IARシステムズが市場をリードする性能およびコード品質を保証する商用開発ツールによってRISC-Vを次のステージへ牽引
[19/05/23]
提供元:PRTIMES
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完全に統合されたC/C++コンパイラおよびデバッガツールチェーンであるIAR Embedded WorkbenchのRISC-V対応版が遂にリリース!
業界初のRISC-Vアーキテクチャ向け商用開発環境が、組込みソフトウェア開発ツールのグローバルリーディング企業であるIARシステムズからリリースされます。新たなオープンアーキテクチャとして注目を集め、急速に市場導入の進んでいるRISC-Vに対応した高信頼で高効率のコード生成ツールが、ユーザの利便性を高め、製品の性能を最大化することに貢献します。
[画像: https://prtimes.jp/i/32892/6/resize/d32892-6-536996-0.jpg ]
2019年5月22日 - 組込み開発向けのソフトウェアツールおよびサービスにおいて将来性の高いサプライヤであるIARシステムズ株式会社(本社:スウェーデン・ウプサラ市、日本法人:東京都千代田区、代表取締役:上村 清史、以下IARシステムズ)は、業界をリードするC/C++コンパイラおよびデバッガツールチェーンであるIAR Embedded WorkbenchのRISC-V対応版が間もなくリリースされることを発表しました。
IAR Embedded Workbenchの有する優れた最適化テクノロジは、要求されるアプリケーションがリソース内に収まることを確実にし、利用できるオンボードメモリ量に対する最適化によって、開発者を助けます。このことはまた、現在のプラットフォームに新たな機能を追加することによって、企業が製品価値を凝集することを可能にします。RISC-V向けC/C++コンパイラの最初のバージョンによる社内テストでは、コード密度や相当に小さなコードサイズ生成において、既存の他ツールによって生成されたコードと比較して大きな改善が見られています。コード品質を保証するために、このツールチェーンには(従来はオプションのアドオンツールとして提供されていた)静的コード解析ツールC-STATが予め統合されています。C-STATはMISRA C:2004, MISRA C++:2008およびMISRA C:2012といった標準規格への適合性を証明するだけでなく、Common Weakness Enumeration (CWE)およびCERT C/C++によって定義されるコード欠陥、バグおよびセキュリティ脆弱性の検出においても助けてくれます。
IAR Embedded Workbenchに統合されているC-SPYデバッガは、リアルタイムにアプリケーションコードを完全コントロールすることを可能にし、シミュレータはターゲットとなるハードウェアが無い状態においてもフルデバッグ機能を提供します。イン・サーキット・デバッグ環境については、IARシステムズの提供する完全なコード制御と高速デバッグが可能なI-jetがデリバリーされます。
IARシステムズ CEOのステファン・スカリンは次のようにコメントしています。「RISC-Vは重要かつブロードに展開されるアーキテクチャになり始めており、多くの企業がこのアーキテクチャを設計に採用しています。これらの企業はプロフェッショナルな技術サポートを持つ商用開発ツールを利用できることによって、非常に大きな競争力を得ることが出来ます。我々は商用ツールメーカとして、安定したテクノロジへの投資およびグローバルな技術サポートの提供能力などを武器にRISC-Vエコシステムにおける独自のポジションを得ています。それによってRISC-Vの開発を次のレベルに引き上げます。」
C-SKY/Alibaba、シニア・スタッフ・エンジニア兼VPのChunqiang Liは次のようにコメントしています。「IARシステムズがRISC-V向けの強力な商用ツールを提供することを知り我々は非常に興奮しています。RISC-Vベースの商用製品数は急速に増えており、そのためプロフェッショナルな技術サポートと同様に市場をリードするコード最適化テクノロジへの強くポジティブな市場からの要求があると確信しています。RISC-V Foundationのプラチナメンバーとして、我々はRISC-Vによるエコロジカルな開発やISA最適化、コード密度最適化およびセキュリティといった多様な技術的方向性における協業の増進を継続します。それに加えて我々はRISC-VベースのCPUコアシリーズを既に開発しているため、IARシステムズとツールにおける協業を拡大していく意向です。」
