"働き方改革"時代に必要な医療現場の人材マネジメント研修を本格的に展開
[24/07/30]
提供元:PRTIMES
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医療現場のパフォーマンス向上と組織力強化へ! 病院薬剤師向けノンテクニカルスキル・マインドセット研修を提供
病院薬剤師の働き方に関する課題解決に向けたサービスを提供する「株式会社pharmake(ファルメイク)」(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田口恵実)はこのほど、コミュニケーションスキルやリーダーシップなどの「ノンテクニカルスキル」や仕事に対する姿勢・考え方にまつわる「マインドセット」をテーマにした医療法人向けの研修サービスを本格的に開始いたしました。慢性的な病院薬剤師不足が続く中、一人ひとりのスキルとパフォーマンスを向上させることで組織力を高め、医療の質の担保につなげるのがねらいです。
先ごろ、埼玉県の戸田中央メディカルケアグループ(TMG)様にて人を前向きに動かすコミュニケーションをテーマに研修を開催、参加者からは高い満足度評価をいただきました。すでに多数の医療法人様から問い合わせや研修依頼をいただいており、今後はこうした活動を通しても病院薬剤師の活躍、そして医療の質の向上に貢献していきたいと考えています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/135489/5/resize/d135489-5-8e7857f6ad3873aa1866-3.png ]
日本の医療事故の半数以上はノンテクニカルスキルに関連した要因で発生
いきなりですが、「ノンテクニカルスキル」とは何か、ご存じですか?
ノンテクニカルスキルとは、専門性は高くないものの、業務を遂行するうえで非常に重要になるスキルのことを指します。具体的な例としては、コミュニケーションやリーダーシップ、ファシリテーション、チームワークなどが挙げられます。
医療業界では昨今、このノンテクニカルスキルの重要性がこれまで以上に叫ばれています。財団法人日本医療機能等評価機構が行った調査によると、日本で起こる医療事故の要因において、ノンテクニカルスキルの占める割合は実に50%を超えています。医療事故に関しては複数の要因が絡み合って発生することも多く、必ずしもノンテクニカルスキルが直接的な原因とは言えないケースも多々ありますが、専門的な知識や技術である「テクニカルスキル」とともに、チーム医療における医療安全の質の向上・確保に不可欠なスキルであることに変わりはありません。
こうした医療安全に加え、「人・組織のパフォーマンスを高め、生産性を向上させる」という人材マネジメントの観点からも、ノンテクニカルスキルは非常に重要な要素です。
2024年4月1日配信の当社プレスリリースでもご紹介した通り、今年4月から「医師の働き方改革」として罰則付きの残業規制が施行されました。これに伴い、今後は医師から他職種への積極的なタスクシフトが進むと見込まれています。一方、高齢化が進むにつれ、医療現場の人手不足は深刻さを増しており、2030年には187万人の医療従事者が不足するといった推計結果も報告されています。限られたリソースのなかで如何に生産性を向上させていくかは医療業界に突き付けられた大きな課題です。こうした困難な時代に、組織を牽引するリーダーの育成に力を入れていきたいと考えている病院は増えつつあり、そしてこれからの時代のリーダーにとってより重要となってくるスキルの一つが、ノンテクニカルスキルです。
このように医療安全・人材マネジメントといった観点から重要性が高まる一方で、そもそもノンテクニカルスキルをどのように教えていいかわからない、また理論を医療の実践にどう取り入れていいのかがわからない、といった問題を抱えている病院も少なくありません。
今回、当社が研修プログラムを始めた背景には、病院が抱えるこのような問題を解決したいという思いもあります。
ビジネス業界の理論やノウハウをベースに、病院薬剤師にまつわるケースを用いた実践的な内容
当社の研修プログラムは、ビジネス業界で蓄積した理論やノウハウを病院薬剤師、医療機関向けに落とし込んだものです。医療機関向けの研修はすでに多数存在しますが、薬剤師に特化したものはまだまだ少なく、当社ならではの内容です。病院薬剤師にまつわる具体的なケースを用いて行いますので、参加者は学んだ内容を研修翌日から活用できます。
