ワイヤレスで複数台のスピーカーを繋ぐオーディオシステム「ミュートラックス」
[24/07/22]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
伝達距離と接続台数を無制限にする中継子機が誕生
株式会社ミューシグナル(宮城県仙台市 代表取締役:宮崎晃一郎)は、無線LANを使ってオーディオデータを送信するシステム「ミュートラックス」の子機に中継機能を実装し、伝達距離と接続台数を無制限にする技術の開発に成功した事を発表致します。
ミュートラックスは、商業施設、製造工場、屋外イベントなど、オーディオケーブルの敷設が難しい場所においてワイヤレスで音を届ける事ができる革新的なオーディオシステムです。Bluetoothでは難しかった長距離、複数台接続、安定通信を実現する事ができ、2023年の発表以降多くの採用実績を上げています。
(採用事例)
・半導体製造ライン(音声アナウンス)
・鉄道整備工場(音声アナウンス及びアラート)
・移動式遊具(BGM及び解説)
・観覧車(BGM及び音声アナウンス)
・商店街(ローカル放送局)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-956f1cd05f74387a841bb30d769a7636-822x462.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ミュートラックス親機(左)と子機(右)
中継機能を子機に実装する事でカバーエリアを無限に拡大
ミュートラックスは1台の親機(MT-SA0)と複数台の子機(MT-CS0)を無線LANで接続し、オーディオデータを送受信するシステムです。親機が無線LANのアクセスポイント機能を持っており、子機がそのアクセスポイントに直接接続してオーディオデータを受け取ります。親機と子機の通信可能距離は約70メートルとなっており、それよりも遠い場所にある子機にデータを送る場合は別途市販の無線LAN中継器を使う事を推奨して参りました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-c05fdfbfa8c1476ab5d707b8924cbefb-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
しかしながら、市販の無線LAN中継器を使用する場合、製品ごとに決められた方法でSSIDとパスワードを設定しなければならず、また、その中継器以降の通信可能距離は機種に依存してしまうという問題がありました。今回開発した中継子機(CS-CR0)は、従来の子機に中継機能を追加したもので、中継機能の設定を簡略化し、親機と同等の通信可能距離を実現する製品です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-35421415964d03dbbba2cfcadccd2a2a-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
バケツリレー方式により接続できる子機の台数が無制限に
一般的な中継器を使った場合、子機の台数が増えるとともに親機周辺の通信負荷が増大するため、接続できる子機の台数には上限がありました。今回開発した中継子機は、親機から受け取ったオーディオデータを複製し、後段の子機群に渡します。この方式により、後段の子機の台数が増えても親機周辺の通信負荷が増えることがなく、事実上無限に子機を増やすことが可能になりました。もちろん、オーディオデータはデジタルデータとして複製しますので、子機の台数や段数が増えても音質のロスは一切ありません。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-c423a9448e5a570ea148010596dc91ec-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
中継子機の2つのディップスイッチを使う事で通信経路を固定
中継子機は2つのディップスイッチを搭載しています。1つ目のディップスイッチで接続するSSIDを、2つ目のディップスイッチで公開するSSIDを指定します。これにより設置現場に合わせたネットワーク構成を正確に指定する事が可能になります。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-bc630323136133e2dcbe245b3fec6eb2-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
富士スピードウェイに初導入
この仕様を盛り込んだネットワークオーディオシステムを、富士スピードウェイに新たにオープンした施設「FUJI MOTORSPORTS FOREST」のウェルカムセンターに初導入いたしました。写真右手のスロープに等間隔で8台、天井の照明用ダクトレールに16台、さらには展示されているレーシングカーの下にもスピーカーを設置し、スピーカーの総数は35台となりました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-4ad82cb578d5ae1203eaf36aedabc5cf-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
レーシングカーの下の子機は親機からの電波が届きにくい場所にあったため、天井の照明用ダクトレールに設置した中継子機経由で接続しています。ミュートラックスの中継子機を使用することで、現場に合わせた電波のルーティングが可能になります。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-21539f8a5d7ebb4972841d765c7e4343-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-a147106ee5feaa3d1dc6396fd5df020f-822x462.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
親機(左、MT-SA0)
- 外形寸法及び重量 44 × 24 × 44 mm ( 幅 × 高さ × 奥行き )、90g
- 入力端子 3.5mmステレオミニジャック、 microUSB(給電及びUSB Audio入力)
- インターフェースSSID設定用ディップスイッチ、レバースイッチ、赤外線リモコン入力
子機(右、MT-CS0及びMT-CR0)
- 外形寸法及び重量 89 × 32 × 50 mm ( 幅 × 高さ × 奥行き )、120g
- 電源供給 ACアダプタ(12V)
- 出力端子 プッシュ式スピーカーターミナル×2、USB-A(USB Audio出力)
- アンプ性能出力15W×2、定格インピーダンス8Ω
- インターフェースSSID設定用ディップスイッチ、CH設定用ディップスイッチ、赤外線リモコン入力
会社概要
- 商号 : 株式会社ミューシグナル
- 代表者 : 代表取締役 宮崎 晃一郎 共同代表 木村 省悟
- 所在地 : 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央2丁目7-30 角川ビル2F
- 設立 : 2019年10月
- 事業内容: 音響機器の製造販売、受託開発
URL : https://www.musignal.co.jp/
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
- 株式会社ミューシグナル 営業部
- 担当:本田
- メール:info@musignal.co.jp
- お問い合わせフォーム:https://www.musignal.co.jp/contact/
