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【若者向け東京下水道発信プロジェクト】東京地下ラボ by東京都下水道局

〜下水道の魅力を、クリエイティブの力で若者が再発見〜

東京都下水道局では、今年で2年目を迎える若者向け東京下水道発信プロジェクト
「東京地下ラボ by東京都下水道局〜下水道の魅力を、クリエイティブの力で若者が再発見〜」が8月20日(火)よりスタートします。プロジェクト実施に当たり、当事業へ参加いただく学生の募集を開始します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/38520/6/resize/d38520-6-411363-0.jpg ]

下水道に関する都民意識調査によると、20代の下水道事業への関心度は低く、10%程度となっています。こうした状況を受け、昨年度に引き続き、若い世代により深く関心を持っていただくためのプロジェクト「東京地下ラボ by 東京都下水道局」を実施します。公募で募った学生たちに、ワークショップやフィールドワークを通じて下水道への関心・理解を深めてもらい、下水道の先進性などを、ソーシャル、アート、テクノロジーなどの多角的な 視点で掘り下げてもらいます。

令和元(2019)年度では、下水道の魅力を『クリエイティブ』の力で再発見することをテーマに、大学生等のグループごとに動画を制作します。プロジェクトでは、有名クリエイター達を講師として迎え、参加学生は下水道の魅力を新しい視点で表現することを学びます。

プロジェクト概要
8月20日に開催するワークショップでは、CMディレクターである中島信也氏を迎え、情報の切り取り方や効果的な発信方法を学びます。また、同月26日には、プロ・ナチュラリストの佐々木洋氏がファシリテーターとなり、下水道の普及できれいになった東京湾の生き物を観察するフィールドワークを開催します。10月には、ライゾマティクスアーキテクチャーの齋藤精一氏、NOSIGNERの太刀川英輔氏をゲストとしてお迎えし、都市・デザイン・未来などをテーマに今後の下水道の可能性のアイデアブレストを行います。最後に2月の成果報告会で、参加学生が本プロジェクトで制作した動画を発表します。優れた作品は当局の広報ツールとして活用し、広く発信していきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/38520/6/resize/d38520-6-147239-1.jpg ]



募集要項
■募集人数
30名程度
■募集期間
令和元(2019)年6月24日(月)〜7月23日(火)
■参加対象者
大学生/大学院生/専門学生/高専生(全日程に参加できる方)
■参加費
無料
■応募フォーム
https://tokyogesuido2019.peatix.com

実施概要
1.ワークショップ

[画像3: https://prtimes.jp/i/38520/6/resize/d38520-6-814615-2.png ]

中島 信也氏

■開催日
令和元(2019)年8月20日(火)
■内容
有名CMディレクターから、新しい視点の持ち方やアイデアを形にするための方法などを学びます。そして、下水道の魅力を伝える動画のテーマを考えます。
■講師
東北新社取締役/CMディレクター 中島 信也(なかじま しんや)氏
■開催場所
首都大学東京 南大沢キャンパス(〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1)
京王線相模原線「南大沢」駅改札から徒歩約5分

2.フィールドワーク

[画像4: https://prtimes.jp/i/38520/6/resize/d38520-6-288951-3.png ]

佐々木 洋氏

■開催日
令和元(2019)年8月26日(月)
■内容
東京湾の自然を通して、下水道の働きを学びます。
【プログラム】
午前/下水道施設:三河島水再生センター/国指定重要文化財 旧三河島汚水処分場喞筒(ポンプ)場施設(東京都荒川区荒川8丁目25-1)
午後/フィールドワーク:隅田川〜東京湾〜葛西海浜公園(東京都江戸川区臨海6-2-4)
※移動は船とバスを使用
■講師
プロ・ナチュラリスト 佐々木 洋(ささき ひろし)氏

3.講演会

[画像5: https://prtimes.jp/i/38520/6/resize/d38520-6-273980-4.png ]

齋藤 精一氏

[画像6: https://prtimes.jp/i/38520/6/resize/d38520-6-468436-5.png ]