研修にあたっては、各病院が抱える課題をヒアリングし、研修プログラムをその病院に必要な内容へとカスタマイズしますので、ご要望にフィットした研修をお届けできるのも、病院薬剤師の悩みに伴走する当社だからこそのプログラムとなっています。実際に参加者頂いた方からは「ケースがリアルで今まさに悩んでいる内容で希望の光が見えた」「テーマが自身の環境に近かった」といったコメントを頂いており、「理論を実践に落とし込みづらい」といった課題を解決できる内容となっています(アンケート結果については後述します)。
また、ノンテクニカルスキルとともに、「マインドセット」に関連した研修も展開しています。これは「部門目標に向かってメンバーが団結して動いてほしい」「医療者としてのマインドに基づいて自ら考え行動してほしい」といった病院のご意見を聞き、始めたサービスです。マニュアル化・ルール化された行動だけではなく、「患者さんに気持ちよく医療サービスを受けてほしい」というマインドを醸成し、それがチームで共有されることこそ、医療の質の向上において最も重要な要素と言っても過言ではありません。この研修では、個人の成長からチームの成長、強いては組織全体の生産性向上、患者満足度の向上といった好循環を生み出していく、そんなマインドの醸成をサポートしていきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/135489/5/resize/d135489-5-463eca7f8725ea8650f0-3.png ]
参加者の92%が満足と回答。実践的で気づきが多かったというご感想も
では、先に開催したTMG様でのノンテクニカルスキル研修について紹介いたします。
近年は薬剤部門に求められる役割が増える一方、働き方改革の影響などもあり業務時間を増やすことはできません。さらには薬剤師のキャリアや仕事に対する価値観も多様化しており、リーダーにはさまざまな価値観の人たちを一つにまとめ組織全体としてのパフォーマンスを高めることが求められます。そうした困難な課題をクリアするために必要なスキルがノンテクニカルスキルであり、TMG様でも当然こうした教育に力を入れていきたい、とお考えであり、実践のベースとなる体系的な学びの必要性も感じていたため、当社にご相談いただいた、というのがきっかけです。
TMG様での研修テーマは「人に前向きに動いてもらうためのコミュニケーション」。次世代リーダーを対象に、周りの人たちが主体的かつ前向きに動くためのリーダーシップとはどのようなものか、学んだことを明日からの業務にどう活かすか、といった内容で行いました。具体的には、積極的に傾聴する「アクティブリスニング」や相手のタイプに合わせた効果的なコミュニケーション方法、といった点にフォーカスしています。また前述の通り、実務で活用しやすいよう具体的な事例を用いたケーススタディとしました。
半日の研修を終え、参加者からは「上司によってさまざまなアプローチがあり、そうした多様性に気づくことができた」という気づきに関するご感想や、「ケースがリアルでまさに自分が今悩んでいる内容。希望の光が見えた」「テーマが自身の環境に近かった」など、実務に近い内容だったというご意見もありました。
実務への落とし込みとしては、「後輩や部下に処方提案やNST回診など新たな業務を任せ育成する」「指導件数が伸び悩んでいる部下を支援する」など具体的な行動目標が多く挙げられました。こうした行動目標に関する内容が多く出てくるということは、参加者が研修で学んだことを実務でどう活かすかを意識しながら研修に参加してくれていた証と前向きに受け止めています。
また、研修1ヶ月後に、アフターフォロー研修を行い、実践状況や学びを実務に活かした際のハードルを聞き、再度研修を行うことで学びの定着を図っています。
研修後のアンケートでは、参加者の92%の方が満足度4点(5点満点)以上をつけていただき、他者への推奨度7.8(10点満点、10点が最も推奨する)、明日からの活用度4.1(5点満点)と高い評価をいただきました。
<受講者アンケート結果>
[画像3: https://prtimes.jp/i/135489/5/resize/d135489-5-4b80fc59d10c7c9a6ac5-0.png ]
アンケート結果からは、今回の研修に対して満足してくださった方が多かったと見てよいでしょう。TMG様の次世代リーダー育成の一助となれたのであれば、大変嬉しく思います。
次世代を担う病院薬剤師の人材育成に力を入れませんか?