- TEL:022-748-7698
- FAX:022-748-7698
株式会社ミューシグナル(宮城県仙台市 代表取締役:宮崎晃一郎)は、無線LANを使ってオーディオデータを送信するシステム「ミュートラックス」の子機に中継機能を実装し、伝達距離と接続台数を無制限にする技術の開発に成功した事を発表致します。
ミュートラックスは、商業施設、製造工場、屋外イベントなど、オーディオケーブルの敷設が難しい場所においてワイヤレスで音を届ける事ができる革新的なオーディオシステムです。Bluetoothでは難しかった長距離、複数台接続、安定通信を実現する事ができ、2023年の発表以降多くの採用実績を上げています。
(採用事例)
・半導体製造ライン(音声アナウンス)
・鉄道整備工場(音声アナウンス及びアラート)
・移動式遊具(BGM及び解説)
・観覧車(BGM及び音声アナウンス)
・商店街(ローカル放送局)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-956f1cd05f74387a841bb30d769a7636-822x462.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ミュートラックス親機(左)と子機(右)
中継機能を子機に実装する事でカバーエリアを無限に拡大
ミュートラックスは1台の親機(MT-SA0)と複数台の子機(MT-CS0)を無線LANで接続し、オーディオデータを送受信するシステムです。親機が無線LANのアクセスポイント機能を持っており、子機がそのアクセスポイントに直接接続してオーディオデータを受け取ります。親機と子機の通信可能距離は約70メートルとなっており、それよりも遠い場所にある子機にデータを送る場合は別途市販の無線LAN中継器を使う事を推奨して参りました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-c05fdfbfa8c1476ab5d707b8924cbefb-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
しかしながら、市販の無線LAN中継器を使用する場合、製品ごとに決められた方法でSSIDとパスワードを設定しなければならず、また、その中継器以降の通信可能距離は機種に依存してしまうという問題がありました。今回開発した中継子機(CS-CR0)は、従来の子機に中継機能を追加したもので、中継機能の設定を簡略化し、親機と同等の通信可能距離を実現する製品です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-35421415964d03dbbba2cfcadccd2a2a-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
バケツリレー方式により接続できる子機の台数が無制限に
一般的な中継器を使った場合、子機の台数が増えるとともに親機周辺の通信負荷が増大するため、接続できる子機の台数には上限がありました。今回開発した中継子機は、親機から受け取ったオーディオデータを複製し、後段の子機群に渡します。この方式により、後段の子機の台数が増えても親機周辺の通信負荷が増えることがなく、事実上無限に子機を増やすことが可能になりました。もちろん、オーディオデータはデジタルデータとして複製しますので、子機の台数や段数が増えても音質のロスは一切ありません。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-c423a9448e5a570ea148010596dc91ec-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
中継子機の2つのディップスイッチを使う事で通信経路を固定
中継子機は2つのディップスイッチを搭載しています。1つ目のディップスイッチで接続するSSIDを、2つ目のディップスイッチで公開するSSIDを指定します。これにより設置現場に合わせたネットワーク構成を正確に指定する事が可能になります。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-bc630323136133e2dcbe245b3fec6eb2-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
富士スピードウェイに初導入
この仕様を盛り込んだネットワークオーディオシステムを、富士スピードウェイに新たにオープンした施設「FUJI MOTORSPORTS FOREST」のウェルカムセンターに初導入いたしました。写真右手のスロープに等間隔で8台、天井の照明用ダクトレールに16台、さらには展示されているレーシングカーの下にもスピーカーを設置し、スピーカーの総数は35台となりました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-4ad82cb578d5ae1203eaf36aedabc5cf-3900x2194.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
レーシングカーの下の子機は親機からの電波が届きにくい場所にあったため、天井の照明用ダクトレールに設置した中継子機経由で接続しています。ミュートラックスの中継子機を使用することで、現場に合わせた電波のルーティングが可能になります。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-21539f8a5d7ebb4972841d765c7e4343-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52296/6/52296-6-a147106ee5feaa3d1dc6396fd5df020f-822x462.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
親機(左、MT-SA0)
- 外形寸法及び重量 44 × 24 × 44 mm ( 幅 × 高さ × 奥行き )、90g
- 入力端子 3.5mmステレオミニジャック、 microUSB(給電及びUSB Audio入力)
- インターフェースSSID設定用ディップスイッチ、レバースイッチ、赤外線リモコン入力
子機(右、MT-CS0及びMT-CR0)
- 外形寸法及び重量 89 × 32 × 50 mm ( 幅 × 高さ × 奥行き )、120g
- 電源供給 ACアダプタ(12V)
- 出力端子 プッシュ式スピーカーターミナル×2、USB-A(USB Audio出力)
- アンプ性能出力15W×2、定格インピーダンス8Ω
- インターフェースSSID設定用ディップスイッチ、CH設定用ディップスイッチ、赤外線リモコン入力
会社概要
- 商号 : 株式会社ミューシグナル
- 代表者 : 代表取締役 宮崎 晃一郎 共同代表 木村 省悟
- 所在地 : 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央2丁目7-30 角川ビル2F
- 設立 : 2019年10月
- 事業内容: 音響機器の製造販売、受託開発
URL : https://www.musignal.co.jp/
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
- 株式会社ミューシグナル 営業部
- 担当:本田
- メール:info@musignal.co.jp
- お問い合わせフォーム:https://www.musignal.co.jp/contact/
- TEL:022-748-7698
- FAX:022-748-7698