Andes Technology Corporation CTO兼Executive VPのDr. Charlie Suは次のようにコメントしています。「我々のAndesCoreプロセッサがIAR Embedded Workbenchによって早期にサポートされることを喜ばしく思います。IARシステムズは常に包括的なデバッグ機能を備えた高性能な開発ツールを提供しており、そのお蔭で我々の顧客は市場投入までの時間短縮および高い競争力の組込みアプリケーション開発が可能になります。この新製品のリリースに非常に興奮しています。」
Microchip子会社のMicrosemi、FPGAビジネスユニット、プロダクトマーケティングダイレクタのTim Morinは次のようにコメントしています。「FPGAベースのRISC-Vデザインを実装するためのMi-Vエコシステムのメンバーとして、IARシステムズは、そのツールにおける卓越した性能と包括的なサービスで高い実績を持っています。我々は、その製品ポートフォリオにRISC-Vが追加されたことを嬉しく思います。これからも共通の顧客に対して、最適化された開発を実現するための協業を継続するつもりです。」
SiFive、RISC-V ISAデザイナ兼CTOのYunsup Leeは次のようにコメントしています。「IAR Embedded Workbench for RISC-Vが高信頼性のツールとしてRISC-Vエコシステムに追加されたことに非常に興奮しています。SiFiveのデバイスに対応した高品質で商用サポートが享受できるツールは、そのコード密度と高性能によってカスタマイズ可能なプロセッサを必要とするイノベータ達のアイデアを実現するでしょう。」
RISC-V Foundation CEOのCalista Redmondは次のようにコメントしています。「RISC-VエコシステムにIAR Embedded Workbenchが追加されたことにより、組込み市場全般に渡るRISC-Vの採用に更なる拍車がかかることでしょう。IARシステムズはグローバルのユーザ向けに開発ツールを提供しており、そのコンパイラ技術、静的コード解析および豊富なデバッグ機能がRISC-Vコミュニティにもたらされることを目の当たりにして非常に嬉しく思います。」
RISC-Vは、縮小命令セットコンピューティング(RISC)原理をベースとするオープンかつ無償の命令セットアーキテクチャ(ISA)です。IARシステムズは2018年にRISC-V ISAの市場導入と実装を牽引する非営利のRISC-V Foundationに参加し、市場をリードする高性能な開発ツールをRISC-Vコミュニティにもたらすことを約束しました。強力なツール製品をより完全なものにするために、IARシステムズはグローバルに展開するオフィスによる優れた技術サポートを提供します。
IAR Embedded Workbench for RISC-Vの最初のバージョンはRV32 32ビットISC-Vコアおよび拡張命令をサポートしています。今後リリースされるバージョンでは機能安全認証およびセキュリティ機能に加えて、64ビットおよび小規模のRV32Eをベースとした命令セットへの対応が含まれます。詳細は https://www.iar.com/jp/riscv をご覧下さい。
###Ends
Editor's Note: IAR Systems, IAR Embedded Workbench, Embedded Trust, C-Trust, IAR Connect, C-SPY, C-RUN, C-STAT, IAR Visual State, IAR KickStart Kit, I-jet, I-jet Trace, I-scope, IAR Academy, IAR, and the logotype of IAR Systems are trademarks or registered trademarks owned by IAR Systems AB. All other product names are trademarks of their respective owners.