病院薬剤師の慢性的な人員不足が続き、確保難は深刻さを増し続けています。病院勤務を希望する薬剤師が減少しているなか、タスクシフトや多職種連携など一人ひとりの病院薬剤師の負担は増す傾向あります。それでも、各病院の医療の質は担保しなければなりません。「時間も人手も足りない」中でどうしたらいいのか? 具体的な方法の一つが、薬剤師のパフォーマンスを最大化し、それにより現在の組織力を向上させることだと確信しています。
当社の提供するサービスが病院薬剤師の働く場をよりよくするきっかけ創りができれば、とても嬉しく思います。
尚、「病院薬剤師のノンテクニカルスキルの向上を図りたい」「マインドセットについての話を聞きたい」「次世代リーダーの育成に力を入れていきたい」など、教育研修に関するお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
会社概要
[画像4: https://prtimes.jp/i/135489/5/resize/d135489-5-5666fd9fc613ac4abb3d-0.png ]
【会社概要】
・商号 :株式会社pharmake(ファルメイク)
・創立 :2023年6月1日
・代表者:田口 恵実
・所在地:東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井タワー12階
・コーポレートサイト:https://pharmake.co.jp
病院薬剤師の働き方に関する課題解決に向けたサービスを提供する「株式会社pharmake(ファルメイク)」(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田口恵実)はこのほど、コミュニケーションスキルやリーダーシップなどの「ノンテクニカルスキル」や仕事に対する姿勢・考え方にまつわる「マインドセット」をテーマにした医療法人向けの研修サービスを本格的に開始いたしました。慢性的な病院薬剤師不足が続く中、一人ひとりのスキルとパフォーマンスを向上させることで組織力を高め、医療の質の担保につなげるのがねらいです。
先ごろ、埼玉県の戸田中央メディカルケアグループ(TMG)様にて人を前向きに動かすコミュニケーションをテーマに研修を開催、参加者からは高い満足度評価をいただきました。すでに多数の医療法人様から問い合わせや研修依頼をいただいており、今後はこうした活動を通しても病院薬剤師の活躍、そして医療の質の向上に貢献していきたいと考えています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/135489/5/resize/d135489-5-8e7857f6ad3873aa1866-3.png ]
日本の医療事故の半数以上はノンテクニカルスキルに関連した要因で発生
いきなりですが、「ノンテクニカルスキル」とは何か、ご存じですか?
ノンテクニカルスキルとは、専門性は高くないものの、業務を遂行するうえで非常に重要になるスキルのことを指します。具体的な例としては、コミュニケーションやリーダーシップ、ファシリテーション、チームワークなどが挙げられます。
医療業界では昨今、このノンテクニカルスキルの重要性がこれまで以上に叫ばれています。財団法人日本医療機能等評価機構が行った調査によると、日本で起こる医療事故の要因において、ノンテクニカルスキルの占める割合は実に50%を超えています。医療事故に関しては複数の要因が絡み合って発生することも多く、必ずしもノンテクニカルスキルが直接的な原因とは言えないケースも多々ありますが、専門的な知識や技術である「テクニカルスキル」とともに、チーム医療における医療安全の質の向上・確保に不可欠なスキルであることに変わりはありません。
こうした医療安全に加え、「人・組織のパフォーマンスを高め、生産性を向上させる」という人材マネジメントの観点からも、ノンテクニカルスキルは非常に重要な要素です。
2024年4月1日配信の当社プレスリリースでもご紹介した通り、今年4月から「医師の働き方改革」として罰則付きの残業規制が施行されました。これに伴い、今後は医師から他職種への積極的なタスクシフトが進むと見込まれています。一方、高齢化が進むにつれ、医療現場の人手不足は深刻さを増しており、2030年には187万人の医療従事者が不足するといった推計結果も報告されています。限られたリソースのなかで如何に生産性を向上させていくかは医療業界に突き付けられた大きな課題です。こうした困難な時代に、組織を牽引するリーダーの育成に力を入れていきたいと考えている病院は増えつつあり、そしてこれからの時代のリーダーにとってより重要となってくるスキルの一つが、ノンテクニカルスキルです。
このように医療安全・人材マネジメントといった観点から重要性が高まる一方で、そもそもノンテクニカルスキルをどのように教えていいかわからない、また理論を医療の実践にどう取り入れていいのかがわからない、といった問題を抱えている病院も少なくありません。
今回、当社が研修プログラムを始めた背景には、病院が抱えるこのような問題を解決したいという思いもあります。
ビジネス業界の理論やノウハウをベースに、病院薬剤師にまつわるケースを用いた実践的な内容
当社の研修プログラムは、ビジネス業界で蓄積した理論やノウハウを病院薬剤師、医療機関向けに落とし込んだものです。医療機関向けの研修はすでに多数存在しますが、薬剤師に特化したものはまだまだ少なく、当社ならではの内容です。病院薬剤師にまつわる具体的なケースを用いて行いますので、参加者は学んだ内容を研修翌日から活用できます。
