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ダイハツ工業株式会社（大阪府池田市）は、2010年12月に発表した新型「ムーヴ」の第4弾となる新作のTVCM「VS宣伝部長」篇を、2011年3月1日（火）より全国オンエア、さらにTVCMの裏設定なども分かる180秒スペシャルムービーを特設WEBサイトで期間限定公開した。
『低燃費27km/l』（※）を『TNP27』とうたっているのが特徴的な、新型「ムーヴ」のTVCM。とある研究所を舞台にし、所長役の遠藤憲一さんと若手研究員役の岡田准一さんが大真面目に 「TNP」について議論するシーンが話題となっている。第4弾の「VS宣伝部長」篇では、宣伝部長役の杉本哲太さんに向かって、岡田准一さんが熱意を持って意見を主張しているシーンが印象的だ。
今回、ダイハツ工業では、今後のTVCM制作の一環として、「ムーヴ」のTVCM内で描かれる部下と上司の関係の実態を調べるべく、「一般企業における、部下と上司の仕事に関する意識調査」をおこなった。

対象：一般企業における、新人（入社1年目）、若手社員（入社3〜5年目）、上司（41〜46歳／部下がいる方）の合計1,000名
※X、X“Limited”、カスタムGの各2WD車。10・15モード走行燃費（国土交通省審査値）。燃料消費率は定められた試験条件の値です。お客様の使用環境（気象、渋滞等）や運転方法（急発進、エアコン使用等）に応じて燃料消費率は異なります。

■　「入社2年目で熱意がなくなった」　若手社員の3人に1人！　　　　　　　　　　　
まず、入社1年目の「新人」と入社3〜5年目の「若手社員」に調査を実施。「あなたは仕事に対して熱意はありますか？」と聞いたところ、「とてもある」と答えたのは新人が24％、3〜5年目の若手社員が14％となった。入社後3〜5年が経過すると、熱意がある人が約半数になってしまうようだ。
また、上司（41〜46歳で部下がいる人）に「自分が若手社員だった頃と比べて、今の若手社員（入社3〜5年目）は仕事に対する熱意はあると思いますか？」という質問に、「自分よりある」と答えたのは12％とわずか1割。3〜5年目の若手社員は熱意がないと、上司側も考えているようだ。
そこで、「仕事に対する熱意がない」という3〜5年目の若手社員に、「過去に仕事に対して熱意を持っていたことはありますか？」と質問したところ、64％が「ある」と回答。そして、「仕事の熱意がなくなったタイミング」を聞くと、「入社2年目」が最も多く33％。3人に1人が「入社2年目」に熱意をなくしていることがわかった。以下、「入社3年目」（27％）、「入社1年目」（27％）と続いた。ちなみに、熱意がなくなった月としては、「4月」が最も多く30％となった。
その理由を紐解くために、その時期と理由について質問すると、「＜2年目1月＞やっている仕事が世の中のためになっているか疑問に思えてきたため。（27歳・男性）」、「＜2年目2月＞仕事に慣れ、飽きてきたから。（27歳・男性）」、「＜3年目4月＞上司の教育の意思が感じられなかったため。（27歳・女性）」「＜4年目4月＞やる気のない上司ばかりの部署に異動になったから。（26歳・女性）」などの意見があがった。「２年目」に仕事に慣れ始めるということや、「４月」に部署異動などで仕事内容や職場環境が変化するというのが理由のようだ。また、「仕事そのもの」に対する意見のほかに、「上司」についての回答も多く見られ、仕事に対する熱意の有無には、「上司との関係」も大きく関わっていることがわかった。

