小・中学生を対象に『コンビニ利用』についてアンケート調査 3割以上が週1回以上コンビニを利用。食品購入以外に、暇つぶし、待ち合わせ、立ち読みなど利用目的は多様化。
[10/10/14]
提供元:PRTIMES
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株式会社バンダイナムコゲームスと株式会社ネットマイルは、2010年 9月17日(金)〜 9月21日(火)に、小中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした『コンビニ利用』についてのアンケート調査を実施しました。
■アンケート結果特徴
・3割以上の子どもが、週1回以上コンビニを利用。性別では男の子、学年別では小学校中学年の利用頻度が多め。
・「家の近く」のコンビニを利用する子どもが6割以上。また、中学生では「塾や習い事先の近く」のコンビニにも立ち寄る機会が多くなる様子。
・コンビニ利用は、「休日」が6割を大きく超え、「遊んでいる時」が3割以上、「放課後」が3割近くと続く。
・小学校高学年以上では、友人同士、あるいは一人でコンビニを利用する子どもが増加。
・利用目的は1位が「お菓子を買いに」で8割以上。このほか、暇つぶし、待ち合わせ、立ち読みなど利用目的が多様化している様子。
・一回のコンビニでの利用代金は500円以下が7割近く。
・学年が上がるにつれて、コンビニへの寄り道が多くなる傾向。
・「コンビニ」のイメージは、「手軽に利用できる」が8割近く。小学校中学年のみ「危ない」というイメージが1割を大きく超える結果に。
・コンビニに置いて欲しいものは「ゲームソフト」や「ゲーム機」、「おもちゃ」など。
■アンケート結果詳細
・3割以上の子どもが週1回以上コンビニを利用
普段のコンビニの利用頻度について質問したところ、3割以上の子どもが週1回以上コンビニを利用しているという結果になりました。全体では、「2週に1回くらい行く」が全体の23.5%と最も多く、次いで「月に1回くらい行く」が22.1%、「週に1〜2回くらい行く」が19.6%と続きました。
週1回以上のコンビニ利用について、性別でみると男の子、学年別でみると、小学校中学年での回答が他に比べ多くみられました。
・「家の近く」のコンビニを利用する子どもが6割以上。中学生では、「塾や習い事先の近く」のコンビニにも立ち寄る機 会が多くなる様子
よく行くコンビニの場所について質問したところ、「家の近く」が全体の62.7%と圧倒的に多く、次いで「学校の近く」が17.2%と続きました。
性別でみると、「学校の近く」では男の子、一方「駅の近く」では女の子の回答が多くなりました。
また学年別でみると、中学生では、近隣に限らず、塾や習い事先の近くなど家から少し離れた場所にあるコンビニにも立ち寄る機会が多くなる様子です。
さらに2009年の調査結果と比較してみると、「家の近く」の回答が昨年より減少する一方、「学校の近く」の回答は昨年より増加。利用するコンビニの場所に変化の兆しがうかがえました。
・コンビニ利用は、「休日」が6割を大きく超え、「遊んでいる時」が3割以上、「放課後」が3割近くと続く
いつコンビニに行っているかについて質問したところ、「休日」が全体の66.1%と最も多く、次いで「遊んでいる時」が34.4%、「放課後」が28.5%と続きました。
学年別でみると、「休日」は小学校中学年で77.2%、小学校高学年で67.0%、中学生で57.4%と学年が上がるにつれ回答が減少しました。一方、「遊んでいる時」は小学校中学年で17.7%、小学校高学年で32.5%、中学生で53.5%と学年が上がるにつれ、回答が大幅に増加しました。
・小学校高学年以上では、友人同士、あるいは一人でコンビニを利用する子どもが増加
誰とコンビニに行くことが多いか質問したところ、「母親」が全体の51.7% と最も多く、次いで「友だち」が47.6%、「父親」が30.3%と続きました。
性別でみると、男の子では「自分一人だけ」、女の子では「母親」や「兄弟・姉妹」の回答が多めでした。
学年別でみると、小学校中学年では「母親」や「父親」の回答が多くみられましたが、小学校高学年以上では「友だち」や「自分一人だけ」の回答が多くなり、自分の意思で買い物をする子どもが増えていることが考えられます。さらに2009年の調査結果と比較してみると、「友だち」と「自分一人だけ」の回答の増加が目立ちました。
・食品の購入以外に、暇つぶしや待ち合わせ、立ち読みなどコンビニの利用目的が多様化している
コンビニに行く目的について質問したところ、1位「お菓子を買いに」で82.3%、2位「飲み物を買いに」で73.0%、3位は「ご飯を買いに」で42.4%、次いで「時間つぶし」、「漫画や雑誌を買いに」と続きました。食品の購入が上位を占めているものの、暇つぶしや待ち合わせ、立ち読みといった回答もそれぞれ1割以上みられ、コンビニの利用目的が多様化している様子がうかがえます。
性別でみると、男の子は「時間つぶし」、女の子は、「お菓子を買いに」や「飲み物を買いに」といった回答が多くなりました。
・一回のコンビニでの利用代金は500円以下が7割近く
コンビニでの一回の買い物代について質問したところ、500円以下と回答した子どもが全体の7割近くに達します。「301円〜500円」が全体の35.5%と最も多く、次いで「101〜300円」が28.9%、「501円〜1,000円」が23.6%と続きます。
学年別でみると、小学校中学年と小学校高学年では「301円〜500円」、一方中学生では「101円〜300円」の回答が最も多くなりました。中学生は自分一人だけでコンビニに行く子どもの割合が他の学年よりも高くなっており、そのため一回当たりのコンビニでの利用代金が少なくなっているようです。
・学年が上がるにつれて、コンビニへの寄り道が多くなる傾向
コンビニに行く理由について質問したところ、1位「家、学校などの近くや通り道にあるから」で47.3%、2位「営業時間を気にしなくていいから」で38.3%、3位「商品の種類が多いから」で26.5%、次いで「値段が安いから」、「コンビニ限定の商品など珍しい商品があるから」と続きました。