研修にあたっては、各病院が抱える課題をヒアリングし、研修プログラムをその病院に必要な内容へとカスタマイズしますので、ご要望にフィットした研修をお届けできるのも、病院薬剤師の悩みに伴走する当社だからこそのプログラムとなっています。実際に参加者頂いた方からは「ケースがリアルで今まさに悩んでいる内容で希望の光が見えた」「テーマが自身の環境に近かった」といったコメントを頂いており、「理論を実践に落とし込みづらい」といった課題を解決できる内容となっています(アンケート結果については後述します)。
また、ノンテクニカルスキルとともに、「マインドセット」に関連した研修も展開しています。これは「部門目標に向かってメンバーが団結して動いてほしい」「医療者としてのマインドに基づいて自ら考え行動してほしい」といった病院のご意見を聞き、始めたサービスです。マニュアル化・ルール化された行動だけではなく、「患者さんに気持ちよく医療サービスを受けてほしい」というマインドを醸成し、それがチームで共有されることこそ、医療の質の向上において最も重要な要素と言っても過言ではありません。この研修では、個人の成長からチームの成長、強いては組織全体の生産性向上、患者満足度の向上といった好循環を生み出していく、そんなマインドの醸成をサポートしていきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/135489/5/resize/d135489-5-463eca7f8725ea8650f0-3.png ]
参加者の92%が満足と回答。実践的で気づきが多かったというご感想も
では、先に開催したTMG様でのノンテクニカルスキル研修について紹介いたします。
近年は薬剤部門に求められる役割が増える一方、働き方改革の影響などもあり業務時間を増やすことはできません。さらには薬剤師のキャリアや仕事に対する価値観も多様化しており、リーダーにはさまざまな価値観の人たちを一つにまとめ組織全体としてのパフォーマンスを高めることが求められます。そうした困難な課題をクリアするために必要なスキルがノンテクニカルスキルであり、TMG様でも当然こうした教育に力を入れていきたい、とお考えであり、実践のベースとなる体系的な学びの必要性も感じていたため、当社にご相談いただいた、というのがきっかけです。
TMG様での研修テーマは「人に前向きに動いてもらうためのコミュニケーション」。次世代リーダーを対象に、周りの人たちが主体的かつ前向きに動くためのリーダーシップとはどのようなものか、学んだことを明日からの業務にどう活かすか、といった内容で行いました。具体的には、積極的に傾聴する「アクティブリスニング」や相手のタイプに合わせた効果的なコミュニケーション方法、といった点にフォーカスしています。また前述の通り、実務で活用しやすいよう具体的な事例を用いたケーススタディとしました。
半日の研修を終え、参加者からは「上司によってさまざまなアプローチがあり、そうした多様性に気づくことができた」という気づきに関するご感想や、「ケースがリアルでまさに自分が今悩んでいる内容。希望の光が見えた」「テーマが自身の環境に近かった」など、実務に近い内容だったというご意見もありました。
実務への落とし込みとしては、「後輩や部下に処方提案やNST回診など新たな業務を任せ育成する」「指導件数が伸び悩んでいる部下を支援する」など具体的な行動目標が多く挙げられました。こうした行動目標に関する内容が多く出てくるということは、参加者が研修で学んだことを実務でどう活かすかを意識しながら研修に参加してくれていた証と前向きに受け止めています。
また、研修1ヶ月後に、アフターフォロー研修を行い、実践状況や学びを実務に活かした際のハードルを聞き、再度研修を行うことで学びの定着を図っています。
研修後のアンケートでは、参加者の92%の方が満足度4点(5点満点)以上をつけていただき、他者への推奨度7.8(10点満点、10点が最も推奨する)、明日からの活用度4.1(5点満点)と高い評価をいただきました。
<受講者アンケート結果>
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アンケート結果からは、今回の研修に対して満足してくださった方が多かったと見てよいでしょう。TMG様の次世代リーダー育成の一助となれたのであれば、大変嬉しく思います。
次世代を担う病院薬剤師の人材育成に力を入れませんか?
病院薬剤師の慢性的な人員不足が続き、確保難は深刻さを増し続けています。病院勤務を希望する薬剤師が減少しているなか、タスクシフトや多職種連携など一人ひとりの病院薬剤師の負担は増す傾向あります。それでも、各病院の医療の質は担保しなければなりません。「時間も人手も足りない」中でどうしたらいいのか? 具体的な方法の一つが、薬剤師のパフォーマンスを最大化し、それにより現在の組織力を向上させることだと確信しています。
当社の提供するサービスが病院薬剤師の働く場をよりよくするきっかけ創りができれば、とても嬉しく思います。
尚、「病院薬剤師のノンテクニカルスキルの向上を図りたい」「マインドセットについての話を聞きたい」「次世代リーダーの育成に力を入れていきたい」など、教育研修に関するお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
会社概要
[画像4: https://prtimes.jp/i/135489/5/resize/d135489-5-5666fd9fc613ac4abb3d-0.png ]
【会社概要】
・商号 :株式会社pharmake(ファルメイク)
・創立 :2023年6月1日
・代表者:田口 恵実
・所在地:東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井タワー12階
・コーポレートサイト:https://pharmake.co.jp