JR東日本グループが推進する「スマート健康ステーション(R)」事業にM-INT(ミント)システムが正式採用
[24/06/18]
提供元:PRTIMES
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電子紹介状による地域医療連携の促進を目指す株式会社M-INT(代表取締役:藤尾夏樹/以下、M-INT)は、JR東日本グループが推進する「スマート健康ステーション(R)」※事業におけるJR東京総合病院と阿佐ヶ谷駅のクリニックの病診連携基盤として、電子紹介状システム「M-INT」が導入されたことをお知らせします。
背景と目的
従来の患者紹介では、紙の診療情報提供書(紹介状等)を患者自らが持参していましたが、M-INTを導入することにより医療機関同士が診療情報提供書を直接受け渡しすることが可能となりました。その結果、「診療情報提供書(紹介状等)を受け取るために患者がクリニックで待機する時間が削減される」「患者が病院へ予約を入れる際に、電話口で個人情報の確認や症状等の説明にかかる時間が短縮される」等の効果が見込まれます。また、病院においては「患者の来院当日に紹介状を開封し、自院で対応できない治療や検査の依頼であることを認識する」
といった問題も解消されることが見込まれます。電子的な診療情報提供書(紹介状等)を起点とする患者紹介業務のDXによって、より効率的かつスムーズな病診連携を実現し、忙しく働く駅の利用者にとってより医療を受けやすい環境を提供します。
今後の展開
M-INTは、「医療が誰の手からもこぼれ落ちない未来」をビジョンに掲げ、診療情報授受業務のデジタル化および医療資源データベース(※2特許取得済)の構築により、地域医療資源の適切な分配と連携を図る電子紹介状システム「M-INT」を開発しています。
現在、関東の医療機関を中心にその導入を進めており、大病院においては、月間数千件の診療情報提供書(紹介状等)の受け渡しに伴って発生する業務の効率化、診療所においては、地域に点在する医療資源の可視化によって、患者の症状に適した医療選択肢の提供、各医療機関の得意領域や診療方針に沿った患者受け入れ機会の創出に取り組んでいます。
「M-INTシステム」は、診療情報授受業務のDXと医療資源データベース(※2)によって、これまで“最も効率化が進んでいない領域”とされてきた患者紹介業務の抜本的な改善に取り組み、医療機関の業務負荷軽減ならびに地域医療連携の促進に貢献しています。
会社概要
■M-INTの概要
社名:株式会社M-INT
代表者:代表取締役 藤尾 夏樹
所在地:〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町一丁目9番10号 日本橋ライフサイエンスビルディング7
設立年月日:2021年2月22日
事業概要:電子紹介状システム「M-INT」など、医療に関するITを活用したサービスの提供
■M-INTについて
代表の藤尾が長年にわたる臨床医としての経験から、「医療現場で生じている医師や医療機関の専門性と患者のミスマッチを解消し、医療従事者が働きやすい社会の実現」を目指し2021年2月に創業しました。主に診療情報提供書の授受業務を効率化する電子紹介状システム「M-INT」を2023年5月下旬に正式運用を開始し、現在首都圏を中心にサービス展開しています。
備考
※スマート健康ステーション(R)はJR東日本の登録商標です
■スマート健康ステーション(R)について
JR東日本グループは、生活導線上にある「駅」を起点に、JR東日本グループのネットワークやJR東京総合病院などの医療機関の強みを生かし、オンラインを活用した「スマート健康ステーション(R)」事業を展開しています。現在、西国分寺駅、阿佐ヶ谷駅、東京駅、上野駅の4箇所に開設され、JR東京総合病院との病診連携を強化することでオンライン診療ネットワークを拡大し、ヘルスケアサービスの拡充による居住場所や時間にとらわれない「心豊かなくらし」の実現を目指しています。
※2特許第7039759号取得済