みずほリサーチ&テクノロジーズと国際航業、ネイチャーポジティブな原料調達の実現に向けた支援を実施
[23/07/04]
提供元:PRTIMES
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第一号案件として東南アジアにおける油糧作物の調達を評価
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉原 昌利)と国際航業株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:土方 聡)は、「みずほネイチャーポジティブ・デザイン」の第一号案件として、南国殖産株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役社長:永山 在紀)の東南アジアにおける油糧作物の調達について、生物多様性および水リスクの評価の第一弾を実施しました。
「みずほネイチャーポジティブ・デザイン」は、地球観測衛星データ等を活用して、お客さまの事業活動が自然環境に影響を及ぼしうる地域を「特定(L:発見)」し、「影響と課題の抽出(E:診断)」を行い、「リスクと機会の評価(A:評価)」を実施*します。本サービスの提供により、食品・飲料、化粧品、化学メーカーなど、自然資本を活用した事業を行う企業における持続可能な原材料調達やトレーサビリティ確保の強化などの取り組みの促進を支援します。
第一号案件となる本件では、自然資本だけでなく人権への配慮を含むサステナビリティ全般の評価やビジネスリスク評価を実施し、現地において、生態系、土壌などに配慮した環境保全型農業技術の設計を行いました。
人権面では、労働者の健康・安全、コミュニティへの配慮、強制労働または児童労働の排除等の観点からリスク評価を行い、対策を検討しました。
自然資本への影響については、国際航業が提供する衛星リモートセンシング技術と地理空間情報解析技術を活用し、過去から現在の自然環境に及ぼす影響の「可視化(L:発見)」を行いました。結果を基に持続可能な調達に向けた基準を作成し、現地調査に基づいて把握した実態と照らし合わせることで、生物多様性、水リスクの影響評価など、ビジネスリスクと機会の評価を実施しました。本サービスでは、事業活動による自然資本の「影響と課題の抽出(E:診断)」と「リスクと機会の評価(A:評価)」に、衛星リモートセンシング技術の活用を検討しており、より広範囲の情報を効率的に評価できる技術等を開発予定です。
みずほリサーチ&テクノロジーズと国際航業は、各社が保有する知見・技術を活用し、企業の事業活動における自然資本の保全・回復とビジネスの両立の実現に貢献し、お客さまの企業価値向上やSDGs達成を支援してまいります。
* TNFDが公開するフレームワークでは、自然関連のリスク・機会を評価するプロセスとしてLEAP(Locate:発見、Evaluate:診断、Assess:評価、Prepare:報告)アプローチが提唱されている。LEAPアプローチは、自然との接点を「可視化(L)」し、「依存関係と影響の診断(E)」を行い、「リスクと機会の評価(A)」を実施し、自然関連のリスクと機会への「対応と報告(P)」を行う4つのフェーズで構成される。
■今回評価を実施したエリアの景観
[画像1: https://prtimes.jp/i/121456/5/resize/d121456-5-102e7f61b80bb4008dc3-0.jpg ]
■現地調査の様子
[画像2: https://prtimes.jp/i/121456/5/resize/d121456-5-ced21c054a5c041956ff-1.jpg ]
■高炭素貯蔵林(HCS:High Carbon Stock Forest)への影響評価(イメージ)*
[画像3: https://prtimes.jp/i/121456/5/resize/d121456-5-90e1eaaace0194f5cc15-2.png ]
“Certain Esri Basemaps in this work are owned by Esri and its data contributors and are used herein with permission.
Copyright (C) 2023 Esri and its data contributors. All rights reserved.”
