炎症性腸疾患(IBD)患者が興味を持ったトピックを発表 ーIBD患者オンラインコミュニティ「Gコミュニティ」内で2020年4-6月に新規投稿された52件の閲覧数を集計ー
[20/06/30]
提供元:PRTIMES
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株式会社ジーケア(所在地:東京都千代田区・代表取締役 堀田伸勝、宮崎拓郎、以下ジーケア)は、国の指定難病の炎症性腸疾患(IBD)患者とご家族などを対象としたクローズドオンラインコミュニティ「Gコミュニティ」内(6/29時点で登録者838名)で2020年4-6月の新規専門家投稿・患者質問 (おしゃべり広場除く)52件の閲覧数を集計しましたので、その結果をお知らせします。
[画像: https://prtimes.jp/i/55131/6/resize/d55131-6-647799-0.jpg ]
【集計方法】
・調査日:2020年6月28日
・調査対象:2020年4-6月に新規専門家投稿・患者質問 (おしゃべり広場除く)52件
・方法:Gコミュニティデータベースにて閲覧数を確認
【結果】
<新型コロナウイルスに関する専門家投稿>
・IBD患者さんが新型コロナで知っておきたい10の鉄則 (ランク1位、閲覧数605回)
・日本の全てのIBD患者さんへのメッセージ「COVID-19」(2位、569回)
・IBD患者さんへ、新型コロナ最新情報 (5位、432回)
4月から6月にかけて、時事を反映し、新型コロナウイルスに関する投稿が非常に多く読まれました。閲覧数が1位の投稿は、国際炎症性腸疾患研究会議(The International Organization for the Study of Inflammatory Bowel Diseases)からの提言(薬剤ごとの新型コロナウイルス感染リスク等)、2位・3位は共に日本炎症性腸疾患学会の新型コロナウイルス最新情報でした。
<食事・栄養に関する患者質問>
・再燃 (4位、472回)
・ヨーグルトは食べて良いの? (6位、374回)
・食物繊維はどのように摂れば良いの? (9位、347回)
・低脂質食と免疫力向上を両立するコツは? (10位、320回)
食事・栄養については、日常生活に直結した内容が多く読まれていました。4位は、再燃時の食事に関するクローン病患者の母親からの質問で、育ち盛りだからこそ自由に食べれない辛さがしたためられており、6名の患者の母親や患者から励ましのコメントがありました。6位、9位、10位はヨーグルト、食物繊維、低脂質食と免疫向上に関する質問でした。乳製品や食物繊維、高脂質食は多くの食材に含まれており、それが症状に影響を及ぼすことから、IBD患者さんにとって切実な問題であり、多くの閲覧数に至ったものと思われました。
<治療・薬剤に関する患者質問>
・レミケード治療中に新型コロナの治療薬は使用できるの? (3位、520回)
・薬を飲み続けること(7位、373回)
・再燃と寛解の見極め方 (8位、348回)
治療・薬剤関連では、薬のリスクや負担に関する内容が多く読まれていました。免疫を抑制する薬剤であるレミケード使用中の患者さんからの感染リスクに関する質問が3位にランクイン。コロナウイルスによる不安を反映したと言えそうです。7位は寛解期に服薬は必要か?という潰瘍性大腸炎患者さんからの質問でした。IBDでは一生病気と付き合っていかなければならず、薬を飲み続けること自体が患者さんにとって大きな負担のための質問と思われます。8位もIBD患者さんならではの質問で、IBD患者さんは寛解期をずっと続けたいと思うものの、常に再燃の不安を抱えています。そのため、多くの患者さんが関心を寄せたものと思われました。
【炎症性腸疾患(IBD)とは】
炎症性腸疾患(IBD)は主に20-30歳代の若い人に原因不明の腸の炎症を伴う病気であり、潰瘍性大腸炎、クローン病の総称です。生涯に渡る治療が必要であり国の難病に指定されています。国内の患者数は約 25 万人と言われ現在も増加の一途を辿っています。
【Gコミュニティとは】
Gコミュニティは、IBD患者とご家族などを対象とした医療の専門家(医療従事者・研究者)と患者が一緒に作るクローズドオンラインコミュニティです。
Gコミュニティ:https://gcarecommunity.com/
【株式会社ジーケア】