IARシステムズについて
IAR システムズは、組込み開発者および世界中の企業が今日必要な製品を開発し明日のイノベーションを創出するための、実証された将来性の高いソフトウェアツールとサービスを提供します。1983年の創業以来、IARシステムズのソリューションは100万例を超える組込みアプリケーション開発において、その品質、信頼性および効率性が実証されてきました。スウェーデンのウプサラに本社を置き、営業とサポートオフィスを世界中に展開しています。2018年にIoT組込みシステム向けの先進的なセキュリティソリューションプロバイダであるSecure Thingz社を傘下に置きました。IAR Systems Group ABはNASDAQ OMXストックホルムMid Cap.に上場しています。詳細情報につきましては https://www.iar.com/jp をご覧ください。
業界初のRISC-Vアーキテクチャ向け商用開発環境が、組込みソフトウェア開発ツールのグローバルリーディング企業であるIARシステムズからリリースされます。新たなオープンアーキテクチャとして注目を集め、急速に市場導入の進んでいるRISC-Vに対応した高信頼で高効率のコード生成ツールが、ユーザの利便性を高め、製品の性能を最大化することに貢献します。
[画像: https://prtimes.jp/i/32892/6/resize/d32892-6-536996-0.jpg ]
2019年5月22日 - 組込み開発向けのソフトウェアツールおよびサービスにおいて将来性の高いサプライヤであるIARシステムズ株式会社(本社:スウェーデン・ウプサラ市、日本法人:東京都千代田区、代表取締役:上村 清史、以下IARシステムズ)は、業界をリードするC/C++コンパイラおよびデバッガツールチェーンであるIAR Embedded WorkbenchのRISC-V対応版が間もなくリリースされることを発表しました。
IAR Embedded Workbenchの有する優れた最適化テクノロジは、要求されるアプリケーションがリソース内に収まることを確実にし、利用できるオンボードメモリ量に対する最適化によって、開発者を助けます。このことはまた、現在のプラットフォームに新たな機能を追加することによって、企業が製品価値を凝集することを可能にします。RISC-V向けC/C++コンパイラの最初のバージョンによる社内テストでは、コード密度や相当に小さなコードサイズ生成において、既存の他ツールによって生成されたコードと比較して大きな改善が見られています。コード品質を保証するために、このツールチェーンには(従来はオプションのアドオンツールとして提供されていた)静的コード解析ツールC-STATが予め統合されています。C-STATはMISRA C:2004, MISRA C++:2008およびMISRA C:2012といった標準規格への適合性を証明するだけでなく、Common Weakness Enumeration (CWE)およびCERT C/C++によって定義されるコード欠陥、バグおよびセキュリティ脆弱性の検出においても助けてくれます。
IAR Embedded Workbenchに統合されているC-SPYデバッガは、リアルタイムにアプリケーションコードを完全コントロールすることを可能にし、シミュレータはターゲットとなるハードウェアが無い状態においてもフルデバッグ機能を提供します。イン・サーキット・デバッグ環境については、IARシステムズの提供する完全なコード制御と高速デバッグが可能なI-jetがデリバリーされます。
IARシステムズ CEOのステファン・スカリンは次のようにコメントしています。「RISC-Vは重要かつブロードに展開されるアーキテクチャになり始めており、多くの企業がこのアーキテクチャを設計に採用しています。これらの企業はプロフェッショナルな技術サポートを持つ商用開発ツールを利用できることによって、非常に大きな競争力を得ることが出来ます。我々は商用ツールメーカとして、安定したテクノロジへの投資およびグローバルな技術サポートの提供能力などを武器にRISC-Vエコシステムにおける独自のポジションを得ています。それによってRISC-Vの開発を次のレベルに引き上げます。」
C-SKY/Alibaba、シニア・スタッフ・エンジニア兼VPのChunqiang Liは次のようにコメントしています。「IARシステムズがRISC-V向けの強力な商用ツールを提供することを知り我々は非常に興奮しています。RISC-Vベースの商用製品数は急速に増えており、そのためプロフェッショナルな技術サポートと同様に市場をリードするコード最適化テクノロジへの強くポジティブな市場からの要求があると確信しています。RISC-V Foundationのプラチナメンバーとして、我々はRISC-Vによるエコロジカルな開発やISA最適化、コード密度最適化およびセキュリティといった多様な技術的方向性における協業の増進を継続します。それに加えて我々はRISC-VベースのCPUコアシリーズを既に開発しているため、IARシステムズとツールにおける協業を拡大していく意向です。」