* Lang, N., Schindler, K., & Wegner, J. D. (2021). High carbon stock mapping at large scale with optical satellite imagery and spaceborne LIDAR. arXiv preprint arXiv:2107.07431.Rodriguez, A. C., D'Aronco, S., Schindler, K., & Wegner, J. D. (2021). Mapping oil palm density at country scale: An active learning approach. Remote Sensing of Environment, 261, 112479.Lang, N., Rodriguez, A. C., Schindler, K., & Wegner, J. D. (2021). Canopy top height and indicative high carbon stock maps for Indonesia, Malaysia, and Philippines (Version 1.0) [Data set]. Zenodo. http://doi.org/10.5281/zenodo.5012448
■水資源への影響ついての評価(イメージ)
[画像4: https://prtimes.jp/i/121456/5/resize/d121456-5-cb9e4724d57cb784ec7e-3.png ]
*「みずほネイチャーポジティブ・デザイン」は、株式会社みずほフィナンシャルグループの商標です。
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉原 昌利)と国際航業株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:土方 聡)は、「みずほネイチャーポジティブ・デザイン」の第一号案件として、南国殖産株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役社長:永山 在紀)の東南アジアにおける油糧作物の調達について、生物多様性および水リスクの評価の第一弾を実施しました。
「みずほネイチャーポジティブ・デザイン」は、地球観測衛星データ等を活用して、お客さまの事業活動が自然環境に影響を及ぼしうる地域を「特定(L:発見)」し、「影響と課題の抽出(E:診断)」を行い、「リスクと機会の評価(A:評価)」を実施*します。本サービスの提供により、食品・飲料、化粧品、化学メーカーなど、自然資本を活用した事業を行う企業における持続可能な原材料調達やトレーサビリティ確保の強化などの取り組みの促進を支援します。
第一号案件となる本件では、自然資本だけでなく人権への配慮を含むサステナビリティ全般の評価やビジネスリスク評価を実施し、現地において、生態系、土壌などに配慮した環境保全型農業技術の設計を行いました。
人権面では、労働者の健康・安全、コミュニティへの配慮、強制労働または児童労働の排除等の観点からリスク評価を行い、対策を検討しました。
自然資本への影響については、国際航業が提供する衛星リモートセンシング技術と地理空間情報解析技術を活用し、過去から現在の自然環境に及ぼす影響の「可視化(L:発見)」を行いました。結果を基に持続可能な調達に向けた基準を作成し、現地調査に基づいて把握した実態と照らし合わせることで、生物多様性、水リスクの影響評価など、ビジネスリスクと機会の評価を実施しました。本サービスでは、事業活動による自然資本の「影響と課題の抽出(E:診断)」と「リスクと機会の評価(A:評価)」に、衛星リモートセンシング技術の活用を検討しており、より広範囲の情報を効率的に評価できる技術等を開発予定です。
みずほリサーチ&テクノロジーズと国際航業は、各社が保有する知見・技術を活用し、企業の事業活動における自然資本の保全・回復とビジネスの両立の実現に貢献し、お客さまの企業価値向上やSDGs達成を支援してまいります。
* TNFDが公開するフレームワークでは、自然関連のリスク・機会を評価するプロセスとしてLEAP(Locate:発見、Evaluate:診断、Assess:評価、Prepare:報告)アプローチが提唱されている。LEAPアプローチは、自然との接点を「可視化(L)」し、「依存関係と影響の診断(E)」を行い、「リスクと機会の評価(A)」を実施し、自然関連のリスクと機会への「対応と報告(P)」を行う4つのフェーズで構成される。
■今回評価を実施したエリアの景観
[画像1: https://prtimes.jp/i/121456/5/resize/d121456-5-102e7f61b80bb4008dc3-0.jpg ]
■現地調査の様子
[画像2: https://prtimes.jp/i/121456/5/resize/d121456-5-ced21c054a5c041956ff-1.jpg ]
■高炭素貯蔵林(HCS:High Carbon Stock Forest)への影響評価(イメージ)*
[画像3: https://prtimes.jp/i/121456/5/resize/d121456-5-90e1eaaace0194f5cc15-2.png ]
“Certain Esri Basemaps in this work are owned by Esri and its data contributors and are used herein with permission.
Copyright (C) 2023 Esri and its data contributors. All rights reserved.”
* Lang, N., Schindler, K., & Wegner, J. D. (2021). High carbon stock mapping at large scale with optical satellite imagery and spaceborne LIDAR. arXiv preprint arXiv:2107.07431.Rodriguez, A. C., D'Aronco, S., Schindler, K., & Wegner, J. D. (2021). Mapping oil palm density at country scale: An active learning approach. Remote Sensing of Environment, 261, 112479.Lang, N., Rodriguez, A. C., Schindler, K., & Wegner, J. D. (2021). Canopy top height and indicative high carbon stock maps for Indonesia, Malaysia, and Philippines (Version 1.0) [Data set]. Zenodo. http://doi.org/10.5281/zenodo.5012448
■水資源への影響ついての評価(イメージ)
[画像4: https://prtimes.jp/i/121456/5/resize/d121456-5-cb9e4724d57cb784ec7e-3.png ]
*「みずほネイチャーポジティブ・デザイン」は、株式会社みずほフィナンシャルグループの商標です。