太刀川 英輔氏

■開催予定日
令和元(2019)年10月17日(木)
■内容
都市・デザイン・未来などをテーマに今後の下水道の可能性のアイデアブレスト
■ゲスト
ライゾマティクスアーキテクチャー 齋藤 精一(さいとう せいいち)氏
NOSIGNER代表 太刀川 英輔(たちかわ えいすけ)氏
■開催場所(予定)
首都大学東京 南大沢キャンパス(〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1)
京王線相模原線「南大沢」駅改札から徒歩約5分


4.成果報告会
■開催予定日
令和2(2020)年2月12日(水)
■内容
制作した動画を発表(プレゼン形式)
審査員による講評
交流会
■講師
東北新社取締役/CMディレクター 中島 信也(なかじま しんや)氏ほか
■開催場所(予定)
東京都庁(〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1)
JR「新宿」駅西口改札から徒歩約10分都営地下鉄大江戸線「都庁前」駅

※全てのプログラムをご取材可能です。報道関係者の方々は、東京地下ラボ事務局までお問い合わせ下さい。
※本プロジェクトでは、事業運営や会場提供において首都大学東京にご協力いただいています。


講師プロフィール

東北新社取締役/CMディレクター 中島 信也氏 (なかじま しんや)
1959年福岡県生まれ大阪育ちの江戸っ子。武蔵美視覚伝達デザイン学科卒。’83「ナショナル換気扇」で演出デビュー。デジタル技術を用いたエンターテインメント性の高い作品を数多く演出。主な作品に日清食品カップヌードル「hungry?」(’93カンヌ広告祭グランプリ)、サントリー「燃焼系アミノ式」(ACCグランプリ)、サントリー「伊右衛門」(ADCグランプリ)、TOTOネオレスト「菌の親子」(ACCシルバー)など。‘96劇場用映画「ウルトラマンゼアス」’10劇場用映画「矢島美容室the movie」を監督。武蔵野美術大学客員教授。文化放送「なかじましんや土曜の穴」 パーソナリティー。

プロ・ナチュラリスト(R) 佐々木 洋氏 (ささき ひろし)
(財)日本自然保護協会 自然観察指導員、東京都鳥獣保護員など、様々な立場で自然解説活動を展開した後、「プロ・ナチュラリスト(R)佐々木洋事務所」を設立。「自然の面白さや大切さを多くの人と分かち合い、そのことを通じて自然を守っていきたい」という思いのもと、30年以上にわたって、自然観察指導、自然に関する執筆・写真撮影、講演会、TV・ラジオ番組の出演・企画・監修、エコロジーツアーの企画・ガイド等を通して自然を案内している。豊富な知識、ユーモアあふれる話術、数々のオリジナル・プログラムなどで幅広いファン層を持つ。自然観察会等への参加人数は延べ37万人に及び、近年は、新人プロ・ナチュラリストの養成にも力を注いでいる。

ライゾマティクスアーキテクチャー 齋藤 精一氏 (さいとう せいいち)
Creative Director / Technical Director : Rhizomatiks Architecture1975年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後ArnellGroupにてクリエティブとして活動し、2003年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。その後フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。2009年より国内外の広告賞にて多数受賞。非常勤講師。2013年D&AD Digital Design部門審査員、2014年カンヌ国際広告賞Branded Content andEntertainment部門審査員。2015年ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクター、六本木アートナイト2015にてメディアアートディレクター。グッドデザイン賞2015-2017審査員。2018年グッドデザイン賞審査委員。

