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採用担当者の意識調査(2011年)

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採用活動 1年前と比べて『積極的』25.3%

1人あたりの採用予算 3年連続増加
平均72万5千600円

採用活動に利用 「Twitter」7.3% 「Facebook」6.5%

東日本大震災、採用への影響はあった?
「採用予算」「採用予定人数」は「変わらない」 8割程度
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ソフトバンク・ヒューマンキャピタル株式会社
(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO 木崎 秀夫)が運営する、
転職サイト『イーキャリア(http://www.ecareer.ne.jp/)』は
2011年6月3日〜6月6日の4日間、採用活動に関わっている人(正社員)
に対し、採用に関する調査を行い、計400名の有効回答を得ました。

【アンケート総括】

◆採用活動 1年前と比べて『積極的』25.3%

企業の採用担当者400名に対し、採用活動の意向を1年前と比較した場合、
どのように変化したかを聞いたところ、『積極的である』は25.3%
(「非常に積極的である」12.5%と「積極的である」12.8%の合計)、
『消極的である』は29.5%(「非常に消極的である」14.0%と
「消極的である」15.5%の合計)、「変わらない」は45.3%となりました。

次に、人員の過不足について聞いたところ、全体の傾向としては、
『不足している』(「不足している」と「やや不足している」の合計)は
32.5%、『過剰である』(「過剰である」と「やや過剰である」の合計)は
10.0%となっています。
前回調査(2010年)と比較すると、『不足している』は3.1ポイント低く、
『過剰である』は3.1ポイント高くなっています。
ポジション別で『不足している』の回答を見ると、
「第二新卒クラス」で34.0%、「一般クラス」で32.5%、
「マネージャークラス」で37.3%、「エグゼクティブクラス」で
26.3%となりました。

採用意向別にみると、『積極的である』と回答した採用担当者では、
「第二新卒クラス」、「一般クラス」で『不足している』
と回答した割合がそれぞれ54.5%、55.4%と半数を超え、
特に「一般クラス」は前回調査の48.2%よりも7.2ポイント高くなりました。

◆採用予定人数 平均9.7人 昨年よりも1.8人増
◆1人あたりの採用予算 3年連続増加 平均72万5千600円

今年の採用人数を把握しており、
1人以上採用する予定がある採用担当者205名に
採用予定人数を聞いたところ、平均は9.7人となりました。
前回調査では平均7.9人となっており、
今年は1.8人ほど多くなっています。
次に、同回答者に対し、1人あたりの採用予算額を聞いたところ、
平均は72万5千600円となり、前々回調査(2009年)の47万5千円、
前回調査の64万9千700円よりも高くなり、3年連続で増加しています。

◆採用活動に利用 「Twitter」7.3% 「Facebook」6.5%
◆採用活動に積極的な採用担当者はTwitterやFacebook導入に前向き

全回答者400名に、採用活動にTwitterやFacebookを
利用しているかを聞きました。
まず、Twitterでは「現在、利用している」は7.3%と、
前回調査の2.8%よりも4.5ポイント高くなりました。
また、「現在、利用する方向で検討中である」6.0%、
「現在は利用していないが、利用したいと思っている」17.0%となり、
採用活動におけるTwitterの利用意向は23.0%と、
前回調査の18.3%よりも4.7ポイント高くなっています。
Facebookでは「現在、利用している」は6.5%、
「現在、利用する方向で検討中である」6.3%、
「現在は利用していないが、利用したいと思っている」18.5%となり、
利用意向は24.8%となりました。
採用活動が『積極的である』と回答した採用担当者では、
“利用意向”の中でも前向きな「現在、利用する方向で検討中である」
との回答がTwitter、Facebookともに11.9%となり、
他の採用担当者よりも積極的にTwitterやFacebookを
採用活動に取り入れようとしている様子がうかがえました。

◆東日本大震災、採用への影響はあった?
「採用予算」「採用予定人数」は「変わらない」 8割程度
◆“東北募集枠”「現在、設けている」5.5% 「設ける方向で検討中」6.0%

全回答者400名に、2011年3月11日に起きた東日本大震災以降、
「採用予算」「採用予定人数」に変化はあったか聞いたところ、
「採用予算」では『増えた』(「増えた」と「やや増えた」の合計)は4.8%、
『減った』(「減った」と「やや減った」の合計)は13.8%、
「変わらない」は81.5%となりました。
「採用予定人数」では『増えた』7.0%、『減った』15.0%、
「変わらない」78.0%となっています。
採用担当者が勤める会社の所在地を、東日本エリア(北海道〜三重県)、
西日本エリア(滋賀県〜沖縄県)で分けてみると、
「採用予算」「採用予定人数」ともに、東日本エリアのほうが
『減った』との割合が16.8%、17.9%と高くなっていますが、
「変わらない」との回答もそれぞれ78.5%、75.2%と7割半を超えています。

また、東日本大震災後、会社として東北募集枠を設けたか聞いたところ、
「現在、設けている」は5.5%となりました。
「現在、設ける方向で検討中である」は6.0%、
「現在は設けていないが、設けたいと思っている」は16.3%、
「現在設けていないし、設けるつもりはない」72.3%となっています。
採用活動が『積極的である』と回答した採用担当者では、
「現在、設けている」は13.9%と1割を超えました。
「現在、設ける方向で検討中である」は12.9%、
「現在は設けていないが、設けたいと思っている」は25.7%となり、
“東北募集枠”に対しても前向きであることがわかりました。


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