■　熱意のない若手社員、73％が「今の上司は理想とは違う」　　　　　　　　　　　　　　　
そこで、若手社員に「上司との関係」について調査した。「今の自分の上司は、上司として理想的ですか？」と聞くと、56％が「理想的ではない」と答えた。その理由としては、「上司の気分次第で同じことをしていたとしても怒られる時がある。（27歳・男性）」、「全て他部署の言いなりで主体性がないから。（27歳・男性）」、「熱意が感じられないし、間違っていても上に反論してくれないから。（25歳・女性）」などの意見があがった。また、先ほどの質問で「仕事に対する熱意がない」と答えた若手社員に絞って聞くと、73％が「今の自分の上司は理想的でない」と答えている。
このことからも、若手社員の「仕事に対する熱意」は「上司との関係」に大きく影響されることがわかる。

■　上司も6割が「今の部下は理想とは違う」　評価ポイントは熱意と自主性！　　　　　
一方で、視点を変えて上司にも「部下との関係」について聞いた。「今の自分の部下は、部下として理想的ですか？」と聞いたところ、「理想的ではない」と答えたのは56％。こちらも半数を超える結果となった。その理由としては、「元気がない。知識の幅が少ない。（41歳・男性）」、「文句ばかり言って仕事をしない。（46歳・女性）」、「主体性が低い。（43歳・女性）」などの回答があった。
逆に、「今の自分の部下が理想的」と答えた44％の意見を聞くと、「議論できる関係を維持しており、お互いに高め合うことができる。（43歳・男性）」、「仕事に対して情熱がある。（46歳・男性）」、「自立しており、自主性を持って行動できる。（46歳・女性）」などの意見があがった。
新型「ムーヴ」のTVCMで、宣伝部長に向かって岡田准一さんが熱意を持って意見を主張しているのと同じように、仕事に対して熱意と自分の意見を持って上司としっかりコミュニケーションをとれるという点が、上司にとっての評価ポイントとなっているようだ。

■　上司の７割がムーヴTVCMの「岡田准一」を部下にしたい！　　　　　　　　　　　　
最後に、「あなたが部下にしたいのはどんな人ですか？」と上司に聞いたところ、「向上心があり成長意欲のある部下」が最も多く、79％。以下、「責任感の強い部下」（67％）、「仕事に対して熱意がある部下」（62％）、「自分の考え方がしっかりしていてはっきりものが言える部下」（57％）と続いた。
そこで、「新型ムーヴのＴＶCMで、岡田准一さんが演じる『若手研究員』を部下にしたいと思いますか？」と聞いたところ、70％が「思う」と回答。その理由としては、「自分の意見を持っていて、熱意も感じられる。（42歳・女性）」、「会話ができない部下が多い昨今、こういう部下だと会話のキャッチボールができておもしろそう。（46歳・男性）」、「自分の疑問を素直にぶつけてくるところがかわいい。（42歳・女性）」、「上司にきちんと自分の思っていることをぶつける点。（41歳・男性）」、「仕事への熱意が感じられるから。（46歳・男性）」といった意見が多くあがった。やはり上司は部下に対して、仕事に対する熱意や自分の意見を持っていることを求めており、「ムーヴ」のTVCMは、理想の上司と部下の関係を描いているといえそうだ。
ダイハツ ムーヴ スペシャルサイトでは、第4弾となる新作のCM「VS宣伝部長」篇に登場する、遠藤憲一さん、岡田准一さん、杉本哲太さんの3人の新たな関係なども分かる180秒スペシャルムービーを期間限定で公開している。
ダイハツ ムーヴ スペシャルサイト ＵＲＬ : http://move.daihatsu.co.jp/

◆調査概要
調査会社：トレンダーズ株式会社
調査期間：2011年2月25日〜3月3日
調査方法：インターネット
調査対象：全国一般企業
【新人】　22〜23歳　入社1年目の有職者男女　334名（※過去に転職をしたことがない方）
【若手】　25〜27歳　入社3〜5年目の有職者男女　333名（※過去に転職をしたことがない方）
【上司】　41〜46歳　有職者男女　333名（※過去に転職をしたことがない方　※部下がいる方）

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