NOSIGNER 太刀川 英輔氏 (たちかわ えいすけ)
デザインストラテジスト。NOSIGNER代表。慶應義塾大学大学院SDM特別招聘准教授。 1.ソーシャルデザインで 美しい未来をつくる。(デザインの社会実装) 2.発想の仕組みを解明し、社会の進化を生む変革者を増やす。(デザインの知の構造化) この2つの目標を実現するため、NOSIGNERとしてソーシャルデザインの社会実装をしながら、イノベーター創出の教育者として、知と発想を生物の進化から学ぶ「進化思考」を提唱。大学や企業にてイノベーターを増やすために教鞭を執る。建築・グラフィック・プロダクト・アートの分野に精通し、それぞれの分野で世界的に評価される総合的なデザイナー。グッドデザイン賞金賞、アジアデザイン賞大賞(香港)など国内外のデザイン賞にて100以上の国際賞を受賞。またグッドデザイン賞・DIA Award(中国??智造大?)など、多くの国際賞の審査 委員を歴任する。SDGsに代表される多くの社会課題、次世代エネルギー・地域活性・伝統産業・科学コミュニケーションなどの分野において企業や行政との 共創から多くのプロジェクトを実現し、デザインで社会を進化させる活動を続けている。

募集要項
■募集単位・人数
計30名程度を募集します。※応募多数の場合は選考いたします。

■募集期間
令和元(2019)年6月24日(月)〜7月23日(火)

■参加対象者
□大学生/大学院生/専門学生/高専生
□全日程に参加できる方(やむを得ない事情がある場合はご相談ください)
□下記の条件に当てはまる方
・動画制作に興味がある方
・モノゴトの新しい魅力を探し出すのが好きな方
・SNSで情報発信することに興味がある方
・水環境問題、都市インフラ、地域活性化に関心がある方
・SDGs(持続可能な開発目標)等の社会課題に関心がある方
・学外の新しい仲間と関わって何かを作りたいと思っている方
・第一線で活躍するクリエイターや専門家から直接知識を学びたい方
・行政の事業に携わってみたい方

■参加費
無料(現地までの交通費のみ各自ご負担ください。)

■応募方法
下記URLより、応募を受け付けております。
https://tokyogesuido2019.peatix.com
【記入事項】
1.氏名/ふりがな 2.メールアドレス 3.SNSアカウント 4.学校名/学部/学科/学年
5.年齢 6.関心がある分野 7.スキル 8.使えるソフト 9.本プロジェクトを知ったきっかけ
10.参加動機や意気込み
※応募多数の場合は、上記記入事項をもとに選考いたします。※当選連絡:8月5日(月)以降です。

昨年度の取組

[画像7: https://prtimes.jp/i/38520/6/resize/d38520-6-204211-6.jpg ]

昨年度の「東京地下ラボ」は、下水道の魅力を『編集』の力で若者が再発見をテーマに、参加学生が各グループで雑誌(ZINE:ジン)を制作しました。プロジェクトのスタートを切った2018年11月に首都大学東京にて開催したワークショップでは、講師に雑誌「ケトル」編集長の嶋浩一郎氏を迎え、「編集」をテーマに講義を実施。参加学生は、一つのテーマで雑誌を制作する醍醐味や、編集 スキルについて、実例を通して学びました。

[画像8: https://prtimes.jp/i/38520/6/resize/d38520-6-708777-7.jpg ]

12月に南多摩水再生センターと多摩川河川敷にて開催したフィールドワークでは、下水道の仕組みや役割への理解を深めました。河川敷では、多摩川で捕れた鮎の試食や、下水道の普及によってきれいになった多摩川に生息する生物の 観察などを通して、東京下水道が果たす役割を体感しました。
 2月の成果報告会では、ワークショップやフィールドワークを通して学んだことの 他にも、自主的な取材や調査を行って制作したZINEをお披露目しました。
 
[画像9: https://prtimes.jp/i/38520/6/resize/d38520-6-601541-8.jpg ]

グランプリに輝いたチームは、”下水道とサンドイッチ“をテーマに、かつて汚れていた川が、現在は下水道の普及によってサンドイッチを川べりで美味しく頬張ることができるようになったことを示しました。他のグループも、下水道とファッションの関係や、下水道がなかった世界をフィクションで描くなど、新しい視点で下水道の魅力を表現しました。

【全8種類のZINE掲載ページ】
http://www.gesui.metro.tokyo.jp/business/kanko/chikalabo/index.html

【東京地下ラボ by東京都下水道局note】
http://note.mu/tokyogesuido
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