「家、学校などの近くや通り道にあるから」では学年が上がるにつれて回答が増加しており、コンビニへの寄り道が多くなる傾向がうかがえました。
また2009年の調査結果と比較してみると、「営業時間を気にしなくていいから」や「コンビニ限定の商品など珍しい商品があるから」といった項目で回答の増加が目立ちました。
・「コンビニ」のイメージは、「手軽に利用できる」が8割近く。小学校中学年のみ「危ない」というイメージが1割を大きく超える結果に
「コンビニ」のイメージについて質問したところ、1位「手軽に利用できる」で76.5%、2位「いつでも開いている」で53.4%、3位「何でもある」で40.3%、次いで「おいしい」、「楽しい」と続きました。
学年別でみると、小学校中学年のみ「危ない」というネガティブなイメージが1割を大きく超えていました。
・「ゲームソフト」や「ゲーム機」、「おもちゃ」を置いてほしいという回答に集中
コンビニに置いてほしい商品やあったらいいなと思うサービスについて質問したところ、「ゲームソフト」や「ゲーム機」、「おもちゃ」を置いてほしいという回答が最も多くみられました。また、「おにぎり」や「お菓子」、「パン」などを中心とした食品や雑誌類などの品揃えの充実を求める回答のほか、「洋服」、「アクセサリー」といったファッショングッズ、文房具や雑貨を扱ってほしいといった回答などさまざまな意見が挙げられました。
アンケートの詳細はネットマイルリサーチのホームページをご確認ください。
http://research.netmile.co.jp/
PDF資料は以下よりご確認いただけます。
http://www.prtimes.jp/data/corp/2394/5b22eb1ad74746683f669e9b90a39544.pdf
【アンケート調査概要】
調査目的:小中学生の『コンビニ』についての意識を調査する
調査期間:2010年 9月17日(金)〜2010年 9月21日(火)
調査対象:インターネット情報交換サイト「サークルリンク」会員
調査方法:
インターネットリサーチサービス「キッズリサーチ」を用いたクローズドインターネット調査
調査協力:株式会社ネットマイル
調査項目:
・あなたは、普段どれぐらいコンビニに行きますか?
・あなたが最もよく行くコンビニはどこにありますか?
・コンビニには、いつ行きますか?
・コンビニには誰と行くことが多いですか?
・具体的に、コンビニには何を目的に行きますか?
・コンビニで一回いくらくらいの買い物をしますか?
・コンビニに行く理由はなんですか?
・「コンビニ」のイメージはどんなイメージですか?
・コンビニに置いてほしいもの・あったらいいなと思うもの・サービスはなんですか
有効回答数:494名
内訳:
・「男子」 96名(19.4%) 「女子」 398名(80.6%)
・「小学1年生」 4名( 0.8%)
・「小学2年生」 15名( 3.0%)
・「小学3年生」 27名( 5.5%)
・「小学4年生」 74名(15.0%)
・「小学5年生」 109名(22.1%)
・「小学6年生」 133名(26.9%)
・「中学1年生」 75名(15.2%)
・「中学2年生」 50名(10.1%)
・「中学3年生」 7名( 1.4%)
※小学1〜2年を「小学校低学年」、小学3〜4年を「小学校中学年」、小学5〜6年を「小学校高学年」、中学1〜3年を「中学生」として、 4つの区分の比較結果をレポート。
※「小学校低学年」の回答数は19名と少ないため、参考値として記録。
■「ネットマイルリサーチ」とは(URL: http://research.netmile.co.jp/)
株式会社ネットマイルが運営するインターネット上のリサーチサービスです。
共通ポイントプログラム「ネットマイル」の427万人にも上る累計登録会員を調査モニターとして活用しています。
■「キッズリサーチ」とは(URL: http://research.netmile.co.jp/service/kidsresearch.html)
「ネットマイルリサーチ」を活用した、小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト「サークルリンク」会員が対象のインターネットリサーチサービスです(サービス開始は2006年11月29日)。
従来、小中学生向けに市場調査(マーケティング・リサーチ)を行う場合、郵送や電話調査といった、ご両親が本人の代理で回答を行う方式が大半を占めているため、実際に小中学生からの回答を得ることが非常に困難でした。また、アンケートの実施期間もかかるため、サンプル数も限られていました。「キッズリサーチ」では、インターネットを利用して、直接小中学生が回答を入力・送信するため、今まで聞けなかった小中学生の“生の声”を迅速に取得することができます。今後も毎月、小中学生を対象にさまざまな切り口でアンケート調査を実施します。
■「サークルリンク」とは (URL:http://link.channel.or.jp/)
小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト。2005年11月23日にサービスを開始しました。日記やマンガ、ゲームなどすべてが無料で遊べるほか、実際の企業が監修したコンテンツでお仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、楽しくネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供しています。
【本件に関する報道関係からのお問い合わせ先】
株式会社ネットマイル 広報担当 金子
TEL:090(1842)4674
FAX:03(5211)3122
URL:http://www.netmile.co.jp/
Mail:press@netmile.co.jp
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。