米国ミシガン大学留学中に出会った堀田伸勝(消化器専門医・医学博士)、宮崎拓郎(米国管理栄養士・公衆衛生学修士)、鈴木紀之(経営学修士)が2018年9月に創業。現在に至る。
【お問い合わせ先】
株式会社ジーケア
担当者:宮崎拓郎、鈴木紀之
Email:info@gcareglobal.com
URL:https://gcareglobal.com/
[画像: https://prtimes.jp/i/55131/6/resize/d55131-6-647799-0.jpg ]
【集計方法】
・調査日:2020年6月28日
・調査対象:2020年4-6月に新規専門家投稿・患者質問 (おしゃべり広場除く)52件
・方法:Gコミュニティデータベースにて閲覧数を確認
【結果】
<新型コロナウイルスに関する専門家投稿>
・IBD患者さんが新型コロナで知っておきたい10の鉄則 (ランク1位、閲覧数605回)
・日本の全てのIBD患者さんへのメッセージ「COVID-19」(2位、569回)
・IBD患者さんへ、新型コロナ最新情報 (5位、432回)
4月から6月にかけて、時事を反映し、新型コロナウイルスに関する投稿が非常に多く読まれました。閲覧数が1位の投稿は、国際炎症性腸疾患研究会議(The International Organization for the Study of Inflammatory Bowel Diseases)からの提言(薬剤ごとの新型コロナウイルス感染リスク等)、2位・3位は共に日本炎症性腸疾患学会の新型コロナウイルス最新情報でした。
<食事・栄養に関する患者質問>
・再燃 (4位、472回)
・ヨーグルトは食べて良いの? (6位、374回)
・食物繊維はどのように摂れば良いの? (9位、347回)
・低脂質食と免疫力向上を両立するコツは? (10位、320回)
食事・栄養については、日常生活に直結した内容が多く読まれていました。4位は、再燃時の食事に関するクローン病患者の母親からの質問で、育ち盛りだからこそ自由に食べれない辛さがしたためられており、6名の患者の母親や患者から励ましのコメントがありました。6位、9位、10位はヨーグルト、食物繊維、低脂質食と免疫向上に関する質問でした。乳製品や食物繊維、高脂質食は多くの食材に含まれており、それが症状に影響を及ぼすことから、IBD患者さんにとって切実な問題であり、多くの閲覧数に至ったものと思われました。
<治療・薬剤に関する患者質問>
・レミケード治療中に新型コロナの治療薬は使用できるの? (3位、520回)
・薬を飲み続けること(7位、373回)
・再燃と寛解の見極め方 (8位、348回)
治療・薬剤関連では、薬のリスクや負担に関する内容が多く読まれていました。免疫を抑制する薬剤であるレミケード使用中の患者さんからの感染リスクに関する質問が3位にランクイン。コロナウイルスによる不安を反映したと言えそうです。7位は寛解期に服薬は必要か?という潰瘍性大腸炎患者さんからの質問でした。IBDでは一生病気と付き合っていかなければならず、薬を飲み続けること自体が患者さんにとって大きな負担のための質問と思われます。8位もIBD患者さんならではの質問で、IBD患者さんは寛解期をずっと続けたいと思うものの、常に再燃の不安を抱えています。そのため、多くの患者さんが関心を寄せたものと思われました。
【炎症性腸疾患(IBD)とは】
炎症性腸疾患(IBD)は主に20-30歳代の若い人に原因不明の腸の炎症を伴う病気であり、潰瘍性大腸炎、クローン病の総称です。生涯に渡る治療が必要であり国の難病に指定されています。国内の患者数は約 25 万人と言われ現在も増加の一途を辿っています。
【Gコミュニティとは】
Gコミュニティは、IBD患者とご家族などを対象とした医療の専門家(医療従事者・研究者)と患者が一緒に作るクローズドオンラインコミュニティです。
Gコミュニティ:https://gcarecommunity.com/
【株式会社ジーケア】
米国ミシガン大学留学中に出会った堀田伸勝(消化器専門医・医学博士)、宮崎拓郎(米国管理栄養士・公衆衛生学修士)、鈴木紀之(経営学修士)が2018年9月に創業。現在に至る。
【お問い合わせ先】
株式会社ジーケア
担当者:宮崎拓郎、鈴木紀之
Email:info@gcareglobal.com
URL:https://gcareglobal.com/