投資家にもESG課題への取り組みを投資ポートフォリオの必須条件にする会社が増えています(※2、3)。
我々ブラッククローキャピタルは、ミッションとして掲げている労働人口減少と高齢化による社会課題の解決とベンチャーキャピタルファンドとしての受託者責任を両立させ、社会的投資責任を担う投資家として、社会的リターンと経済的リターンを融合した投資対リターンの最適化を実現していきたいと考えております。
・PRI署名者名簿-ブラッククローキャピタル-
・URL:https://www.unpri.org/signatory-directory/blackcrow-capital/6685.article
※1)GPIF ,「2019年度ESG活動報告」:https://www.gpif.go.jp/investment/GPIF_ESGReport_FY2019_J.pdf
※2)日本経済新聞,「第一生命、外国株すべてESG運用 4000億円投資」:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64330060Y0A920C2MM8000/
※3)日本経済新聞,「日本生命、全資産にESG審査 国債・国内融資に対応」:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65233620Q0A021C2EE9000/
図1:社会的リターンと経済的リターンから見たインパクトフルファンドの位置づけ
[画像2: https://prtimes.jp/i/53115/5/resize/d53115-5-246561-1.png ]
図2:世界におけるPRI署名機関数と運用資産総額の推移
[画像3: https://prtimes.jp/i/53115/5/resize/d53115-5-994624-2.png ]
■PRI(責任投資原則)とは
PRIは責任投資原則(せきにんとうしげんそく、PRI:Principles for Responsible Investment)の略称で、2006年当時の国際連合事務総長であるコフィー・アナンがノルウェー政府年金基金やカリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)など、機関投資家 21 機関に PRI の作成を呼びかけ、起草が始まり、提唱した国際的イニシアティブです。
その背景には、「金融は世界経済の原動力となっているものの、投資判断が短期主義的な利益追求の結果として企業の不祥事が繰り返され、環境破壊には歯止めがかからず、環境・社会・ガバナンスの視点という『持続可能な発展の原則』が、十分に反映されていない」という認識があったためです。PRIには、投資家側にESGの観点を重視させることで、企業が短期主義に陥ることを防ぐ目的があります。
PRIには機関投資家の意思決定プロセスにESG課題(Environment, Social and Governance; 環境/社会/企業統治)を受託者責任の範囲内で反映させるべきとした世界共通のガイドライン的な性格を持っています。
現在、世界では3,457社が、日本では85社(うち、アセットオーナー23社、運用期間52社、サービスプロバイダー10社)がPRIに署名をしています。
■PRI署名機関の責務:
PRIに署名した事業者は、下記の6つの原則にコミットし、自身の事業にESG課題の解決プロセスを組み込み、実践します。
1. 私達は投資分析と意思決定のプロセスにESGの課題を組み込みます。
2. 私達は活動的な(株式)所有者になり、(株式の)所有方針と所有慣行にESG課題を組み入れます。
3. 私達は、投資対象の主体に対してESG課題について適切な開示を求めます。
4. 私達は、資産運用業界において本原則が受け入れられ、実行に移されるように働きかけを行います。
5. 私達は、本原則を実行する際の効果を高めるために協働します。
6. 私達は、本原則の実行に関する活動状況や進捗状況に関して報告します
また、PRIに署名した事業者には、署名翌年以降から毎年、PRI のフレームワークに従って活動報告することが義務付けられます。活動報告の結果はレポートとしてウェブサイトで公開されます。
■BlackCrow Capital(ブラッククローキャピタル)の概要
ブラッククローキャピタルは、「労働人口減少と高齢化」という日本が抱える大きな社会課題をスタートアップのイノベーションによって解決を図る「インパクトフル」ファンドです。
日本の社会課題解決のために、LP投資家を含めたあらゆるステークホルダーと協力しながら、投資先の成長を支援し、日本の社会課題解決に貢献していきます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/53115/5/resize/d53115-5-330230-3.png ]
・ファンド名称 :BlackCrow Capital 1号投資事業有限責任組合
・投資ステージ :シード・アーリー
・投資テーマ :労働人口減少および高齢化の解決に寄与する事業
・GP法人商号 :BlackCrow Capital合同会社(ブラッククローキャピタル)
・GP法人設立日:2019年3月15日
・ファンド設立日:2019年11月3日
・本社所在地 :東京都渋谷区千駄ヶ谷二丁目34番12号
・代表パートナー:菅原 康之
【本リリースに関するお問い合わせ先】
担当者:菅原 康之
TEL:080-7376-0144
Email:info@blackcrow.jp
[画像1: https://prtimes.jp/i/53115/5/resize/d53115-5-303513-0.png ]
(PRI署名機関名簿-ブラッククローキャピタル-URL:https://www.unpri.org/signatory-directory/blackcrow-capital/6685.article)
BlackCrow Capital合同会社(代表:菅原 康之、本社:東京都渋谷区)は、2020年10月19日付にて国内ベンチャーキャピタルで初となるPRI(責任投資原則)への署名を実施したことをお知らせ致します。
当ファンドは、PRI署名機関として責任投資の6つの原則にコミットし、投資事業に取り組んで参ります。
【PRI署名に至った経緯】
<ブラッククローキャピタル代表 Partner :菅原 康之>
