自社開発デバイスを採用した視線分析型視野計「GAP」の販売開始に関するお知らせ
[20/09/30]
提供元:PRTIMES
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自社開発の新デバイス、AI分析機能を強化した新プログラムを搭載した「GAP」を2021年初頭に販売開始
株式会社ファインデックス(東証一部:3649 本社:東京 代表取締役:相原輝夫)は、自社開発のヘッドマウントディスプレイを採用した新バージョンの視線分析型視野計「GAP」を、2021年初頭に販売開始。
[画像: https://prtimes.jp/i/9200/6/resize/d9200-6-646517-0.jpg ]
■自社開発のヘッドマウントディスプレイを採用したGAPを2021年初頭発売
当社の視野検査装置であるGAPシリーズに、新たに自社開発したヘッドマウントディスプレイを採用し、2021年初頭に販売開始いたします。GAPシリーズは、昨年販売を開始した精密視野測定装置の「GAP-screener ※1」および今回販売を開始する静的量的視野計「GAP ※2」の2機種になります。
検査装置の心臓部でもあるヘッドマウントディスプレイを自社開発したことにより、アイトラッキング ※3 のフレームレート ※4 が大幅に向上しました。GAPでは被検者の視線の動きを分析することで網膜の状態や見え方を計測しますが、この性能の向上によってより微細な動きまで分析することが可能となり、独自開発の可視判定AIを組み合わせることで、さらに高精度な視野検査が行えるようになりました。これは、一般的な他社のアイトラッキング機能付きヘッドマウントディスプレイの検出フレームレート ※5 が60〜70fpsなのに対し、当社では120fps ※6 と非常に高い水準を実現したことによります。
また、この装置の表示部にはシャープ株式会社(本社:大阪府堺市 代表取締役社長:野村 勝明)の有機ELディスプレイを採用しており、本製品向けに同社と共同開発した専用チップセットを用いて駆動させています。当ディスプレイは、コントラストや発色、階調などにおいて精密な表現を実現する高いスペックを持ち、旧バージョンのGAPシリーズで採用していたディスプレイの7倍以上の明るさを実現しています。さらに、ヘッドマウントディスプレイ全体で400gと旧バージョンから約3割の軽量化を実現しました。
緑内障などによって視野異常がある場合、明るさを認識する感度が落ち暗い部分が見えないことがある為、徐々に明るさをあげて検査を行い、明るさの段階と被検者の年齢によって病気の進行度合いを判断します。今回開発したGAPでは、明るさの向上によって一般的な大型の視野計と同等の感度計測が可能になりました。
■AI分析機能を強化し、高精度の検査を実現
新しい「GAP」では新開発のヘッドマウントディスプレイに加え、もう一つの心臓部でもある分析プロトコル及びプログラムにおいてもさらなる機能向上を図っています。アイトラッキングの精度向上に加え、AIを用いた新しい視線分析ロジックを採用したことで、今まで以上に高品質なデジタルデータを詳細に取得することが可能になりました。また検査速度においても、スクリーニングモードでは両眼で3分前後かかっていた検査が2分前後にまで短縮されています。
新しいGAPは、視野検査を中心にデジタル化された眼に関するバイタルデータを取得することで診断に貢献していきます。また今回自社開発したヘッドマウントディスプレイ装置は今後、緑内障だけでなく認知症など様々な疾病の早期発見や効果的な治療の研究に貢献することを目指します。
■販売開始時期について
新デバイスおよび新プログラムも完成し、製品の量産を開始しました。販売開始については2021年初頭を予定しております。詳しい日程が確定しましたら改めてお知らせいたします。
製品詳細については下記ページをご覧ください。
https://findex.co.jp/news_release/2020/new_gap.html
なお、GAPシリーズの開発及びシャープ社とのチップセットの開発は、当社の連結子会社EMC Healthcareと共同で行っています。
※1 販売名:視線分析型視野計 ゲイズ アナライジング ペリメーター GAP-screener
届出番号:38B2X10003000003
※2 販売名 視線分析型視野計 ゲイズ アナライジング ペリメーター GAP
届出番号 38B2X10003000002
※3 視点の場所や頭部に対する眼球の動きを計測し、追跡する方法。視線計測。
※4 動画において、1秒間に処理する静止画の枚数(コマ数)。数値が大きいほど滑らかな動画となる。
※5 眼球等の動きを1秒間に動的に捉える細かさ、性能。
※6 最大、両眼で210fpsでの検出が可能。
株式会社ファインデックスについて
ファインデックスは、医療システムのスペシャリストとして常に革新的なソリューションを創り出し、診療の効率化やデータを活用した研究、病院経営を支援してきました。国立大学病院の70%以上、大規模病院の60%以上で当社製品をご利用いただいております。また、医療機器開発に加え、医療データ・バイタルデータの収集分析等のAIヘルステック領域に業務拡大しております。上記以外の分野では、医療機関や自治体へ向けて文書ワークフロー管理を中心とした業務効率化ソリューション事業にも取り組んでいます。
社名:株式会社ファインデックス
本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル33F
