国産キウイの開発・生産・販売をサポートするMIKO JAPAN「国産キウイプロジェクト」で国産キウイの未来を明るく!
[24/08/08]
提供元:PRTIMES
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キウイフルーツ(以下、キウイ)の輸入・販売を行うMIKO JAPAN株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役 石川真理子、以下MIKO JAPAN)は、2021年から「国産キウイプロジェクト」を始動し、日本国内向けに開発されたキウイとその生産農家の支援を行っています。今後もプロジェクトでは、どの県でも栽培でき、かつ各栽培地の気候に適した国産キウイ品種の開発・評価に取り組むと共に、栽培と販売の両面をサポートすることで、生産者が安心してキウイを作ることができる、国産キウイの明るい未来を作っていきたいと考えています。
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1.プロジェクトの背景
1.消費量は増加、国内生産量は減少
キウイは過去10年間で市場規模が約2倍に成長し、消費量も増加していますが、そのほとんどが外国産です。日本国内のキウイ生産は、高齢化による担い手不足、地球温暖化による異常気象やキウイの老木化によって収穫量が確保出来ておらず、年々出荷量が減少しています。
2.国内で育種されていない
キウイは政令指定果樹13品目(果樹農業振興特別措置法施行令より)に含まれていますが、13品目のなかでキウイだけ日本国内で育種されていません。
3.栽培品種の選択肢が少ない
現在日本で栽培されている大半が「ヘイワード」という品種です。各都道府県の試験場で品種改良・発表されている品種がありますが、それらは県外で栽培することができません。キウイを栽培するにも品種の選択肢が少ないため、国産キウイの明るい未来のためにも、国内エリアどこでも栽培できる品種が必要です。
2.プロジェクトの仕組み
本プロジェクトは、国産キウイ品種を提供・販売するMIKO JAPAN、品種の共同開発及び栽培指導を行うOrchard & Technology株式会社、国産キウイ品種を栽培する生産農家の3者共同で 行っています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122750/5/122750-5-18dae53a4e983720f13c039aabb201db-1200x768.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1.国産キウイの品種開発・評価
本プロジェクトの背景をふまえ日本の栽培環境に適した品種や、日本の消費者が好む食味の品種を選定し開発を行なっています。ニュージーランドやイタリア、中国など、世界各国の有望な新品種の栽培評価および試験栽培を継続して行うことで、日本に適した優良品種の情報を常にアップデートし、収量性や耐病性、貯蔵性など、生産者が求める品種への条件を追求しています。また、生産者が安心してキウイを栽培し続けられるよう、開発した品種は農林水産省へ登録し、その価値を大切に守っています。
本プロジェクトで生産者・消費者ともに満足をお届けできると判断されリリースされた第1号の品種が「Yanoon7(FS-112)」。昨年「狭山ベリーランド」(埼玉県狭山市)で初収穫を迎えました。アロマのような香り高さと、濃厚な甘みを感じる美味しさが特徴です。
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Yanoon7(FS-112)
品種の特徴
- 倍数性:2倍体
- 果肉の色:イエローグリーン(収穫や出荷のタイミングで果肉色は黄色みが強くなります)
- 開花時期:4月中旬
- 収穫時期:10月上旬
- 重量:60g〜90g
- 糖度:〜21%
栽培の特徴
- 側花が少ないため、 摘蕾作業が省力化できる。
- 果実の大小問わず、食味が安定しており、摘果作業が省力化できる。
- 樹勢が強く成園化しやすい。
MIKO JAPANは常に新しい品種の評価および試験栽培に取り組んでおり、近々でリリースを控えている品種もあります。
2.キウイ栽培専用アプリを活用し栽培をサポート
生産者様が国産キウイを美味しく安定してつくれるように、キウイ栽培専用アプリを導入して生産性を高めます。このアプリは、キウイ栽培の第一人者である末澤克彦氏(Orchard & Technology株式会社)が、長年の経験で培ったデータを基に株式会社エイブルコンピュータと共に開発したものです。園地造成から収穫まで、ICT(情報通信技術)やDX(デジタル技術を用いた業務プロセスの改善)で管理します。
また、開空率や着果量を計測し、摘果の程度の見極めや事前に収穫量を予測するなど、キウイ栽培専用アプリを用いたデータ管理により作業効率の向上と生産量拡大をサポートします。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122750/5/122750-5-718536a5ca0ce2271925a26af8cdd5b8-1820x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
写真左:開空率計測アプリ、写真右:着果量計測アプリ
エイブルコンピュータ株式会社作成アプリ【特許出願中】http://ablecomputer.co.jp/
3.MIKO JAPANが販売を代行
MIKO JAPAN設立当初から築いてきたチリ産キウイの輸入販売網を活用し、生産者様に代わって、各量販店への営業・販売を行います。また、未熟なキウイはMIKO JAPANが追熟をコントロールし、生産者様の作ったキウイを一番おいしい時期に販売します。
※コラボレートマーケティングにより、生産者様が販売することも可能です。
※販売の際にロイヤリティ=権利使用料をいただいております。
3. 国産キウイ生産農家になりませんか?