当ファンドは、「労働人口減少と高齢化による社会課題をスタートアップのイノベーションで解決する」ことを目指したベンチャーキャピタルファンドです。2019年11月の設立から、当ファンドの存在意義として社会課題解決に軸足を置いた投資活動を行うことをミッションとして掲げています。一方で、社会課題解決に寄与すればNPOでも良いとは考えておらず、投資家としての受託者責任も果たす存在でありたいと考えております。
そのような中でPRI(責任投資原則)のポリシーはまさに当ファンドの考えるポリシーと合致しており、当ファンドの考え方をより多くの人に、よりシンプルに伝えるために、PRIに署名することが最良の手段であると考えたためです。グローバルでは、ESG課題に取り組んでいる企業への投資パフォーマンスの方がESG課題に取り組んでいない企業への投資パフォーマンスより上回っている傾向が証明されつつあったり、国内でもGPIFのESGレポートでは、TOPIX(東証株価指数)よりもESG指標のパフォーマンスが良いことが証明され(※1)、国内の機関投資家にもESG課題への取り組みを投資ポートフォリオの必須条件にする会社が増えています(※2、3)。
我々ブラッククローキャピタルは、ミッションとして掲げている労働人口減少と高齢化による社会課題の解決とベンチャーキャピタルファンドとしての受託者責任を両立させ、社会的投資責任を担う投資家として、社会的リターンと経済的リターンを融合した投資対リターンの最適化を実現していきたいと考えております。
・PRI署名者名簿-ブラッククローキャピタル-
・URL:https://www.unpri.org/signatory-directory/blackcrow-capital/6685.article
※1)GPIF ,「2019年度ESG活動報告」:https://www.gpif.go.jp/investment/GPIF_ESGReport_FY2019_J.pdf
※2)日本経済新聞,「第一生命、外国株すべてESG運用 4000億円投資」:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64330060Y0A920C2MM8000/
※3)日本経済新聞,「日本生命、全資産にESG審査 国債・国内融資に対応」:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65233620Q0A021C2EE9000/
図1:社会的リターンと経済的リターンから見たインパクトフルファンドの位置づけ
[画像2: https://prtimes.jp/i/53115/5/resize/d53115-5-246561-1.png ]
図2:世界におけるPRI署名機関数と運用資産総額の推移
[画像3: https://prtimes.jp/i/53115/5/resize/d53115-5-994624-2.png ]
■PRI(責任投資原則)とは
PRIは責任投資原則(せきにんとうしげんそく、PRI:Principles for Responsible Investment)の略称で、2006年当時の国際連合事務総長であるコフィー・アナンがノルウェー政府年金基金やカリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)など、機関投資家 21 機関に PRI の作成を呼びかけ、起草が始まり、提唱した国際的イニシアティブです。
その背景には、「金融は世界経済の原動力となっているものの、投資判断が短期主義的な利益追求の結果として企業の不祥事が繰り返され、環境破壊には歯止めがかからず、環境・社会・ガバナンスの視点という『持続可能な発展の原則』が、十分に反映されていない」という認識があったためです。PRIには、投資家側にESGの観点を重視させることで、企業が短期主義に陥ることを防ぐ目的があります。
PRIには機関投資家の意思決定プロセスにESG課題(Environment, Social and Governance; 環境/社会/企業統治)を受託者責任の範囲内で反映させるべきとした世界共通のガイドライン的な性格を持っています。
現在、世界では3,457社が、日本では85社(うち、アセットオーナー23社、運用期間52社、サービスプロバイダー10社)がPRIに署名をしています。
■PRI署名機関の責務:
PRIに署名した事業者は、下記の6つの原則にコミットし、自身の事業にESG課題の解決プロセスを組み込み、実践します。
1. 私達は投資分析と意思決定のプロセスにESGの課題を組み込みます。
2. 私達は活動的な(株式)所有者になり、(株式の)所有方針と所有慣行にESG課題を組み入れます。
3. 私達は、投資対象の主体に対してESG課題について適切な開示を求めます。
4. 私達は、資産運用業界において本原則が受け入れられ、実行に移されるように働きかけを行います。
5. 私達は、本原則を実行する際の効果を高めるために協働します。
6. 私達は、本原則の実行に関する活動状況や進捗状況に関して報告します
また、PRIに署名した事業者には、署名翌年以降から毎年、PRI のフレームワークに従って活動報告することが義務付けられます。活動報告の結果はレポートとしてウェブサイトで公開されます。
■BlackCrow Capital(ブラッククローキャピタル)の概要
ブラッククローキャピタルは、「労働人口減少と高齢化」という日本が抱える大きな社会課題をスタートアップのイノベーションによって解決を図る「インパクトフル」ファンドです。
日本の社会課題解決のために、LP投資家を含めたあらゆるステークホルダーと協力しながら、投資先の成長を支援し、日本の社会課題解決に貢献していきます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/53115/5/resize/d53115-5-330230-3.png ]
・ファンド名称 :BlackCrow Capital 1号投資事業有限責任組合
・投資ステージ :シード・アーリー
・投資テーマ :労働人口減少および高齢化の解決に寄与する事業
・GP法人商号 :BlackCrow Capital合同会社(ブラッククローキャピタル)
・GP法人設立日:2019年3月15日
・ファンド設立日:2019年11月3日
・本社所在地 :東京都渋谷区千駄ヶ谷二丁目34番12号
・代表パートナー:菅原 康之
【本リリースに関するお問い合わせ先】
担当者:菅原 康之
TEL:080-7376-0144
Email:info@blackcrow.jp