Andes Technology Corporation CTO兼Executive VPのDr. Charlie Suは次のようにコメントしています。「我々のAndesCoreプロセッサがIAR Embedded Workbenchによって早期にサポートされることを喜ばしく思います。IARシステムズは常に包括的なデバッグ機能を備えた高性能な開発ツールを提供しており、そのお蔭で我々の顧客は市場投入までの時間短縮および高い競争力の組込みアプリケーション開発が可能になります。この新製品のリリースに非常に興奮しています。」
Microchip子会社のMicrosemi、FPGAビジネスユニット、プロダクトマーケティングダイレクタのTim Morinは次のようにコメントしています。「FPGAベースのRISC-Vデザインを実装するためのMi-Vエコシステムのメンバーとして、IARシステムズは、そのツールにおける卓越した性能と包括的なサービスで高い実績を持っています。我々は、その製品ポートフォリオにRISC-Vが追加されたことを嬉しく思います。これからも共通の顧客に対して、最適化された開発を実現するための協業を継続するつもりです。」
SiFive、RISC-V ISAデザイナ兼CTOのYunsup Leeは次のようにコメントしています。「IAR Embedded Workbench for RISC-Vが高信頼性のツールとしてRISC-Vエコシステムに追加されたことに非常に興奮しています。SiFiveのデバイスに対応した高品質で商用サポートが享受できるツールは、そのコード密度と高性能によってカスタマイズ可能なプロセッサを必要とするイノベータ達のアイデアを実現するでしょう。」
RISC-V Foundation CEOのCalista Redmondは次のようにコメントしています。「RISC-VエコシステムにIAR Embedded Workbenchが追加されたことにより、組込み市場全般に渡るRISC-Vの採用に更なる拍車がかかることでしょう。IARシステムズはグローバルのユーザ向けに開発ツールを提供しており、そのコンパイラ技術、静的コード解析および豊富なデバッグ機能がRISC-Vコミュニティにもたらされることを目の当たりにして非常に嬉しく思います。」
RISC-Vは、縮小命令セットコンピューティング(RISC)原理をベースとするオープンかつ無償の命令セットアーキテクチャ(ISA)です。IARシステムズは2018年にRISC-V ISAの市場導入と実装を牽引する非営利のRISC-V Foundationに参加し、市場をリードする高性能な開発ツールをRISC-Vコミュニティにもたらすことを約束しました。強力なツール製品をより完全なものにするために、IARシステムズはグローバルに展開するオフィスによる優れた技術サポートを提供します。
IAR Embedded Workbench for RISC-Vの最初のバージョンはRV32 32ビットISC-Vコアおよび拡張命令をサポートしています。今後リリースされるバージョンでは機能安全認証およびセキュリティ機能に加えて、64ビットおよび小規模のRV32Eをベースとした命令セットへの対応が含まれます。詳細は https://www.iar.com/jp/riscv をご覧下さい。
###Ends
Editor's Note: IAR Systems, IAR Embedded Workbench, Embedded Trust, C-Trust, IAR Connect, C-SPY, C-RUN, C-STAT, IAR Visual State, IAR KickStart Kit, I-jet, I-jet Trace, I-scope, IAR Academy, IAR, and the logotype of IAR Systems are trademarks or registered trademarks owned by IAR Systems AB. All other product names are trademarks of their respective owners.
IARシステムズについて
IAR システムズは、組込み開発者および世界中の企業が今日必要な製品を開発し明日のイノベーションを創出するための、実証された将来性の高いソフトウェアツールとサービスを提供します。1983年の創業以来、IARシステムズのソリューションは100万例を超える組込みアプリケーション開発において、その品質、信頼性および効率性が実証されてきました。スウェーデンのウプサラに本社を置き、営業とサポートオフィスを世界中に展開しています。2018年にIoT組込みシステム向けの先進的なセキュリティソリューションプロバイダであるSecure Thingz社を傘下に置きました。IAR Systems Group ABはNASDAQ OMXストックホルムMid Cap.に上場しています。詳細情報につきましては https://www.iar.com/jp をご覧ください。