MIKO JAPANは未来の国産キウイの担い手の皆様の新たなチャレンジを応援しております。共にこの業界を盛り上げていけるようMIKO JAPANがサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。
対象例
- 日本でキウイを栽培されている方、本栽培のご参入に興味がある方
- 日本の関東東北地域でキウイを栽培されている方(寒冷地向けとして評価を検討している品種 「F4」「F63」の試験栽培にご協力いただける方を募集しています)
具体的なステップ
STEP1 お問い合わせ後回答いただくヒアリングシートを基に、MIKO品種のご提案
※ご相談いただいた栽培地に適した品種がないなど、ご要望にお応えするのが難しい場合もございます。
STEP2 MIKO品種の試験栽培または本栽培の選択
※試験的に数本だけ栽培するということも可能です(本数等に条件あり)。
STEP3 現地の状況(土壌や設備など)を確認し、栽培開始
※この過程では、弊社はあくまで判断材料の提供のみ行い、 最終的な栽培可否について強制することはございませんのでご安心ください。
4. キウイフルーツ花粉の販売開始
2024年8月8日より、提携農家から直輸入したニュージーランド産キウイフルーツ花粉の販売を開始いたします。2024年の試験値では発芽率が94%※と非常に高く、世界中から信頼と実績を持つ国家機関IANZおよびILACが発行する「PSAフリー証明書」も取得済みです。
※授粉後の発芽率を保証するものではありません。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122750/5/122750-5-3e586468f9a218d15c26fc8d625d17fe-2000x1125.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1. 花粉農園の情報
1984年からグリーンキウイフルーツの栽培を開始し、39年間キウイフルーツ園を運営しています。2023年に雄樹への転換を行い、花粉の生産をスタートしました。4ヘクタールの圃場では肥沃な土壌のもと、潅水設備や一部霜害対策を施し、2024年時点で約30%の樹幹面積率を確保しています。また、キウイフルーツ主要産地から約800km離れたニュージーランド南島ブライトウォーターに位置しており、「かいよう病」の感染リスクが低い農園です。
2. 主な販売先
- ニュージーランド北島のキウイフルーツ産地
- ニュージーランド国外への輸出
3. 花粉販売について
花粉のご注文や価格のお問い合わせについては、MIKO JAPAN公式サイト( https://www.mikojapan.co.jp/ )をご確認ください。
- 予約受付時期:8〜9月
- 発送予定月:1〜3月
- 販売内容:250gボトル/25gボトル(冷凍発送)
本件のお問い合わせ
MIKO JAPAN株式会社
国産事業部 木村 亜左美
E-mail:info@mikojapan.co.jp
MIKO JAPAN株式会社
2014年設立。社名はオーナーの孫娘「ミコちゃん」から由来。子どもから大人まで、安心安全に毎日おいしいキウイを食べてもらうことをモットーに、チリ産キウイの輸入販売 (取扱い数量約2,000トン)や、国産オリジナルキウイの生産・販売などを手がけています。
https://www.mikojapan.co.jp/
国産キウイプロジェクトサイト
https://www.mikojapan.co.jp/madeinjapan