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「未来の医療を目指した細胞凍結保存に関する共同研究」を開始

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所(理事長:中村祐輔、所在地:大阪府茨木市、以下「NIBIOHN(ニビオン)」という。)、株式会社菱豊フリーズシステムズ(代表取締役:二宮一就、所在地:奈良県奈良市、以下「菱豊フリーズ」という。)および中部電力株式会社(代表取締役社長:林欣吾、所在地:愛知県名古屋市、以下「中部電力」という。)は、このたび、再生医療・創薬の分野における細胞凍結保存の共同研究契約を締結し、共同研究を開始することといたしました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/118477/5/resize/d118477-5-e0e6b4c969ac149688af-0.png ]

【背景】
再生医療は、細胞・組織・その他※等(以下「細胞製品」)を用いることにより、これまで治療困難であった病気を治す可能性があり、未来の医療として期待されています。
再生医療をより身近な医療にするためには、本来の機能を有した状態で細胞製品を凍結保存する技術の開発が欠かせません。
【これまでの三者の取組】
菱豊フリーズと中部電力は、これまで食材の美味しさを保ちながら冷凍する技術の研究開発を進めてきました。

NIBIOHNも、菱豊フリーズ製の凍結機を使用することで、従来困難であった神経の機能を有した細胞製品をその機能を損なうことなく凍結保存することを可能にしました。


【本研究の意義】
病気の種類によって治療に用いる細胞製品は異なり、様々な細胞製品について解凍後も生きた状態を維持する最適な凍結条件を見つけることが、今後未来の医療を実現する上での大きな課題です。
そこで、三者は、これまでそれぞれが培ってきた知見を組み合わせて、細胞製品の凍結条件の最適化や、より利用しやすい凍結機の開発に取り組み、未来の医療を実現するために必要な凍結技術を共同で開発し、再生医療・創薬の発展に貢献することを目指します。

※ 細胞の集合体であるスフェロイド(単一種の集合体)、オルガノイド(複数種の集合体)、細胞と組織の中間的な状態をとるシート状・かたまり状の細胞等。

◆細胞凍結保存に関する共同研究概要
[画像2: https://prtimes.jp/i/118477/5/resize/d118477-5-7b20169fea0dcd1a6e19-1.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/118477/5/resize/d118477-5-ef39852bd84d942d820e-2.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/118477/5/resize/d118477-5-db5ed2e6217f1c8de023-3.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/118477/5/resize/d118477-5-f279e4edc73952c123fe-4.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/118477/5/resize/d118477-5-8e6882a0af17537afd37-5.png ]
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