URL:https://findex.co.jp
お問い合わせ先
事業戦略室 横田千明
chiaki.yokota@findex.co.jp
株式会社ファインデックス(東証一部:3649 本社:東京 代表取締役:相原輝夫)は、自社開発のヘッドマウントディスプレイを採用した新バージョンの視線分析型視野計「GAP」を、2021年初頭に販売開始。
[画像: https://prtimes.jp/i/9200/6/resize/d9200-6-646517-0.jpg ]
■自社開発のヘッドマウントディスプレイを採用したGAPを2021年初頭発売
当社の視野検査装置であるGAPシリーズに、新たに自社開発したヘッドマウントディスプレイを採用し、2021年初頭に販売開始いたします。GAPシリーズは、昨年販売を開始した精密視野測定装置の「GAP-screener ※1」および今回販売を開始する静的量的視野計「GAP ※2」の2機種になります。
検査装置の心臓部でもあるヘッドマウントディスプレイを自社開発したことにより、アイトラッキング ※3 のフレームレート ※4 が大幅に向上しました。GAPでは被検者の視線の動きを分析することで網膜の状態や見え方を計測しますが、この性能の向上によってより微細な動きまで分析することが可能となり、独自開発の可視判定AIを組み合わせることで、さらに高精度な視野検査が行えるようになりました。これは、一般的な他社のアイトラッキング機能付きヘッドマウントディスプレイの検出フレームレート ※5 が60〜70fpsなのに対し、当社では120fps ※6 と非常に高い水準を実現したことによります。
また、この装置の表示部にはシャープ株式会社(本社:大阪府堺市 代表取締役社長:野村 勝明)の有機ELディスプレイを採用しており、本製品向けに同社と共同開発した専用チップセットを用いて駆動させています。当ディスプレイは、コントラストや発色、階調などにおいて精密な表現を実現する高いスペックを持ち、旧バージョンのGAPシリーズで採用していたディスプレイの7倍以上の明るさを実現しています。さらに、ヘッドマウントディスプレイ全体で400gと旧バージョンから約3割の軽量化を実現しました。
緑内障などによって視野異常がある場合、明るさを認識する感度が落ち暗い部分が見えないことがある為、徐々に明るさをあげて検査を行い、明るさの段階と被検者の年齢によって病気の進行度合いを判断します。今回開発したGAPでは、明るさの向上によって一般的な大型の視野計と同等の感度計測が可能になりました。
■AI分析機能を強化し、高精度の検査を実現
新しい「GAP」では新開発のヘッドマウントディスプレイに加え、もう一つの心臓部でもある分析プロトコル及びプログラムにおいてもさらなる機能向上を図っています。アイトラッキングの精度向上に加え、AIを用いた新しい視線分析ロジックを採用したことで、今まで以上に高品質なデジタルデータを詳細に取得することが可能になりました。また検査速度においても、スクリーニングモードでは両眼で3分前後かかっていた検査が2分前後にまで短縮されています。
新しいGAPは、視野検査を中心にデジタル化された眼に関するバイタルデータを取得することで診断に貢献していきます。また今回自社開発したヘッドマウントディスプレイ装置は今後、緑内障だけでなく認知症など様々な疾病の早期発見や効果的な治療の研究に貢献することを目指します。
■販売開始時期について
新デバイスおよび新プログラムも完成し、製品の量産を開始しました。販売開始については2021年初頭を予定しております。詳しい日程が確定しましたら改めてお知らせいたします。
製品詳細については下記ページをご覧ください。
https://findex.co.jp/news_release/2020/new_gap.html
なお、GAPシリーズの開発及びシャープ社とのチップセットの開発は、当社の連結子会社EMC Healthcareと共同で行っています。
※1 販売名:視線分析型視野計 ゲイズ アナライジング ペリメーター GAP-screener
届出番号:38B2X10003000003
※2 販売名 視線分析型視野計 ゲイズ アナライジング ペリメーター GAP
届出番号 38B2X10003000002
※3 視点の場所や頭部に対する眼球の動きを計測し、追跡する方法。視線計測。
※4 動画において、1秒間に処理する静止画の枚数(コマ数)。数値が大きいほど滑らかな動画となる。
※5 眼球等の動きを1秒間に動的に捉える細かさ、性能。
※6 最大、両眼で210fpsでの検出が可能。
株式会社ファインデックスについて
ファインデックスは、医療システムのスペシャリストとして常に革新的なソリューションを創り出し、診療の効率化やデータを活用した研究、病院経営を支援してきました。国立大学病院の70%以上、大規模病院の60%以上で当社製品をご利用いただいております。また、医療機器開発に加え、医療データ・バイタルデータの収集分析等のAIヘルステック領域に業務拡大しております。上記以外の分野では、医療機関や自治体へ向けて文書ワークフロー管理を中心とした業務効率化ソリューション事業にも取り組んでいます。
社名:株式会社ファインデックス
本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル33F
URL:https://findex.co.jp
お問い合わせ先
事業戦略室 横田千明
chiaki.yokota@findex.co.jp